23.《ネタバレ》 ネットの動画サイトで本作を観て号泣する自撮りをアップすることが流行っているとの情報を聞き、どっちかって言うと感情移入して号泣しがちな自分的にも泣けるだろうかと思い鑑賞。しかし、裏切られた感じです。 まず第一に主役の二人にま~~~~~ったく感情移入出来ない。寧ろ嫌い。特に男の方は顔立ち、語り口、生き方等々どこを取っても嫌いです。そんな男に惹かれる女の方も必然的に嫌いです。二人ともズルい!いや弱い?良く言えば自分に正直過ぎ? なので、感動の物語との事前情報を聞きつつも気持ちが入らない。泣けることが期待出来ない。終盤に向けての衝撃的な展開も普通に先読み出来てしまったし、ラストシーンも想定内。何とも残念でした。 物語が毎年の記念日ごとに綴られて行くという手法、肝心な部分であっても他の時期に起きたことは割愛するというスッキリした演出、その時々の二人の関係やそれぞれの心境などが見事に演じ分けられていること、美しい街並みやドラマチックな抱擁シーン等々、作品としての魅力は沢山あるのに、肝心の物語の筋と主役のキャラクターが足を引っ張ってしまった感じです。 決して駄作とは言いませんし、これじゃ誰が観ても感動出来ないなどとは言いませんが、個人的には只管残念な作品に5点献上です。 (追記) 最初に書いた動画サイトでの話は最近のことなので、もしかしたら本作のネットフリックス版が対象なのかも知れませんね。最近のリメイクなので。でも、基本的に同様の内容のようなのでそちらは観ないと思います。15エピソードには耐えられそうもないので。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-03-21 12:51:32) |
22.《ネタバレ》 雰囲気は好きな映画ですが、いかんせん寂しさが残りますね。自分だったらハッピーエンドにすると思います。 【珈琲時間】さん [インターネット(字幕)] 6点(2021-04-11 16:48:15) |
21.《ネタバレ》 23年間の1日を23回つないでいくというコンセプトがいいのに、それを生かせていない映画だと思った。 アンハサウェイがひたすらに魅力的でした。 あとエンディングが残念。普通にハッピーエンドにしてほしかった。 【ギニュー隊長★】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-09-07 15:59:27) |
20.《ネタバレ》 何シーズンにも亘って描かれるTVドラマを総集編として映画化したもの……という印象を受けました。 デクスターの母親や、エマの「小説家志望」設定など、尺が足りなくて描き切れなかったと思える要素が多く、もっと長めの上映時間が欲しかったところ。 毎年の七月十五日を舞台としたラブストーリーという発想は、とても面白いと思います。 けれど、それによって互いの感情が地続きになっていないというか「ある七月十五日に仲が進展したかと思ったら、次の七月十五日にはもう曖昧な関係に戻っている」という、数分毎に一種のリセットボタンが押されているかのような印象を受けてしまったのが残念でしたね。 「とうとう二人が結ばれた夜」「突然の彼女の死」などのイベントが発生しても、その前後が直接描かれていないのが、非常にもどかしい。 こういった斬新な設定は歓迎したいところなのですが、本作に関しては「普通の時間進行で観てみたかったな」と、ついつい思ってしまいました。 アン・ハサウェイは好きな女優さんなので、彼女と二人で旅行する1992年の場面なんかは、胸がときめくものがありましたね。 この映画を観た人達と「どの年の七月十五日が一番好き?」という話題で盛り上がれたりもしそうで、そう考えると、やはり素敵な設定なのかなとも思えてきます。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 6点(2016-06-05 15:51:55) |
★19.《ネタバレ》 「私、誰かとベッドインするのって苦手なの。必ず泣くか笑うかどっちかなんだ」「そうなんだ…。じゃあ、僕らは友達のままでいよう」「いいの?」「うん、その方が僕らにとっていいような気がするんだ…。そうだ、知ってる?今日、7月15日は聖人の祝日なんだよ」「へえ、詳しいのね。私たち、来年の今日とかいったい何しているのかな」――。1988年7月15日、大学の卒業式の夜になりゆきでベッドイン寸前までいったエマとデックス。恋愛よりも友情を優先した彼らは、以来“友達以上、恋人未満”という微妙な関係を保ったまま社会へと出てゆくのだった。エマはバイトしながら作家を目指し、デックスはテレビの司会者として成功し数々の女の子と浮名を流す。それでも、彼らは共に過ごした7月15日を忘れたことはなかった……。とある男女の23年にわたる恋と友情を、それぞれの年の7月15日のみをクローズアップして描き出す意欲的なラブストーリー。僕の行きつけのビデオ屋さんの恋愛コーナーで、ずっと「(500)日のサマー」という僕のお気に入りのウジウジ系ラブストーリーの隣に並べてあった本作。あっちが500日ならこっちは1日だ!って感じの意欲的な設定に惹かれて今回鑑賞してみました。なんですが、完全にアイデア倒れで終わった印象が拭えない作品でしたね、これ。率直に言ってこれ、7月15日である必要性あります?べつにその年のある日の出来事だけで普通に成立しますやん。それに時間の都合か端折られている年もあるし、1年のうちの1日だけって設定の縛りが全然上手く機能していませんって。「この日は何があろうとキスしよう」だとか「どんなに忙しくてもこの日は連絡を取り合い、どちらが幸せか比べあおう」くらいの縛りを作ってくれんと、この設定は活きてこないですよ!それにこの二人って結局、お互いの恋愛が駄目になったときの保険としてお互いを利用しあってません?彼ら双方の恋人目線で見たら、超ウザいっすよ、こいつら。「お前ら結局、失恋した時のために保険かけとんのかい!」って。そして、最後のいかにもお涙頂戴といった伏線も何もない唐突な展開……。うーん、なんと薄っぺらい(笑)。と、いう訳で、「(500)日のサマー」と比べると圧倒的にあちらの方に軍配が上がるウザウザ系ラブストーリーでありました。けっこう期待してレンタルしてきただけに残念! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 4点(2015-01-02 19:53:54) |
18.《ネタバレ》 アン・ハサウェイって美人だからつい映画見ちゃうんだけど残念ながらあんまり面白い作品ってないんだよねぇ~これも別にどうってことない話。まあ、愛する人が死んじゃうってのはオレに言わせりゃ反則技みたいなもの。もっと工夫が欲しかったね。でも車にひかれるシーンはマジびっくりした。交通事故には気をつけましょう(汗) 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 3点(2014-08-03 18:43:04) |
17.王道のラブストーリーではありますが、タイトル通り7月15日の2人の軌跡という構成が面白かったり、割と淡々と描かれてたりと、そこそこ楽しめました。が、余韻や残るものがさっぱりなく、全てが想定内で終わっちゃったのにはちょっとガッカリ。主演2人が好演してるだけに、何だか色々と残念です。 【泳ぐたい焼き】さん [DVD(字幕)] 4点(2014-05-05 00:30:50) |
16.微妙な関係の男女の23年間のうち毎年7月15日だけを切り取った斬新な企画。 毎年7月15日に重要な事柄が起こる訳もなく、描かれた一日よりむしろ描かれない364日が重要だったりする。一日限定で切り取られた映像の行間に、その過ぎ去った364日を巧く表現することに成功すれば、この作品は凄いものになっていたかもしれない。その作業には高度な脚本力を要すると思う。主演の二人は悪くなかったのだが、結局は結ばれない運命だったのだなと、冷めた感想を抱かずにはいられない結果になってしまったのは、脚本が残念だったからとしか考えられない。 【ちゃか】さん [映画館(字幕)] 5点(2014-04-26 20:42:44) |
15.《ネタバレ》 アン・ハサウェイとジム・スタージェス。お似合いだったし、20代から40代までを自然に演じた2人のいい演技を見させてもらいました。 2人が演じるエマとデクスター、この2人の23年間のある1日を時系列に沿って切り取って描かれていく。人生、そんなに大事件が頻発するものでもない。でも、なんてことの無い日々を過ごしているようでも、1年、2年…と経過していけば日々の生活も、周りの人間関係も、少しずつ変化していく。そんな人生というものが巧く描かれていたと思います。 サクサクと進む作風だけに、エマがどうしてあそこまで遊び人デクスターを思い続けるのか、そのあたりが伝わらないのが難点。終盤の大事件に関してもこういう展開はあまり好みではありません。でも、それまでのなんてことの無い日々の中にも、やはり2人の間には色々なことがあった訳で、生きてきた年月の重みを感じました。 ラブコメには持っていかずに上品にまとめられた作品ですが、本作にはそれが良かったと思います。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-04-01 22:22:17) (良:1票) |
14.《ネタバレ》 なんとまぁ抑揚のない展開、なにを言いたいのかよくわかんねーなー、、と思いきや終盤に衝撃のシーンが! 正直油断しててかなりビックリした!!いきなり車に轢かれるとか勘弁して~身体に悪いよ(苦笑)。それにしても悲しい結末でゴザイマシタ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2013-12-12 12:17:11) |
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13.《ネタバレ》 アンちゃん可愛いから褒めたいのだけど、難しい…。 毎年その日に会い続けるけど結ばれない二人を描かねばならない。 だから、それぞれ遠回りをしないとストーリーにならない。 そんな訳で、男はあんな方向へ。しかし、男の遠回りを描けば描くほど、 「そんな男どこがいいの?感」が高まる。見栄っ張り、薬、酒、軽い下半身。 エマがジャズ男を振って(?)「やっぱり忘れられないの!」と抱き付いても、 決定的場面なのに共感出来ない。そいつ中身無いじゃん?顔だけやんけ!。 フランス女と結婚するとスゲー可愛い娘が生まれるな…とか、 二人とも若い頃の映像、ちゃんと若く見えるな。アレってメイクで?…とか、 余計な事を考えつつも、ラストの「歩道の上のキスシーン」が美しかった。 まるで絵葉書の様。エンドロールで流れる挿入歌。英語の歌なのに、 なぜかダッサく聴こえる。すみません。 これほど「なんじゃこりゃ?」と思った挿入歌は、初めて。 こういう変化球じゃなくて、アンちゃんの直球ラブストーリーが観たいッス。 【じょるる】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-10-21 02:41:19) |
12.《ネタバレ》 作品の雰囲気は良かった。デクスターの人生が波乱万丈すぎ!これを見るとただのダメ男にしか見えん。エマはこの男の何が良かったんだ?それにしても結ばれてからの別れが早すぎて驚いた。そこから出会った当時のシーンに戻ってなんかホッコリした。あとデクスターとイアンのラストの絡みはとても良かった。 【ぷるとっぷ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-30 23:07:36) |
11.エマもデキスターも、好きな人物ではないが、人物像はうまく描けていると思う。それに、大切な人を失う痛みというものを、うまく構成できている作品だと思う。なにせ、アン・ハサウェイはうまい。 【みんな嫌い】さん [インターネット(字幕)] 7点(2013-09-22 16:55:24) |
10.《ネタバレ》 30代半ば以上でしょうかね、これをみて高得点をつけるのは。距離が縮まらなかった長い時間と、その時間あってこその二人の幸せを、次の7月15日までの間の364日を観客に想像させるというファンタジックな方法で伝えようとしています。登場人物の服装や表情の変化をはじめとした細部がしっかりできているので、この一年の変化を感じ取るには十分な情報量です。デックスのダメっぷりや性格が違う父母の描写とか、年号の字体の表れ方が毎回オシャレだったりとか、作りが繊細でさらっとした、よくいえば爽やかな印象を受けました。ただ、ラストがね。。。あんなんじゃなくてもよかったのに!でマイナス2点。でもまぁもう一度雰囲気を味わいたい映画ではあります。 【●えすかるご●】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-09-16 23:51:19) |
9.吹き替えでみてしまったせいか、感情が平坦で全然伝わらず、平凡すぎるできだったと思いました。アン・ハサウェイの髪の長さで取っているとしたら、演じる際はさぞ大変だったろうな、と思ったくらいでした。。 【HRM36】さん [インターネット(字幕)] 5点(2013-08-20 17:26:24) |
8.う~ん..予想より、ひどかった..主人公が思いを寄せる男の、だらしない軟派ぶりと..主人公自身が、愛してもいない醜男と結婚してしまうところが..頂けない..誰でも思いつく程度の展開と、共感できるところが無い、凡作さ..少し期待していただけに、残念... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-01-19 17:22:52) |
7.《ネタバレ》 身勝手な男に愛を感じた、干物女の話。中間男のすかした優しさが痛い。 【トント】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-12-29 05:59:57) |
6.《ネタバレ》 ある男女の23年間を、7月15日という一日だけを切り取って見せるという手法は確かに斬新だが、時間軸をシャッフルした『500日のサマー』なんかに比べると、どうもメリハリに欠ける。例えば、友人関係を続けていた二人が、一方の離婚を機にベッドインすることになるのだが、その日が〈7月15日〉ではないという理由から、口頭で語られるだけで肝心のシーンは描かれない。でも恋愛映画で二人が結ばれるってものすごく大事なことだと思うのだが、それをカットしちゃうってどうなの?(決してアン・ハサウェイの裸が目当てで言っているのではない)ラスト10分は衝撃的過ぎて思わず椅子から飛び上がったが、切なさを残した終わり方は嫌いではない。でももうちょっとこの設定を活かせていたら、恋愛映画の新たな名作になりえたのに…。 【フライボーイ】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-11-27 07:47:18) |
5.《ネタバレ》 付き合いの年数が長すぎる上に、核となる出来事がないので、物語に抑揚がありません。どんな順番でどの出来事があったのか、忘れてしまいそうです。お互いの何に惹かれているのかも不明です。アイディアは良かったと思いますが、上手く映画にできなかった感じでしょうか。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 4点(2012-07-13 23:03:51) |
4.《ネタバレ》 監督自身がインタビューで語っている通り作品を貫くテーマは"時代による変化"だと思います。エマもデクスターも年が現代に移り変わるに従って生き方が大きく変わっていく。特にデクスターの方が劇的かつ感動的な変化を遂げる。特に90年代半ばの下品としか言いようの無いテレビ番組での司会を務めるデクスターが、子を成して離婚を経験し再びエマの下へ帰ってくるまでの変化は非常に大きい。そして最後にエマとデクスターが結ばれるも非常な運命に引き裂かれる展開は劇的と言うしかありません。ただそれだけ起伏に富んだストーリーでありながら余り感情を揺さぶられませんでした。なんでかなーと考えていたのですが、やはりキャラクターの描き方が淡泊だからではないからでは無いかと。一番盛り上がるであろうパリで二人の魂が否応も無く惹かれあうシーンであってもそれほど彼らを真剣に祝福する気が起きなかったのです。もう少しエマにとって何故デクスターでなければいけないのか?デクスターは何故エマに惹かれてしまうのか?をしっかりと描いてくれればもっと彼らを応援できたと思います。正直あれ位の描かれ方でしたら、デクスターは毎度毎度フラれたら慰めてもらいにエマの下に行ったとしか思えませんでしたし、エマも初めて純潔を捧げようと思った男に何時までも固執している様にしか思えない。「17歳の肖像」で少女が女へと成長する過程の感情を見事に映像化したロネ・シェルフィグの作品にしては感情の描き方が余り上手くなかったなあと言った印象でした。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-07-01 14:57:12) |