77.《ネタバレ》 小学生の頃、家族と一緒にテレビで初見で視聴した際、第一の殺人の前に、「こいつが犯人」と当てずっぽうに指摘したら、「いい加減なことを言うんじゃない」と親に叱られたのですが、実はそいつが犯人だったのはいい思い出。登場人物が多く、人間関係も複雑で、シリーズの中では犯人が誰かわかりづらくなっているのですが、そのわかりづらさが、少し余計だったように思います。今まで何回か見てきたのですが、死体現場以外あまり印象に残っていないのですよね。俳句を用いた見立て殺人の死体デコレーションは、俳句本来のしみじみした味わいとは対照的に、だらっとしたケバさが印象的で悪くないと思います。 【camuson】さん [DVD(字幕)] 6点(2023-06-27 20:41:14) |
76.《ネタバレ》 戦後を舞台にしたシリーズだから、軍に徴用された釣り鐘のエピソードとか、復員兵詐欺とか、戦後特有の空気がいい雰囲気だ。 “獄門島”という名前、その由来、そして本家・分家の争いと、犬神家同様に怨念渦巻くドロドロした内容が想像できる。オマケに海賊の生き残りまで上陸している。小さな島で犯人が解らない殺人事件が起きてる割に、思いのほかのんびりした雰囲気で話は進んでいく。 床屋に現れる鵜飼、黙っていると不気味なのに、しゃべるとナヨっとして不気味さぶち壊し。3人娘が揃ってキチガイの役だって、いまいち解ってなくて、単に(当時の)今風な、大人の話の通じないギャルなんだなって観てしまった。花子が殺されても、残る2人とも雰囲気があのまんまだったから、なんか拍子抜けしてしまったというか、観てて緊張感が無かったというか… お小夜が一番不気味。草笛さん綺麗。与三松の弟を念じ殺したとか、恐い。本鬼頭に居座るお小夜を座敷牢に入れて狂い死なせるなんて、こんな怖い話をなぜ映像化しなかったのか。同じ座敷牢で飼い殺されてた与三松。鍵を開けられてから行方不明だったと思うけど、どこで何してるんだろう?見逃したかな? 俳句をモトにした殺人(というか死体の残し方)は、過去2作同様印象的なんだけど、金田一シリーズを現代の怪談映画然としているのは、殺人や死体の内容と言うより、その舞台となる家や村から漂うおどろおどろしい空気が大事なんだな。って思った。絵面がカラッと爽やかになったために、精一杯おどろおどろしさを演出するための、あのオープニングの不気味な絵だったのかもしれない。あと島に掛かる夕陽の上に、上手い具合に雲が掛かって、まるで鬼の目のように見えるシーンは恐くて美しい。よくあんな画が撮れたよ。 犬神家の大ヒットから、当時横溝作品の実写化が盛んだったとは聞いていたけど、まさか公開直前に獄門島がテレビドラマ化されるなんて。それで犯人を変えざるを得なかったんだろうか? 石坂金田一のシリーズ3作目にして、昭和21年の事件との事だから、犬神家の前の年が舞台。この辺り、今だったら“○○ビギニング”とか“○○エピソード0”とかってやりそうだけど、特段シリーズとしての関連性も、説明もなく物語は進む。でも最後お七に、これからどこに行くかわからないと言っているから、東京で探偵をやる以前の話ってことになる。ウィキであらすじ読んだら、金田一はこの事件をキッカケに探偵事務所を開いたらしい。けどわざわざ「探偵の経費で落とせる」ネタを入れるためだけに、この辺の筋を曖昧にしたのかな。 たぶん映像で一番印象に残るのは電線のスズメだと思う。あれは可愛い。小林昭二のフンドシ姿も素晴らしい。それ以上に公開前の“特報(トレーラー)”の短い動画の、坂口良子がトンデモなく可愛い。出番は4秒くらいだけど、You Tubeにあると思うので、興味があれば是非。 【K&K】さん [DVD(邦画)] 5点(2021-10-03 21:46:34) |
75.《ネタバレ》 【金田一モノ】って、子供の頃はテレビでは何度も放送していたはずですが『犬神家』以外は実はそれほど覚えていないのです。『獄門島』も確かに見たハズなのですが“釣鐘首チョンパ”しか記憶にない(苦笑)。んで、今回ウン十年ぶりに見て思ったのは「コレは歳食わないと分からないオトナのビターな味だったのだなぁ」とシミジミ。 謎解きの部分やら出てくる人物造形やらで現代の基準では地上波放送は不可能だろうなぁと思いながら、でもこれが【横溝正史の世界】なんだよなぁと思ったり。美しくも残酷な【見立て殺人】はこのシリーズの醍醐味、メインディッシュのひとつなワケで大変に素晴らしいのですが、これまた現在の地上波ではもう放送は難しいんでしょうねぇ…。それと劇中では完全にアレとして扱われている3人娘って、令和のイマドキのJK基準だと全然普通に思えてしまって、それもある意味コワイよなぁとか思ったりしました(苦笑)。 大原麗子の可憐さとはかなさと。 坂口良子の【おどろ情念世界】における一服の清涼剤感と。 三木のり平が詠む五七五の最後に付け足したい【ごはんですよ】 ちなみに…【電線のスズメ】は今からでもCGに差し換えるべきなのだろうか?いや、ほっこりするからあのままでOK!(微笑) 【幻覚@蛇プニョ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-04-18 13:22:36) |
74.《ネタバレ》 原作既読です。原作は傑作だと思うが映画はダメぽん。原作には出てこない登場人物を無理やり設定して犯人ですか。原作の論理が元も子も無くなってしまったと思う。 【ブッキングパパ】さん [インターネット(邦画)] 3点(2020-09-10 21:03:55) (良:1票) |
73.《ネタバレ》 ミステリーとしていいか悪いかは評価できないが、物語としては原作段階から納得できないものがあった。殺人の動機付けもそうだが、特にわざわざ見立ての手間をかけることの意義が感じられない。原作では楽屋ネタのようなことを書いて開き直っていたようだったが。 そういう原作由来の点は仕方ないとして、この映画では一部改変により動機の面で説得力を増しているといえなくはないが、四国八十八ヶ所など取ってつけた感もあり、時間的にも141分もあって最後まで見るのが正直つらくなる。最後に投身した人物が、見えない大きな力に動かされていた、と語っていたのが言い訳じみた感じに聞こえ、かえってこれは適当な翻案だと制作側も認めていたのではと思わされた。 ただ唯一、雀の五七五は極めて強引だがユニークな趣向で笑わされた。 出演者に関しては、男は見なくていいとして女優陣は多彩なようだが、個人的好みの関係もあってあまり心に残るものはない。重要人物の早苗さんという人は、原作ではあからさまに「かわいかった」と書いてあるので可愛くなければ困るわけだが、この頃の大原麗子という人は、可愛くないとは言わないがそれほどイメージ通りでもない。 また浅野ゆう子嬢は、当時の若手としては人気があったはずだが、この映画ではとんでもない役どころでかつあまり印象に残らない。この頃の姿なら同年の「惑星大戦争」(1977)、少し年増状態なら同じ監督の「八つ墓村」(1996)を見た方がいい(見なくてもいい)。ほかに坂口良子という人も出ているが、自分とは世代が違うので特に愛着を感じていないのと、劇中人物としては昭和(戦後)っぽいのであまり好きにはなれなかった。 結局、いい印象として最後に残ったのは雀の五七五だけだった。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 4点(2019-11-23 13:58:36) |
72.前2作に比べればやはりパワー不足な印象は拭えない。 古い効果音に頼った殺人に頭のよわそうな3人娘、飽きた展開に引き付けられるものはなかった。 結局のところピーターが出てたぐらいで終わってしまった。残念な作品。 |
71.怖さは少なく、地味な印象だった。 女優陣は見応えがあるが、物語がそれ程に感じないのはたまたまだろうか。金田一シリーズの中でベストとは言い難い。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-11-03 22:17:43) |
70.《ネタバレ》 原作は横溝正史の代表作……のみならず、日本探偵小説のベスト1に推す人も少なくない作品ですが、個人的にはいまいちでした。トリックはまあいいとして、最大の問題点は動機。網元の方はともかく、本人の死後それを実行してしまうというのがどうも納得できません。わざわざ俳句に見立てるというのも、必然性が感じられませんでした。 しかしこの映画では、嘉右衛門老の“他国嫌い”がかなりしつこく描かれていて、説得力を与えています。早苗が「島から出たことがない」と言うのも、獄門島という「小宇宙」の閉鎖性を強調していました。どうもこういうものは、短時間に凝縮した方がかえって理解しやすいように思えます。映画の限られた時間に事件に関する情報を詰め込むのは大変でしょうが、本作ではかなり成功していたと思います。特に冒頭、戦死・生還・鐘という、事件発生に必要な三要素をちゃんと出すだけでなく、復員詐欺を暗示させるところまで入れたのはおみごとでした。「キチガイ」もしっかり出てきますし。とはいえ、話を追うのに忙しくて、情緒面に欠ける部分もありました。 そのあたりは最後に母子の要素を入れることで対処していているようですが、これは『犬神家』の焼き直しのように見えて、ちょっとどうかと思います。勝野の動機にしても、子供に家を継がせたいということよりも、和尚との間に何かあるのかと思わせて暗示にとどめるという、スッキリしないままの終了で不満が残ります。とはいえ、全体としては見ごたえがあり、充実したできだったと思います。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2016-11-25 21:11:29) |
69.《ネタバレ》 思っていたほど怖くない感じ、かな? あまり邦画独特な湿っぽさが無いし、どこかのんびり?してる雰囲気に感じました。あー、でも坂口良子さんはとっても可愛い♥ 結局のところはそんな印象でゴザイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-11-24 22:06:21) |
68.金田一さんのターザンロープ(?)あたりの悪乗りは楽しくって、私も子どもの頃から好きだったんですけどね。ただ、ミステリとしては正直、あまり面白くない。むしろ大人になってから原作を読んで、こんなにスゴイ推理小説だったのか、と。趣向を凝らしに凝らした、3重の見立て殺人。この映画、原作から一部変更を加えられており、例えば「謎の復員兵」の処理などは(原作より無理があるにしても)なかなか悪くないと思います。ただ、実行犯が少し変更されている点、変更すること自体は結構だとしても、そんなに面白い変更でもないし、そのせいで終盤をここまでダラダラ引っ張ってしまったのは、どうもいただけません。石坂金田一シリーズにおける金田一さんは、中盤アタフタしている一方(これは原作のテイストでもありますが)、ラストの真相解明の部分で、根拠もロクに示さず妙に何でも断言してしまう感があり、「オイオイなんでそんな突然強気になってるんだよ」と思いつつもそこが魅力であったりもするんですけどね、本作の終盤のダラダラ感はそんな魅力も打ち消してしまい、といって原作にない新たな魅力(ロマンスなり、それに伴う哀切なり)を盛り込めている訳でもなし。あと、原作の巧みなトリックも、あまり印象的には描かれておらず勿体ないですね。第一の殺人なんて、原作では犯人をうまく隠してますけど、この映画ではほとんどバレバレ寸前の描写になってしまっており、むしろこういう部分で原作を離れてみてもよかったんではないか、とも思います。それともう一つ、本作の医石坂金田一さん、過去2作よりもなーんか野暮ったい顔してますなあ。そこも惜しい。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-08-15 20:43:33) |
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67.国内ミステリー堂々の第1位にしては、そんなにおもしろくない。 原作はもっとおもしろいんだろうか。 私には、やっぱり古谷一行だな。石坂金田一はなんとなくきれいすぎて、 影がないのが物足りないんだろうか? もっと、獄門を全面に出してほしかった。 四国のくだりのなんともいえない悲しさに+1点。 |
66.《ネタバレ》 戦争で負けて体制変化する中、たかが瀬戸内海の孤島の網元程度の本鬼頭家が継ぎたくなるような家とは思えず、その事に躍起になっているというのがそもそも理解できない。のは置いといて、精神異常者を跡取りにしたくないという感情で全員殺してしまうのはいいのだけれど、もうちょっとやり方というものがあるのではないのか?。何らかの怨念とかメッセージを伝えたいわけでもなく、単純に消えてほしいならワザワザ俳句を題材にして目立つように殺さなくともいいのではないのか?。そもそも殺す必要があったのか?病人扱いで隔離してしまえばよいのではないのか?また、闘争しているのが本人不在で親達がムキになっているのもどうも滑稽で。瀬戸内海の爽やかさも舞台としては不適合だし。 月代が浅野ゆう子だったり勝野の幼少期が荻野目姉妹だったりとイガイな配役、大原麗子、太地喜和子、坂口良子といったもはやこの世には居ない女優陣。そして現在でも朝ドラでバリバリ活躍している草笛光子等々、各々の女優たちのその後の運命を感じつつ、その存在感・演技には魅せるものがあるが。(司葉子も健在のようですけど、女優業はしていないようですね) |
65.《ネタバレ》 音楽が軽いなあと思いましたが見ているうちに作品自体がそれ程重くない事に気付かされました。 『獄門島』というタイトルからもっと悍ましい内容や演出を想定していたのですが、そこまで怖くはなく幾分肩透かしな印象でした。 舞台を周りから隔絶された孤島にしていますが、閉塞感は感じられず逆に気候の良い瀬戸内の開放感の方が強く出ているせいだと思います。 私としては日本映画特有の怨念や祟り等を軸とした子供の頃の私が最も苦手としていたホラー系の作品を大人になってようやくそれらを見ても夜1人でトイレに行けるようになり、満を持して鑑賞したので少し残念です。 殺人の動機も怨念じみたものはなく家督相続がらみですし、殺人の被害者達も白濁したコンタクトをして目を見開いているワンパターンですし、等々力警部のようなキャラクターも出てくるので制作者側もミステリー重視の怖くない軽妙とも言える作品を目指している感じです。 そのように作品を軽めのものとして見ると個々の殺人方法も脚本も細かい事を言ってもしょうが無い気がしてきます。 軽い作品と解釈しても少し気になってしまったのが被害者の3姉妹を同じ様な白痴として描いていて手に掛けた人達も罪に対しては後悔して自殺してしまいますが彼女達に対しての呵責はそれ程描かれてはいないという所です。 細かいようですが余り良い気分では有りませんでした。 作品自体は面白いといえば面白いのですがメインの役者さん達も上手い人とそうでない人が入り乱れていたりタイトルと世界観にギャップがあったりと全体を通しては少し見づらい印象でした。 【しってるねこのち】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2015-07-09 19:49:16) |
64.《ネタバレ》 楽しくて大好きな映画。私にとって、最初から最後までコメディ映画だ。 『犬神』『手毬』『獄門』の三作で、この『獄門島』が一番好きだ。楽しいから。 戦後すぐの夏、金田一が船で島に渡る。 そして島を出て行く四泊五日の話で、楽しい旅行気分が味わえる。 早苗が金田一に言う。 「わたし島を一度も出たことがないの。おかしいでしょ?」 「島の外に連れ出して欲しい」。 泣けるぜ。 勝野の少女時代、四国で天涯孤独になり、母親の遺骨を埋めるため穴を掘るシーン。何も言えない。 ところで、『手毬唄』がベストの人が多いようだが、私にとって旅の気分が味わえないし気がめいる。コメディ要素がほとんどない悲しい話だから、好きじゃないんだ。『犬神家』はいいシーンが多い。笑えるシーンも多いし、音楽も好きだ。文字のナレーションも好きだ(タイミング)。でも大満足じゃない。 その点、この『獄門島』はずっと楽しい。(自殺じゃなく)殺されるのは、おバカな娘三人と悪い海賊だけだし、悲壮感がなくて「すごく楽しい」。夏の海のシーンが多くて楽しいし、床屋の娘(坂口良子)も楽しい。ホント、楽しいシーンが多いし、何度でも観たくなる。特に音楽が好きなんだと思う。特にOPとEDがいい。 ★躊躇なく「10点!」最高のコメディ映画。 【激辛カレーライス】さん [DVD(邦画)] 10点(2015-06-02 01:52:00) |
★63.《ネタバレ》 島とか海をイメージしているような爽やかな感じのBGMがシーンによっては、所々少しのんびりした曲で浮いていて合ってなかったかな。OPとEDにはいいんだけど。最初の事件が起こるまで30分かかっててちょっと展開が遅く地味かな。途中、金田一が俳句が重要な手がかりであることに気づくシーンがある。3つの電線にカラスがとまってるのを見て「5(羽)!7!5!、そうか、俳句だ!」とか言うんだけど、偶然にしては都合良すぎる。12羽のカラスがあんな風にとまるなんて、不自然でしょw最初の方のシーンで和尚役の俳優さんが人物紹介するんだけど、声が聞き取りづらかった。最後に、太地喜和子の無駄遣い。 【チムパニ】さん [DVD(邦画)] 5点(2015-05-23 11:37:24) |
62.司葉子さんや大原麗子さん、そして坂口良子さん、綺麗だなぁ。最近はこういう感じの女優さんが日本にはいませんね。ヘアメイクもあるんだろうけど、麗しい感じの方が最近は、、、。さて本題、ストーリー的にあまり凝った驚きもなく。このシリーズは殺され方が全部怖いですが、今作も期待を裏切らぬ娘達の殺され顔芸を堪能できた。それでプラス1点。 【movie海馬】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-03-05 02:06:06) |
61.《ネタバレ》 当時幼~小学生くらい、ドリフのコント金田一さんシリーズが好きで好きで。その元ネタの映画は幼すぎて何一つ観ることができなかった。そんな私のノスタルジームービー。他の作品よりも本作を早く見ることができたので、この作品こそ石坂金田一映画とすりこまれる。+(プラス)北海道生まれ北海道育ちの私にとって「戦後の本州の雰囲気(瀬戸内海は、私にとって本州そのもの)」を感じさせてくれるグッドムービー。札幌に住んでいても日本の歴史はあまり感じ取ることができないように思う。観るだけで「本州に、昭和に、そして幼年期の自分に」とんでいくぞ、金田一さん。 娘三人の白痴的美しさにもポイント献上。 【JF】さん [DVD(邦画)] 9点(2014-07-28 10:57:13) |
60.この映画のヒロインは大原麗子ということになるのだろうが、残念なことに相手が悪かった。その相手とは司葉子。それほどまでにこの映画の司葉子は美しい。それだけで観る価値あり。 【la_spagna】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-09-23 14:26:19) |
59.《ネタバレ》 原作既読も20年前なので「季違い」の部分以外忘れていました。よって、犯人が変更されているということは構わないんですが、やけに長いなと感じたり(金田一耕助の真相暴露開始からエンディングまで50分もある)、警察がいつにも増して無能(止めろよ。真犯人の自殺止めろよ。2人きりで崖に向かうのを放置するなんて大馬鹿としか言いようがない))だなあとか、音楽がショボイなあとか、粗が気になるほど入り込むことができませんでした。犬神家は見るたびに発見があるのに不思議です。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 4点(2013-08-31 10:59:12) |
58.《ネタバレ》 市川崑監督がこのスタッフで金田一作品を撮ったなら、それはもう品質保証マーク付きの映画です。安心して楽しめます。「犬神家の一族」でファンになった人は裏切られることはないでしょう。おどろおどろしい物語の中、常連キャストである石坂浩二さん、加藤武さん、坂口良子さんあたりが画面に映るとなぜかほのぼの、観ているこちらもニンマリしてしまいます。 【タケノコ】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-08-16 21:45:06) |