109.《ネタバレ》 べた褒めの方がいるのにちょっと驚いちゃいましたが、好意的に見れば確かに割とレベルの高い映像が多かったです。話の根幹である「深宇宙へ信号を送る」は割とリアルで、本作のようなことが起こり得る可能性がありそうなのがガチで怖いす。でも肝心の脚本がねぇ・・ オープニングの入りは良いものの、ブリトー逮捕後にいきなり海軍エリート&リアルバービーとチュッチュウフフなのはイミフ。まあ言いたいことはわかるものの、この流れなら別にブリトーまでの落ちぶれたオープニングは要らなかったですよね。エンディングのネタがやりたかっただけでしょうけど、これもさして面白く無いジョークでしたので微妙です。(アメリカ人ってこういうブルーカラーがホワイトカラーの頂点に上り詰める的な話が好きですよねぇw) 古いネタですが、、国防長官役のピーター・マクニコルが「アリー・マイ・ラブ」にしか思えなくてキツかったです。いつバリーホワイトの音楽に乗って踊り出すのかとヒヤヒヤ・・ あと、浅野忠信は準主役というかなり美味しい役どころで演技も素晴らしかったです。アメリカお得意のステレオタイプの日本人にならず、日本人が見て違和感のない日本人になっていました。ただ、序盤のサッカー付近の日本描写は何となく違和感が目立ちます。 反面、悪目立ちしちゃったのがリーアム・ニーソン。あの役柄で彼を使うのですからもう少し重要な決断でもあるのかと思いきや、まさかのコメディリリーフ。前述の国防長官のほうが彼の雰囲気には合っていたように感じました。予算的にも役的にもかなり勿体無い使われ方でした。 Wikiを見てご存知の方もいらっしゃると思いますが、戦艦ミズーリの始動シーンは本物だそうです。退役軍人さんが過去の遺物で戦う展開は胸アツですが、ちゃんと動くのは少しオカシイですよね。流れ的にも割とスムーズなのですが、、なんなんでしょうねこの稚拙な雰囲気は。。 日本の防衛省も非公式という体で一応出ています。エンタメですがネタとしてパールハーバーで日米が映画を撮影できて素敵です。個人的には本作に似た映画としては「世界侵略:ロサンゼルス決戦」のほうがもう少し真面目に作られていて、本作よりは大分マシだったなといった印象です。本作に関してはまあ・・ 夏休みの子供向けの派手な映像を見て楽しむ系の作品。 【アラジン2014】さん [地上波(吹替)] 4点(2024-09-07 13:19:45) |
108.《ネタバレ》 こちらでの評価がそこまで高くなかったこともあり、そんなに期待していたわけではなかったのですが、正直めっちゃ面白かったです。 まず映像。そしてサウンド。その迫力が凄かった。 迫力ある映像なのに、とても見やすい。アップや早いカット割りの多用でなんか凄そうとかではなく、今、何が起こっているのかをはっきり見せてくれます。映像の好みだけで言えば、今まで見た映画のなかでもトップクラスです。ダイナミックなアクションと音響に圧倒されっぱなしでした。 敵のメカも大変良かったです。宇宙人のほうが高性能なのは間違いない。だから最初は一方的にやられまくる。でも次第に戦い方を工夫し、知恵を絞り、やっと一矢報いたときは俄然興奮しました。 これが圧倒的な実力差だったら面白くない。相手の戦艦にも兵器にも、ミサイルなどの火力が強い兵器ならば通用するというのが大事。頑張ればなんとかなる。これが良いです。 最初は仲違いしていた主人公とナガタが、強敵に立ち向かうなか、手を組み協力し合うのも良かった。昨日の敵は今日の友。ベタだからこそ良い。 自分達の船が撃沈されてから、どうするんだろうと思ったら、まさかの記念艦ミズーリをリユース。老兵たちもリユース。現役と老兵が力を合わせ、モチベーションがどんどん上がってくる展開。 錨を下ろして船を方向転換。敵艦のミサイルを回避し、敵母船を文字通り駆逐したとき、興奮は最高潮に。 序盤、本題に入るまでがちょっと長めでタルかったけど、それをふきとばすくらいラストまで突っ走ってくれて、最高に楽しいひとときでした。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2024-01-03 15:29:04) (良:2票) |
107.《ネタバレ》 シールド?を張られた中だけで話を膨らませるのはポイントが絞られて良かった。 浅野忠信も侍的な役回りでスカッとできる。 個人的には、戦艦ミズーリの歴戦の勇士であるじいちゃん達のキャラクターをもっと際立たせて欲しかったかな。アナログでやっつけるぜ!っていう一番ワクワクするシーンなのに、リスペクトが足りない。 そしてブリトーのために犯罪を犯すような奴に惚れ切ってしまう姉ちゃんもいかがなものかと。 |
106.《ネタバレ》 こういう系の映画に必要と思われる「緊迫感」があまりなかった。 「エイリアン」側がそれほど残虐ではなくあまり強くなかったからか、 人類側への応援熱があまり上がらなかったのも大きい。 また、しょうもない理由で強盗をして捕まったのに、すぐに海軍に入って、終いには英雄扱いされる、 という主人公にも最後までさっぱり魅力を感じなかった。 武器・兵器については、タイヤ型のものなど、敵側の兵器にある程度のオリジナリティーは感じたものの、 反面、回りくどい印象も受けた。 浅野忠信はいい役もらってましたね。 【2年で12キロ】さん [DVD(字幕)] 2点(2021-10-16 10:13:29) |
105.リーアム・ニーソンと浅野忠信に期待して見ましたが、要するにお子様向けの怪獣映画ということで。 だいたいなんで住所不定無職でコンビニ不法侵入の現行犯が、いつの間にか米海軍駆逐艦の艦長になってるの? コネ? 上級国民? これは海軍も名誉にかけて抗議するんじゃないかと思いましたが、終盤に退役軍人を大量に出演させたことでチャラですかね。 いずれにせよ、リーアム・ニーソンにはもう少し仕事を選んでもらいたいなと。役者名で見る映画を選ぶ人間もいるので。 【眉山】さん [CS・衛星(吹替)] 2点(2021-08-15 23:17:17) (良:1票) |
104.《ネタバレ》 しっかりと細部まで作り込まれており、視覚的に楽しめます。が、中身はあまりないです。ライバルの共闘とか、古兵が再び戦場へとか、少年マンガばりの胸熱展開です。が、中身はあまりないです。何も考えずに大画面、大音響で観るべき作品かなと思います。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-02-12 23:22:21) |
103.《ネタバレ》 SFアクション映画と思わせて青春コメディ?な序盤。どのシーンもきっちり作られていて各演技が優れていておまけに編集のテンポも良い。だから本筋がよく分からなくなるほどだが、この高品質な満艦飾がいい感じのデタラメ感を持っていてかなり愉快。 30分過ぎからはエイリアンとの闘いに収束していくが、CGIの出来にややばらつきはあるものの破壊の表現などはかなり良い。侵略的異星人を単なる嫌がらせ役ではなく理解不能の存在に描いているのも良かった。各キャラクターもしっかり活躍させておいてかつ主役を食わない程度にひっこめるシナリオの妙がある。重厚なBGMとハードロックを組み合わせる音楽もセンスが良い。 古戦艦と古英雄の活躍とかカタルシス要素をしっかり盛り込んで実によく出来たエンタメ映画なのだが、しかし中身は、ないよね。作家性のなさというか、指揮者不在のフェスティバル楽団。「祭り映画」という評も頷ける。楽しいので人には勧められるが、しょせんレジャー映画というか、自分の映画体験としてはこれで2時間楽しむなら別のことしてもよかったね、と思えてしまう。 【tubird】さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-08-16 21:53:16) |
102.タイトルもあらすじもB級感が凄いけど、演出はド派手でまぁまぁ楽しめる。 エイリアンのビジュアルも及第点。 ただ想像以上に宇宙船が脆く弱い。地球の戦艦じゃ太刀打ちできないでしょ…普通。 |
101.《ネタバレ》 コメディ作品としてみた方がいいのかな? 突っ込みどころ満載、とにかく設定は無茶苦茶で納得できるところは一つもないです。 戦闘シーンもしょぼいのなんの コメントを書くのも無駄に思えるので以上 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 4点(2018-05-13 20:03:35) |
★100.《ネタバレ》 「レーダーで捕捉出来ない敵との艦戦」という、元ネタのボードゲームを再現した作りに感心。 特に、戦闘のテンポがちゃんと「ターン制」である事なんかは「映画でそれをやるか!」という感じがして、凄く嬉しかったですね。 「味方のターンなので味方が砲撃する」「敵のターンなので敵が反撃してくる」って感じの戦闘描写である為、ワンパターンで飽きてくるという欠点もあるんですけど、ターン制のゲームが好きな身としては、どうにも憎めなかったです。
説明を極力排し「とにかく謎の異星人が敵なんだよ」というシンプルさで押し切ったのも、良かったと思います。 「敵の目的は何?」「なんか侵略してきたわりに戦意が乏しくない?」など、ツッコミ所もあるんだけど、作中でも「人類にとって理解不能の異星人達」として扱われている為、それほど気にならない。 敵艦のデザインやギミックが「トランスフォーマー」を連想させるというだけでなく「ファンタズム」や「ランゴリアーズ」的な球型兵器まで登場して、大いに暴れてくれるもんだから、それらを眺めているだけでも楽しかったです。
地球外生命体をコロンブス、地球人を先住民に喩えるブラックユーモアや、チキンブリトーを盗む場面で「ピンク・パンサーのテーマ」をBGMに流すというベタベタなセンスも、好きですね。 全体的に「王道」「お約束」を大事にした作りとなっており
・「義足の軍人は元ボクサーだと語られる」→「その後に異星人と殴り合う」 ・「臆病な博士がアタッシュケースを持って逃げる」→「土壇場で戻って来てくれて、アタッシュケースで異星人を殴りヒロイン達の窮地を救う」
といった感じに、分かりやすく場面の前後が繋がっている事にも、ニヤリとさせられました。 ラストには、残り一発の砲弾が決定打となって勝つというのも「そう来なくっちゃ!」という感じ。
退役軍人達が集結し、記念艦となっている旧式のミズーリを動かして再戦を挑む流れも熱かったし「皆いつか死ぬ」「だが今日じゃない」という主人公の台詞も恰好良かったですね。 浅野忠信演じるナガタが副主人公格なのも嬉しかったのですが、作中での「サマーキャンプで射撃を習った」という台詞は「夏祭りの射的」の事で良いのかな? と、そこは少し気になったので、答え合わせが欲しかったかも。
他にも「主人公の兄が死亡するシーンが、あんまり劇的じゃない」とか「エンドロール後の続編を意識したかのようなシーンは微妙」とか、細かい不満点も多いんですけど、作品全体の印象としては、決して悪くないですね。 中弛みしているのは否めないけど、終盤のミズーリ復活からの流れは文句無しに面白い為、欠点も忘れさせてくれるようなところがあります。
米国以上に日本での人気が高く「バトルシッパー」なる言葉も生み出したほどの本作品。 カルト映画になるのも納得な、独特の魅力を備えた品でありました。 【ゆき】さん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2017-11-22 15:23:31) (良:3票) |
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99.分かりやすいストーリーの娯楽作品。少し意外性に欠ける。 【クロ】さん [地上波(吹替)] 5点(2017-09-28 09:40:33) |
98.地上波で鑑賞。当初は興味なかったが、諸事情による延期ニュース等で逆に興味を持ってしまいました。 90年代の米国万歳映画を見ているようで、懐かしい気分が。 中二病的映画だか、男子を夢中にさせる胸熱要素あり。 何も考えずにただただ楽しむのが吉かと。 期待していなかった分、普通に楽しめました。 【はりねずみ】さん [地上波(吹替)] 6点(2017-09-18 23:11:31) |
97.ミリタリーマニアのカタルシスとロマンチシズムを凝縮した様な映画。結構燃える。 【にしきの】さん [地上波(吹替)] 7点(2017-09-13 18:48:48) |
96.《ネタバレ》 海上版『インぺテンデンス・デイ』であり、反日色のないSF版『パール・ハーバー』って感じ。トラブルメーカーの青年の成長物語であるし、敵対する自衛隊キャプテンとの友情物語でもあるし、脇役たちの見せ場を適度に活かしているあたり、粗製濫造のブロックバスターとして一定のクオリティはクリアしているだろう。ありえないおバカな展開の連続で退屈には感じないけど、主役のはずの金をかけたスペクタクルシーンがどうしても新鮮味がなく空虚で、攻撃対象が曖昧なエイリアンたちが空気。大量消費されていくチキンブリトーのように味すら覚えていないし、何も残らないB級大作だが、理屈っぽく細かいことは気にせず、頭を空にして見られたら至福この上ない。 |
95.何故とか、どこが、とは言えないけど、なんか好き! 【ラファエロ】さん [DVD(字幕)] 7点(2017-09-10 21:58:04) |
94.超ご都合主義と超アメリカ万歳と超お気楽映画。なんか迫力はあるけどそれ以外は適当。エイリアン強くしすぎたけどそれで負けたら映画としてダメだから無理やり勝たせた感じの展開。前の人がインデペンデンスデイとパールハーバーを合わせちゃった映画と言ってますがそれがまさに理に適うすごいおバカ映画 エイリアンは何だったのか・・・・・・ 【ラスウェル】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-02-22 01:33:45) |
93.《ネタバレ》 さあアメリカ万歳映画の時間ですよ~ 宇宙からエイリアンがやってきた!敵かわからないけどとにかくやっつけよう!先制攻撃だ! しかし、エイリアンもの凄い武力で全く歯が立たない、味方の戦艦も沈んだ!指揮官はヘタレだし、どうしようどうしよう。 そうだ!日本人の将校に指揮を執ってもらって、退役軍人達を集めればなんとかなるかもしれない。ブイにレーダー付けたから相手の動きも手に取るようにわかるし。 (急に攻めが弱くなるエイリアン達) 真正面から突っ込んで砲弾撃ちまくったらなんか勝てた!万歳! 一方地上ではエイリアンとの肉弾戦にも勝利!ばんざーい! いやぁこれだからアメリカ万歳映画は面白いですねぇ。 終わりよければ全てよし!細かい事気にすんな!という大雑把な姿勢が素晴らしい! これは頭空っぽにして楽しむのが正解! ただし、観終わった後は確実に頭が軽くなるので覚悟して下さい。 【ヴレア】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2016-11-05 16:57:27) |
92.《ネタバレ》 あのねー、もうどこから突っ込んでよいのか悩むほどで、突っ込みマニアとしてはもう嬉しい悲鳴状態です。マイケル・ベイとローランド・エメリッヒのハリウッド二大バカ巨匠の代表作『パール・ハーバー』と『インデペンデンス・デイ』を足して二で割るという荒業は、普通の感覚を持った映画人ではなかなか出来るもんじゃありません。米海軍のミサイル駆逐艦が主役メカなんだから『デストロイヤー』が正しい題名だろと突っ込んでいたら、まさかの記念艦ミズーリの登場で実は『沈黙の戦艦』もパクっていたんですね、これなら『バトルシップ』でもイイのかな。この戦艦ミズーリがラストに向けて大活躍するのですが、高速出してる排水量48,000トンのミズーリがアンカーを落としたら海面をまるでドリフトしたみたいに方向転換するところ、どんだけ物理の法則を無視するんだよという衝撃の映像でした。それにしても浅野忠信は予想外の美味しい役でしたね、なんせ沈みゆく駆逐艦の艦尾で『タイタニック』のジャックとローズごっこまで披露させられるんですから(笑)。 『トランスフォーマー』のメカみたいなエイリアン・メカはデカ過ぎてイマイチ全体像が判らなかったんですが、エイリアンが火薬由来の兵器を使うというのは初めて観た様な気がします。そしてあの回転しながら飛んでくるコマみたいな奴、これ絶対むかし流行ったベイブレードが元ネタですよ。でもあごヒゲを生やしたジジイにしか見えないエイリアンも相当なもんです。なぜか視認できる間合いの人間は殺さないヘンに人道的な連中ですけど、スキャンして心臓が動いているのが確認できる対象には手を出さない(だから馬も無事でした)のをモットーにしているみたいで、まあどっちにしろ訳が判らんことには変わりはないです。 これでも突っ込みポイントの十分の一くらいしか消化できませんでしたが、長くなるのでまあ我慢しておきましょう。残念だったのはせっかくリーアム・二―ソンを使っているのに全然活躍させてくれなかったことで、ここは最後にFA-18を駆って自らエイリアン攻撃の先頭に立って欲しかったところでした。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-05-06 23:27:09) |
91.そういえば話題になってたな、という程度で視聴。そういえばボードゲームがベースだったと思い出したこともあり、ストーリーが薄っぺらいとか、科学考証がどうとかツッコんではいけないのだろう。お金のかかっているB級映画なのであり、何も考えないでバトル映像を楽しむにはいい映画かもしれないし、そこそこ楽しめた。 【mohno】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-04-24 12:11:14) |
90.《ネタバレ》 B級だと覚悟してから見ましたが、それ以下の出来でした。目に見える電磁波、科学力が高かったり低かったりチグハグなエイリアン、1日に1回しか通信できない衛星など設定の荒さが目につきます。主人公が孫子兵法の解釈を間違ってたようですが、静止衛星の『静止』の意味も間違っていたようです。 人物描写も伝わり辛いし音楽のセンスも無いです。 ただ、ミズーリが投錨して急旋回、「死ねクソ野郎ども!」のシーンは良かったですね。そこだけはカタルシスを感じられたので+1点しておきます。 【alian】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-12-12 20:22:15) |