62.《ネタバレ》 いやぁ、何度観てもホロリとさせられる80年代青春映画の金字塔、ジョン・ヒューズでないと書けないストーリーです。日本人には想像つかないようなアメリカの高校生活、生徒たちがグレードはともかくとして普通に自家用車を運転している、自分らの頃は自転車がせいぜい、原付で通学する奴もいなかったな。エリック・ストルツが演じるキースは現代日本で言うところのいわゆるキモオタって感じでしょうけど、イケメンすぎて実感がないですな。この超鈍感男や男依存体質のリー・トンプソンを始めあまり感情移入できないキャラばかりが登場するので、メアリー・スチュアート・マスターソンがあまりにいじらしくて可哀そう。ストルツとマスターソンの関係は幼なじみみたいなものなんだろうけど、あそこまで彼女の心情に気が付かないなんて、この男ゲイなのかとすら思えてきますよ。今は怪優的な立ち位置の名バイプレーヤーであるイライアス・コティーズがやばいパンク高校生を演じていますが、彼にも当たり前ですけど若い頃があったんですね。ストルツの父親(『ビバリーヒルズ・コップ』のタガート刑事です)も息子に自分の主張を押し付けるだけの頑固おやじのようでいて、最後にはいい親父だったことを見せるところはベタですけどやっぱいいよね。泣きながら歩くマスターソンをストルツが追いかけるラストは、まさに感動の名シーンです。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-11-12 23:26:27) (良:1票) |
61.「大混乱」ハワード・ドゥイッチ監督作ということで鑑賞。主人公はワッツでしたね。分かりきってる強がりが痛々しいと言うか甘酸っぱいと言うか。青春恋愛ものの良作です。 |
★60.《ネタバレ》 キースの憧れのアマンダには、性格最悪のセレブ彼氏がいる。 それでも何とかアプローチしようとするキースの姿を、幼なじみのワッツが複雑な思いで見つめる。 男勝りのワッツのことをキースは女性として意識していないが、ワッツは密かにキースへの思いを抱いている。 王道の学園ラブストーリー。 こういうキャラ、こういうパターンは、似たようなものを他でも何度も見た気がする。 この映画の影響を受けたものなのか、それともこの映画も影響を受けた側なのか。 パターンすぎてハナから結末なんてわかっちゃいるけど、それでもそれなりに楽しめる。 ラストがあまりにも都合よすぎるのが不満だけれど、ワッツのせつない泣き顔は良かった。 メアリー・スチュアート・マスターソンはこの当時が一番かわいい。
エリック・ストルツはマイケル・J・フォックスと顔立ちが似てるなと思っていたら、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」ではマイケルに替わって主役を演じる予定だったとか。 このときの降板劇の裏話がとても興味深い。 もともと制作陣はマイケルに演じて欲しかったが、どうしてもスケジュールが合わずにエリックに白羽の矢が立って撮影も始まっていた。 全体の3分の1の撮影を終えたものの、エリックの演じるコメディシーンがどうしても制作陣のイメージと合わず、このままでは絶対失敗すると確信したゼメキス監督が主役交替をプロデューサーのスピルバーグに訴えた。 すったもんだの末にかねてからの希望だったマイケルを強引に引っ張ってくること成功してエリックを降板させたという。 費用や日程、キャスティングの再調整など莫大な負担が新たにかかっただろうに、思い切った決断をしたものだ。 でも、そのおかげであの名作が完成し、交替劇で余分にかかった費用より遥かに多くの興行利益を得た。 確かに、この映画のエリック・ストルツを見てもイケメンすぎて、ドクとのコミカルシーンが全くイメージできない。 おそらくあのポップでコミカルなやりとりではなく、もっと落ち着いたシリアスなものになっただろう。 アマンダ役のリー・トンプソンは「バック~」ではマーティの母役でうまくハマっていたけれど。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 6点(2018-01-29 22:28:16) |
59.世代です。ただただ懐かしさが募る、そんな時代背景の映画。ストーリーは思春期恋愛もの。メアリー、可愛かったけど伸びなかったなぁ。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-09-19 16:09:46) |
58.昔見たときはもっといい映画だと思ったが、改めて見てみるとさほど感動がわかない。やはり若いうちに見る映画なのだろう。心理の微妙なところがいまいち理解できない。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-12-01 20:17:27) |
57.この頃のメアリーは可愛かったですね。見る順番としては、同じ年の製作のコッポラの「友よ風に抱かれて」を先に見ていたので(この作品のメアリーのウェディングドレス姿も忘れられません)本作のキャラには最初は違和感がありましたが・・・。主要登場人物のキャラ設定もストーリーも非常に分かりやすい、ジョン・ヒューズの十八番、青春ラブストーリー。もう序盤で結末が分かる作品ですが、メアリーの好演に何度見てもいいなあと思える作品です。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-20 21:17:22) |
56.純粋なラブストーリーものかと思ったら、やや青春ドラマに近い形の作品だった。 主人公とその女友達、主人公が憧れる女の子と三人の関係を描いているんだけど、 切なさという点では、主人公の女友達が一番感情移入できるのに、 なぜか出番が少なくて、描写も物足りないという不思議な構成。 どう考えたって、女友達を中心にするべきお話だと思うんだけどね。 ちなみに主人公は卒業後の進路についても悩んでいるようだけど、ストーリー上はほぼ関係なし。 主人公やヒロインよりも、最後まで女友達のキャラばかりが目立っていた作品だった。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-08-06 21:06:57) |
55.メアリースチュアートマスターソンを知るきっかけになった映画です。キース・ネルソン演じるエリック・ストルツを見ていて、「いや、どう考えてももてるやろ。なんで人気ないの?」と思ってしまいました。個人的に、登場人物の中でエリックのお父さんがダントツで良かったです。すばらしい父親を見せてもらいました。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-05 23:18:43) |
54.王道すぎるラブストーリーですがなぜか印象に残っています。 【akila】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-06-19 12:33:19) |
53.《ネタバレ》 それはそれはとても純粋な気持ちにさせてくれます。 高校生同士の青春ラブストーリーなのですが、 そこに 主人公キースとその父・兄妹・家族の信頼と愛情、 さらには はみ出し者同士の友情を、とくに前に押し出すことなく上手く織り交ぜ、 主人公3人それぞれに抱える見栄やコンプレックスを個性豊かに表現しており、 適度な展開で無駄なく物語が進行し 非常によくまとまった映画。 見た目や性格・言葉づかいなど男勝りな役柄にもかかわらず、 恋心からなる乙女のその複雑な内面と表情をとても繊細に演じているワッツ役の メアリー・スチュアート・マスターソンが最高に可愛いです。 ラストの名台詞からプレスリーのカバー曲が流れるエンディングとその余韻は、 なんとすがすがしいことでしょう。 ずーっと心に残る一作。 【ゆめや】さん [地上波(字幕)] 9点(2011-02-25 01:30:15) |
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52.80年代アメリカ恋愛映画のベストに近い。2人の女優に目が行くが、スキンヘッドの不良、観た当時はデニーロのようないい雰囲気の役者だなあと思った。ラストのアマンダ→ワッツの感情の変化をもっと丁寧にしたらさらに良かった。 【noji】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-08-02 18:06:00) |
51.《ネタバレ》 80年代のアメリカの若者たちのベタベタなラブコメってやはり苦手だ。 なんだかんだいっても、アメリカの不器用な若者は日本の不器用な男の10倍は器用だ。 ドラマーの娘も恋に現をぬかしてないで、もっとガチでプロドラマーを目指しててライブシーンとかあればもっと魅力的に見えたかもしれないけど。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-05-18 00:43:26) |
50.ベタベタもここまでくるとかえって良かったりするのかな。高評価にびっくりした。いや、私自身はベタでもいいんだけど世間は違うだろって思ったんで。金持ち高慢ちき野郎があまりに金持ち高慢ちき野郎だし、不良はいいやつすぎるし、キスの練習って、んなアホな、だし。でもやっぱ単純でわかりやすいほうが甘酸っぱさを共感しやすいのでしょうかね。個人的に片思いで悩んだりヤキモキしたりときめいたりって経験がないのでこの辺よくわからんのだけど。当然なんだけどファッションから音楽までもろ80年代で、この80年代特有のカラーは正直苦手かも。ラストシーンの夜の道の異様なまでの輝きが印象的です。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-03-18 14:06:45) |
【りえりえ】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-23 23:39:35) |
48.msマスターソンが大変可愛く可憐だった。ラストでは年甲斐もなく久し振りに目頭が熱くなりました。日本でも同じような立場にいる女の子の事を歌った曲が過去いくつもヒットしたけれど、やはりこのように「健気」な女性が微笑ましく、好ましいと感じるのは万国共通なのでしょうか。それにしてもアメリカの高校生活ってあんな感じなんでしょうかねえ~。誇張しているだろうけど、約20年経過した現在はどんな状況なのでしょうか。 【たくみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-12-27 13:20:05) |
47.最後までせつないストーリーだからすごく感動した 【ホットチョコレート】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-05-24 07:41:46) |
46.こういうの大好き、女優陣3人(ストルツの妹も含めて)とも素敵でした。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-12-22 15:45:04) |
45.「ハワード・ザ・ダッグ」で好きになった「リートンプソン」を見るためにレンタルして鑑賞。その次の日から「メアリースチュアートマスターソン」のビデオをひたすら探し求める事になりました。それからずっとショートカットの女性が好きです。 【エルキュー】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2008-12-11 12:49:55) |
44.《ネタバレ》 これ好きだなぁ。ストーリーは単純だけどすっきりと無駄なくまとまってる。 いろんな名シーンがあるんだけど中でもワッツの部屋でベッドに寝そべったキースに ちゃっかり腕枕のシーン。胸がどきどき・眼は宙を泳ぐワッツ。たまらなく愛おしい。 恥ずかしながら、抱きしめたくなる1本。 【ノスフェラ党】さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-14 03:59:46) |
43.《ネタバレ》 今までホロリとくる映画は多くあったが、嗚咽が出るほど泣けた映画はこれだけかもしんない。メアリー・スチュアート・マスターソンの「ワッツがどれほどキースを思っているか」という演技と、エリック・スツルツの「ワッツはあくまで親友」という演技が非常に卓越している恋愛映画ではピカイチの映画です。(特にライブハウスでのマスターソンの半泣きになりながらの演技は圧巻。)だからこそラストの号泣シーン→大どんでん返しパターンに見事に嵌ってしまう。また、ラストに流れる曲が鬼のように素晴らしい。誰の選曲だこれ?ハッキリ言ってこれを選んだヤツは天才です。これほど二人のイメージにあった且つ二人の今後を祝福しているかのような曲は他には思い浮かびません。いつまでもこの雰囲気に浸っていたいがためにエンドロールの最後まで見てしまった作品は初めてでした。でもラスト付近のリー・トンプソンが男を殴るシーンはパーではなくグーの方が良かった・・・。 【Endorphine】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-07-20 08:40:35) (良:1票) |