【TERU】さん [DVD(字幕)] 6点(2024-06-14 21:52:14) |
206.《ネタバレ》 このヴィレッジは存続するのか、しないのか? 先日、録画してあったヴィレッジを見た。二回めである。一度目は何年前か記憶にないが、「祖父の遺産で守られたヴィレッジが元通り続く=一件落着」といった印象だった。二回目の視聴で、一部のシーンが引っかかったので、皆さんの意見を聞いてみたいと思った。矛盾などあったとしても私見としてお許し頂きたい。 さて、問題のシーンだが、アイヴィーが薬を調達して村に戻るシーンだ。 アイヴィーは再びフードに着替え、予定調和的な穏やかなBGMが流れる中、帰路を急いでいる。送ってくれた青年警備員が道路に車を停めている。車からは何かの発信音が継続的に聞こえている。バックミラーには懐中時計が架けられている。発信音はエコーがかかりながら、次の村のシーン(ルシアスの看病が続き、アイヴィーの帰りを待つ場面)にオーバーラップしていく。 このシーンには制作側のいろいろな意図を感じる。 ・フードに着替えていることから壁を乗り越えてからかなりの時間が経過していることを示唆=そんな長い時間車を同じ位置に停車しておく理由は追尾していると推察される。 ・発信音を村場面にオーバーラップさせることで追跡の手が村に及ぶことを暗示 ・大事な懐中時計をバックミラーに吊るなど安易に扱っている=好青年ではなく、タレ込むための証拠品ぐらいにしか考えていない。 実際彼は、アイヴィーのフルネームも聞き出してもいる。 以上から、私は、警備の青年が、発信機をアイヴィーの持ち物に忍ばせ、村の位置を確認し、メディアに相応の金額で情報提供したのではないかと想像するのだ。一旦村の位置が公になれば、村が望もうと望むまいと、これまでの独立した生活は崩壊していくしかないであろう。(資産、権力でネタをもみ消すことができるのでは・・・との反論はあろうが) この映画の触れ込みの「衝撃の結末」は、警備の青年の助けで薬を調達し、元通りの村が存続するかと思われたところ、その青年の通報でヴィレッジが崩壊していく・・・この部分ではないだろうか。この場合の崩壊は新しい世界の始まり=救いなのかもしれない。アイヴィーが意図的では無いせよ、閉鎖的なこの村を開放したのだ。 みなさんはどのように考えるだろうか? 【こねこ】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2023-12-09 16:19:40) |
205.《ネタバレ》 終始不穏な空気感を漂わせて観る者の不安を煽ります。盲目の少女の動きが目が見えてるのかと思わせるほどに不自由を感じさせませんが、そこを気にしてたら話が進まない。種明かしはもっと最後でして欲しかったな。なぜ、少女が無事に戻ってこれたのか、では誰に森で襲われたのかって感じで。少しもったいない気がします。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-11-08 00:11:14) |
204.《ネタバレ》 もっと村の中でハプニング、外の世界は実は!という伏線が欲しかったです。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 3点(2018-07-09 02:24:18) |
203.《ネタバレ》 自然と先入観にとらわれてしまう演出の仕方がシャラン流ですな。またしてもどんでん返し。お見事です。 【仁】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-02-04 01:05:09) |
202.端的にこの監督とは合わないと実感しました。 【TAKI】さん [DVD(字幕)] 2点(2017-09-12 02:13:51) |
201.《ネタバレ》 シックスセンスのシャラマン監督なので期待したが、ガッカリ拍子抜け。森の中に化け物が棲むという村の伝説。その真相が、あまりにも強引すぎる無理筋。思わせぶりな雰囲気だけは持っているけど、ストーリーは穴が目立つ。突っ込みどころ満載のリアリティのなさで、それならいっそのこともっとハッキリとオカルトかファンタジーにしたほうが良かったくらい。 【飛鳥】さん [CS・衛星(吹替)] 3点(2015-06-04 22:57:48) |
200.《ネタバレ》 ストーリーやミステリー部分に多少の穴があろうと、人物描写(特にアイヴィー!)がとにかくとにかく魅力的なので最後まで楽しんで観る事が出来ました。「森には魔物が住んでいるという迷信を本気で信じる少年少女たち」という設定もなんだか凄くノスタルジーを感じます。「子供達には『月にはウサギが住んでいる』などという事を本気で信じていて欲しい」という願望って誰でもある程度はあるんじゃないでしょうか。実はこの映画の一番のウリってそこにあって、ミステリー部分はついでにあるようなものかなとも思うんですけど、どうでしょうか。ちょっとした地域神の立場にでもなって村人達の日常をポケ~ッと眺めていられる面白さというか。エイドリアン・ブロディ扮するインセイン男はひたすらにキモかったですw 巧いよねこの人。「アイヴィーは怪物がノアだってことに気付いていたはずでは?」という意見もあるようですが、それはないと思います。抜け目のないこの監督さんはちゃんと「クロゼットに隠れているノアに気付かないアイヴィー」という描写を前半の方で入れています。つまりアイヴィーにはルシアスのような大切な人の色は見えても、割とどうでもいいノアのような人間の色は見えないってことです。まあそれでも「なんだかんだで盲目で森の中を移動できるアイヴィーにはやはりなんらかの不思議な能力がありそうだ」と思わせることによって、怪物の出現時に「うわ、アイヴィーがマジでビビッてるってことは今度こそ本物の怪物なのか!」と思わせる工夫は流石。あれ、アイヴィーが盲目という設定じゃなかったら大して怖くなかったはずです。この映画に関しては「穴だらけだ」とか怒る人も多いようですが、私は結構良くがんばった作品ではないかと思いました。前述したように、人物描写がしっかりしているので、複数回の視聴もできる作品になってますし。7点です。 【バーグマンの瞳】さん [地上波(吹替)] 7点(2014-11-19 16:54:56) |
|
198.『シックス・センス』に続く衝撃の結末という触れ込みで話題になった一作だが、ストーリー的な必然性が薄く、どんでん返しのためのどんでん返しという感はやや否めない。前半の退屈さ、脚本の杜撰さ(盲目の少女を一人で旅させる)など、この監督の弱点もそこかしこに出てしまっている。 【野良猫】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-09-09 19:44:22) |
|
197.《ネタバレ》 監督お得意の二段落としもあまりインパクトがありませんでした。やはりシックセンスには敵いません。でも演技派アクターが多く出演していましたので素晴らしい映画でした。 そもそも森の怪物の話は最初からおかしいし、第一世代の違和感も含めて全体的にかなり胡散臭い脚本になっています。これの意図するところはやはり第二世代と第一世代の違和感の大きさを強調したいがためではないかと感じます。 ホアキンなど新旧大御所もかなり出演していますので、心の動きなどはバッチリ表現されています。第二世代が感じる「無理な感じ」がこの映画を文学的で素晴らしいものにしていると思います。難点を挙げるとすればアイビーだけ演技指導が甘いです。彼女だけ40点にしたいところですが、壁の外の青年とのピュアなやりとりが素晴らしかったのでOKとしときます。。 ラストは5分延長して、アイビーとルシアスが結婚してくれたら映画が締まったような気もします。彼らだけでもハッピーエンドになれば、、とりあえず第一世代も苦労した甲斐があったというものでしょうし。 人には勧めないけど好きな映画、自分だけの映画です。 【アラジン2014】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-04-12 13:05:57) |
196.《ネタバレ》 設定はすごく面白いんだけど・・・タネ明かしのタイミングがおかしいせいでもったいないなぁ。主人公の目が見えないのも面白さに繋がっていないような気がする。 【虎王】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-04-06 06:03:35) |
195.《ネタバレ》 村から森を抜けて街へ、盲目女性の勇気ある冒険。静かに紡がれるダーク・ファンタジーですが迫力に欠けます。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-01-26 23:25:46) |
194.突っ込みどころの多い映画。これで勢いがあれば「大事なのはノリなんだな」と思えるが、リズムがゆっくりとしているので、あまり良くない意味でジワジワくる。「いやいやおかしいから」と心の中で呟きながら見る感じ。からくりもバレバレで驚きは無し。無表情で始まって半笑いで終わる、もっとも中途半端な視聴感。ただ景色は良いし、なんだかんだ最後まで見られる心地良さがあるので、悪い映画というわけではない。アクションやパニックものの合間に見るにはちょうどいいかも。 【肛門亭そよ風】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-12-12 23:13:47) |
193.《ネタバレ》 灰色の森に黄と赤。色彩のインパクトに惹かれた。 奇妙な掟の全容とそれを破る結末を知りたくて視聴したわけだが 掟自体はテキトーな扱いで、何やら話がどんどん期待と違う方向に進んでいく。 せっかく面白い舞台をぶち上げたのに、力の入れ所を間違えてる感じだ。 その騙された感こそ狙いかもしれないが、それにしても あまり映画を観ない私が読める程度の仕掛けで騙すもクソもなかろう。 せめて禁忌の森を抜ける恐怖はオチを知る前に見せるべき。 あと事件の原因やらピンチの演出やらが障害者ゆえなのも如何なものか。 余計に主旨がブレた気がする。 【昨日が全盛期】さん [DVD(吹替)] 4点(2012-12-05 02:24:20) |
192.《ネタバレ》 日本にも村にまつわる都市伝説がいくつも存在するが、怖いもの見たさで興味をひかれてしまう。孤立した村があれば、中で何をしているか分からないから不安になる。時代が違えば今の考え方が通用しないから恐ろしい。19世紀末、あるいは20世紀初頭だとすると日本では明治時代だ。江戸時代だと古すぎて、昭和だと最近すぎる、その中間として、ちょうど良いじゃないか…(?)。ホラー映画の怖さとは違うが、全体を覆う怪しさが面白い。同時にラブストーリーでもあり、ポーチでのキスは実に美しいと思った。ツッコミどころ…というか、よく分からないところもあるけど、こういう生き方に対する虚しさを浮かび上がらせていて、皮肉的でもある。箱の封印が解かれて、真実が明らかになった時の「あれ???」という感覚もやはり良い。さすが「シックス・センス」の監督ってことかな。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-10-12 22:20:20) |
191.《ネタバレ》 外界から閉ざされた村、とゆーか閉ざした村のお話。『年長者』たちは町へ抜ける森には悪魔がいて、安全に暮らすには村を出てはならないと、その子供たち世代に森に近づくことを厳しく禁じていた。まるでおとぎ話のような美術と世界観で観るものをグッと引き込む上手さはなかなかのものでしたが、ビックリ監督としてはオチはまぁまぁでしたね。 【ろにまさ】さん [地上波(吹替)] 5点(2012-09-12 06:30:51) |
190.閉鎖的な村というだけで結構面白い感じだったけど、やや中だるみ。色彩とか良かった。 【noji】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-09-01 08:22:19) |
189.《ネタバレ》 まず見始めは、設定が判りやすく面白そうに感じました。 (「閉ざされた村」の割には住んでいる人々が普通なため、ちょっと不自然に感じましたが・・・この理由は最後にわかりました。) 内容はというと、「ここで驚け」と言わんばかりの音響のわりには、それほど驚くシーンもなく、中だるみが酷くて退屈でした。 中盤の肝と思われる”事件”の後はさらに酷くなり、「薬を取りに・・・」あたりからの現実感のなさ、緊張感のなさに「どこのおとぎ話だよ」と突っ込まざるを得ませんでした。 この監督の作品だけに、「せめてどんでん返しのラストだけでも・・」の淡い期待を捨てずに見ましたが、最後に行けば行くほど話しは軽くなり嫌な予感。 結局、何をしたいのか、何を言いたいのか、よくわからずに終了してしまいました。 主演の健気な可愛さに免じても、この点数です。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-08-12 15:57:59) |
★188.《ネタバレ》 もうこの監督はいかに観客の期待を裏切るオチを考えだすかということに、心血を注いでいますね。やはり、「シックス・センス」の呪縛が強固なのでしょう。それでも最近の駄作のなかでは、頑張ったほうだと思います。閉鎖的な村の描写は良く描けていたと思います。それだけに、あのオチは、個人的に「もういいよ」と思ってしまった。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-05-20 21:43:18) |