365.まあちと出来すぎかなという感じもあるけど、イギリスの労働者環境やその家族の様子が胸にきます。『フル・モンティ』と双璧かな。 【noji】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-03-16 10:16:33) |
364.《ネタバレ》 お父さん、素敵・・・夢を諦めずに頑張った少年の、ラストシーンが強く印象に残っています。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-03-14 00:11:08) |
363.《ネタバレ》 舞台となっている炭鉱街が坂の多い街で、これが情緒あって良いんです。坂の上から見渡す先には水平線、道の両側には赤いレンガ壁の家並みが段々と並び、そこをビリーの父が「受かった!」と初めて見せる満面の笑みで駆けてくる。泣く。ビリーへ残したお母さんの手紙、クリスマスのほのかな彩り、頑固一徹かと思われた親父の豹変にも近い愛情の発露、二人して心細そうなロンドンへの旅。ああ~泣く。ビリーの思春期を迎えた拗ねた表情や、辛さに耐えかねてバレエ教師に悪態をついては泣く、ひとつひとつのエピソードも良いのだけど、なんたって親友に恋心を寄せられるとは驚いちゃうよねビリーも。引くかと思いきやチュチュまでプレゼントだ。なんて麗しい友情だ。通知が届いた時は身内の如くどきどきして見守りました。ビリーの帰りを待って、誰からともなくすっと食卓に集まる家族の描写が素敵。 【tottoko】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-10-12 00:25:06) |
★362.《ネタバレ》 「希望」「光」の物語ですね。 階級社会のイギリスで底辺に生きる人々、その家庭。生きがいを見出すことすら難しい環境の中で、一人の少年が希望の光となっていく。 父と子、兄と弟、先生と教え子、踊りに魅入られる少年、オカマ(作中の表現)の友人との交流…一見、盛り込みすぎにも思えますが、この作品ではそれぞれのストーリーが見事に調和して旨みを出しています。また、この製作スタッフなら一つ一つの要素を単体で表現してもいい映画になったのではないかと思えます。主演の少年はもちろん、関わったすべての人のセンス、レベルが高い映画だと感じました。いえ、観ている間はこのような理屈は考えません(笑)。だって夢中で観てしまいましたから。 【レイブンのかなづち】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-09-04 16:41:10) |
361.《ネタバレ》 親は子をこう育てたいというビジョンを持っているから、ビリーの父親の場合でも息子のサッカーでもなく、ボクシングでもなく、レスリングでもなく、バレエという選択に驚き、頭ごなしに反対してしまう。それでも諦めきれないビリーを見て、ある時、夢を追わせてあげようと決めた親父さん。当然お金が必要になって、やむなく決断したスト破り…。このシーンこそ本作のハイライトだったかなぁ。「ビリーには未来がある」「夢を叶えてやりたい」 自分を犠牲にして注ぐ息子への愛…とても感動した。周りは全員女の子って中でも頑張ったビリーの清々しさとともに、親への感謝も思い起こさせてくれる素晴らしい映画だ。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2012-03-30 18:30:57) |
360.《ネタバレ》 色々な葛藤がある中、ひたむきにバレエに打ち込む少年の姿、だんだんと打ち解けていく家族の姿に感動。特に父親がお金を集めるために色々頑張っているシーンはよかった。随所に入る少年が踊っているシーンには見入っちゃいました。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-03-15 00:18:48) |
359.イギリス映画らしい労働者階級の家族と炭鉱町の人間ドラマ。しかし本作は女の子はバレエ、男の子はボクシングをやるのが当たり前の炭鉱町でバレエに目覚めた一人の少年が主人公。 家族、先生、親友、好きな女の子といった周囲にいるキャラクターもとても良かったです。(特に父!) バレエの映画ですが、ロックを多用した音楽の使い方もいい。喜びや怒りなど、登場人物の高ぶる感情を、登場人物の動きとそれに乗せる音楽で表現する、音楽の使い方もとても効果的。 母親が亡くなり、生活には希望がなく崩壊状態にあった家族が、終盤には弟のバレエに希望を見出し再生していく過程、父と少年の関係、立派に成功した姿の見せ方なども王道で気持ちよく感動できる作品です。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-02-26 20:39:18) (良:1票) |
358.設定やストーリー展開などが、「遠い空の向こうに」にちょっと似ているんだけど、 何か関連があるのかな? 少年のキャラもいいけど、やっぱりシチュエーションが面白く、 ラストシーンのインパクトも含めて、個人的には本作のほうが印象に残っている。 夢と希望に溢れた作品ということで、特に若い人にはお薦め。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-06 02:37:36) |
357.《ネタバレ》 いやぁ、この映画の父親、最高ですね。どんだけ小生の涙を搾り取れば良いんだという感じ。イギリス映画独特の雰囲気も良いし、ラストシーンが圧巻です。 【ashigara】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-07-09 14:52:31) |
356.《ネタバレ》 父親がスト破りをして泣くシーンが一番ぐっときました。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-07-06 22:35:03) (良:1票) |
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355.《ネタバレ》 諦めないことの大切さ、好きなことはとことんやってみると言うことの大切さを感じさせられた。誰もがわかっていてもなかなか貫き通せないことがあるだろう。やりたいことがあっても何かに阻まれて道半ばでそれ以上進めないことがあるかもしれない。多くの人は困難に負けてしまう。しかし、本作の主人公は持ち前の反骨精神で乗り切って成功への道を作った。そして、その精神と努力は周囲の人々(家族)をも変えた。何かに必死に挑むことは人を感動させ、人の心も動かすと思う。それが素晴らしいことだと感じさせられる作品だった。そして、この作品から感じさせられるのは家族愛だ。主人公には才能があった。その才能を頑固だった親父はサポートする決断をする。息子の強い思いを親父が受け止めた結果だ。なかなか子に才能があってもそれを全力でサポートし伸ばそうとするのは簡単なことではないだろう。親の役割と言うのはそういう意味でも重要だと感じた。親父が子を理解し、兄もそれに続いた。崩壊しかけた家族に灯が見えていく展開には感動させられた。物語としてはストレスを感じさせられる内容にはなっていないので見やすく、典型的なサクセスストーリーともなっており誰にでも受け入れられやすい作品だったと思う。 【スワローマン】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-05-04 23:03:19) |
354.《ネタバレ》 同じイングランドの炭坑町とストライキの時代を描いた「ブラス!」とともに、私の好きな映画です。私も男のダンサーなんてと思っていた口でしたが、父親や兄、ウィルキンソン先生、皆いい人ばかりで心打たれました。祖母も痴呆が治ったみたいだし・・・。 父親の「ビリーには未来がある」と兄に話すシーンでは、子を思う親の気持ちがじーんと伝わってきました。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-03-06 00:16:41) |
353.《ネタバレ》 女の子たちに混ざってバレエの練習をする絵がとてもキュートでした。最後も王道で良かったです。マイケルは立派なオカマちゃんになっていて笑っちゃいました。 【*まみこ*】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-12-04 03:11:47) |
352.《ネタバレ》 どうしても「遠い空の向こうに」と比べてしまう・・・。あちらのほうが完成度が高いためにどうしても見劣りする。あと最後の数年後のビリーも蛇足すぎる。 ビリーの怒りのダンスと名曲ばかりの挿入歌に6点。 【eureka】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-11-03 18:21:19) |
351.最近イギリス映画っていいですよね。派手さはありませんが、最後まで飽きさせません。重要な場面でいつもはおとなしい子供が踊りだすのですが、それがバレーっぽくなく、感情をそのままダンスにしたようでとてもよかったです。映像のカットもこれみよがしではありませんが、印象的です。地味目な作品かもしれませんが、かなり考えられているというか、内容が濃い作品です。おすすめです。 【仏向】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-08-01 10:58:01) |
350.《ネタバレ》 ◆物語はサクセスストーリーの王道。炭坑町の貧しい少年がクラッシック・バレエを目指すという視点は興味深い。 ◆最大の見せ場はビリー少年の踊り。気迫とパワーは感じる。でも体は固いし、足は上がってない、高度な業はなし、軸もぶれている。バレアは体の柔軟性を求められるので、あれでは不合格か。「特別な素養」は感じられず。吹替えでよかったのに。 ◆違和感のあったのは音楽。T・レックスのブギー、クラッシュのパンク、ジャムのロック。少年の目指していたのは何か。ロックに陶酔してバレエを目指す人はいないと思う。 ◆あの旧弊で頑固な親爺はバレエなんか絶対理解しないと思う。町を出たこともなく、炭坑のことしか知らない。文化には無関心の男。ラストの男だけの白鳥の湖なんて反吐が出るのじゃないかな。妻のピアノを薪にする男だ。普通売るよね。その親爺が息子のダンスを見て急変し、性格も手の平返しの家族愛、自己犠牲モード全開。こういうのは徐々に変わっていかなきゃ不自然。兄も同様。弟なんかと馬鹿にしきっていたのに、「Imiss you」。二人が偏見を捨てて少しずつ理解を示してゆく様子が人間ドラマの見せ場も筈。周囲の偏見もあっという間に無くなり、資金援助。 ◆父のスト破りが感動場面。兄に咎められて男泣き。これはよかった。史実としてストの暴動で死者が出たし、スト破りには凄惨なリンチがあった。 ◆師弟愛が中途半端。最大の功労者の女教師は、何故ショーに招待されないのか?ビリーが「あなたは負け犬だ」と詰った罪は償われていない。両者の関係は最後までよく解らないままでしたね。普通は合格目指して猛特訓とか、強い絆が出来る場面があるのですが。 ◆ビリーは本当にバレエを目指していのか。ダンスが好きとは言うけど、バレエが好きとは言わない。自ら臨んで試験を受けたいという場面がなかったような。試験に臨んでもやる気ない態度だし、話しかけてきた少年は殴る。どこでバレエに目覚めたのかあやふやです。 ◆ホモの少年マイケルは、ビリーと同じ異端者、アウトサイダーとして登場。でもお互い理解しあっているのか。マイケルはビリーに惚れていたのですけど。大人になって女装して、恋人が黒人、それで幸せなのかな。 ◆祖母は痴呆症と思うんだけど、直るんですね。 ◆最大の謎、開始15:10のところで車の影になった教師の娘の姿が消える。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-23 22:20:59) |
349.《ネタバレ》 前半は淡々と感じたけど、後半は感動の応酬で、事あるごとに涙しながら見ました。父親の設定が凄く良くて。兄ちゃんも良いし、オカマな友達もいい。幼馴染っぽい女の子とはどうなったのかが、心残りです。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-06-22 19:07:33) |
348.「遠い空の向こうに」を鑑賞後、続けた観たのが悪かったのか・・・。どうしても比較してしまう内容・・・。どうせならもっと彼のダンスを見たかったかな。 【あるまーぬ】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-05-06 19:42:20) |
347.大胆というか斬新というか独特な演出には、はっ、とさせられるのだけれど、うまく、気持ちが映画に入り込めなかった。少年の震える魂を伝えようとして、何か邪魔するものが、この映画にはあると思った。単に、スティーブン・ダルドリーがやろうとしていることが、うまく理解できていない、というか感じられていないだけかもしれないが。 【みんな嫌い】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-01-01 18:47:15) |
346.炭坑町を背景に、大人たちの都合、思惑の中に翻弄されながらも前だけを見て進む少年の姿が輝きます。イギリスの階級社会、いじめ、組合という組織のいやらしさなどもひしひしと伝わってきます。お父さん役のゲイリー・ルイスは頑固で人情味あふれる男を演じると絶品です! 【きのう来た人】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-02 06:00:21) |