57.《ネタバレ》 脚本はよかった。前半のサバイバルより、後半の救出劇。 ただ、リドリー・スコットの演出はあまりに地味。ダイナミズムにかける。年取るとあざとさが嫌になるんだろう。 淡白な演出。枯れてる。 ブレードランナーやプロメテウスの続編が心配だ。 【うさぎ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2016-07-17 00:32:30) |
56.《ネタバレ》 マット・ディモンさすがだな~、安定感があるよね、芸達者ぶりは相変わらず。なんかベタというか一瞬ア〇マゲドン的なwにほひがしたけど、なんだかんだいって地球帰還のときは感動したなー。でも某国が出てきたときはあらマタカヨ!?とかおもっちゃった。最近のこのテのものは何かしがらみがあるのかな? なにかちょっとそこらへんが気になったから、の、7点デ 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 7点(2016-07-14 17:53:21) |
55.《ネタバレ》 主人公を置き去りにしてしまったクルーの自己満足的リスキー行動は理解できなくもない。リアリティは無いけど仲間を救う犠牲的精神はやっぱり心を打つ。「またチャイナか」の違和感は、エンドクレジットの「I Will Survive」で目をつぶる。 【ProPace】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-07-12 21:37:33) |
54.意外にもエレガントな仕上がりで狙いは判るが若干退屈した。何か実感の伴わない夢の中の出来事のような印象。主人公は始めから人格者であって、あのすさまじい経験によって特に成長するわけでもない。よってラストの講義のシーンにぐっとくるものがない。あそこが蛇足に見えてしまうのは失策ではないか。但しクールな科学啓蒙映画として観るとそのベタつかなさが小気味よいとも言える。よって作品自体はそこそこ評価できる。それにしても劇中の楽曲に訳詞を付けていないのはまったくどうかしている。サウンドより歌詞が重要な本作の場合は著作権料を払ってでも付けるべきだ。更に、邦題を「オデッセイ」にした愚かさ・傲慢さにはほとほとあきれた。これを提案した者も許可した者もちょっと足りないのではないか。国内での無神経な処理二点、しなければいけないことをしないこと・すべきでないことをしていることが折角の力作をぶち壊しにしている。日本版関係各位の猛省を望む。 【皮マン】さん [ブルーレイ(字幕)] 3点(2016-06-21 16:46:45) (良:3票) |
53.《ネタバレ》 ドキュメンタリーのように感じさせるのがリドリースコットの力量。そして彼らしく、宇宙を描く画はスバ抜けている。だからこその感情移入。そしてマットデイモンの存在感でこの映画の評価が上がる。ストーリー構成としてはだいたいこっちの想定通りに進むまさしくこれぞ予定調和なんだが、また言うけど絵作りの良さで引き込まれてしまう。火星の赤茶や宇宙船やローバーの意匠は良かったなあ。その宇宙的な絵構成で発芽した黄緑はあまりに美しくて愛おしくて心動かされた。 【タッチッチ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-06-18 14:37:34) |
52.《ネタバレ》 ストーリー自体は予告編から推測できる範囲を決して超えてはいないが、よくあるパニックアクションというよりも、最近はやりのサイエンスヒューマンドラマといったテイスト。宇宙飛行士の訓練というのは、想定されるあらゆるアクシデントに備える目的が大半と聞いたことがあるが、本作の主人公は出来過ぎなほどポジティブでどんな時もユーモアを忘れない、ある意味で苦難に挑戦する人間として理想の人物像であるところが本作の魅力のひとつだろう。また、主人公が植物学者というご都合主義はご愛敬としても、火星で生き延びるための科学的知見に基づくアイデアの数々(水の生成やプルトニウムを利用した暖房、16進法を活用した通信など)は、観る者の科学的好奇心を刺激せずにはおかない。そして、それらにも増して本作が最も魅力的なのは、火星に取り残された「たった1人」のために、予算やリスクを顧みず、あらゆる手立てを尽くそうとするNASAを始めとした人間達の奮闘である。こういった作品には珍しく主人公の家族は登場せず、地球で彼を待ちわびる群衆の表現も最小限であるにもかかわらず、鑑賞後に爽やかな印象が残るのは、終始流れる明るいオールディーズによるものだけではなく、1人の救出のために多くの人が力を合わせる「地球という素晴らしい星に私たちも住んでいる」という希望と一体感をわずかでも感じられるからかもしれない。 【田吾作】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-06-13 17:55:29) (良:1票) |
51.《ネタバレ》 とても淡々とした淡白な作風でしたね。いい意味で軽いというか。 オープニングは火星探査してる飛行士たちが砂嵐に襲われるというところから始まる。前日談みたいなのは一切なし。 このへんのバッサリ感が今風で良い。こう言うストーリーだと、地球では全人類が今か今かと待っている、 みたいなシーンも多く挿入するけど本作はそういうのも最小限でしたね。 そしてクラシック音楽で感動的に盛り上げる、というパターンも多いけど、本作は主人公が言うところの センスの悪い軽音楽で占められておりました。これがまた新鮮でしたね。 リアルでハードなSFをサクッとしたノリで彩るというような。 火星の風景をリアルに再現してくれたのは宇宙好きの自分としては嬉しいです。 火星でああやって芋を栽培できるのであれば、火星の植民地化も実現可能のような気がしてくる。 なんだか希望が湧いてきます。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-06-10 23:14:20) |
50.面白かったです。私の好きなマット・デイモンとリドリー・スコットのコンビと言うことでかなり期待が高かったけど、期待通りの出来でした。ところどころ難しくて私には理解できない説明的な部分もありますが、そこらへはスルーしても全く問題なしです。火星の映像は美しく、NASAの全問協力ということもありリアリティがあります。今回は2Dで観ましたが、レンタルでも3Dバージョンが出ているので、今度借りて観てみます。 【ぽじっこ】さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2016-06-05 11:27:55) |
【Yu】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-05-19 23:49:11) |
48.《ネタバレ》 娯楽映画の見本とも言えるような欠点のない良作。キャストアウェイやライフオブパイのような一人どこかに残されてからのサバイバル展開はいつも不思議と胸が熱くなりますね。そんでもってそこからの救出に至るまでの話の持って行き方がこれまた上手い。失敗を一回挟んでからの逆転劇はど定番なんだけど、わざとらしくなくて、素直に楽しめた。好き嫌いがあまり分かれない、誰でも満足できる映画だと思います。オススメ。 【ばかぽん】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-05-13 05:15:23) |
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47.《ネタバレ》 鑑賞後に思ったことはふたつ。火星探索の意義と、救出作戦の誤謬です。 ヒトは遠いところへ行きたがる。もう映画が始まる前から分かり切った解決済みの命題です。登場人物が誰一人としてプロジェクトの意義に疑問を呈しない。本作のように危険が付き物ですけど止めません。ヒトはそのように作られているみたいです。学術的な意義と云うより、ワクワクがあるからですね。特に宇宙は「そこが最後のフロンティア」だからでしょう。 最後は二次災害に繋がりかねない救出手段でした。ハリウッド作品らしく結果オーライで流していますけど、もし私が責任者だったらできない選択だと思いました。失敗した時の批判を恐れる日本人的意見かもしれませんが、救出のために他者の命を危険に晒すことがどうしても正しい判断とは思えないのです。船長の悔恨を回収する目的があったとはいえ、リアルならありえないでしょう。気難しいことを言ってますけど、クライマックスを映画フィクション的な決断でまとめたことが残念でした。もう少し練って欲しかったです。 あ、もうひとつ。似非大国に恩を売られて欲しくなかったです。 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 6点(2016-04-24 03:34:05) (良:1票) |
46.今回飛行機の中で何本か新作映画を見たのだが、これが一番面白かった。 敵が現れない映画にありがちな、無駄なシーンで眠くなるということはなく、次から次に問題が起こり、あきさせない作りは、 さすがはリドリースコットというところ。 宇宙、サバイバル、救出作戦という3大要素が見事に絡み合い、非常に面白い映画に仕上がっている。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 8点(2016-04-21 13:59:35) |
45.《ネタバレ》 よく言われる『ザ!鉄腕!DASH!!』よりも『いきなり!黄金伝説。』に近くない?とか思いましたが(ほら、あの番組は独りで生活するものが多いから)、それはともかく。 リドリー・スコット監督の抑えの利かない即物的表現はこういうポジティブな映画にこそ似合ってるんじゃない?と思いました。やっぱり死に向かう状況よりは生への執着を見せている状況の方を画として見たいですからねぇ。あくまで前向きに、ユーモアを交えて絶望的状況を乗り切ってゆくマット・デイモンの姿は大変にカッコイイのでした。 一方の地球側と彼を置いてきちゃった宇宙船側はあまり面白いところはなくて。宇宙船内の描写なんかは今から20年前くらいの映像技術程度じゃない?みたいなぎこちなさで。無重力空間での表現は『ゼログラビティ』まで行ってるのだから、ねぇ。 クライマックスの『ウォーリー』『ゼログラビティ』なんかでお馴染みのアレは(むしろ『アイアンマン』かな?)実際にはあさっての方向にすっ飛んで行っちゃうだろうなぁ、って思いましたが、そういうところも含めてあんまり細かいところは気にすんなって感じの映画で、程よい娯楽大作っぷりでございました。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-04-07 22:47:58) |
44.パッと見はアポロ13だが、ノリはアルマゲドン。細かいことは気にせず世界観を楽しむべし。こういうノリが好きなんです。 【マー君】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-04-06 00:09:52) |
★43.《ネタバレ》 火星でディスコ・サバイバル。頼れるのは自分の知能。 いろんな所にいい具合にお助けアイテムがあるのがご都合主義のように見えるけど、それでも彼はボロボロだ。孤独と飢えに耐え、ディスコミュージックとバイコディンを頼りに、迎えを待つ彼の姿は自然と応援したくなる。なにがあっても明るく挫けない彼の姿勢も自然と応援したくなる。そして綺麗で広大で過酷な火星の景色は圧巻だ。 中盤、中国が応援してくれるのは今のハリウッド映画事情が垣間見れて面白いですね。NASAがとにかく頼りないので、この助け舟は普通にテンション上がりました。 ラストの宇宙空間での救出もどうなるかわからないドキドキが主人公が地球にいるシーンまで止まらない。にしても無重力空間の表現も凄い。 2時間半ダレさせる事なく常に目を離させない構成はさすがリドリー・スコット、素晴らしいです。 最後のスタッフロール時にグロリア・ゲイナーの「恋のサバイバル」が流れ始めた時には吹き出しそうになりました。そう、一人で生きて行ける! 【えすえふ】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-04-04 20:28:42) |
42.《ネタバレ》 ジャガイモ畑、水の量産、地球との通信の回復、それらが全部うまくいったとしても、1年以上火星に独りぼっちという「孤独」との戦いには勝てないような気がする。絶対精神がおかしくなるよなあ。私なんか転勤先の方違いのために2日間一人でビジネスホテルに泊まっただけで寂しくて仕方なかったですからなあ。NASAの長官は絶対主人公を見殺しにする方向に計画を持っていくと思っていたけど意外。地上の人達が一致団結して救助しようとしていたのはこの手の映画では珍しいのではないでしょうか。7~8点つけようかと思いましたが、後半突然出てきた中国語が非常に耳障りだったので0点。 |
41.《ネタバレ》 思ったよりも展開が早く良いテンポで話が進んでよかった。 なんとか生きようと色々なアイデアを出していくのが印象的。 笑える点も多いのがグッド。 【とむ】さん [DVD(吹替)] 8点(2016-03-30 22:58:05) |
40.期待以上に面白かった。 さすがは、リドリー・スコット監督。 SF映画の礎を築いてきただけあって、ディテールの細かさや見せ方に至るまで SFとしてのフォーマットが洗練されています。それらを鑑賞するだけでも楽しいのに ここに息苦しいほどのサバイバルドラマが加わっているのだから、最初から最後まで目が離せませんでした。 主役のマット・デイモンの素晴らしい演技もさることながら、親近感というか、とにかく感情移入し易い。 生きる勇気や希望、そして人生に前向きになれる作品だと思います。 【シネマブルク】さん [映画館(字幕)] 8点(2016-03-28 12:06:18) |
39.《ネタバレ》 マットデイモン相変わらずかっこいい。好きです。 面白かったけど長かった。機械とかチンプンカンプンだから、切り離す、爆破する、閉める、空ける、とか、雰囲気で楽しむには、も少しシンプルだと助かる。カタカナばかりだと飽きる。終わり方が日本のホームドラマみたいに、皆さまのその後ってのも……。地面から出ている双葉を愛でるあたりでカット!したい。教授となって語る必要はあったのでしょうか。それに自分の脳みそ足りなくて、火星探知機使って16進法とかで悪戦苦闘した後、なぜパソコンみたいのでカチカチ交信できたのかが分からなかった。モニター前での歓声のシーンもやたら多かった。アメリカらしい小気味良さが欲しかったです。 デビッドボウイのスターマンには全身がザーッと鳥肌に。そして最後がまさかのオージェイズ。大好きだけどディスコサウンドをさんざん小馬鹿にした後だったので、いやぁ、ここでなんで使ったのか不思議でした。エンドロールの音楽の2曲目にしっとりともう一曲ボウイを聞きたい感じでした。 小姑的なレビューですが結局面白かったです。孤独感や絶望感の描写が少ないという意見もありますが、現実の世の中があまりにトホホなので、映画は明るくて軽くて希望に満ちている方がすきです。 【LOIS】さん [映画館(字幕)] 7点(2016-03-26 23:12:41) |
38.会社を休んで、期待して観に行ったが、期待を上回るおもしろさだった。 特にスターマンのかかってる間、鳥肌がたった。 マットデイモンも好きだし、設定もワクワクするし、映画館で観てよかった。 こういう時代が来ればいいのに。 |