43.《ネタバレ》 阿部寛は好きな役者さんですが、唯一の欠点が台詞が聞き取りづらいこと。この作品ではそれが特に顕著に感じられます。あんまり台詞が聞き取りづらいときは撮りなおしたりしないんでしょうかねぇ~。それをせずにOKが出ちゃうってのは、なんだかなぁって感じです。 原作、脚本はよくできていて面白いと思います。ただ長い。この内容だったら90分とは言わないまでも、2時間以内にはまとめられそうです。特に、中盤のみんなが仲良くなっていくシーンは明らかに尺を取りすぎだと思うのですがいかがでしょう? ストーリー上必要な尺は長さを感じさせないものです。途中ではっきり中だるみを感じてしまった以上、おそらく無駄な部分はあったんじゃないかな。 一番の見せ場であるヒグチ達から金をだまし取るシークエンス。緊張感を演出したいのはわかるのですが、ここはもっとテンポよく見せたほうが爽快だったように思います。冒頭のユースケ・サンタマリアをだますシーンの爽快さに負けちゃうのはいかがなものかと。 それにしてもタイトルのカラスの親指が武さんではなくて入川のほうを指していたとはね…これは一本取られました。 アパートのボヤ、嫌がらせ、脅迫、まさか全部仕込みだったとは…まんまと騙されちゃったなぁ… 石原さとみも能年玲奈もかわいいし、ストーリーも良い。好きな役者さんが揃っているのに、‥‥なんか惜しい。 【たきたて】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2022-09-18 21:53:56) (良:1票) |
42.《ネタバレ》 面白かったです。 この映画に限らず、映画批評で良く、「ツッコミどころが」とか「リアリティが無い」とか聞きますが、フィクション 作品は原作者なり脚本家なり監督なりが最終的に描きたい・伝えたい事があって、それに導くようにストーリーを作って いく訳だからそりゃご都合主義な部分も多々あるでしょう。要はその伝えたい事を観る側が受け取れるか、そしてどう 感じるか、それだけで良いと思います。 この作品では、余命僅かな元詐欺師が自分の過去を悔いて、過去に巻き込んでしまった人達を再生させるためにひと芝居 を打つ。そして皆前を向いて歩いて行く、再出発が出来る様になった。 その過程のトリックも面白かったし、温かい気持ちで伝えたい事を受け止められたと思います。 【夜光華】さん [DVD(邦画)] 7点(2022-09-09 12:50:45) |
【アキラ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-08-27 22:42:43) |
40.《ネタバレ》 こういうハッピーエンド系のコンゲームは大好き。役者陣が割と豪華なのも良いです。 【クレイバード】さん [DVD(邦画)] 7点(2020-07-12 22:49:05) |
39.《ネタバレ》 少し長いが、最後はハッピーエンドで良かった。 村上ショージの役柄、終始敬語で良い。 大どんでん返しではないが、騙された。 【バッジョ】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-06-08 00:26:29) |
38.《ネタバレ》 村上ショージが、意外にも良かった。 主演を食ってしまう勢い、ていうかそういう役回りなのか・・。 脇役の石原さとみが、なんといかネジが飛んでいて、お似合いでした。 詐欺師が入り乱れの映画ですが、もう少しテンポが欲しいかな。 いずれ、自分は楽しんで観られました。怜奈チャンの笑顔でフィナーレかと 思ったら、どんでん返しがあって2回ハッピーになれるのでプラス1点! 【グルコサミンS】さん [DVD(邦画)] 7点(2017-01-30 00:59:28) |
★37.《ネタバレ》 原作は読んでいない。この映画は残念ながら好きになれなかった。 まず主要人物のうち「テツ」は声質が耳障りで序盤の馴れ馴れしさが気色悪く、「やひろ」「貫太郎」は存在自体が苛立たしい。そういう印象のまま全体の半分程度まで使って疑似家族形成の部分が続くため、自分としては見るのにかなりの忍耐を要する。これで映画全体への好意が失われてしまい、その後の非常に都合のいい展開や、終盤の説明調の付け足し部分も素直に受け取れなくなった。 ちなみにDVDで見ていると、ハッピーエンド風になった時点でまだ20分以上残っていることがわかるので、これからまだ意外な展開があるわけかと思ってしまって新鮮な驚きがない。160分という時間も長かった。
なお村上ショージという人物は、顔を見ていると味があるともいえるが、ラストの種明かしを長々と台詞で語らせるのはさすがに少しきつい感じだった。西日本アクセントであるのに仙台出身というのも変だ。また「シン・ゴジラ」(2016)に続いて(というか時間を遡って)、石原さとみという女優の印象がさらに悪化した(本人のせいではないが)。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 4点(2016-12-30 16:38:28) |
36.《ネタバレ》 なかなか面白かったです。某詐欺師の有名洋画を彷彿させるシーンあり、ちょっとドキドキしました。 村上ショージさんかなり良かったです。あべちゃんは安定。あまちゃんは、かわいかった! 他のかたもおっしゃってましたがラストはたしかに回想シーンはさんだほうがよかったかな。 【まっか】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-11-27 19:52:32) |
35.《ネタバレ》 笑わせることを封印した村上ショージさんが見せる、ギリギリの演技。これ以上ないくらいデリケートに「テツ」に取り組んでいることが観客にヒシヒシと伝わってくるが故に、何かしゃべる度に彼に見入ってしまう。よかった、なんだか上手いぞと。つまり、村上さんに申し訳ないんだけど、我が子が学芸会で準主役級の役を演じているのを見ているがごとくなのです。ぎこちないと言ってしまうにはもったいない、何か特別な魅力があるのですが、それを受け取るこちらがどう扱っていいのか分からない。結局は、最後まで村上さんに振り回されました。阿部寛さんが終始不機嫌な顔つきなのがよく分かる本作です。 【なたね】さん [DVD(邦画)] 5点(2016-09-19 16:26:07) |
34.《ネタバレ》 詐欺の手口が強引過ぎて現実味がない。 そんな都合よく事が進むとは思えない。 どこか一ヶ所でも失敗したら全部水の泡のピタゴラスイッチ。 それでも、家族もどきの共同生活はちょっと楽しかった。 あと、猫が生きてたのは嬉しかったよ。 それから、指の話はなかなか興味深くて、実際にやってしまうね。 でも、お母さん指があっさりと赤ちゃん指にくっ付いてしまって、母子家庭が成立してしまいました。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-01-27 16:31:02) (笑:1票) |
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33.《ネタバレ》 村上ショージ師匠と能年ちゃん目当てに観たけど、存外面白くて得した気分。阿部ちゃんの安定した演技があってこそは言うまでもない。盗聴機の場面はなんか緊張感あってドキドキした。詐欺師が騙されたというのはよくあるプロットなんでやっぱりという気はしたけど、その下地になる設定はハートウォーミングで気分よく見終えることができた。ショージさんが能年ちゃん石原さんと同じ屋根の下過ごすことのできた時間を思うと涙できた。メインの5名と鶴見さんはよい表現ができていたと思います。良作。 【タッチッチ】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-06-16 10:55:11) (良:1票) |
32.《ネタバレ》 キャスティングに疑問。石原さとみの使い捨て具合がちょっと。村上ショージよりもずっと気になった。 冗長。ここまで尺はいらない。 謎解き伏線張りまくりの要素は嫌いではないが、その種明かしがすべてラストに「語り」で明かされるのはキツイ。もう少し回想シーンなんかをわかりやすくいれてくれても。まったくのノーマークでだらだら観ていたら、最初ラストの展開についていけなかった。金のことも大ガラスのことも。2度観できてよかった。これが映画館なら完全に消化不良を起こすところだった。DVDで良かった。 ハートウォーミングな素敵な物語であることは間違いないので、もっとテンポよくカッコよく私たちを騙してほしかった。もちろん、詐欺のシーンはあんな感じのつたないものでベリーグッド。それ以外の部分の精査よろしくです。 【JF】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-06-01 09:03:04) (良:1票) |
31.《ネタバレ》 「出来過ぎてる…。」主人公の台詞の通りコンゲームやサスペンスとして鑑賞すれば、成り立たないほど出来過ぎていますし稚拙なところも多々あったと思います。 しかし、カラスのお父さんがカラスの娘達やカラスの仲間の過去の傷を精算し、その過去に縛られて日陰の中にいる現状から脱却させ、まっとうな未来を彼等に送って貰いたい為に仕組んだ筋書きを、神様が余命いくばくもなく過去の過ちを改心した彼に奇跡として叶えてあげたと見れば(あまあまだが…)、コメディ-タッチのヒューマンホームドラマとして大いに楽しめました。 もし隙のない計画で小狡く詐欺を成功させていたら、カラス達への好意はかなり低くなっていたと思います。詐欺の様なコンゲームとヒューマンドラマを相反するテーマと考えると、前者を稚拙でかなり都合の良い展開にして表現する事で、最後まで主人公達への感情移入もしやすくなったと思います。 入川と河合姉妹が親子だと分かってから物語を振り返ると、みんなで一つ屋根の下で家族のように過ごした日々、チンピラ事務所でまひろが咄嗟に機転を利かせた嘘をホテルで「だってテツさんは父親くらいの歳だから…」などは何とも切なくなってしまいます。 また、最後に人の信用を食い物にする詐欺は最低の行為だ、武沢とは詐欺をしていなかったなどの設定も安っぽいですが、それらを入川に言わせた事で物語としては納得いくものになったと思います。 阿部寛さんの演技力は本当に安定していて上手でしたが、その他のメインの役者さんは場がしらける程に下手ではないにせよ、皆一様に上手くは無いように感じました。 村上ショージさんの抑揚のない台詞回しや、ぎこちない所作は「アジがある」、「へたうま」等のレベルでもないと思いましたが、あの役を彼が演じる事によって作品の価値や物語の説得力が数段上がったと私は思います。お笑い芸人の彼の大ファンであることを差し引いても、彼自身が持っている物事に対する誠実さの様なものが、この映画自体の大きなプラスのウエイトになっていたと思います。 逆の意味で言うと出てきてすぐに「あっ、この人は絶対にいい人ではない!」と思わせるユースケ・サンタマリアさんの彼自身が絶対に持っているであろう不誠実さも分かり易すくて良かったです(ごめんなさい)。 「カラス」ではなく「親指」をテーマにして見ると色々許せてしまう映画でした。 【しってるねこのち】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-04-08 16:38:16) (良:2票) |
30.原作は楽しめたのだが、映像化されるとここまでテンポが悪く、原作にあった躍動感・疾走感がなくなってしまうものかなあという印象。配役も総じてよくなかったかな。道尾秀介は売れっ子作家のワリには映画化されたのはこの1本のみで、映像化しにくい作家なのかなあと思ったり。 |
29.出だしの競馬場での馬券詐欺で期待感も膨らみますが、その後の現実感の乏しい展開と子供だましの詐欺のしょぼさにあ然とします。村上ショージの不自然なセリフも酷かったし、意外というよりも説得力のない最後の種明かしも蛇足としか思えません。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2015-03-29 19:32:17) |
28.《ネタバレ》 ショージさんの演技を観てみたいなぁというそれだけの興味でレンタルしたのですが、予想以上に面白かったです。映画をいろいろ見慣れてると、読めてしまう展開は多いもので、この映画でも多くは予想したとおりの展開はいっぱいありました。けれどクライマックスではハラハラドキドキさせられましたし「え、え、どういう展開? これ芝居? マジ?」みたいに不安にさせられ、ついには「ま、マジかよ…!」と思わされてしまいました。いい感じに話は収束し、心地よく皆別れて「うーん、イイ話だったね」と家族と言い合っていたら、どっこいまだ終わっていませんでした! 軽いエピローグのオマケで締めくくるのかと思いきや、新しい謎が浮上。いやぁ、スゴく楽しめました‼︎ それから、ショージさん出演の映画をもっと観たいなと思いました。キャスティングした人ブラボーです! 姉の彼氏のキャラも良かったです。 【だみお】さん [DVD(邦画)] 9点(2014-08-05 21:52:40) |
27.《ネタバレ》 皆さん書いてるとおり、長くてダラダラしてるのがもったいないです。 冒頭の競馬場のシーンや質屋のところは、詐欺の手口を説明するにしても長すぎて飽きました。 全体的にテンポよくすれば、あと30分は削れるでしょう。 最大の盛り上がり部分であろう闇金事務所のシーンも、金庫開けさせるまでがまどろっこしい。 絶対そんなにうまくいかないから~と思ってしまったので、ハラハラドキドキが味わえませんでした。 ただ、村上ショージの演技が思ったより良かったのでこの点数です。 あの外見と喋り方がラストの大ガラスへ繋がったと思うので。 親指のくだりは、へえーそうなの?と感心してやってみたら、人差し指も全部の指にくっつきました。 ちょっと残念。 【nanapino】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-07-07 23:49:02) |
26.《ネタバレ》 最後30分のどんでん返しがスケールが小さくて残念。 【紫電】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-06-09 21:26:58) |
25.《ネタバレ》 長い・・・・ 最後のネタ晴らしでやられました。予想してなかった。 ネタの解説は無理があるけど、私はまんまとひっかかったので言いますまい。 村上ショージさんだからこそ予想できなかったんですね。 その点ではキャスティング勝ち! あまちゃんの演技は・・・う~む。 【たかしろ】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-04-10 11:27:32) |
24.《ネタバレ》 「あまちゃん」以外の作品であまちゃんが見られるとあって、楽しんで鑑賞しました。今はそういう人、多いのではないかと思います。 多くの方がご指摘の通り、長い作品でした。観ている間は特に退屈もしないけど、観終わった後にとても長かったと感じる。それは尺の長さと云うより、スピード感の欠落が作品の面白味を総体的に減じさせているからだと思いました。 サスペンス&ミステリとしては、疑問符を付けます。最後のネタばらしが長いこともマイナス点ですが、内容に頷けない。心地良く騙された気がしないのですね。それは、どう考えても偶然に任せる部分が多すぎるからです。宝石現金即売のチラシを作ってポスティングしても、あまちゃんがそこへ誘導される可能性がどれほどあるでしょう? 彼女が成金を装った役者に目を付けて仕掛ける確率は? 村上ジョージが一流の詐欺師だとしても、そこまで計算し尽くせるとは思えないのです。一石三鳥・四鳥にはやはり無理がありました。 さて、あまちゃんですが「あまちゃん」を観ていたから楽しめた、というのが正直な感想です。役作りとしては石原さとみの方が面白かったです。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-02-06 03:10:28) (良:1票) |