402.《ネタバレ》 定期的にTV放送されますが、いつ見ても安定の宮崎アニメのお手本のような映画です。若干大人向けにシフトした雰囲気作りとストーリー展開ですがいつもの雰囲気が削がれていないのはさすが。 個人的にはラストの殴り合いで一気にシラけます。せっかくの大人向けの渋い演出もこのラストで台無しなったような気がします。(結局子供のけんかかよ・・) 名セリフ「飛べない豚はただの豚だ」に合わせて思いっきりビターで苦苦なラストでも良かったと思いました。(文句書いてもこの点数なんですけどね) 【アラジン2014】さん [地上波(邦画)] 6点(2016-02-07 20:50:21) |
401.安定した面白さ。ジブリの中では一番スピード感を感じられる映画。 【noji】さん [地上波(邦画)] 7点(2015-03-29 21:27:05) |
★400.《ネタバレ》 ジブリでもっとも好きな映画 とにかくセリフが珠玉 ポルコのハードボイルドなダンディ振りは尋常じゃ無い 「粋」って我慢なんだなってはっきりわかる貴重な映画 債券を勧められた銀行員に「そういうことは人間同士でやんな」と吐き捨てる カッコよすぎる 唯一ポルコを昔の名前のマルコと呼ぶ熟女の方のヒロイン、マダム・ジーナが「飛行機乗りは女を桟橋の金具ぐらいにしか考えてないんでしょう!」というセリフもグッと来る この後でポルコが「飛ばない豚はただの豚だ」という超有名なセリフで切り返すが、自分はこの直前のジーナのこのセリフが好きだ そもそも今の時代に自分を金具と表現する女は存在しない、男の憧れを乗せたノスタルジックなこのセリフは抜群の破壊力 武器屋の坊主が親方に「戦争と賞金稼ぎとどう違うの?」と問うと(どっちも殺し合いでしょ。ということだろう)親方が「戦争で稼ぐ奴は悪党だが賞金稼ぎで稼げない奴は能無しだ」とほざく 戦争は嫌いといいながらも戦闘機描写や重機関銃やら弾丸やらの描写が非情にリアル ここでも「風立ちぬ」でも思った、宮崎駿の武器オタク振り 戦争は嫌いだが戦闘機や武器はカッコいいぞという気概が透けて見える とにかくシナリオの出来が神懸かっている これまで何度見直したかわからないが「さくらんぼの実る頃」を聞くとまた見たくなる傑作 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(邦画)] 9点(2015-02-05 02:07:42) (良:1票) |
399.《ネタバレ》 ハワード・ホークスの豪快で楽しい航空映画を思い出す傑作! 橋がいくつもかかる川から飛行艇をブチ上げる! アニメーションだからこそできる無茶なシーンだ。 縦横無尽に駆け抜ける飛行艇。 陸の上や船乗りには無い「男の戦い」がそこにはあった。 舞台は第一次大戦直後のイタリア。 空を飛び交う戦闘機乗りたちがプライドと命を賭けてドッグファイトを繰り広げる。 そこに「魔法で豚になっちゃた」というファンタジーをねじ込む! だのにちっとも違和感が無いのは何故だろう? 先に散っていった仲間たち。 一人だけ生き残ってしまった自分を恥じ、人間の「マルコ」を自分の中で殺し、「豚」として生まれ変わった「ポルコ」。 「戦争は人間同士でやりな」はポルコにしか言えないセリフだ。 こんなにカッコイイ豚がいてたまるか。 ストーリーは血潮が飛び交うような殺伐としたものは少なく、ポルコ(マルコ・パゴット)と空賊たちの微笑ましい「大喧嘩」。 だって空賊が子供誘拐すんのに「はぐれたら可哀想だろ!!」なんて言うんだぜ? 人質も盾にする気無し。 賊やるよりも保育園開業した方が長生きしそうな奴ばっかりだ。 オマケにポルコとフィオとジーナとカーチスの四角関係ときたもんだ。 何? 弾が切れた? そんな時はレンチとクロスカウンターよぉ! 顔をデコボコにして殴り合う! 「おっさん」と「じいさん」と「未亡人」と「女の子」しかいない映画。 そこがいい。 森山周一郎の渋みのある演技も味わいがある。 【すかあふえいす】さん [DVD(邦画)] 9点(2014-12-20 20:24:44) |
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397.「ファシストになるより、豚の方がましさ」。空と海の「青」、映画全体から漂う「哀愁」が良。パスタとか札束もくすぐる。 【すたーちゃいるど】さん [地上波(邦画)] 9点(2014-07-15 09:46:27) |
【Junker】さん [DVD(邦画)] 7点(2014-06-27 23:46:11) |
395.きゃーっ!豚さんよう! 序盤から台詞回しが痺れる。 おときさんの歌声の良さに気づいた今だからこそのレビュー。 ぶたかっこいいぶう。 【おでんの卵】さん [地上波(邦画)] 9点(2013-10-02 00:21:22) |
394.《ネタバレ》 俺は今回のテレビ放送で初見。ジブリ作品なのに、なんとなく見てなかった作品のひとつ。と思ったら、なんだいレビュー数400近いじゃありませんか!うーん、さすがジブリ…。 じゃあ、あれこれ書いても今更なんで手短に(苦笑)。 連れてけと駄々をこねるフィオを結局は飛行艇に乗せたポルコ、そしてラストの別れのキッスを見て「ああ、コレって『裏・カリオストロの城』なんだなぁ。」と感じました(なんだそりゃ)。最後にルパンがクラリスを連れて行けなかったのは、ルパンが豚じゃなくてサルだったから…(さらになんだそりゃ)。ポルコはルパンよりオトナだった(そしてソレを自覚していた&ルパンは自分がオトナじゃないコトを自覚していた)…。ちょっと自分でもナニ言ってるかわかんないです(笑)。 カッコイイってのは、こういうコトさ…。 【幻覚@蛇プニョ】さん [地上波(邦画)] 7点(2013-09-09 14:21:38) (笑:1票) |
393.おそろしくつまらない映画。なぜ宮崎がこれほどもてはやされているのかわからない。映像はクオリティが高く美しいが、ただそれだけ。 【イサオマン】さん [地上波(邦画)] 3点(2013-09-07 02:33:22) |
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392.監督が自分の趣味で作った作品であり、自己満足の領域を超えていない。ブタと飛行機さえあれば他はどうでもよかったのでしょう。そのため、登場人物の誰にも共感できない。残念ながらまた観たいとは思わない宮崎監督作品の一つです。ただ、ジブリには珍しく声優さんの選択はOKでした。 【リニア】さん [映画館(邦画)] 3点(2013-08-13 01:30:50) |
391. バックグラウンドのない、行き当たりばったりな海賊のような格好良さが映画の中に練り込まれていて、本当に楽しい話だと思う。 のだけど、最近の宮崎駿の新興宗教のようなよく分からない主張や、鈴木プロデューサーの中国共産党の指示で言わされているかのような安保闘争のような主張が気になって、何となくジブリ作品が気持ちが悪いと感じるようになってしまった。 いくら面白いと言われても幸●の科●の映画を観たりしないのと同じ種類の気持ちの悪さが、過去の作品に遡って発生している。心躍る作品だったはずが、今、後になってちょっと思想や教義が少し振り掛かると違った意味が出てきてしまうのではないか。 作り手があまり共産主義的なことや新興宗教のようなことを発信しない方が良いというのはこう言う理由からではないだろうか。 【黒猫クック】さん [地上波(邦画)] 5点(2013-07-28 22:20:35) |
390.《ネタバレ》 話を広げず、最後まで淡々と進み後味も悪くない。大人向けの良質なアニメ。ただ、もうちょっと主人公が豚である必然性はほしかった気がする。 |
389.他のジブリ映画と趣が異なっていることと主人公がきざな豚ということで、結構見らず嫌いになっていたが、大人の男のロマンが感じられ結構好感が持てる。それに空想の物語でなく、第1次世界大戦後、世界恐慌、ファシズムの台頭の時代とイタリアを舞台にしたのも他と違っていて興味を覚える。空中戦シーンは好きではないが、中盤の飛行機を改造するあたりはとっても好きで宮崎映画らしい雰囲気を感じる。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 7点(2012-12-22 22:12:07) |
388.《ネタバレ》 格好良過ぎだろこの豚野郎。タバコ吸うな。ワイン飲むな。こっち見んな。いちいち渋くてクールで、たまらなく引き込まれる。豚のいる教室、ベイブなど他の豚野郎どもを駆逐する勢いの最高品質豚映画。ファックな豚が飛行機を乗り回し、女に色目を使う。とにかく格好良くてセクシー。男の魅力はなんなのかと本気で考えてしまった。音楽も良い。 【lalala】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-12-02 01:27:06) |
387.《ネタバレ》 何度か見ていますが・・・やはりこの作品は自分には合わないようです。特にフィオのキャラがあまり好きになれませんでした。でも森山周一郎の声は素晴らしいですね。豚の声は森山さん以外考えられません。また10年後くらいに見るような気がします。 【ramo】さん [DVD(邦画)] 5点(2012-11-23 20:31:38) |
386.《ネタバレ》 ええ、今まで何度も観てます。でも今回改めてマジメに鑑賞致しました。。。・・・こんなにいいとは思わなんだ(笑)観ているうちにドンドン涙目に…なんでかな?何か恐ろしく心に「響いて」しまったよ。男の美学、、、多くは語らないが、明確に、確信的に、持っているモノ、、、ポルコシブい、シブすぎる、、。優しいまなざしで見守るジーナが言う「いつまでたっても馬鹿ね」。愛すべき大馬鹿野郎達にフィナが言う「空賊たるや、誇りを持て」のシーン、、、いや、分かってるんすよ、ジブリテンプレートだってことは。でもいいものはいい! アニメならではな可能性を存分に発揮した本作。 男の熱いロマンが詰まっていますね。美しいアドリア海の風景と共に残る余韻も素晴らしい。参った、メチャクチャ良かったよ!よって満点!! 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 10点(2012-11-14 19:39:22) |
385.《ネタバレ》 ポルコ・ロッソがひたすら渋い!! オトコはやっぱ顔じゃなくて中身よねー。 ダンディズム満載のこういう映画って、ともすると単なるオトコの自己満足に終わっちゃうもんだけど、この映画は主人公がブタさんっていうひねりのおかげか、アタシも最後まで置いてけぼり食らわずにすんだわ。 とは言ってもアタシはやっぱり終始マダム・ジーナ目線で「ホント男っていつまでもガキよねー」みたいな感じだったけど。 でもそのマダム・ジーナも結局ポルコ・ロッソの少年性に惹かれてるんだろうから…男と女は堂堂巡りね。 それにしてもブタさんの声の渋いこと! この映画は森山周一郎のダンディなお声ナシでは考えられないわ。 そしておトキさんの艶やかな歌声! アドリア海の至宝、誰もが惚れる大人のイイ女マダム・ジーナの声をアノ加藤登紀子がやるってのもある意味斬新だけど、しっとりした歌声はさすが! とってもステキだったわー。 …観客に想像の余地を残したラストだけど、元に戻ったブタさんのお顔もアタシはちょっぴり見てみたかったなー。 【梅桃】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-08-31 15:23:39) |
384.《ネタバレ》 昔は最後の決闘のシーンしか覚えていなかったが、10年経ってもう一度見る。響くものが違う。 男ってばかよね、とつぶやくジーナの庭。どんなに声を張っても届かない、雲上の死んだ仲間たち。碧いアドリア海に気持ちの良い白い線を引いていく真紅の飛行艇。今の自分の人生と連続していない別の時間のような気さえする、鮮烈でいて夢のような一瞬。エンドロール「時には昔の話を」のようにぽつり、ぽつりと浮かんでくるシーンが美しく、切ない。 【CEDF】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-08-07 11:25:06) |
383.ポルコがめちゃめちゃキザなことを言っても引かずに観れたのはやはり豚だったからでしょう! 【しっぽり】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-08-06 22:20:21) |