134.《ネタバレ》 こういう映画は本当に名作と呼ぶにふさわしいです。 岩井俊二監督作品の中では一番好き。 透明感があり、非常に和んで見れます。 しかし、よくよく見ると非常によく考えられた構成で、 本当にあの映像空間は神がかりです。 一番好きなところは、花が学園祭で先輩に自分のついたうそを白状するところ。 カメラのフォーカスが終始、教室の外のアトムのバルーンにあっていて、2人は シルエットだけです。 それだけで、青春時代の緊張感と楽しい学園祭の合間の出来事と、シルエットからいろいろな出演者の表情を想像させるのです。 それから、常連の伊藤歩を探してしまいましたが、しっかり出てますね~ 彼女が出る岩井俊二の映画はすきだな~ 平泉成のお父さん役もいい! 【T-zen】さん [DVD(邦画)] 10点(2013-09-04 00:11:50) |
★133.《ネタバレ》 設定に無理があって、なかなか入り込めない。 記憶喪失でもないのにそんなウソを信じ込むヤツなんてありえないし、友人に確認すればすぐに真相がわかること。 主役二人に絡む相手役の男としては魅力に欠ける。 それでも、メインの蒼井優と鈴木杏のやりとりがリアルで生き生きとしてかわいらしく、他の足りない部分をカバーしている。 中でもやっぱり蒼井優の存在感は頭抜けている。 メインストーリーはイマイチだけど、心太やハートのエース、我愛称という中国語など伏線が幾つも張られている。 ただ、昔なくしたハートのエースを拾うのはあまりに奇跡的すぎる展開だけど。 同じ岩井俊二監督の『Love Letter』でも気になったが、過度のご都合主義が引っかかる。 小ネタもいろいろ仕込んであって思わぬところでも楽しめる。 【飛鳥】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-07-19 22:58:07) |
132.蒼井優は本当に天才なんじゃないかと思った。不思議な魅力に溢れている。彼女あってこその映画といえそう(鈴木杏もなかなか)。岩井監督らしい演出・映像も雰囲気が出ていて良いと思うけど、肝心のストーリーはどうしてこれほど冗長になってしまったのだろうと…。広末涼子の無駄遣いなんかも、どういう意図があるのかちょっと分からない。あんまり面白くなかった…。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-09-21 19:00:52) |
131.光を美しく見せる、岩井俊二らしい映像でした。記憶喪失云々絡みのストーリーはそれほど好みではありませんが、ドラマでは決して表現できない、まさに映画らしい映画だと思います。蒼井優って、こんなに華のある女優だとは知りませんでした。鈴木杏も昔から好きでしたが、女優として、持っているものの違いを見せつけられたような感じです。クライマックス、ただバレエがうまいというだけでは、あれほどの素敵なシーンは生まれませんよね。駅名などの小ネタやチョイ役は不要だったのでは? 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-09-17 18:17:57) |
130.女子高生2人組のたわいも無い日常を装飾無く描いていく方向性自体は非常に面白く、冒頭の電車のシーンなどは期待感を持って楽しく見ることができたのだが、そこから「たわいもない」日常のはずがあまりにも浮世離れしたストーリー展開に。目指すところはアメリだったのだろうか。「え?えっ?ええーーーー!?」「いいの?それでいいの!?」とただただ引きつり笑いで唖然とさせられた。ある意味存在価値のある作品だが個人的には笑えない。 【Arufu】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-12-16 08:52:27) |
129.《ネタバレ》 たったのワンシーンで映画の評価を最終的に決定してしまうのもどうかと思われますが、そうせざるを得ないほどラスト近くの蒼井優のバレーシーンが素晴らしかったです。 鬼に金棒、虎に翼、蒼井優にバレー。 【rhforever】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-12-10 14:49:22) |
128.相変わらずの岩井映像。あんまり蒼井優が好きでないのともう感覚的に合わなくなってきている自分がいる。 【とま】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-11-15 01:13:55) |
127.《ネタバレ》 真ん中の木立が画面を二つに分けている。センパイを引き連れているアリスが、木立につかまって、左のフレームに体を乗り出して、花に電話をする。この人どうするの?センパイは右のフレームにおとなしく収まって料理されるのを待っている。花が答えて曰く、「記憶喪失」のセンパイはアリスの元カレっていう設定なのよ。アリス目を点にして「うっそぉ、はやく言えよ」。このなんとも可笑しいシーンだけでも、ほんとうによくできた瑞々しい「映画の映画」だ。映画の筋の展開を、登場人物がフレーム内フレーム(木立)につかまって相談するという「映画の映画」。 【ひと3】さん [DVD(邦画)] 10点(2011-08-19 13:14:38) (良:1票) |
126.《ネタバレ》 ちょい役多すぎ。時間長すぎ。そして何より、記憶喪失ひっぱりすぎ。終盤まで記憶喪失ひっぱるとは思っていませんでした。その斬新さと蒼井優の愛らしさに3点。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-07-07 15:02:22) |
【アフロ】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-06-20 03:26:52) |
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124.フラガールに続いて蒼井優のダンスシーンにやられました。 【akila】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-02-20 23:04:31) |
123.《ネタバレ》 上手く説明出来ないんだけど、ホワッとしてて心地良く好きな映画です。 岩井俊二らしい映像美と主演の2人の自然な会話に、オープニングから引き込まれました。 特に、蒼井優の存在感につきますね。 彼女あっての映画だと思います。 彼女は特別 美人て訳じゃないんだけど(失礼)、なんて魅力的な女優なんだろう・・・ 今まで特に気にしていなかったんだけど(寧ろ何でチヤホヤ騒がれているんだろう・・・くらいに思っていたけど) 彼女の出演している映画を何本か観たら納得です。 素晴らしい女優だと思います。 この作品を鑑賞後、私は記憶喪失になってしまいました・・・冗談・で・す・よ(笑) 【ぐうたらパパ】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-02-09 05:07:22) |
122.《ネタバレ》 今どきの少女生活満載のおしゃべり映画。思い入れたっぷりのピアノBGMが少しうるさいが、映像が透明で、蒼井優の感受性が光る。出てくる大人が、やたら言い直す親父とか、ことごとくはずしていて笑えた。落ちもかわいいしね。しかし青春って言うとなぜいつも波打ち際でたわむれるかな? 【ねこひばち】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-02-04 19:12:02) |
121.《ネタバレ》 蒼井優が可愛い。 彼女のファンで観たことが無いなんて人は女房を質に入れても観るべき。 監督の「少女漫画」っぽさがもっとも出ている作品なので、少女漫画が好きで好きで仕方がない人も必見。 もう一度言うけど蒼井優が可愛い。極悪非道な鈴木杏もいい。落語で醜態をさらす眼鏡の先輩はよくない。 【ヒナタカ】さん [DVD(邦画)] 9点(2011-01-24 19:25:25) |
120.ゆるい雰囲気の中での少しありえない展開に、結構笑わされた。鈴木杏ってもっと可愛いイメージだったからちょっとがっかりだけど、役にはぴったりでもしかしたら演技すごいうまいのかもと思った。 【なこちん】さん [DVD(邦画)] 7点(2010-12-21 06:18:10) |
119.蒼井優のための、蒼井優を見せるための映画だよね。リリイ・シュシュから花とアリスまで、この監督の振り幅の大きさにはまいるな。どっちも両極ということで現実を逃避しているという点では共通してるけどね。悪く言えば、蒼井のPV扱いされそうだけど、とにかく蒼井ファンには見逃せない一本ではあるね。 【フラミンゴ】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-07-23 18:12:43) (良:1票) |
118.《ネタバレ》 岩井俊二ってハマる作品とつまらないと感じる作品と両極端なんだけど、この作品はハマった。 花のウソにだまされる先輩はバカっぽいけど、花とアリスの台詞のやりとりはほのぼのとしていて時に笑わせてくれる。アリスが父親から聞いた言葉を先輩に言うシーンとか、伏線もうまく張られている。どちらかというと友情のため身をひいたり、紙コップで得意のバレイを披露する蒼井優がおいしい役どころとは思うが、「ヒマラヤ杉に降る雪」や「リターナー」等個性的な役を演じてきた鈴木杏の「普通の女子高生」も引けをとっていない。リラックスして見れる良作。 【きーとん】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-07-17 10:54:27) |
117.あれくらいのことでぶっ倒れて記憶喪失って、ひ弱すぎるやろー。 【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-01-21 18:02:27) |
116.観ていて楽しく、面白い。いい感じの映画です。強いメッセージやテーマは見えないけれど、主演の二人の少女のやりとりの機微に引き込まれる。この、特に何も言っていない映画のどこがそんなに魅力的なのか? 自分はあだち充のマンガに似ているな、と思いました。あだち充の作品はキャラの大半が高校生。基本的に運動神経が突出している男の子が主人公だけど、作品のテーマはほとんど総て高校生のラブストーリーであり、好き嫌いの感情が台詞ではなく彼独特の記号表現とユーモアで描かれる。感心するのは、その描写の中で友情や約束といったデリケートな概念をとても大切に丁寧に扱っていることだ。突飛な喩えになったけど、この映画の主人公たちの日常を切り取る様は、あだち充の文法を彷彿させました。オーバーアクション気味の芝居や感情の抽出の仕方も良い意味でマンガ的。観ている方が恥ずかしくなるような青さに満ちている。でも微笑ましい。いや、大笑いもたくさんあった。それに合わせて、映像も出来る限り生々しさを排除し、ファンタジックな世界観でまとめている。自分の愛すべき映画がひとつ増えました。見応えという意味では、やはり蒼井優ですね。バレエの下地が「フラガール」のダンスシーンに繋がっていたことも分かりました。間違いなく若手女優のトップを走る彼女の原石部分が覗えます。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2009-10-28 14:28:04) (良:1票) |
115.んー、可もなく、不可もなく。駄作だとは思わないし、それなりに面白いとは思うのだが、あまり強く印象に残らなかったなあ。 【胴】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-06-28 07:10:08) |