★27.《ネタバレ》 映画というカテゴリですが、これはもともと一時間ドラマです。 さらに具体的に言えば、サントリー一社提供の30分枠のドラマ帯で二回一時間放送があった。 一つは同じ岩井監督の「ゴーストスープ」、もう一つがこれ。 自分は1993年に録画されたものを1996年くらいに見ました。 ちょうど映画になった頃ですね。
正直、岩井監督作品はあまり合うものがないからかもしれないですが、 この作品が一番いい、と思える。 一時間という短いフォーマットもいいのかもしれない。 しがない探偵相田がコンピュータを導入、そこに付随してオペレータの女の子プーが、 女の子って言ったじゃん!といった具合にじゃじゃ馬がやってくる。 とある依頼を遂行していくうちに大きなヤマにぶち当たる。。。 といった内容ですが、ネタバレありにしてるのでネタバレ。
このドラマ枠には一つの縛りがあって「食事のシーンを必ず入れろ」 (そしてサントリーの酒も入れろ)という命題があったわけですが、 このドラマにおいての食事シーンは、「我々(探偵側)の敗北」であり どうでもいい魚だけが残ったからフライにして食べてしまおうというそういう流れで その流れの中でニュースを見ていたら、という素晴らしいオチ。 プーと夏郎との出会い、そして別れがCHARAのエンディング曲「BREAK THESE CHAINS」に繋がっていきます。
あくまである程度の予算や時間がある「映画」としてではなく 限られた予算、時間の深夜枠の一時間ドラマとして見てください。 【にんじん】さん [地上波(邦画)] 8点(2021-05-24 21:54:51) |
26.よく深夜にTVのチャンネルをガチャガチャしていたんだけど、このドラマの始まりを見て衝撃を受けて最後まで見てしまった。もう20年以上も前のことだね。あらためて見直してみて当時の衝撃がよみがえった。また10年後に見ても同じ衝撃を思いさせると思う。宝物の一つだ。 【センブリーヌ】さん [地上波(邦画)] 7点(2018-07-29 16:48:35) |
25.《ネタバレ》 記念すべきナツロウ君デビュー作ですね! 1993年作で、バブルと昭和のなごりのにおいがあり好きな作品です。 【T-zen】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-09-03 23:58:19) |
【はるこり】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-08-03 23:18:33) |
23.プーの背景がわからないので勝手に盛り上がってもらっても理解には至らない(ナツロウにも言えることだが、彼の場合はあの年齢と境遇で脳内補完できる)。 まあ、なにはともあれ一直線で芸のない文芸どまり。 【カラバ侯爵】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-10-21 16:25:38) |
22.タイムリーで観た作品。とにかく衝撃的だった。何が衝撃的だったかというと、「こんな俳優がいたんだ・・・」っていう、驚きの発見という意味で。紛れもなく、私が浅野忠信という俳優に引き込まれていった瞬間だった・・・もう、10年近くも前になるのかぁ。。いや?待てよ?!1996年ってのは、あくまで劇場公開した年だから、私が観たのはもっと昔か。調べてみたら「1993年」にテレビで放映したらしい。この時、観たわけだから、実際は12年前か・・・。自分も浅野氏も10代の頃だねぇ、懐かしい。それはそれとして、言うまでもなく「浅野忠信ファン」は必見の作品である。 【にじばぶ】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-09-04 09:19:55) |
21.浅野くんが主役なのかと思ってましたが、ミッチョンが主役でした。TVスペシャルドラマと思うと充分な出来だと思います。世界観は感じ取れました。 【ぷりしら19号】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2007-03-26 23:25:53) |
20.《ネタバレ》 時間も短いし内容もお金のかけ方もTVドラマで十分って感じ。エンディングのオチはおもしろかったけど 【ビバ!ロック!】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-12-24 15:25:56) |
19.僕は魚が苦手です。ドアップとか、耐えられない。女優の眉毛が気になりました。 |
18.気だるいサスペンス調コメディ。このダラダラ感に抵抗がない人にはオススメ(かも)。 【IKEKO】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-04-05 02:31:24) |
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17.浅野忠信の自然な演技が素晴らしい そして酒井敏也の不自然な演技も素晴らしい これはわざと対比させたに違いない 【ぺぷとりじ】さん 8点(2005-01-31 20:22:36) |
16.後味のよさが絶品。だけどあの料理はきっと絶品ではない。 【DELI】さん 7点(2004-09-03 11:16:59) |
15.岩井俊二作品っぽくはないような気もするが、普通に楽しめた。こういう作品を作らせても、こんな映画ができるなんて、さすがって感じですね。役者人も役柄ぴったしだった。 【シュシュ】さん 7点(2004-08-18 20:28:30) |
14.数秒感、映像と音楽にグッと心を掴まれる感覚。その瞬間、もはや時間を忘れる。岩井俊二監督の映画に必ず存在するその数秒感、それはこの作品の頃から一緒。部屋の中心に寝転がり、魚たちが見守る中、クラシック音楽を聴く2人。それだけでいいんだ。だから岩井監督の映画が好きだ。 【紅蓮天国】さん 7点(2004-05-19 23:08:40) |
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12.ラストのオチでのプーのケラケラっとした笑いがいいですね。プーと夏郎の2人がそれぞれの執着から解放されたような感じがよく出ている。このラストでこの物語はタイトルのイメージどおりカラッとフライドされたような気がします。 【彦馬】さん 7点(2004-03-13 09:21:56) |
11.まあ、それなりに見所はある。とりあえず芳本美代子が愛らしい。物語の展開もそれなりに興味をそそるものであるし、淡い恋物語として昇華してると思う。ハードボイルドなのかどうかはちょっと疑問。ラストのオチは素直に痛快。 【もとや】さん 7点(2004-03-09 09:49:56) |
10.『少年たちは花火を横から見たかった』でフジテレビの人達が言ってた通り、食べ物テーマの番組でこれを作るところが面白い。内容は映画じゃなくテレビって感じだけど普通に面白かった。こういう岩井俊二もいいと思う。 【ぺて】さん 7点(2004-02-12 01:58:05) |
【のりまき】さん 5点(2004-02-02 23:43:06) |
8.当時20歳位の、少年でもなくかといって完全な大人とも言い切れない微妙な時期の浅野忠信を見れるだけでも、お得な感じのする作品。華奢でめちゃめちゃ可愛いんですよ。女心というか、母性本能をくすぐります(笑)。危うくも無垢なテロリスト。美しい。たまりません。ちょっと一味違う彼の魅力を見れた感じ。でも岩井俊二監督作品としては、画的にちょっと物足りないかな。彼の持ち味の映像美がちょっと薄味かと。 【ひのと】さん 5点(2004-01-20 19:14:23) |