★19.《ネタバレ》 序盤は面白くなる気がしましたが、後半は食堂での接客シーンを省いてしまったので、内輪だけの狭い話に展開してしまった印象が強くて残念です。主人公は能力者なので、そのままお客様を幸せにしつつ、同時に家族の進展もあるとした方が良かったと思います。江波杏子が本当に美味しそうに食べていたのが印象的でした。看板の文字や特に披露宴のこまごまとした料理が可愛かったです。 【DAIMETAL】さん [DVD(邦画)] 2点(2014-09-04 10:49:04) |
18.《ネタバレ》 なんといっても残念なのは、食をテーマにした映画でありながら、すべての料理がまずそうなこと。食べたい気持ちになんて全くならない。なぜだろう? 作っている時はうまそうなのに・・。エルメスの件については食の本質として自分には許せる話しだけれど、鳩はどうなんだろう? 鳥インフルとか大丈夫? メルヘンだからいいじゃんとも思えるけれど、1日1組の客? それも高校生カップルとか。そんなんで経営になる訳ないし、資金がないにしては、食器や内装が不自然にオシャレ・・って突っ込まずにいられない。それと、子役さん。柴崎コウの子供時代にしては、可愛くないなあ。 などなど本当にガッカリな作品でした。 【フラミンゴ】さん [DVD(邦画)] 4点(2013-02-04 23:03:17) |
17.《ネタバレ》 基本的に映画が好きなので、どんなひどい作品にも0点はつけるまい、と思っていたんだけど、これは例外。どこから批判を始めればいいのやら。表面的な「オシャレ」さをねらったのか、最近はやりの「ほっこり」系の雰囲気をねらったのか知らないが、実際に私が受けた印象は「不愉快」の一言に尽きる。エンターテイメントとしての話の展開は皆無、ところどころにはさみこまれた「小道具」としてのプロットは何のプラスにもなっていないどころか、むしろマイナス。突飛過ぎたり(例:水鉄砲ベビー)、もしくは後味が悪すぎたり(例:ペットのブタに最後に起きること)。そもそも、ペットのブタに襲いかかる悲劇を引き合いに出してぶちかましたかったであろう「食」に対する認識が根本的に間違っている。それを、あたかもいっぱしの「哲学」ででもあるかのように持ってくる神経の太さには呆れる。調べてみたら、原作は小説で、この作品はそれを忠実に再現した映画版なのだとか。ということは、この破綻したプロットの数々は原作者の責任ということになるのか?いずれにしても、不愉快極まりない気分になった。映画見てここまで不愉快な気分になったの、初めて。 【黒蜥蜴】さん [DVD(邦画)] 0点(2012-06-26 09:04:40) (良:1票) |
16.《ネタバレ》 たしかに、年に一度あるかないかの外れ映画。 もしかして、これって海外で受賞することだけを狙った映画なんじゃないかな。結構高度なマーケティングで作られているような気がしないでもない。 不気味な音楽にアジア言語が乗っている。それを終始掛け続ける。 意味不明なキャラ設定。 変な色彩。 異文化丸出しな食事。 そして不可解なストーリー。 オリエンタル補正が掛かってなぜか西ヨーロッパで評価されるタイプのアジア作品の典型ではないか。もしかしたら、とImdbを見てみるとやっぱ堂々の7点。 とはいえ、とはいえです。これを日本人が見て、言葉を理解した上で面白いと思うのか。おそらく、欧米人にとってこの映画は日本人はこういう種族だと理解して、何も疑問を持たないんだろう、そして迎合できる。我々がハリウッドの肉食な主人公達をアメリカ人そのものだと思って酷い点をつけたりするがごとく。 そもそも、「何で」の連続で、ストーリーはあるのか無いのか解らないし設定自体が15分ごとに微妙にさっきと違う。こう言うのって頭が混乱するけど、異国の映画って確かに良く感じる。昔のフランスとかイタリアの映画みたいなもんなら。 ただ、単に不出来な物がエキゾチックな魅力を帯びてしまう映画と決定的に違う。それを狙って作り込んできていると言うところに邪悪さを感じる。こう言うのってなんか不愉快だ。 内容でも許容しがたい部分がある。終盤に、なんでペットの豚を食べなければならないのか。母親が死ななければならないのか。インパクトを狙った原作を機械的な脚本家達が工業製品のように作り上げたんだろうが、そういうやり方が気にくわない。 それから、いちいち食を高尚な物に祭り上げようとするのも不快。お金が無くて本当に食べられなくて、そんなときおいしいと思った食べ物が塩を掛けたパスタだとか、それも食べられなくて飛び出した親元に土下座して戻っておかずがあるしみったれた夕ご飯を食べるとかいう体験をしろとか、それが偉いとか言う意味ではない。でも、単にお金を払ってプロの料理人に作らせた明らかにおいしい食べ物を食べる瞬間が本当の幸せなのだろうか?人間の根本は食、みたいな哲学が本当に嫌いだ。 【黒猫クック】さん [DVD(邦画)] 2点(2012-03-17 03:11:47) (良:1票) |
15.《ネタバレ》 まぁ悪くは無いちゃ無いし 言わんとすることは、分からないでもないのですが・・・ ゆっくりした流れの中に、解決してない・イマイチ理解しにくい ことが 結構 ある気がするのですが・・・ そこらへんはキッチリしとかないと。。。 終わり方も個人的には消化不良気味 そんな印象でゴザイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2012-02-21 21:40:11) |
14.《ネタバレ》 いろいろな角度からのアプローチで、作り手の狙いどころはなんとなく伝わってきましたが、すべてボール1個分外れて四球連発・押し出しサヨナラ負けというような感じでした。素材そのものはすごく良かったように思えたので、別のセンスを持った人が制作すれば、かなり良い作品になったかも。「かもめ食堂」以降、やたら食べ物を美味しそうに見せるの、日本映画界で流行ってるんでしょうか? 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2012-01-20 23:28:45) |
13.ネットである人の批評を聞いて、この映画が世間一般には気色悪いってことがわかった。 なるほどそりゃそーだろう。 日本はベジタリアン少ないし、こーゆうのは受け付けないと思う。 みんな文明的だから。 マイノリティー好きってのもあってにわかベジタリアンやってるわけだけど、そういう生き方までマイノリティーに飛び込んでみた人にしか分からない映画だと思う。 案外、普段映画観ないような田舎のおばちゃんならひょっとしたらひょっとする。 正直こうも理解者が少ないのはあれだけど、どこか嬉しくもある。 食材への感謝、愛情を込めた料理。 食べたり作ったりして大きく感動したことがある人で、僕みたいに少しおかしな人にだけ受ける映画。こっち系の料理を表現するのは難しい。描きたいのはうまそうな料理じゃなくて、見た目以上にうまい料理だから。ミスター味っ子みたいな表現にしたらわかりやすくておもしろいんだろうけどね。 一般的には気色悪い映画だから、料理は愛情!と本気で思っていたり、マクロビだとかヴィーガンだとか食のバリエーションに理解ある変態に勧めたい映画。 【おでんの卵】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-10-15 16:14:31) |
12.何の感興も湧かない、ダラダラした不毛の映画です。 人気女優が出てるけど、それだけじゃね。 【木登り猫】さん [DVD(邦画)] 1点(2011-04-26 15:22:07) |
11.《ネタバレ》 おとぎ話みたいな映画でした。虫を入れた同級生が最後に突然登場してたのはどうなんでしょうか。 【osamurai】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-04-14 22:07:24) |
|
10.《ネタバレ》 雰囲気で面白そうな感じを出しつつ『それなり』でしかない作品って、印象悪くなっちゃいますよね。設定や脚本にツッコミどころが多すぎです。製作陣は、なぜこれで『ヨシ』となるのでしょう?『声が出なくなる設定』『ムシを入れた友人とのエピソード』すべてが中途半端。田中哲司さんが馬に乗って飲みに来るのには唯一『ほぉ』ってなりましたけど。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-02-21 14:16:01) |
9.一応、最後はちょっといい話になってるんだけど、いまいち心に響いてこない。 基本的に嘘っぽい作りなので、最後になって突然真面目に語られても俄かには信じられない感じ。 出てくる料理は美味しそうだったし、エルメス食ったのには感心したけど、シナリオとしてはつまんないというのが正直な感想。 あと、ラストのオチは鳥獣保護法に抵触しないのか気になった。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-01-05 18:26:16) |
8.ツッコむことすらできないつまらなさ。時間の無駄。 |
【映画】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-10-10 10:35:07) |
6.だからさ、結局なにをもって我々を楽しませたいのさ。原作が面白いと思ったから映画にしたんだろ、ぜんぜんおもしろくねえんだけど。ハト食ってねえで母食え。 |
5.《ネタバレ》 会話式レビュー。A『とにかく映画全体は単調で、何となくいい感じ的な雰囲気で余白を埋めているけど実につまんなかった』B『早く終われと思いました』A『まず柴咲コウが演じる倫子さんが口が利けないという設定だけどさ、全体通して別に口が利けなくてはいけないという物語的な必然性がないじゃん』B『前半は心の中で声出して倫子はブタと会話してるので余計にそれを感じます』A『純朴そうな娘として描いているようだけど、久し振りに再会した人に行き成り店を建てる程の借金を頼む図々しい変な女という認識も拭えない』B『それで金を貸す男もすごいです』A『そして彼女が作る料理を食べたら何でそんなに奇跡が起きるか全く理由が示されないのもなぁ・・号泣したり、若返ったり、ラブラブになったりってねぇ・・ファンタジー的世界観とはいえ納得が行かないよ』B『それ以前に美味そうにも見えないですけどね、特にあのドロドロスープ』A『後は食堂の繁盛を嫉妬して満島ひかり演ずる元・同級生の女が料理に虫を入れたてたけど、何で虫を見せないのよ?どんだけの虫を入れたか分からないから行為の嫌悪さが全く伝わらないよ。しかも、その件に関して女が倫子に真相を告白したまま、決着は放ったらかしって・・はぁ?』B『ラストの結婚式で何食わぬ顔で虫入れた女が出席していて、びっくりしました』A『個人的に最大のびっくりは倫子の出生の秘密の件か・・』B『母親の処女懐妊ですね・・水鉄砲にたっぷり精子入れて・・馬鹿馬鹿しい』A『身勝手な母親は終盤で諸々の真意は分かるけど、別にそれが分かったからって母親のあの身勝手さの印象は変んないとか・・ああーキリがねー』B『後は何で母親がガンになって飼いブタを食わなくてはいけないのか・・』A『画面に向かって『はぁ?』と言ってしまったよ・・』B『もうこの辺にしましょう・・結局、まともに考えたらおかしな事を雰囲気で強引に丸め込めて、何となく流してしまう感じが私は不愉快でした』A『これ観て食堂かたつむりに行きたいと全く思わないよ。どいつもこいつも不気味すぎるわ!』 【まりん】さん [DVD(邦画)] 1点(2010-09-20 23:59:21) (良:1票) |
4.個人的に雰囲気先行型の映画が好きではありませんので、厳しい評価を付けました。こういう世界にトリップ出来る人は良いのでしょうが、私は倫子を取り巻く環境に全く魅力を感じませんでした。 しかも必要の無い様な演出が多い事も鬱陶しい。不必要な部分を全部削って90分位にしたら、嫌いな作品にならなかったのかもしれません。 飯が美味そうだったのが唯一良かったです。 【民朗】さん [映画館(邦画)] 1点(2010-02-20 01:34:25) |
3.《ネタバレ》 料理法を大々的にミスっていながら素材の良さで辛うじてキチンと味わえるものになっている、っていう感じ。合成着色料(ヘンなCG)、化学調味料(インチキくさいセットやキャラクター造形)、人工甘味料(半端に心情や状況を説明しちゃうモノローグ)添加しまくりな作りなんですよね。そんなの一切いらないの。ただ素材の良さをシンプルに撮ればそれでいいの。で、だからかなりヘンな失敗作なんですが、原作にあるのでしょう、食べるということ、料理を作るということの大切さ、そこに込められた思いみたいなのはちゃんと出ていて、役者の皆さん、特に柴咲コウがしっかり役柄を受け止めていて。素材は申し分ないのです。父が他界して以来(このところの私のレビュー、ちょっとウザい事になっているかもしれませんが、もう少し続きます)、四十九日までは、と父の好物を毎日作ってお供えしているのですが、料理を作るという行為にある儀式的な側面に共感し、映画に描かれた生と死と食に、色々な思いを廻らせる事ができました。デキは悪いですが、気持ちはこもった映画という感じがしました。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 6点(2010-02-17 15:29:43) |
2.映画はコメディタッチ、なかば少女マンガのようにメルヘンチックに進む。正直、いい年こいた男性は見てられない部分がある(笑) 主人公は失恋のショックで声を出す事ができなくなった設定だが、あまり物語には関係してこない。むしろややこしい筆談で話をまわりくどくしてるだけの印象。 舞台である食堂や客にはそれほどの重要性はなく、料理も思ったほど出てこないのは残念。 結局テーマはとってつけたような母娘の愛情。 家族愛を描くなら最初からコミカルな演出は控え、母親の背景もきちんと説明しておくべきだった。題材はよかっただけに惜しい作品。 【テツコ】さん [映画館(邦画)] 4点(2010-02-12 18:04:15) |
1.今僕が日々の生活で生きていく中で、とても大切にしていることは、「食べる」ということだ。 それはもちろん、今に始まった感覚ではないが、歳を重ねていく中で、殊更にそれの重要さが身に染みてきている気がする。 分かり切ったことではあるけれど、人生は楽しいことばかりではなく、むしろ辛いことの方が多い。 ただその中で、日々の「食べる」という行為が充実していれば、ただそれだけで人生は幸福になり得る。と、思う。 「生きることは、食べること」と、この映画は謳う。 それはとてもシンプルなことだけれど、幸福感に溢れ、同時に、潔く、厳しい「真実」だと思う。そして、その「真実」をきちんと描いたこの映画は、同じようにシンプルで、ただただ素晴らしい。 “とある事情で”で声が出なくなってしまった主人公、倫子。彼女が出来ることは、ただ美味しい“ごはん”を作れることのみ。彼女が作った小さな「食堂かたつむり」に訪れ、食事をした人々は、次々に願いが叶っていく。 温もりに溢れたプロットに、温もりに溢れたおいしそうなごはんが次々に登場し、その美味しそうなごはんと、それを美味しそうに食べる人たちの姿を見るだけで、幸福になる作品だ。 ただ、この映画は、そういった幸福なグルメ映画の範疇だけでは留まらない。 「食べる」という行為の根本を、もっとひたすらに純粋に追求し、その根本をしっかりと描いている。 料理自体の”美味しさ”は二の次で、それよりも前に存在する、「食べる」そして「生きる」というすべての生命の営みにおける「幸福」と「残酷」を真正面からしっかりと描き切っている。 その“まっすぐさ”が、この映画の最大の素晴らしさだと思う。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-02-11 08:52:50) |