9.《ネタバレ》 まさか主人公からボスキャラまで全員で観客を笑わせにかかってくるとは思いませんでした。
あれ、私アメコミ映画観に来たんだよね。コメディじゃないよね? そんな感じ。
ビヨンセ事件の辺りから怪しい気配は感じました。
怪しい魔法グッズを手に睨み合ってからのボスキャラ突っ込み。
マントを着てカッコよく飛んだと思ったら主導権奪われてモタモタ。
主人公の幽体離脱オペ応援~ヒロインがパニックの間は劇場の周囲はみんなクスクス。
キメ顔の主人公にマントがぺちぺちしたときなんかもう、みんな爆笑してました。
最後の俺様神様さんと飲んでアベンジャーズを匂わすときですらも笑いを忘れない、意外なくらい楽しいアメコミ体験でした。
ラスボスはきちんと約束を守るジェントルマンですし、この映画の真の敵は脇見運転ですね。
「コンスタンティン」の真の敵が煙草だったように。(そういえばあのティルダ様も強かった)
それにしても、空飛ぶヒーローの添え物には定番のマントですが、なんかこのマントは強すぎて、そのうち喋りだすんじゃないかと冷や冷やしました。