1.《ネタバレ》 いやぁ~、可愛い、可愛い!主人公の魅力とご機嫌な音楽で8点です!
細かいことは気にせず、若いということの魅力を楽しみ、うらやましがる映画。心の洗濯ですかね。
無謀な旅立ちをする二人のラストは、今時珍しい余韻の残し方で沁みいるものがありました。曲もいいし。
ほど良い長さですが、音楽シーンがたっぷりあるのでキャラの掘り下げは無理な話です。
貧しい割には小奇麗な両親、目立たない姉貴、悪役なりに憎めない…とはいかない校長、もう少し見たかった他のバンドメンバー。
もろもろの少し物足りなさを、主人公の男の子が見事にチャラにしてくれます。
もうじき閉まるパルコのシネクイントで見られたのも良い思い出です。
1980年代のブリティッシュロックに詳しくて大好きだったら、数倍楽しめそうです。