5.《ネタバレ》 かなり面白かったです。
シンブンシは現代の必殺仕置き人かと思いきや、対象が小物でやることがしょぼい。
では、その真の目的は?というと、途中でわかるので、それで引っ張るミステリーでもない。
結局、泣かせるドラマでした。でも、それが悪いのではなく、とても良いドラマだと思います。
ヒョロが無邪気で純真だから、ゲイツたちに凄く共感できます。
ゲイツに「父親に会ったらどうしたい?」と聞かれてのヒョロの答え「お父ちゃんて言いたい」
「そんだけ?何で捨てたんだってぶん殴ってやればいいだろう」
「うーん、会って、お父ちゃんて言いたい」と飛び切りの笑顔。
ここ思い出すだけで涙が出ます。
配役は皆適役で良かったです。
ずっとニートで多分両親が亡くなって働かざるを得なくなったノビタ役の岳君、毎度芸達者。
関西弁で気のいい兄貴風のカンサイ、三浦良平。ピッタリです。
なんとクレジット、大トリだった荒川良々。メタボ役なのでお腹に綿巻いて小太りにしてたんですね。
ゲイツ役の生田斗真は、カッコ悪い格好しててもカッコ良かったです。
最後については、ゲイツには私も吉野の口調で「カッコつけてんじゃないわよ」と言いたい。
生きていればいいこともある、と言いたいです。
最後のメタボの涙にやられたので本編は7点だけど、この最後のシーンで1点追加です。