38.《ネタバレ》 う〜ん、ゴジラであったりミニチュアであったりが、なんとも言えないローパジェット感なんですよね。 ここが前作との違い。特にゴジラとアンギラスの戦いのシーンは、なぜ早送りみたいな演出しちゃうんだろう。 【あろえりーな】さん [インターネット(邦画)] 5点(2024-06-09 15:26:57) |
37.《ネタバレ》 全体的に大阪と北海道の二部構成のようなのは少し変な印象がある。それ自体はいいとしても、最初に怪獣がいた場所は空撮映像からすると伊豆諸島の利島近くの鵜渡根島に見えたが(設定上は紀伊半島沖などか)、そこからわざわざ主人公の会社のある大阪に怪獣が来て、さらに支社のある北海道にまで来たのは、登場人物を怪獣が追いかけているようでかなり変だった。 また細かいことだが、料亭「弥生」での宴会の場面は必然性が弱い気がする。元同僚と主人公の顔合わせのためだとしても、主人公の婚約者が所在なさげにしているのは気の毒だと思ったが、同時開催の会社の宴会も酌婦がいたりして女性には居心地が悪そうだった。そこへ漁船沈没の急報が来ていたが、酒を飲んでしまっては飛行機を飛ばせないではないか…と思ったら結局は翌朝から出ていた。 なお大阪の警察が府警でなく市警だったのは、自衛隊を防衛隊というような架空の組織の意味かと思ったが、実際に昭和30年までは市の警察というのがあったらしい。制服に大阪市のみおつくしマークがついていた。 怪獣の出る場面では、せっかくのゴジラも前回のような得体の知れない恐ろしさが感じられず、やはり今回は怪獣バトルの方で見せる趣向だったと思うしかない。怪獣の動きが素早いのは撮影速度を間違えたからだとの話が伝わっているが、劇中の説明で「甚だ敏捷」と言っていたのとは整合しており、かえって新鮮な印象だった。日本では10年ぶりくらいの灯火管制で大都会が息をひそめたところで、夜空に照明弾が浮く映像は少し印象的だった。 怪獣映画としてはあまり取り柄もないようだが、人情ドラマの方を少し見てやるかという気にはなる。水産会社の社長が、缶詰工場を失って打ちひしがれるでもなく「必ず立ち直ってみせる」と言っていたのは頼もしい。戦後復興を担ってきた企業人はさすがと思わせる。また「花婿さん」に関してベタに泣かせようとする展開は今どきちょっとまともに受け取る気にはならなかったが、この男がプレゼントの相談をした時に、主人公の婚約者が見せた表情は非常に印象的だった。「金持ちのお嬢さん」にしても嫌味のない人物で、これから主人公とともに会社を盛り立てていってもらいたいと素直に思った。 【かっぱ堰】さん [インターネット(邦画)] 5点(2021-05-22 09:25:17) (良:1票) |
36.《ネタバレ》 全体的にテンポが緩やかで、じっくりと腰を据えて鑑賞する姿勢を求められる 特撮、とくにミニチュアは素晴らしい。信頼の円谷組だ ゴジラの造形はやや細身で、どことなくシュール。 終盤は足場が狭いのか、ほとんど棒立ち。ジャンボマックスみたいな立ち姿でかわいいが、迫力には欠ける 一方アンギラスは愛嬌があってさほど怖さがない。強くもないので完全に咬ませ犬だ。哀れ・・・ 2大怪獣を当時は大々的に宣伝したろうが、現在情報を遮断してみればタイトルにも名前がないので嬉しい(?)サプライズ登場だ 早回しで怪獣プロレスがチャカポコしていたのは手違いだったのを円谷御大がかえって面白がって採用したそうだが コマ撮りに着ぐるみで寄せる試みとして面白かったのかはわからないが、失敗している ゴジラの大阪行脚はプロレスしていたらいつの間にか街が灰燼となっていて、街の破壊は前作に遠く及ばない。大阪城以外見どころがない 人物パートは、太平洋戦争もののようだった。必要味のない宴会シーンや、還ってきたら結婚という名のついた死の旗のくだりに色濃い また、囚人の移送からの脱走は、ゴジラの影響というよりは、独立した警察の不手際のように見えるし、 その後の惨事につながるカーチェイスは展開としてなかなか酷いものだ。当事者が、他人事のようでいるのもモヤっとする 前作に引き続き、英雄の手でゴジラを(一応)葬っている。とかく放置され気味の後のシリーズを考えれば、比較的潔い・・・かな? 色々残念な作品だったが、特技の苦労を考えると頭が下がる思いがするので、優しくありたい 【うまシネマ】さん [インターネット(邦画)] 5点(2019-08-25 20:46:35) |
★35.ゴジラとアンギラスにまるで魅力がないのは致命的 【ガブ:ポッシブル】さん [DVD(邦画)] 3点(2015-10-05 18:43:03) |
34.本当に前作を台無しにした作品ですね。人間ドラマのシーンもだめ。特撮の飛行機が模型丸出しでどうしようもない。実写の飛行機映像にできないものか。若山セツ子さんは綺麗な女優さんなので彼女が見られるということだけが良い点かな。 【pokobun】さん [DVD(邦画)] 3点(2014-08-14 22:51:45) |
33.《ネタバレ》 アッハッハとかウッシッシとか人間ドラマの部分で笑いの部分は要らない。まだ二作目だというのに先が思いやられる もっと真面目にやってくれというのもあるけど、戦闘機が雪崩を起こすシーン、ただでさえ長く感じたのに よく見りゃ同じ映像繰り返しで使ってる というか、アンギラスはなんであんなにゴジラをしつこく追いかけ粘着してるんだろうか ゴジラ倒して食うのか? 食わないだろ ならば、なんか確執でもあるのかしら 挙げ句、返り討ちにあってしまって焼死体。自業自得と思うか 職務全うご苦労さんと思うか思わないかはテレビの前のあなた次第という感じ 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-07-26 22:33:41) |
32.《ネタバレ》 一作目の流れは有るが違うタイプの映画だ 冒頭にゴジラ出現と同時に囚人の脱走の話が盛り込まれていて、結果ゴジラを大阪へ上陸させるという人間ドラマになっている この辺は結構良くて、こういうドラマ部分をもっと盛り上げてくれると良かったのに、さほどは無かった 大阪が舞台なのに関西弁も一切無し パイロット仲間の小林が犠牲的精神で亡くなるが、たいした意義は無く、ほぼ自爆で話を盛り上げるためのお約束っぽい 終戦から10年でまだパイロットは英雄で、飲んだら軍歌がお約束、みたいな表現が普通にあるので、「飛行機乗りなら特攻だぁ」みたいなのはお約束なのか しかし戦後たった10年で料亭は大盛況で飲めや歌えの大宴会は戦後の復興の早さを見せつけて興味深い 大阪湾へゴジラが上陸するときの一斉砲火の弾幕や雪山に佇むゴジラとか特撮部分も悪く無い なによりもモノクロのゴジラは前作と今作のみでそれだけでも貴重だ モノクロームに夜景の特撮は抜群の相性ですべてのアラを消してリアルな怪獣バトルを表現している オリジナルゴジラの第一作が神懸かった名作なのでしょぼく見えるが、その後のシリーズも見ても今作が決して見劣りするわけでは無い なによりも歴史的傑作の続編は今作にとって非常に分が悪い位置付けだ 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-06-09 16:16:54) |
31.《ネタバレ》 『ゴジラ』の続編は早くも怪獣対決路線に突入。『ゴジラ』とはあまりに雰囲気が違うと戸惑う向きもあるでしょう、それもそのはずで本田猪四郎と伊福部昭が関わっていないんですね。大作『ゴジラ』の直後でさすがにお二人ともお疲れだったんでしょうか。 『ゴジラ』での志村喬のラストのセリフがあるので、死んだはずのゴジラを復活させるのはさほど悩まなかったでしょうね、『アウトレイジ』の続編撮るのとはわけが違います(笑)。ゴジラスーツはわずか1年で驚くほど改良されていて、東宝特撮スタッフの技術力は大したものです。前作では山根博士はジュラ紀をなぜか200万年前と間違って説明していましたが、本作では1億2000万年前と正しくなっています(えらい違いです)。アンギラスも造形としてはなかなかセンスが良いんですが、ゴジラともどもアップシーンになるとギニョールになっちゃうのは残念でした。 前作ではゴジラが戦災のメタファーになっていましたが、本作ではどちらかと言うと天災の様な捉え方に変化した脚本です。最初は高知県南部に上陸すると予測されていたゴジラが大阪に現れるところなんか、まるで台風の進路予想みたいですな。特徴的なのは『ゴジラ』で強烈な印象を与えた都市住民の被害描写がほぼ皆無ということで、これはこの後のシリーズに受け継がれてゆきます。小泉博は元海軍航空隊の戦闘機乗りで戦後は民間航空のパイロットという設定ですが、いくらなんでも空自の元戦友たちに頼んでジェット戦闘機でゴジラ攻撃に参加するってのはやり過ぎです。プロペラ機しか操縦したことないのに、ろくに転換訓練も受けないでジェット戦闘機が操縦出来るようになるわけがない。本田猪四郎が監督なら決してこんな雑な撮り方はしなかったでしょう。 ラストのゴジラ攻撃は、飛行侵入経路や雪山の頂上近くを爆撃するところなど、『633爆撃隊』のフィヨルド特攻爆撃のシーンとカット割までそっくりです。これ絶対に『633爆撃隊』が真似していると思いますけど、どう見てもこの円谷特撮の方がレベルが高いというのは笑っちゃいます。こうしてゴジラは『キングコング対ゴジラ』まで6年間の眠りにつくのでした。 【S&S】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-03-06 19:13:49) (笑:1票) |
30.これは誰もが認める傑作である一番最初のゴジラ映画とは別ものとして考えて見ればさほど腹も立てずに見ることができる。水爆実験の恐怖とゴジラそのものの恐怖を描いて見せた前作の様な恐さと不気味さに悲壮感は今作にはなく、ただひたすらゴジラを倒すことに徹した映画として見ることでそうなんだ。これは怪獣映画なんだだからそれで良いんだよて許してしまえば良いのだ。ただそれでもアンギラスなんか出てくる意味もほとんど感じられなければ東京に対抗しての今度は大阪みたいな対抗心があまりにも強過ぎてならない。どう考えても駄作の匂いしか感じないが嫌いではないから一応は6点と少々甘い点数にしてみる。何だかゴジラ映画なのに次郎長物の映画を見てるように感じてしまうのはキャスティングのせいかもしれない。小泉博に若山セツ子に土屋嘉男に山本廉に千秋実に志村喬にこれに森繁久彌と加東大介、久慈あさみが加わればもう次郎長映画の出来上がり!待てよ?それだと社長シリーズぽくもあるぞ 【青観】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-08-14 14:47:03) |
29.1作目のシリアス感などは失われてしまったけど、見所もある映画でした。特撮は1作目以上によく出来てると思います。特に都市破壊シーンや港の炎上など、迫力がありました。地下鉄に土砂や水が流れ込むシーンはどうやって撮ったんでしょう。街が破壊されても、そう簡単にはへこたれない人々のバイタリティーも描けていたと思います。あまり変化のないカットの連続が続いて、テンポが鈍臭いところが多かったのが、少し残念でした。 <追記>アンギラスって初登場時から、陰が薄い脇役だったんですね・・・。書くの忘れてました。 【ゆうろう】さん [DVD(邦画)] 6点(2013-08-02 11:11:10) |
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28.セリフで怪獣名「アンギラス」が出てくるたびに、一緒に見ていた子供が「え?ハンギョラス?」。子供に見せる順番間違えました、先に『デスカッパ』なんか見せるんじゃなかった。さて本作、“ゴジラシリーズ”第2作であると同時に、“ゴジラ怪獣対決シリーズ”第1作とも言うべき作品な訳ですが、もうすでに亜流感がバリバリに感じられちゃう。まあ「次はぜひ大阪で」というこの単純発想、コバンザメ商法みたいな所が、大阪らしいと言えば大阪らしい、ついでに言うと映画一本、大阪でもたせられずに、早々に舞台が他へ移ってしまう(しかも宴会シーンにとって代わられてしまう)のが、もういかにも大阪のダメダメなところを見せられるような気が、私のような大阪出身者には感じられて仕方がないのです。いや大阪はそれでいいんですけどね、それが持ち味ですから。本作にもそのダメダメオーラが伝染ってしまってるのが、問題な訳ですね。いやもちろん、特撮は前作に劣らず素晴らしいです。御堂筋線淀屋橋駅の破壊シーンとか(ただし地上には大阪城以外にこれといったターゲットが無くって、84年単品ゴジラの後に怪獣対決復帰した『ゴジラvsビオランテ』でOBPが狙われたあの頃ぐらいまでは、大阪にはあまり高い建物が無かったのです。大阪駅前のマルビルも今では目立たなくなりました)。それはともかく特撮は良いのですが、それでも全体的には即席映画の印象がしてしまうのは、中身の乏しさ、緊張感の無さ。怪獣同士が人類などそっちのけで闘争を繰り広げ、街は無力にも破壊されていく、ってのはいいんだけど、パニック描写が形だけで全く気合いが感じられず、怪獣どもに蹂躙される悲劇がまるで無い。いや、「復興」の部分を作品で描いているユニークさは本来なら評価されて良いところかも知れないけれど、これじゃ、台風一過の晴天下に近所に散らかったゴミを片付けているかのようなレベルではないですか。いくら大阪人でもそこまで楽天的な訳では。あと、妙に高速の怪獣対決シーン。変と言えば変ですが、後のシリーズでも(特にこのあと2作くらいかな?)こういう要素は引き継がれてる部分がありましたよね。でもやっぱり、パペットマペットのコントでウシ君とカエル君がじゃれあってるみたいな感じがするのですが。 【鱗歌】さん [DVD(邦画)] 4点(2012-12-02 08:42:52) (良:1票) |
27.《ネタバレ》 核の脅威の象徴であるゴジラを、多くの犠牲を出しはしたものの、超科学ではなく、通常兵器と人間の知恵で封じ込めたこの作品は、その部分においては、かなり評価されるべき事だと思う。人の知恵が核の脅威に打ち勝ったのだ。 しかし、いかんせん、人間のドラマが面白くない。人間側の主役は、どうやらカッコイイ青年パイロット、月岡クンのようだが、カノジョとよりもゴジラと運命の糸が繋がっていそうな、小林パイロットの方のドラマをもっと見たい。特に写真でしか出てこない、小林の想い人との話を、もっと展開すべきだった。 また、時代とはいえ、民間人を自衛隊の、しかもミサイル搭載のジェット戦闘機に乗せてしまうって、乱暴な話だ。 【Tolbie】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-10-31 22:59:41) |
26.アンギラスです。ゴジラの最初のライバルにして、存在感の薄いアンギラスです。4足怪獣であることがいけないのか、その顔に問題があるのか、マイナーイメージを拭い切れません。本田猪四郎監督ではないので、テイストが前作とは異なり、完成度は高くないです。しかし、怪獣同士の戦いを描いたことに意味のある作品です。 【ジャッカルの目】さん [地上波(邦画)] 6点(2011-02-05 11:08:59) |
25.《ネタバレ》 封切り時に観て以来ずっと観る機会もなかったし、観る気も起きない映画です。名前を短縮したアンギラスは退化した羽根を持っているとかの設定だったように記憶していますが、とにかく顔の醜悪さとか完全にヒールの位置付けです。これによってゴジラの人気が相対的に上昇して「ゴジラさん」なんて(職場などで体格や顔からゴジラと名付けられた男性を励ます)歌までできた位でしたから。まあ、東宝にしてみれば折角作成したセットや縫いぐるみなどを活用してもう一稼ぎと思ったのは理解できますが。それに大阪城の宣伝も加わって舞台は関西へ。最後の氷山に生き埋めは明らかに次のシリーズ化を狙ってのものです。 【たいほう】さん [映画館(邦画)] 4点(2010-10-21 23:00:13) |
24.《ネタバレ》 ◆ゴジラ上陸警戒警報中、灯火管制の敷かれた夜の町で、何故か囚人護送の車が無灯火で移動している。いかにいい加減な脚本かということが分かる場面だ。月明かりだけでの運転は危険。囚人護送を夜にする理由がない。案の定囚人達は脱走し、ある組は車で暴走し、石油コンビナートに突っ込み、爆発炎上する。これが沖のゴジラを呼び寄せた。別の組は怪獣対決の犠牲となる。アイデアは買うが詰めが甘い。◆小林機がゴジラの熱線にやられ、氷山に激突。これが雪崩を起こし、ゴジラを封じ込める方法の発見のきっかけに。が、小林機がゴジラにやられる必然性がないのだ。彼がゴジラに突っ込んでいった結果でしかない。何のために突っ込んだのか不明。無理に犠牲者を出して、映画を盛り上げようとする魂胆がみえみえだ。小林はのほほんとした風貌で、悲劇が合わない。◆怪獣対決シーンはコマ落としの技法で早送りになっている。一方で建物が壊れる場面などは従来の高速度撮影でスローとなっている。これをつなげるので不自然さが目立つ。島での対決があっさりしすぎているのは残念。怪獣に出会うまでのドラマがほしい。 ◆飛行機で魚群を発見し、それを無線で船に知らせる仕事があったことを知ったのは収穫。ただ飛行機どうしや飛行機から直接船に通信ができないのはどういう理由か知りたい。 ◆アンギラスに脳が2つあるというのは当時信じられていた学説。恐竜は巨大なため動きが鈍かったと信じられていた。しかし腰骨に神経の塊が入る空洞が見つかったため、第二の脳と考えられた。その後、糖類の貯蔵庫と訂正された。尚本来のアンキロサウルスは草食で大人しい。7千万年前から1億5千万年前生存と言うが、実際は7千4百年前から6千7百万年前。 ◆破壊シーンが少ない。怪獣対決した島に人家は無い。大阪では町に向かって熱線を吐かない。氷の島では歩くだけ。時折熱線で飛行機を落とすが地味。大阪でゴジラが海に帰ってゆくシーン、北海道で船を襲ったシーン、小林機が遭難して不時着する場面は音声説明のみ。完全に手抜きである。撮影期間が短かったせいだが、残念。飛行機が氷山を破壊するシーンを何度繰り返しても盛り上がるはずがない。危険な作戦だと強調していたが、危険には見えなかった。ゴジラの手に叩き落とされるほど近く飛ぶ必要はないだろう。 ◆乱杭歯のゴジラとセンス無い音楽にげんなり。大阪弁しゃべる人は一人だけ。大概にせんかい! 【よしのぶ】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2010-10-21 21:58:59) (笑:1票) |
23.《ネタバレ》 1作目の怪獣特撮がセンセーショナルだったのに乗じて、「怪獣」そのものにスポットを当てて即席で作った感があり、2匹目のドジョウを狙って完全に滑ったという印象。 特撮は1作目より研究されて部分もあるが、リアリティよりも見た目の派手さ路線に転向してB級になってしまっている。 しかし、以降の作品よりは脚本はまだましで、人間ドラマも多少加わっており、時代を考えると駄作とまではいえない。 あと、北海道での宴会のシーンで、どこかの部屋で私の母校の寮歌が歌われているのが聞こえるシーンがあり、個人的には好感度アップ。 【nobo7】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-07-01 00:53:35) |
22.《ネタバレ》 ゴジラシリーズ第2作。見たのは今回が初めてだったのだが、名作だった前作「ゴジラ」とは比べ物にならないほどのB級テイスト満載の映画になっていて前作との落差にビックリ。まず冒頭にいきなりなんの伏線もなくゴジラとアンギラスが戦っているところに二人のパイロットが遭遇するのはかなり強引。(「ゴジラ」や「空の大怪獣ラドン」では怪獣出現にいたるまでの伏線がちゃんと張られているのに。)その後も囚人が乗ったタンクローリーが事故を起こすシーンなど映画の内容云々よりはまずゴジラありきというご都合主義的な展開が目立ち、映画としての完成度は低いと言わざるを得ない。それでもゴジラとアンギラスの対決シーンはこれから幾度となく描かれる「怪獣同士の対決」の中でももっともスピーディーな戦いで見ていて印象に残る。それに東宝の「次郎長三国志」シリーズを見終えたばかりなので、小泉博、若山セツ子、山本廉、志村喬といった同シリーズの出演者がたくさん出てるのは嬉しい。これでちょっとおまけして5点。千秋実も出ているが、後年、息子の佐々木勝彦もゴジラ映画に何本か出ている。親子二代でゴジラシリーズに出てるのって高島忠夫ファミリーだけじゃないんだね。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-02-23 18:47:12) |
21.《ネタバレ》 第一作と続けて観たために、その落差に打ちのめされた。いきなり中途半端な駄作になった。絶妙のタイミングで囚人が護送車から脱走し、盗んだタンクローリーで石油コンビナートに突っ込み炎上するシーンに呆れました(←このためにゴジラが大阪に上陸する)。こういうのをご都合主義と云うのでしょう。昭和ゴジラシリーズの末期にはこのご都合主義が氾濫するんだけど、ここに既にその芽がありましたね。ゴジラ=核兵器への警鐘ならば、その後のシリーズは作るべきではなかったのだろう。突っ込みどころはアンギラスの設定。脳髄が体の各所に分かれているために動きが俊敏…? そんな生物、地球にはいないだろ~。 【アンドレ・タカシ】さん [地上波(邦画)] 3点(2008-11-18 22:33:19) (良:1票) |
20.当時のレベルを考えると特撮のクオリティは高いが、一作目のインパクトの後ではちょっと物足りないかな?「七人の侍」の志村喬や千秋実など、キャストも豪華な割には大人しい印象。まぁ近年のゴジラシリーズに比べると、こちらの方がモチベーションの高さや勢いが感じられます。 蛇足ながら、漫画「じゃりんこチエ」でのオバアの台詞「どぉやら、アンギラスではなさそうやな?」は、今作の舞台が大阪だったからかな?と、深読みしてみたり。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-07-30 15:32:02) |
19.ゴジラとアンギラスの戦いを主軸に置いた大阪編。その肩書きの通り、二大怪獣が激突する大阪までは面白く見れたんだが、舞台が北海道に移ったあたりからはどうも失速気味。後の怪獣映画のフォーマットを作ったという意味では評価できる作品だとは思うんだが。それにしても、この頃のアンギラスは後の子分肌など微塵も感じられないほど凶暴ですな。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-03-31 23:31:20) |