156.《ネタバレ》 - Once Upon a Time in America - “むかしむかし、アメリカでは…。” 多分小~中学生くらいの頃にテレビの洋画劇場の前・後編で観てるんだけど、血が飛び散るバイオレンス強めのマフィア・モノって結構苦手で、怖がりながら観ていた記憶があります。 印象深いのはジェニファー・コネリーのお人形さんのような美しさと、ペギーにあげるケーキをパッツィが食べてしまうところ。少年時代、青年時代、初老の現代と行き来する辺りが、当時の私には難しかったかな。 当時テレビで観たバージョンがどれか解らなかったけど、きっと通常版だろう。今回再視聴したDVDは上映時間から完全版のようです。 コーヒーをかき混ぜるヌードルスの無言の圧が凄い。あの時間の息苦しさ。喫茶店に行くとついついヌードルスごっこしてしまいます。 現代のデボラの見せ方も上手かった。青年期と変わらない美しさが、舞台のメイクを落とすと徐々に目尻のシワが観えてきて…この白塗りメイクの下に老けメイク入れておく観せ方。35年の月日の観せ方の上手さ。街の景観の今昔。街から見上げるマンハッタン橋がとても印象的。現代のライトアップされた姿もまた時代の経過を感じさせるアイテムとして効果的に映っていた。 観ていた当時はそんなに感じなかったけど、こちらのレビューを見ると、確かに後半不可思議な部分があるね。 ~『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ/完全版 』に続く~ 【K&K】さん [地上波(吹替)] 8点(2022-10-12 09:52:48) |
155.《ネタバレ》 4時間は長かったけど飽きずに観れた。 誰かの下に就くこと拒んで追われる身となったヌードルス。 デニーロの狂犬っぽい雰囲気とピッタリでかっこいい。 ラストのマックスの最期。 人肉饅頭と化したマックスを思うとグロい、、、 気になったのは年食っても全然若いデボラ。 折角髪の毛抜いてまで撮影に臨んだデニーロが浮かばれない。 【Dry-man】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-02-23 12:34:25) |
154.個人的に、名作を満を持して鑑賞する気分だったのですが、裏切られました。すごく長いうえに、長さに見合った印象的なエピソードがない。インターミッションを挟むのに、ここまでつまらないと感じた映画は初めてです。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 3点(2020-09-28 22:44:13) |
153.《ネタバレ》 観てまいりました・・・上映時間4時間11分のディレクターズカット版。個人的に今まで鑑賞した中で最も長い映画でした。4時間越えの作品を劇場で観るとなると、真剣に体力勝負となります。途中で休憩が入りますが、それも上映開始後3時間経ったあたりです。もし映画館で観られる方は、本当に体調管理にご注意ください。。作品としてはとにかく画が素晴らしかった。失われていたとされるシーンは、前後と色彩が違っているのですぐに分かりますが、それもそこまで長すぎることもなく、個人的にはほとんど気になりませんでした。この作品はきちんと人々の生活が描かれています。それは度々出てくる排泄シーンやセックスシーンに象徴されている気がしました。こういった、人間の「動物としての生体」をきちんと描くかどうかは、監督や作品の方向性によるのだと思いますが、本作に関してはこれらのシーンが映画にリアルさを与えていると思います。一方で、あえてだと思うのですが、どう捉えて良いのかはっきりとしない非常に観念的なシーンも多々見受けられます。この生々しいまでのリアルさと観念的なシーンという一見相反するような要素が幾重にも折り重なって一つの物語を形成していく様は、この映画に独特の印象とカリスマ性をもたせていると思います。そして何と言ってもエンニオモリコーネのスコアが素晴らしく、この不思議な映画を優しく包み込む(ラッピングする)ような役割を果たしています。それにしても4時間11分か・・。 |
152.お気に入りの夕陽のガンマン2部作と比べると、このどんよりとした長さがどうも・・・中身も大したことがないのでせめて時系列だけでも込み入った構成にしたんでしょうか?ラストの思わせぶりな主人公の笑みも巨匠の自己満足しか伝わってきませんでした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-01-25 17:42:53) |
151.《ネタバレ》 文句なしにセルジオレオーネ監督の最高傑作。見る度に新しい発見のある奥深い映画でもあります。逆に言えば一回見ただけで理解するのは無理でしょう。 物語は初老となったロバートデニーロ扮するヌードルスが少年期と青年期を時系列が入れ替わりながら回想する形で描かれます。 実際に描かれている物語を表とするとこの映画には裏の物語があるはずですがそれらは描かれていません。それを匂わすシーンはいくつかあります。その一つが病院でのシーン。ヌードルスが病院を出ていくのとすれ違いに大ボスのフランキーが病院にやってきますがその後フランキーは一度も出てきません。これはマックスとフランキーがその後も繋がっているという裏の物語の付箋でしょうか。 ラストのゴミ収集車に向かうマックスはそのまま収集車の後ろに飛び込むかの様に描かれ、実際収集車が言ってしまった後にはマックスの姿も消えていました。収集車の後ろをヌードルすが覗きますがそこには砕かれたゴミの残骸だけで一滴の血もついていませんでした。 とにかく謎の多い映画ですが、3時間半の映画があっという間に終わってしまうくらい引き込まれてしまうギャング映画の最高傑作でした。 【仁】さん [DVD(字幕)] 10点(2017-12-08 08:34:45) |
★150.とにかく長い。途中で切れちゃいました。デニーロの子供の頃は面白かっただけに、どこかで線引きすれば良かったのにと思う。見どころのあるシーンが沢山あるだけに、勿体無い作品だと思います。 【SUPISUTA】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2016-08-17 20:35:01) |
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148.《ネタバレ》 学生時代にDVDを購入したものの、あまりにチンタラした展開についていけずに1時間で鑑賞を断念(ファンの方、ごめんなさい)。その後、10年以上ほったらかしになっていたのですが、今回、腹を決めて4時間の長尺に挑み、無事、完走いたしました。。。 で、感想ですが、やっぱり長いです。長すぎです。勝手に短縮版を作成し、これを全米公開版としたアーノン・ミルチャンの気持ちがよくわかります。長尺が悪いと言っているわけではないのですが、本作については、内容に見合った尺ではなかったと思います。叙情的と言えば聞こえはいいものの、ひとつひとつの場面に妙な間があり、そうした動いていない時間が積み重なって長尺となっているのです。相当体調の良い時に見なければ、確実に寝落ちします。。。 また、全体のレイアウトもおかしいと感じました。映画は突然はじまり、冒頭30分は何が起こっているのかわかりません。よくわからないが、どうやら主人公・ヌードルスが大変な事態に陥っているらしい。この冒頭の引きの強さは素晴らしく、残りの3時間近くをかけて、ここに至る物語が描かれるのだろうと思っていたですが、肝心の本編は、このネタふりとうまく整合していません。ヌードルスがヤクザから命を狙われるに至った経緯はアッサリとスルーされてしまうのです。どうやら、ヌードルスがヤクザの逆鱗に触れてしまったことは映画における重要な要素ではないようなのですが、ならばなぜ、冒頭にあのシーンを持ってきたのかの理解に苦しみます。冒頭のネタふりは、主題と直結したものであるべきです。。。 論争の的となっているオチについても同様。ヌードルスの初登場シーンは阿片窟であり、本編の終わりには再び阿片窟に戻る。つまり、結末と冒頭はループしており、通常の映画文法であれば、これは主人公の妄想でしたというオチと解釈できます。しかし、本編には若き日のヌードルスが知らないはずのカラーテレビや60年代仕様の自動車が登場しており、こうしたテクノロジーの齟齬に着目すれば、本編を夢オチと捉えることはできなくなります。この辺りの処理のマズさは気になりました。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 4点(2014-08-15 01:06:14) (良:1票) |
【pillows】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-03-29 14:24:12) |
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146.《ネタバレ》 約4時間という強烈に長い本作 の、割に飽きずに観れたのは 構成のうまさでしょう 時系列があっちこっちいったり 過激なシーンがあったり 全般的に恐ろしく手間とお金が掛かってるよね 禁酒時代の街並みなどお見事 ちょっと気になったのは そう、ビートルズ ここだけえらく音楽が合ってない気がしたんですけど(苦笑) 重厚な映像 重厚な音楽 そして、まぁなんだかんだ言って流石(さすが)デニーロ すごい役者さんだ 長いがその長さを感じさせないのは やはり名作であるかとオモイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-18 15:13:43) |
145.主人公の半生を描いた映画って、どうしても焦点がぼんやりしてしまって、 あまり好きじゃないんだけど、これは良かった。デニーロは相変わらずの役作りに加え、 演出、映像、音楽ともに、80年代の作品とは思えない完成度の高さ。 「ゴッドファーザー」を初めて観たときのような、そんな印象を受けた。 やっぱり男性向けの作品になるのかな。かなり長い映画だったけど、飽きることなく鑑賞できた。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2011-09-16 05:03:27) |
144.《ネタバレ》 なんだか憧れてしまいます。映像がかっこいいです。音楽も素晴らしいです。 友情はとても素晴らしいものだと思う反面、なんだか考えさせられてしまいました。 その時代を生きた男たちの偉大なものを見てしまいました。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 9点(2010-01-04 22:45:36) |
143.「ゴッドファーザー」以上に嫌いだが、‘Amapola’で踊るジェニファー・コネリーだけは切り取って飾っておきたい。 【レイン】さん [地上波(吹替)] 5点(2009-08-04 00:00:31) |
142.《ネタバレ》 実は僕は2時間半を超えるような長尺ものが苦手で、特に本作の完全版となると4時間近い超大作になる。しかし観始めると本作の世界に引き込まれ、その長さが全く気になること無く夢中で最後まで観る事ができた。鑑賞後は満足だったのですが、ヌードルスの空白の35年も少し見せてほしかったとも思った。完全版を観終わってなお、そんな物足りなさをも感じていた事に驚いた。ということはこの長時間の作中に無駄な時間帯が全く無いことの証でもあると思うのです。映画ファンにとっては特別な時代とも言える禁酒法の時代が見事に再現され、それに完璧に調和したエンニオ・モリコーネのあまりにも素晴らしい音楽やデ・ニーロの最高の名演技を堪能し、このセルジオ・レオーネ監督の入魂の一作の世界観や雰囲気に酔い、実に満足のいくひと時を過ごす事が出来ました。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-07-04 23:42:06) |
141.根は真面目なのにトリップしてて面白かった。 【zero828】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-05-09 11:34:52) |
140.タイトルからして「ウエスタン(Once Upon a Time In The West)」の現代版であろうかと思いこみ鑑賞しました。しかし、マカロニウエスタンの巨匠レオーネに期待したものが大きすぎたのか、傑作の域に達していないように観賞後感じました。ストーリーと時間軸を不必要にいじってしまった気がします。しかし、撮影よし、音楽よし、役者よしで、これらは本当に素晴らしかったです。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-04-01 01:00:31) |
139.《ネタバレ》 サントラをふっと思い出すたびに観返したくなるものの、ついついチャプターを飛ばして拾い見で済ませてしまう大長編。音楽と少年時代の映像の美しさはほぼ満点。次から次へ謎が解けていくと思わせておいて、実は大きな穴があるとも判明し、おまけに最大の謎を投げかけられたままで終わる鑑賞後の据わりの悪さでやや減点。早送りしてしまう拷問・暴行シーンの多さでも一つ減点。演技派揃いの中、一人浮いた感じのする成人したデボラにまた減点。彼女相手に一途な想いを演じてみせたデニーロは全編通して流石でした。 【失言さん】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-12-09 21:38:06) |
138.こーいう映画だったのか。友情のお話ですね。公開当時からすごく評価されていたけれど、その時に見逃した為に最近まで観る機会がなかった。こういう作品は一度見逃すと、上映時間が長いこともあって、なかなか正対する気力が興らなかった。観始めると長さは気にならなかったです。おとなしい演技ではあるが、十分に持たせるデ・ニーロは流石です。 【アンドレ・タカシ】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-10-06 00:55:35) |
137.この作品ならではの雰囲気と音楽に堪能できました。さらに裏切りが長時間を忘れさせてくれるストーリー展開。デニーロの名演も文句なしです。 |