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IAM A HERO アイアムアヒーロー

[アイアムアヒーロー]
I Am a Hero
2016年上映時間:127分
平均点:6.91 / 10(Review 81人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-04-23)
アクションホラーSFコメディパニックもの漫画の映画化バイオレンスゾンビ映画
新規登録(2016-02-25)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2020-10-01)【イニシャルK】さん
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監督佐藤信介
演出下村勇二(アクションコーディネーター)
キャスト大泉洋(男優)鈴木英雄
有村架純(女優)早狩比呂美
長澤まさみ(女優)藪(小田つぐみ)
吉沢悠(男優)伊浦
岡田義徳(男優)サンゴ
片瀬那奈(女優)てっこ(黒川徹子)
片桐仁(男優)中田コロリ
マキタスポーツ(男優)松尾
塚地武雅(男優)三谷
徳井優(男優)アベサン
風間トオル(男優)千倉
村松利史(男優)田村
栗田恵美(女優)みーちゃん
高橋洋〔俳優〕(男優)
原作花沢健吾「アイアムアヒーロー」(小学館)
脚本野木亜紀子
音楽志田博英(音楽プロデューサー)
作曲ヨハン・シュトラウス2世Op.410 ワルツ「春の声」
製作市川南〔製作〕
久保雅一(共同製作)
東宝(映画「アイアムアヒーロー」製作委員会)
エイベックス・ピクチャーズ(映画「アイアムアヒーロー」製作委員会)
小学館(映画「アイアムアヒーロー」製作委員会)
電通(映画「アイアムアヒーロー」製作委員会)
WOWOW(映画「アイアムアヒーロー」製作委員会)
博報堂DYメディアパートナーズ(映画「アイアムアヒーロー」製作委員会)
小学館集英社プロダクション(映画「アイアムアヒーロー」製作委員会)
東宝映画(製作プロダクション)
プロデューサー山内章弘(エグゼクティブ・プロデューサー)
配給東宝
特殊メイク藤原カクセイ
特撮神谷誠
美術大坂和美(装飾)
藤原カクセイ(特殊造形統括)
衣装宮本まさ江(衣装デザイン)
編集今井剛
あらすじ
漫画家アシスタントの鈴木英雄(大泉洋)はある日、ウイルスに感染して狂暴化した恋人・てっこ(片瀬那奈)に自宅で襲われる。英雄は趣味で所持する散弾銃を手に外に飛び出すが、街はZQN(ゾキュン)と呼ばれる感染者で溢れていた。英雄は女子高生・早狩比呂美(有村架純)とアウトレットモールに逃げ込み、そこで生存者たちを統率する伊浦(吉沢悠)とサンゴ(岡田義徳)、勝気な看護師・藪(長澤まさみ)と出会う。
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81.《ネタバレ》 原作読む前に映画観ました。邦画のSFとして、安っぽさを感じさせない映像で、結構頑張ってるなぁって思いました。
原作の前半部分は“ゾンビパニックが日本で起きた場合、日本人はどんな行動を取るか?”を、結構リアルにシミュレートしていたと思います。目の前でZQNに襲われた人を見ても、写メ撮るくらいで無関心な通行人とかが日本人らしいというか、なかなかパニックにならず、日常生活を続けようとする辺りがリアルに思えました。それと原作の英雄はもっとウジウジしていてコミュ力低め。妄想癖もあって面倒くさい人物。でも映画ではその辺りは控えめにして、ゾンビ物アクション映画として、勢いを優先したように思えました。

ストーリーを詰め込みすぎず、適度に省いたことで、原作未読の人にも取っ付きやすくなっています。反面、比呂美が英雄を信頼する過程が説明不足になってしまいました。英雄の「俺が君を守る!」からの「…うん」って返事と同時に流れる一筋の涙は、結構な見どころだと思います。有村架純頑張ったなぁ。
で、富士山麓の森の中から、再び幹線道路に出てきた時に英雄が髭面になっていたから、相当な時間経過があった模様。そこをもう少ししっかり描いても良かったかと思いますが、“ゾンビ物と言えばショッピングモールの籠城戦”と言わんばかりにアウトレットモールをクライマックスにしたことで、アクションに傾倒した仕上がりになっています。

連載途中の人気漫画の映画化としては良く出来ていますが、当初は続編を創る気があったのか判りませんが、一本の映画としては消化不良な終わり方です。英雄が最後の最後に銃を撃つのは見せ場として上手いと思うけど、あの数のDQNをあの場所で全部倒してしまうのは、ちょっと画的に単調でした。
『モールから脱出したから終わり。…で良いよね?』では、ちょっと『ロメロ・ゾンビ』のお約束に頼りすぎな気がしました。比呂美が半人半ZQNになった理由や、今後彼女はどうなるのか?とかは、映画オリジナルの落とし所を持ってきても良かったかと思います。
K&Kさん [映画館(邦画)] 5点(2024-07-31 23:36:42)
80.制作当時は続編ありきだったのか、大半の謎が解明されないまま終わっている。
まあ、この手の映画にはよくあることなので、それは置いておくとして・・・

全体として、グロテスクなシーンの中にも、コメディ的な要素が散りばめられており、
あまりシリアスになりすぎない雰囲気は良かった。

終盤の大立ち回りは、お金がかかってそうで、制作サイドのこだわりは強く感じられたが、
一方で若干くどく、冗長な印象はあった。
2年で12キロさん [インターネット(邦画)] 5点(2022-03-20 10:23:50)
79.よーあんなにも弾あったなあ。
ケンジさん [インターネット(邦画)] 5点(2021-11-28 02:01:11)
78.《ネタバレ》 この映画、もしくは原作の漫画が話題になっていたときは全く興味がなく、しばらくしてから漫画を読み、そこで初めてゾンビものストーリーだと知りました。数年前に漫画を、映画を本日鑑賞しました。

漫画の方もかなり面白かったですが、映画も最後まで違和感なく楽しめました。個人的にはアニメの実写化は苦手な方なのですが、これは全く抵抗なかったですね。キャストがみんなハマっていたし物語のテンポも良くて中だるみしなかったからかな。

生活感のある序盤の描写、好きです。漫画の仕事がうまくいかなかったり、彼女のてっこともマンネリ状態で…てっこを誰がやってるのかと思ったら片瀬那奈さんでした。好きな女優さんです。まさか片瀬さんがあんなことになってしまうとは。いや、漫画で知ってましたけどね。ゾキュンが現れ始めてる兆候は出てるのにそれと気付かず日常が進んでいく描写は視聴者をドキドキさせますね。てっこがゾキュン化した後に街の異変が一気に噴出するのもとても緊張感のある場面でこれもドキドキしました。
途中で出会ったひろみちゃん(=有村架純さん)は可愛いのですが、『君の膵臓〜』の浜辺美波さんよろしく、女の子があざとすぎて「いやいや、そんなやついねーだろ」感が半端ない(笑)
アウトレットの男軍団はなんか演技が鼻についた感がありましたが、薮役の長澤まさみさんは抜群でした。魅力的だし役にピッタリハマっていました。良かったです。

ゾンビ映画って必ず生き残りの人たちで揉めて結局ゾンビにやられてしまうのが定番ですが、映画の面白さとは別に、なんか現実世界見てるみたいで若干ゲンナリしてしまいました。なんかもう、人が人を攻撃するようなものは映画でも現実でも見たくないな。そんなところで少し気疲れしてしまった映画でした。すみません、ただの個人的感情です。

映画自体はとてもおすすめ。ゾンビもの好きは是非ご覧ください!
TANTOさん [インターネット(邦画)] 9点(2021-04-18 01:15:23)
77.原作を読んだ者としては、あの漫画の映画化としてはうまく行ってる方だと思う。
アウトレットモールからの脱出をもって一応のハッピーエンドというのも落とし所としては妥当。
主人公の配役もよいし、ゾンビとの戦いシーンも邦画としてはかなり頑張ってる(あくまで「邦画としては」なので、そこを高く評価するつもりはないが)
ただ、あの漫画はゾンビが世界に溢れた終末世界の状況や人々をリアルに描いてるからこその面白さがあったのだが、映画ではそういったリアルな描写はゼロ。でもそれは、映像化するって時点でそりゃあ無理ってもんだから、目をつむる。

「あの漫画をどう映画化したのか?」という評価を抜きにして、単純に一つの独立した映画として見た場合、お世辞にも褒められた出来ではない(まあ、原作付きという足かせに縛られてるのだから、仕方ないのだが。)。

この映画、基本的には、冴えない主人公英雄がひろみを守るために男になる、という成長物語なのだが、それがあまりうまく行っていない。
その最大の原因は、ひろみがゾンビ化しているので、英雄に対して、頼りにするとか、感謝するとか、通常の人間的感情を表出できない点だ。
また、英雄がひろみと正常な状態(非ゾンビ状態)で過ごした期間が短すぎて、なぜ英雄がひろみにそこまで思い入れをいだき、また、なぜひろみが英雄にそこまで信頼をよせるのかに説得力がない。英雄はひろみとほとんど会話をしていないし、2人は互いのことを何も知らないのだから。
正直、この映画、ひろみのゾンビ化はなくてもよかったと思う。
そもそも、ひろみのゾンビ化は、原作であの後に続くストーリーには大きく影響してくるものの、今回のアウトレットモールまでであれば、全く不要な部分である。
原作に忠実にやらないと原作ファンから批判が来るだろうことは大いに分かるが、バッサリ切り捨てても良かったのではないか。
そもそも、ヒロインがずっとゾンビ状態っていうのは、単純に見ていて楽しくもないしね。

あの原作をどう実写化するか?という点では面白かったけど、映画としては少々物足りなさを感じた。
椎名みかんさん [インターネット(邦画)] 6点(2021-04-16 07:06:36)(良:2票)
76.白けてしまって、、、伏線はもっとあるのかとみたのがよくなかった。
HRM36さん [インターネット(邦画)] 4点(2021-02-16 09:53:51)
75.気合を入れて作った本格的(?)なゾンビ映画。
だが、主人公に感情移入は全く出来ないし、結局自分自身は、こういった典型的なゾンビ系はあまり好きじゃない、ということを再認識した。終盤以外も意外にまだるっこしい感じがする。

最後はミスチルのHEROが流れるかと思ったが...
simpleさん [インターネット(邦画)] 5点(2020-07-24 15:10:43)
74.《ネタバレ》 なかなかのゾンビ映画でした。
ゾンビとしての定番をきちんと押さえつつ
いろんなエッセンスを取り入れている感じはしました。

なお、漫画原作は読んでいませんでしたが
ゾンビものであることはなんとなく知ってました。

彼女がゾンビ化するシーン非常に良かったです。
ゾンビもの好きなところは、日常から非日常に切り替わる部分ですので
そこの映像はかなりスリリングでした。

後半も誰そうでしたが、上手く押し切りましたねぇ。
最後ヒーローになった画もなかなか良かったです。

長澤まさみも実は感染してましたエンドになるかと思ってましたが
それもなく、ある意味良い終わり方でした。
有村架純も可愛い。

あと、地味に伏線が巧みだなぁ。と
特にローレックス。

と、脚本はアンナチュラルとか逃げ恥の野木さんでしたが、さすが。

あと、地味に芸人出てますね。
メイプル超合金とかザ・パーフェクトのピンボケたろうとか。
色々小ネタも面白い作品でした(テレ東とか)

ゾンビものが無類に好きな自分はだいぶあたりな気がしました。
邦画もやりますね。
ってことで8点で。
シネマレビュー管理人さん [インターネット(邦画)] 8点(2019-06-03 19:40:45)
73.《ネタバレ》 面白かった! 何よりもゾンビ1体1体が「モブ」ではなく、「個性」があるのが魅力。その人の生前がどんなものだったのかが浮かび上がり、それぞれが個性のある動きを見せる。だからゾンビと戦うアクションも単調にならず、とくに都会でのゾンビ大発生の大パニックからタクシーでの脱出のシークエンスは、文字通り息つく暇なく夢中で楽しめました。また、そんなアクションの主人公を演じるのが大泉洋というのがまたいい。「大泉洋」なのにちゃんとその役の人になりきって見えるという彼の役者としての魅力は、この映画でも十分に味わえます。とくに不穏な雰囲気のなかで英雄の日常を描いた序盤のおかげで、そこからのパニックのスピード感が際立つ。後半のショッピングモール以降は、一転古典的な社会風刺風ゾンビ映画になりますが、ラストの連射バトルは「ラスボス」の魅力もあってダレずに楽しめました。難があるとすれば、原作ありものゆえの説明不足感か。結局ヒロミは何なのかよくわからないし、主人公が「発症」しない理由(これは恋人が彼を想って「歯」を折ったから、というふうに思えるけど、それで回避できるようなウィルスなのかな・・)や伊浦がどこで噛まれていたのか、とか、そのあたりのロジックが続編ありきなのかおざなりだった。あとモールの空間的な位置関係もわかりにくく、終盤はアクションの勢いで押し切られた感じでした。とはいえ、これだけの本格アクションが楽しめる日本映画、そうはないと思います。
ころりさんさん [インターネット(邦画)] 7点(2019-06-01 08:09:41)
72.《ネタバレ》 とりあえずグロい。
ゾンビ映画を好きな方はだいぶ楽しめると思う。
バッジョさん [インターネット(邦画)] 6点(2019-01-05 13:17:46)
71.《ネタバレ》 原作未読。
邦画のゾンビ映画で初めてまともな作品が出来たな、と思いました。
片瀬那奈ショック以降、ずっとハラハラドキドキして観られた!

のだが、最後の最後に、、、「は?」

で、マイナス1点。
評判も良く、各賞も受賞したのに謎の続編なし(制作費が?)の話も出てないので、
これでは「あとはぜひ原作読んでねー」という壮大な予告編になりかねない終わり方である。

そこだけが残念。
movie海馬さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2018-10-15 23:03:01)
70.《ネタバレ》 漫画原作読んだことあり。その上で良くできてたと思う。
終わり方が中途半端だけど続編の予定あるのかな。
おとばんさん [インターネット(邦画)] 7点(2018-09-09 19:20:36)
69.ZQNの感じ、あそこまで原作通り表現していることに驚いた。ハイジャンパーも良かった。でも人間側もすべて原作通りにしちゃうと、いまいち緊張感に欠け、後半は面白みが減りました。
nojiさん [インターネット(邦画)] 5点(2018-09-03 19:17:53)
68.思ったより何倍もしっかりグロかったです。海外とはレーティングが違うせいか、これでもか!と飛び散る頭や臓器、断面を堪能出来ます。バイオやワールドウォーZと違って黒目がイッちやってるのもポイントですね。コスプレ感が無くて本当に不気味でした。
でもそれだけ。ショッピングモールvsゾンビとか、本当に怖いのは人間の方ですねとか、噛まれたらゾンビアウトとか、何十年まえから何回やってるんでしょうか。間延びするし端的につまらなかったです。
Kの紅茶さん [インターネット(邦画)] 3点(2018-09-03 18:09:38)
67.《ネタバレ》 レビューサイトでの評価が高かったので見てみました。確かに面白かったです。有村さんの存在が特異な感じで良かったです。最後は無双状態になってしまいましたが、有村さんが活躍するという流れを見たかったです。あと、ちょっと尻切れトンボな終わり方で、この後も気になります。とはいえ、2時間飽きさせない映画でした。
珈琲時間さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-09-01 19:23:58)
66.《ネタバレ》 原作は最終話まで読んでるんですが、この映画版は未見でした。
とはいえ評判がいいのは聞いていたので楽しみにしてたんですが、いやこれはなかなか素晴らしい出来です。

映画化するにあたり一部のキャラ設定を変えあるいはキャラごと削除、イベント削除あるいはかなり変更し…と、実は原作から大きく違ってる映画なんですが、トータルで原作の空気感が(少なくともあのショッピングモールまでの空気感が)きっちりと描かれているのは、これは製作スタッフに拍手、というところでしょう。原作を大事にしてるのが観ていてびんびんに伝わってきます。
邦画のゾンビ物なんかしょぼいに決まってるだろう…という先入観が我々にはあるわけですが、この映画は見事にその先入観を打ち破ってくれてやりきってるのもお見事。
なんだよ、やればできるんじゃん!
まさか邦画で海外のもの以上のゾンビ映画にお目にかかれるとは…

ちなみに劇中、伊浦が駐車場でZQN化するときに、藪(小田つぐみ)に対し「セックスしよう」「嫌がってるふりしてたけどお前も喜んでたろ」みたいな事を突然言いだし、映画しか知らない人には「うわ、キモイ男」と思わせるわけですが、これ原作も読んでると、藪がZQN化するときに「伊浦〇ンポいい」と連呼するのを知ってるわけで、原作を知ってるかどうかであのシーンの解釈は違ってきたりします(笑)

というか、もしこの映画の続編が作られる事になれば長澤まさみがそのセリフを言う事になるわけで、そうなるとさらなる日本映画の金字塔としての地位を確立すること間違いなしなんじゃないでしょうか。ドキドキがとまりません。
あばれて万歳さん [インターネット(邦画)] 8点(2018-09-01 17:27:37)(良:1票)
65.《ネタバレ》  原作漫画あり、ってところが影響してるのかは定かではありませんが、なんか「絵が綺麗」だと感じました。いやゾンビ映画なんで映像は血まみれ、肉片まみれで鬼気極まる汚らしさなんですけど。「絵になる」って表現の方が正しいか?ZQN化した恋人がベッドから転げ落ちた後ブリッジの姿勢で起き上がるシーンとか、落下してきた高跳びゾンビが死体の群れの中からこれまた起き上がるシーンとか、これまた死体の海の中で自死を選んだオッサンの姿がシルエットで浮かび上がって見えるシーンとか。人物の動きを止めて静止画としてみたときもひとつの作品として「絵になる」シーンというか、カットが多い映画だったなと思います。こういう映画はなかなかお目にかかった記憶がない(ゾンビ映画だとなおさら)ので新鮮でした。
 そして主演の大泉洋もまた「絵になる」俳優でした。ショットガンを撃ってZQNを倒した後の残心(?)の姿勢や銃身フルスイングで高跳びゾンビの顔面を木っ端微塵にした後のフォロースルー、どちらも顔がよく見えなかったりカメラに背を向けてたりだったんですけど、立ち姿が何かのモデルかと思うくらいにカッコよかった。で、そのあと顔がアップで映るシーンで「ああ、やっぱり大泉だ」ってなるあの落差、ただの二枚目俳優じゃ絶対真似できないし、演じたとしてあそこまで映える絵になっていたのかどうか。顔面や服装が冴えなくてもカッコよく映るってやっぱり稀有な才能だと思う。
 しつこく「絵になる」を連呼したけど、私のこの映画に対する感想は、「とにかく絵的にカッコいい!」の一言に尽きる。
池田屋DIYさん [DVD(邦画)] 8点(2018-07-26 22:43:11)
64.《ネタバレ》 邦画のホラーものというと基本的に霊を題材にしたものというイメージが強く、まして本作のようなゾンビを題材にしたものは邦画ではちょっと無理があるのではと思っていたが、本作はその邦画ではなじみにくいゾンビという題材を扱いながらもかなり完成度の高いものになっていて、途中飽きることなく最後まで退屈することなく面白く見ることができた。とにかく開始20分過ぎたあたりの主人公 鈴木英雄(大泉洋)の恋人であるてっこ(片瀬那奈)がゾンビ化して英雄を襲いはじめるシーンからかなり気合いの入った怖さで目が離せなくなった。この手の大作系邦画にありがちな安っぽさやハリウッドかぶれのような感じも無く、ゾキュン発生の経緯や、よけいなドラマを一切排除した脚本も潔い。とくにゾキュン発生の経緯が一切描かれないことによって、見ていて登場人物たちと同じ目線になることができるし、またリアリティーも感じることができる。(街がパニック状態になってテレビが報道特番に切り替わる中、一局だけアニメを放送しているところが細かくて笑える。このシーンを見ていて「クレヨンしんちゃん 爆発!温泉わくわく大決戦」を思い出した。)確かに後半アウトレットモールが舞台になってからは少し失速した感があるが、それもそれほど気にはならなかった。趣味でクレー射撃用のライフルを所持している英雄がこんな状態になっても銃刀法違反をずっと気にしているというのが思わずそこかよと突っ込みたくなるのだが、本作はこの英雄(えいゆう)と書いてひでおと読む冴えない主人公がいかに本当にヒーローとして覚醒するかも見どころで、それを最後まで溜めているので、クライマックスの英雄とゾキュンの戦いが半端なくカタルシスのあるものになっているのが最高だった。ラストシーンで藪・小田つぐみ(長澤まさみ)から名前を尋ねられた英雄がそれまでと違い、「ただの英雄です」と答えるのは彼の成長とこれからゾキュンから彼女たちを守って行くという決意が感じられてすごく印象に残る。原作漫画未完の頃に作られているので終わり方としてはやや中途半端な感じがするのだが、個人的にはこの終わり方で良かったと思う。もしも続編が作られたら見たいと思うのだが、ちょっと出来が怖い気も。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2018-07-21 18:56:23)(良:1票)
63.《ネタバレ》 なんと言っても大泉洋が最高。ラスト、英雄のエイム力が爆発するシーンが高揚感溢れています。長澤まさみも最高。岡田義徳も最高。有村架純は可愛いから最高。全体的に、ゾンビのクオリティーは海外に比べてだいぶ遅れてる感じがするけど、その分俳優陣の演技で楽しむことができました。
VNTSさん [インターネット(邦画)] 7点(2018-06-10 19:05:29)
62. たしかにヒーローであった。その後どうなるかはわからないけれど。
 ゾンビ映画もたまに見ると面白い。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-05-05 11:24:01)
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【点数情報】

Review人数 81人
平均点数 6.91点
000.00%
100.00%
200.00%
322.47%
411.23%
5911.11%
61619.75%
72632.10%
81822.22%
978.64%
1022.47%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.50点 Review2人
2 ストーリー評価 6.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 7.20点 Review5人
4 音楽評価 6.66点 Review3人
5 感泣評価 4.66点 Review3人
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