★48.この監督は本当に一度も良い作品など撮った事がないだろうによくもコレだけの数を作る機会があったもんだ。 ATGとか日本のヌーベルバーグかなんかしらんがとにかくつまらなくて長い。
つまらなくて長くて鼻持ちならないという事がおそらくヌーベルバーグというものの共通点なんだろう。 表現のどうのこうの言う前に面白い映画を作ってくれればそれでいいのに、 全くそうした所が皆無であり、とにかく冗長である。
3時間もあるがゆえに何がなんだかわからず、劇場でみたのにDVDで見直した。 本当に損した損した。
6時間もこの映画を、普通の映画なら3本観れる時間使って、 本当に損した損した。表現社だってさ。つぶれろつぶれろ。
引退だって遅すぎるだろ。しかし見られないほどは酷くはないので4点。 【病気の犬】さん [DVD(邦画)] 4点(2015-12-16 18:06:21) |
47.《ネタバレ》 波乱万丈の映画を期待せずにドキュメンタリーなんだと言い聞かせて 見ていればそんなに悪くない作品。当時の時代背景に興味があったので 淡々と見ました。 でもセットがお粗末だったなぁ~。 【あずき】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-06-11 21:39:02) |
46.スパイの話なら「忠誠とはなんぞや」というテーマが出てくるかと思っていたが、そういう突っ込みはなく、描きたかったのは彼らの情熱か。ゾルゲらだけでなく、226の兵士たちの情熱にも焦点が当てられていた。時代を動かさずにはいられない情熱の沸騰へのおののきと共感。でもたとえば近衛文麿の「情熱のなさ」も歴史に関与したわけで、歴史と情熱の関係はそう単純なものではないだろう。映画の一番の売りだったCGによる過去の上海や東京の再現は、街にくすみがなくノッペリしていて、なんか修正済みの昔の絵葉書の中に入りこんだよう。それを狙ったんじゃないだろうけど、面白い味が出ていた。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 6点(2008-05-15 12:24:51) |
45.ドイツもソビエトもチャイナもすべて英語でひっくるめるという乱暴さと「雪辱を雪ぐ」という脚本の日本語感覚の可笑しさ、音楽も良質なのにクドイし野暮い、等々に引っ掛かりを感じた。テーマや時代性も嫌いじゃない作品ではあるが、作品時間三時間強に長さを感じてしまった。本当に面白い作品は長さなんて感じないものだが…。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 6点(2007-09-05 00:19:27) |
44.《ネタバレ》 全体的に蛇足シーンが目立ち、時代の空気感や登場人物の息吹も感じられない。売りにしていたCGも却って不自然さを際立たせており、日本さえ珍妙な異国に映ってしまう。ま、ソ連のシーンの安っぽさは更に酷いが…。尾崎秀実は、もっと本人に近い地味な顔立ちの役者を配した方が良かった。これに限らず配役の妙は見当たらず、なぜか篠田映画の常連である葉月里緒奈は、短い出番ながらしっかりと大根芝居を披露してくれている。そして極め付きはラストの和訳付きイマジン。これはほとんどギャグと云っていい。ゾルゲ事件は昭和史の中でも極めて面白い題材であったはずが、この有様ではなぁ。 【丹羽飄逸】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2007-08-13 00:45:59) |
43.こういう時代を扱った映画としては興味深いけど、ちょっと長いな。ただあった出来事を淡々の並べ立てただけで、人物描写に深さがない。しかしつまらないというわけでもないので5点はあげたい。 【こまごま】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2007-01-20 19:13:44) |
42.キャストが豪華なほかは、ひたすら長くて退屈なだけの映画。 【彬彬】さん [DVD(邦画)] 2点(2006-12-27 15:54:32) |
41.この手の映画は嫌いじゃないけど、これはまるでダメ。3時間も使ってこれはあんまりです。 【MARK25】さん [CS・衛星(邦画)] 0点(2006-04-22 16:04:19) |
40.最近の日本映画の中では、見ごたえがあった。有名な事件であるにも係わらず、誰も手を出さなかった昭和史に焦点を当てたことは、この監督の功績と評価したい。この映画が左というのは嘘でしょう。激動の時代に翻弄された人々が、それぞれの思想、立場で平和と幸せを求めていたというこで、軍国主義の狂気が支配する日本で、共産主義に突き動かされた人々とその家族の悲劇がよく描けていたと思う。ラスト、ゾルゲの確信犯的な、「共産主義万歳」という叫びは、彼の怪物ぶりを表すと共に、本当に痛々しい。今じゃ半ば当たり前のことだけど、原理主義的イデオロギーじゃ戦争はなくならないし、人も救えない。 【lafish】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-02-14 08:18:17) |
39.面白くない・・というより、寝むたいのを我慢するのが精一杯・・ 【かまるひ】さん [地上波(字幕)] 1点(2005-11-03 13:12:33) |
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38.終わってみたら主役のゾルゲより尾崎のほうが印象に残ってしまった。そのせいか、非常に長くて退屈な映画に思えてしまう(実際3時間と長尺ですが)。戦時中の東京を再現したCGはきれいだったんだけど、立体感が全然なくてかなりイタイです。 【とかげ12号】さん [CS・衛星(吹替)] 4点(2005-10-29 00:40:28) |
37.若者には評判が悪いけど、60,70年代の政治の季節を知るものにとっては琴線に触れるところのある良い映画、という意見に促されて見たのですが、、、、、、、1)音楽が映像とかみ合っておらず、また選曲の発想が、あまりに超貧困、、、、2)議事堂、大使館周辺など、CGに見るべきところはあっても、色彩が、当時の絵葉書。当時の絵葉書は、印刷技術などの問題で、ああした色遣いになっているのであり、当時の建物や、石垣や、木や、空が、ああいった色をしていたわけではない。これまた想像力が貧困。、、、、、、3)皆さんが指摘されるように、言葉も納得できないですね。、、確かにドイツ語をふんだんに使うには予算上の制約があるかもしれないけど。ソ連共産党の幹部まで英語じゃね。それにあまりに安っぽい牢獄やら、、、。どうしても必要なシーンとは思えないのだから、わざわざ入れて馬脚を現さなくてもいいのに、、。4)連行されるソ連の恋人の部屋に残された赤ん坊の人形。→あれは、産み落とされるべき、そして流産した理想の共産主義でも象徴させたのだろうか。→でも、その人形がキューピー人形じゃぁねぇ。、、、、5)とにかく腹立たしいのは、尾崎、ゾルゲという人の思想性やら、心の内側みたいなものが全く伝わってこないということ。ゾルゲという人は、一神教の神として共産主義という理想を抱いた筋金入りのコミュニストでしょ。だけど尾崎という人は、そこまで思想に殉じるタイプの人ではないと私には思われるのですが、、、、。だいたい、20世紀をイデオロギーの時代と規定する発想そのものが、敗北主義的で時代遅れなのだ。そもそもイデオロギーで、独ソ、日ソの不可侵条約を説明できるのだろうか。、、、、とにかく、篠田氏とその周辺の映画についての感性は、30年ほど時代から取り残されているのではないだろうか。ほんとにぷんすかぷんなのだ。 【王の七つの森】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-05-15 16:31:18) |
36.緻密な時代考証が本作の売りであろう。本作では,1931年のソ連で情報将校がZIPPOライターを使用しているが,これは初めて知った事実なので驚いた。自分の記憶によれば,確かZIPPOは翌年アメリカの田舎で発売され始めたはずだ。さすが共産主義,「空想から科学へ」という理念は,不可能を可能にするわけである。また,近年では稀なくらい質の低いCGにも恐れ入った。これも昭和初期のテクノロジーに少し配慮したからだろうか。締めのイマジンは「imagine no possessions」と言いたかっただけだろう。ただ,あの人はIRAシンパであって共産主義者ではないから,ちょっと違う気がする。ていうかこの映画嫌いです。 |
35.なんかえらい酷評ですが、まあまあ良かったと思います。ゾルゲの真実は語られてないと思いますが。 【鈴都丸子】さん 6点(2005-01-02 20:25:38) |
34.《ネタバレ》 この映画を観る動機ってゾルゲのはず。「スパイ・ゾルゲ」っていう響きにそそられて観始めたはずなのに、観終わっても彼に対してほとんど思い入れを抱かない。そういう期待ハズレの映画。違う興味で観たのならまた違ってくるのかもしれないけどね。結局、ゾルゲがメインじゃないのです。最後にイマジンとか東西ドイツ崩壊とか出てきて唖然、そしてそういう映画だったのかと気付く。ゾルゲが観たら泣くね。「オレ関係ないやん」て。そういう中身のズレに加えて作りのズレも気になる。明らかなオーバーキャスト。この人を出すのならこの人も・・・それだと役が足りないからこのエピソードを入れて・・・裏側に様々な力と思惑を感じずにはいられない。監督の最後の花道の尻馬にいろんな人が乗ろうとしてグダグダになった不幸な映画に合掌。 【まこと】さん 3点(2004-11-07 21:06:40) |
33.史実を映画で知ろうとしたワタクシがバカでした。大戦前後の日本を辿るのに必死で、映画らしい部分がまるでない。役者の演技も酷すぎる。でも、あの『梟の城』を撮った人と思えば、「まぁしょうがないか・・・」と思えた。これほど時間の経過を長く感じたのは、ほんとに久しぶりでした。みなさんと同じくラストのイマジンに失笑。 |
32.酷評も結構聞かれましたが、さすが篠田氏、という仕上がりにはなってると思います。けれど再現ドラマレベルの外人芝居だとか、葉月と小雪がどうでもいい扱いだとか、アメリカ映すたんびに何故星条旗よ永遠なれがかかるんだとか、イマジンかよーとかそういう問題ではなく、篠田氏でもこのくらいしか手に負えなかった題材だったんではないでしょうか。いや全然気にならなかったと言えばうそですが。引退作品だと公言しなければ良かったのに。単なる歴史ものにするつもりはなかったはずだと思います。ソ連を知らない世代が増えつつあるはずですから、なおさら「歴史のおべんきょう」と見られてしまうでしょう。ゾルゲが出てくる手塚治虫作品がありますが、その「アドルフに告ぐ」のほうが面白いです・・・ |
31.大作であろう。第2次世界大戦ごろの歴史の勉強にはいい。 【ぼぎー】さん 5点(2004-10-03 01:43:05) |
30.《ネタバレ》 あのゾルゲ事件を映画にするとは、タブーに挑戦、掟破りである。よくやった。恐れ入った。しかしである。ドイツ大使館やクレムリンで英語が話されていたとは知らなんだ。これではまるで英会話教材、興ざめであった。昭和の町並みを再現するためにCGを多用しており、その考証は見事。これがこの映画の売りの一つでもあるが、映画会社というものは、一体何時になったらCG使ったなどとわざわざ言わなくなるのか。不完全な技術をこれ見よがしに誇示するのはいただけない(CGを否定しているわけではありません)。ストーリーも取って付けたような箇所が多すぎ、散漫なのが気になる。それはきっと、エピソード的な小咄と、映画全体の展開を支配する要の話が同じように描かれているためであろう。製作者としてはゾルゲとその時代を多角的に扱いたかったのであろうが、もっと狙いを絞り、時代背景の説明カットは最低限に留め、むしろ観客の想像力をかき立てるような作りにすべきであった。他にもドイツ大使の奥さんとどーしたこーしたの話、近衛文麿の自殺や、老いたゾルゲの元ガールフレンドがベルリンの壁崩壊を眺めて独り言をつぶやくシーンなど、時間稼ぎとしか思えないような無駄なシーンも多かった。だが一番の問題は最後のロール場面。なぜイマジンをこの作品のエンディングに持ってこなければならなかったのか。平和を願っていたゾルゲ(映画製作者の解釈)→平和→イマジンという考えに基づいたとすれば、それはあまりに幼稚な選曲である。このような映画を観たいという知識と好奇心を持った観客がこの程度の演出で唸るとは思えず、むしろ不満を覚えることであろう。本作はこれまで誰も撮らなかったテーマであるため随分期待したが、邦画にありがちな幕の内弁当的な展開になってしまったのは実に惜しい。惜しすぎる。これが邦画の限界なのだろうか。あるいは戦後60年近く経った時代の産物に過ぎないのだろうか。 ・・・竹中直人の東条英機には笑わせて頂きました。 鏡に映ったスターリンがCGだったのには脱力。せめて岡田真澄に演じて欲しかった。 【ジンギスカンマン】さん 3点(2004-10-02 21:21:39) (良:1票) |
29.やれやれ、やっと終わったか…。焦点の定まらない話だったし、アメリカ映画でもないのにロシア人もドイツ人も英語喋ってたけど、画作りだけは頑張ってた様な気もするな…、少し「CASSHERN」っぽい特撮だったけど。…あれっ、何で近衛文麿服毒自殺してんの、終わったんじゃなかったの? えっ、岩下志麻ってこれだけ…?? つーか、いつから葉月里緒菜が主役に昇格したんだ??? あらら、いつの間にかソ連崩壊して、ベルリンの壁まで崩れてんじゃん! もはや戦後じゃないよ。一体どこまで続ける気なんだよ!! うわぁ~、葉月里緒菜が加藤治子になってるぅっ!!! え~っ、何でここで「イマジン」なの???? 「想像してごらん-JOHN LENNON」って…、おいおい、何か全く別の映画になってないか????? 3点献上? 【sayzin】さん 3点(2004-08-24 18:13:07) |