108.う~ん。こーゆう映画を、ナンと言ったらいいのか…(悩)
芸能人で言えば、一発屋?
最初は大ウケして笑わせてもらったけど、もうこの芸はお腹いっぱい。なんで、二発目はケッコウですわ~。
そんな感じ?
女子が数人で、
「ねぇ、あの超コワイ映画、見た~?」「見た見たー!!マジこわかった、もう夜眠れないよ~!」「え~私もソレ、見た~い!」「怖いよ~泣いちゃうよ~」「きゃ~」
とか騒いで楽しむような…。(あ、イメージは制服の女子高校生でヨロシクです)
そんな映画?
上手く言えないのですが、面白くなかったワケではないのですが、なんというか、中途半端な映画ですよねぇ…。
ホラーの新境地を開いた!てほど革新的な作品ではなく、手法が目新しいとか洗練されてるワケでもなく。
面白いし、話題にはなるけど、残らない。映画の歴史にも、人のココロにも残らない。
若手が評判になって名をあげるぜ!と作ったんならヨシ、て感じ?
まあね、観客の方もだいぶスレてるからね。
「食人族」みたく「アレ、本当のドキュメントらしいよ~」なんて嘘くさい話を誰も信じてはくれないし、「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のようにプロジェクトを立ち上げるだけのバックボーンもない超低予算で、アイデアだけでココまで面白く作ったんだから、エライと云えばエライっす。
ちゃんと怖かったしね(笑)。
謎を残さずに終わらせてくれてれば、もっと評価できたと思う。
面白かった割に「中途半端だな」という印象を抱いてしまうのは、この謎を残しているせいだと思う。
次回作へ引っ張りたかったのかもしれないが、そんなやり方は作品のクオリティを下げるだけなのに。
そう、謎を残して引っ張っているため、せっかくの作品の評価が下がってしまった。それは仕方がナイですね。
力量不足なのか、欲張りすぎたのか。今回は、それは作り手の誤算だと思いました。