383.《ネタバレ》 “SPEED”素直に『速度』って意味でしょうかね。確かに、これほど上映時間の長さを感じさせない映画は他に無いかも。時速80kmの縛りが出てきますが、タイトル=作品の性質な、珍しいタイトルです。 映画は3部構成。エレベーター、バス、地下鉄。どれも密閉空間で、そこから“外に出る”事が統一ミッション。どれも、誰でも思いつきそうなシンプルさだけど、考える間もなく畳み掛けられるトラブルの数々が秀逸。そして作品の質に対し、実はあまりお金が掛かってないのも凄い。 自分もその場に参加しているような気分を味わえるジェットコースタームービー。優秀なSWAT隊員となってみんなを救う“ヒーロー”になるか。元気いっぱいの巻き込まれ型“ヒロイン”になるか。そしてもう一つ肝心な部分、一生に一度すら体験することもない大事件に、自分が巻き込まれ、ヒーロー・ヒロインに救われる、いわゆる“参加型モブキャラ”になれるのが、この映画のいちばん凄いところです。 思えばディズニーランドやUSJのアトラクションでも、ヒーローでなくモブとして参加するものって多いですよね。 映画が始まってすぐにエレベーター落下の恐怖を体験。そこで突然ハリーが「クイズだ。ガンマンが人質を盾にしている、どうする?」ってジャックに質問を投げかけますね。映画を観ている我々も自然と考えてしまうんです『自分だったらどうするだろう?』って。加えてジャックの解答の奇抜さに、一般人との違いを観せてくれます。さて、エレベーターのモブキャラたちは、ほぼ何も出来ずに助けられますが、ここまでが練習問題です。 さぁいよいよ本番のバスジャック。モブキャラとして、自分だったらどんな行動を取れるのか?ただ恐怖に怯える。銃を持ったやつを取り押さえる。自分だけ逃げようとする…。序盤のハリーのクイズが効いていて、ただ映画を観る(与えられる)だけでなく、自分も考えながら観るから、115分がアッという間に終わってしまうんですね。 このバスジャックでスカッとお腹いっぱい、参加したモブキャラとしては、抱き合うジャックとアニーに大満足ですよ。そこから地下鉄へ… いままでSWAT隊員として、みんなのために戦っていたジャックが、1人の男としてアニーのためだけに、悪党ペインと直接対決します。一本の映画としては、見事なパッケージングだと思いませんか?…でも、最後の地下鉄は蛇足とか言われてます。 最後の地下鉄だけ、モブキャラの参加する余地、考える必要性が与えられていません。この映画をヒーローとして観た人、ヒロインとして観た人より、圧倒的にモブキャラとして観た人が多かったから、最後の地下鉄の評価に影響したのかも? 私はもちろん、モブ中のモブです。 【K&K】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2024-12-01 12:02:34) |
382.《ネタバレ》 良質な娯楽作品。 ただし気に入らないのは一人の警官が突っ走りすぎる。 犯人宅へ突入したり爆弾解除したりとそれはないやろってシーンがいくつもあって白けてしまう。 バスに爆弾が仕掛けられたと分かった時点ですぐにバス無線で連絡していたらこうはなってなかったし 突っ込みどころも多い。 若いキアヌとサンドラブロックが良かった。 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 6点(2022-05-06 02:17:31) |
381.《ネタバレ》 嫁が何か面白い映画無い?と言われ、なんちゃって映画ソムリエないとれいんが、ライブラリから選んだ探した一本(隣が何故か時計仕掛けのオレンジだったんだけどまだ早いと思いやめといたw)、本作をレビューしていないとは思いませんでした。主演二人の出世作だけあってやっぱ面白かったですね。詰め過ぎの大盛弁当でおなかいっぱいですが、まだ見ていないのならお勧めできますね。 中国嫁には、キアヌとサンドラ関連作品をお勧めしたら楽しんでもらえそうです。少し前にキアヌの「コンスタンティン」を見せているんだけど気づいていない模様ですw 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 8点(2021-02-22 12:12:09) |
380.何度見ても本当に面白い。2時間ってこんなに短かったっけ?鑑賞後はまずこんな素直な感想が出てくる作品です。 アクシデント発生、知恵と勇気を絞り何とか最悪の事態を回避。 束の間の安堵、見る者の緊張感をほんの一瞬緩めておいて、更なる危機が発生。 このテンポのいい一難去ってまた一難の繰り返しが素晴らしい。 何をやらかしたのか、何かから追われている乗客の男、一瞬ハッとさせるベビーカー、工事現場、最後の手錠…。 細かいところまで全く手抜かりがありません。 キアヌが完璧なカッコよさ。サンドラも飾り気のない、しかしチャーミング。彼女の持ち味が十分に出ている。 冒頭の作品のプロローグ的な扱いのエレベーターも十分に面白いし最後は地下鉄に場所を変えますが、 中だるみや隙間がほとんど無い。ノンストップアクションのお手本のような映画です。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2019-06-02 10:50:07) |
379.《ネタバレ》 ビデオをループさせて犯人を騙すアイデアは最高。 キアヌ・リーブスの格好良さは、にじみ出るものがある。 【チェブ大王】さん [地上波(字幕)] 9点(2019-03-09 15:23:30) |
378.《ネタバレ》 CGの技術が進んだ現代で、いつ観ても、何度観ても面白いと思わせてくれるアクション映画ってそんなにない。 時代の流れとともにどうしても古臭くなってしまうから。 でも、この映画はそれを感じさせない稀有な一本だと思う。 それに、キアヌ・リーブスはやはりカッコいい。 そしてサンドラ・ブロックの魅力全開。 「デモリションマン」で、お!って思ってからのブレイクが早かった……というのは懐かしい記憶。 バスのシーンまでなら、異常な状況下でもまだ恋は始まらない。 電車のシーンがあってこそ、異常な状況下での恋が成立する。 キアヌとサンドラのロマンスも観たいから、盛りだくさんでいいんじゃないかな。 |
★377.傑作。監督も脚本家も2度とこれを超えるレベルの作品を作れないであろう。 【ガブ:ポッシブル】さん [映画館(字幕)] 10点(2017-10-22 21:17:03) |
376.《ネタバレ》 面白かった!冒頭、エレベーター爆破のシーンで ドアを空けて人を助ける→エレベーターが数十センチ落ちるを繰り返して、 最後あと0.1秒遅かったら足切断!みたいなスリル感。 全編を通してスリルの連続で、最後まで緊張感を保ち続ける。 バスを降りた後、電車のくだりが冗長に思えたが 「主人公が犯人と対決」という意味ではしょうがないのかも? そこは無理に主人公にさせないでよかった気がする。 もう本当にエンタメのお手本のような映画で 「時速80km未満で爆発」という十分なコンセプトとそれを上回る演出。 素晴らしい映画。サイコー! 【Donatello】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-07-22 07:44:43) |
375.《ネタバレ》 再見。たとえば、バスの中に逃亡者がいる、またそれを押さえ込もうする善意の素人がいるなんてのは、あらためてうまいなあと唸りました。ベビーカーのシーンともね。ただ、だいぶ重篤な事故を誘発しているぞとか。心配するワケではないが、あの人達、医療保険は大丈夫だろうか? 【なたね】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-07-17 10:30:21) |
374.《ネタバレ》 個人的には地下鉄の件は冗長に感じます。というのもバスまででお腹いっぱいになるし、そこまでで十分に完成されたストーリーだと思うからです。間違いなく面白い映画ではあるのですがちょっと疲れます。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-25 21:27:06) |
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373.《ネタバレ》 今まで流し見していたので、本気で観賞しました。 バスが空港に行くまでは展開もテンポもよく、面白かったです。 それ以降は、正直いらないと言ってもいい内容でした。 空港までなら8点あげられる作品でした。 【ローグ】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2017-02-14 19:53:40) |
372.何度目かの観賞。これでもか、というぐらいに展開するシーン、特に中心となるバス激走は今でも見応えあり。 地下鉄のシーンはちょっと余計かも。徹底したかったのだろうか。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-01-07 11:34:35) |
371.《ネタバレ》 確かに単純に面白い。しかし疲れます。幾度も訪れる困難と最後にトドメのディープキスがあります。 【さわき】さん [地上波(字幕)] 7点(2017-01-05 23:29:09) |
370.当時中学生のときに映画館で観た。期待をはるかに超える面白さだった。 BSで1年の間に2度もみた。やはり面白い。ただ面白いとしか言いようがない。 【michell】さん [地上波(字幕)] 9点(2017-01-04 15:10:09) |
369.「お、スピードのレビュー書いてなかったぞ」とさっき気づいたのですが、今さらこの有名映画に何を書いたらいいのでしょう… 「過不足ない完璧なノンストップムービー」で、テレビなどで放送されるたびに何回も観てるのですが、いつ見ても面白いんですよね、話を全部知ってるのにも関わらず。 その度「ホントにこれって名画なんだなぁ」と実感します。 【あばれて万歳】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-11-10 01:02:21) |
368.最初のエレベーターシークエンスに引き込まれます。バスから地下鉄までのアクションも緊張感はそれなりですが、緻密な仕掛けの爆弾と杜撰な身代金強奪計画のアンバランス感、人質を取れば何でもアリ見たいな展開が続くので終りになるほどテンションが下がってきます。 【ProPace】さん [地上波(字幕)] 6点(2016-03-29 23:08:22) |
367.当時は新鮮だったんだろうけどな。 キアヌリーブスもサンドラブロックも若い若い。 バスに爆弾をしかけて50マイル以下は爆発する… それは間違いなくスピードの見所だが最後までバスをどうするか。の展開のほうが好みだったかな。 最後の電車はダレた。 |
366.《ネタバレ》 「もっとも純粋なノン・ストップ・アクション映画は?」と人に聞かれれば、私は迷わず『スピード』だと答えるでしょう。ひたすら暴走バスをメインにした脚本は潔いまでにシンプルで、キアヌ・リーブスやサンドラ・ブロックを始めとするメイン・キャラクターたちの私生活などはいっさい無視されています。アクション映画にはご都合主義的な展開や脚本の穴が大なり小なり存在するものですが、優れたアクション映画になればなるほどそれが気にならなくなってくるものです。もちろんこの映画で最大の穴は単独犯のくせにあれだけ手の込んだ爆破プランを仕掛けることが出来る犯人ですけど、そこはデニス・ホッパーを起用して大成功じゃないでしょうか。この頃は映画にCGが使われる様になった初期ですけど、いっさいCGに頼らず実物バスを暴走させ旅客機に突っ込ませて大爆発させるという撮影が遂行された最後の映画だったんじゃないかな。最後は地下鉄車輌がチャイニーズ・シアターの前の路上に飛び出し、良くこんな撮影が許可されたもんだと感心させられました。もっともこの地下鉄シークエンスは脱線シーンがミニチュア特撮がもろバレなうえ、映画の構成を崩す蛇足なシークエンスだった思いますけどね。そう言えばデニス・ホッパーが首を吹っ飛ばされた最期の後で、キアヌが言う「俺の方が背が高くなった」と言うセリフは、彼の自虐ネタかと思うぐらい可笑しかったです。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-07-18 23:21:26) (良:2票) |
365.《ネタバレ》 タイトル通りスピード感溢れるバトル、チェイス、スリルがてんこ盛りなアクション映画。 でも言うほど“スピード”って映画ではないよね。むしろスピードよりも爆弾のジリジリとした緊張がある感じ。 ちょいとご都合主義的なシーンも多少あったが、冒頭からエレベーターにおける必死の救出劇、ハイウェイを爆走するノンストップバス、爆弾魔と警察の駆け引き、地下鉄の大脱線、そして最高にハイッなデニス・ホッパー!! 俺の金が~!金があああぁぁぁっ~!!ドカカカカカカカギャー首がー!!! 今まで馬鹿にしててゴメンよホッパー「さん」。 最終局面は二段構えで面白いんだけど、あのタイミングで彼女が都合よくねー・・・何か無理やり「ハイとりあえず捕まって盛り上げてね」という感じがしてそこだけ解せない。 まあそんな「しょうもない」事は、途切れたハイウェイをバスでジャンプする名場面をもう一度見て水に流すとしよう。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-08 21:52:21) |
364.実際は9点つけたいのだけど、サンドラ・ブロックにマイナス1点で。テレビで放送すると何度でも観ちゃう系のアクションエンタメ映画です。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 8点(2014-11-02 04:41:10) |