17.《ネタバレ》 個人的にはそれなりに楽しめました。 実際にテレビの企画でお笑い芸人が事故物件に住んだ話を元にしているとのことですが、 ホラー映画にありがちな、ストーリーの破綻のようなものは無いし、テレビだからってどこまでやってもいいのかみたいな倫理観やら、 主人公がお笑い芸人だから、笑いが人の寿命を伸ばすんだっていう個人のエピソードが生きていて、事故物件と芸人のリンク性も備えていて お話としてはちゃんとできてたと思います。 ただ、主人公が元々はつまらない芸人で、次に出てくる人気芸人たちのコントが見てて寒かったり、 人気者になってからのテレビ出演の受け答えが寒かったり、そういうところがちょっと気になりました。 そしてホラー映画だけど大して怖くは無いんですよね。でも中田監督は、本気で怖がらそうというよりも なんとなくユーモアの方に軸が写ってるような気がしていて、だとしたらそれもアリなのかなと思うようになってきました。 高田純二の下りとかはまさにユーモア枠なのかなと。 【あろえりーな】さん [インターネット(邦画)] 5点(2024-12-21 10:35:02) 《新規》 |
16.《ネタバレ》 事故物件に住み、心霊現象がそれなりに撮れたら次に行く、という執着のなさがこの映画の売りなのかな。最終的には引っ越しを繰り返すうちに霊が溜まって?いくんだけど、その部屋で起こったであろう惨劇にあんまり深く突っ込まないで淡々とこなしていく感じ。 「残穢」のようなおどろおどろしい根源的な恐怖ではなく、映像としての恐怖を狙った映画なのかな。 こういう映画は、名の知れた人ではなく、無名の俳優が出た方が臨場感高まるよなあ、亀梨君とか木下さんとかメジャー過ぎて没入感乏しいなあと思いつつ鑑賞。 しかし江口さん、存在感あるなあ。 |
15.《ネタバレ》 原作を読んでいないので比較できないが、実話とされているものをベースに映像化した感じは出ていて、全体的な印象としては悪くない。芸人の業界らしいドラマもあり、ホラーにしては特色ある劇中世界ができている。 映画的な趣向としては、物件を渡り歩くうちに悪しきものがついて来て、4軒目に至ってヤバさが頂点に達する形になる。クライマックスの対決は盛り上げ過ぎのようだったが、もとの怪談本をそのまま再現したのでなくホラー映画として作ったわけなので仕方ない。最後は一応ハッピーエンドかと思わせておいて、ホラーらしく後味の悪さを加味した終幕になっている。 好んで事故物件に住むなどろくなことにならない気はするわけだが、原作者本人は特に支障なく今に至っているようなので、必ず何かヤバいことになるわけでもない。この映画でもラストの展開からすると、仮に周囲で何かヤバいことが起きたとしても、結果的にこの二人は何とかなるのではと思ったりした。ついて来ていた銀河帝国皇帝のようなのは二人の生命を縮めるものかも知れないが、場合によっては守護する側に回ることもあるかも知れず(「恐怖新聞」の配達人のように)、また笑いで二人の生命が延びれば相殺して余りが出る可能性もある。 その他現実問題として、外国人は事故物件でも気にしないことがあるそうなので、住む人の心持ち次第という面は確かにある。映画では一般の不動産屋に担当者がいたようだが、現実世界では事故物件を専門的に取り扱う事業者もいるようで(高齢者と外国人向けなど)、そのような動きを通じて物件の適正な流通が促されるのはよいことだ。実在の事故物件公示サイトの運営者もそのようなことを言っていた。 ほか出演者では江口のりこさんが魅力的な登場人物になっている。メイクアシスタント役の奈緒という人もいい感じを出していた。 【かっぱ堰】さん [インターネット(邦画)] 6点(2024-04-13 15:44:59) |
14.《ネタバレ》 芸人さんが人気を得るために事故物件に住んで心霊現象を撮影しようと頑張る映画。芸人さんがなぜお笑いを目指すことになったかを、酒の場で語るくだりがあるんだけど、自分の深イイ話を自ら始めちゃう。自分でするって、なんかカッコ悪くないすか?てゆーか所々に、イイ話風な人間ドラマをチョクチョク入れてくるんだけど、なんか薄いです。しかも主人公、ちゃんと観たらヒロインに対してわりとひどくないですか?そんなんが気になって、全然ホラーにライド出来ません。あと、後半クライマックスで、複数の幽霊が登場し主人公を囲むんですが、70年代くらいのヒーローモノに出てきそうな、怪人に操られた人間みたいなメイクで亀梨君の周りをグルグル回る役者たちって、今時、こんな絵ズラで映画作るなんて、作ってる人の感覚がだいぶ古いな~、ほんとなら死ぬほど退屈なところを、複数の物件の章仕立てってゆう構成で、かろうじて観れた部分だけに3点。 【なにわ君】さん [インターネット(邦画)] 3点(2022-03-21 20:55:11) |
13.《ネタバレ》 原作は未読です。なので本作がどの程度映像化に向けてアレンジされているのか判らないのですが、いくつもの物件エピソードを重ねることはなかったように思えます。1話完結の連続TVドラマならばともかく、2時間弱の尺では仕方ないのでしょうけれど、一つひとつのエピソードを浅く取り扱うだけで終わる感じで「え?それで?その後どうなったの?」みたいな感覚が残り過ぎました。とは言え全てのエピソードを詳細に繋いでしまってはかなりの長編作品になってしまう訳で、例えば最恐物件のところをメインに過去のエピソードを回想録で繋ぐとか、何かもうひとひねり出来なかったのでしょうか? 多くの皆さんのご指摘があるように、登場する幽霊たちも実体化し過ぎていて怖さは殆どありません。ボスキャラ的な死神?いや、顔が次々に替わるのだから幽霊の集合体?その描き方も今一つインパクトに欠けます。怖くないのです。 そして、そもそも事故物件という悲劇の現場以外の何ものでもない対象を描くのであれば、コメディ要素は敢えて切り捨て、その場に染み付いた哀しみや恨み、その他諸々の感情や怨念といったものを描き込んで欲しかったです。それでこそジャパニーズホラーだと個人的には強く思います。その部分が一番残念でした。 追記です。江口さん、光ってましたね。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [インターネット(邦画)] 2点(2022-02-23 13:52:03) |
12.《ネタバレ》 恐怖を煽るネタとタイトルから期待大でしたが、とんだ肩透かしのズッコケ作品でした。こんなに怖くないジャパニーズホラーも久しぶり。1mmもビクッとしなかった。監督さん感性大丈夫ですか? 救いは江口さんのみ。笑いもとって、ラストの死にざま最恐です!! 【リニア】さん [インターネット(邦画)] 2点(2022-02-21 00:59:56) |
11.《ネタバレ》 物件1,2, 3とサクサク進んで4でまできて、そのまま終わりました。山場は? 【紫電】さん [ブルーレイ(邦画)] 2点(2021-11-27 14:44:51) |
10.出演は豪華。 ホラーなのに怖さが伝わってこない。 霊がくっきり映りすぎて怖くない。ただの人。 唯一、その存在が朧げなミスターX(勝手に命名) ただ、この霊の存在も思うほど恐怖感がない。 ミスターXとの展開も陳腐で、なんだかなぁ…。 強いて怖い点を挙げるなら、江口のりこの不気味さ。 さらに、江口のりこの最後の表情。これが一番怖かった。 本田なおが可愛い顔を歪ませて怯える表情は好演でした。 ホラー映画として怖さがイマイチ ひとつの映画としても展開がイマイチ 結論を言うと、ただの事故物件の啓発動画。 余談になるけど、この日に親知らずを抜歯。 この抜歯のほうがよっぽど怖かったです。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2021-07-21 16:57:55) |
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9.《ネタバレ》 最後の物件出てき過ぎじゃないのか。そして取ってつけたようなバトルに突入。100人中99人がそうじゃないと思うはず。それにOKを出した責任者は物作りから退くべきでは。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2021-07-11 23:51:38) |
8.《ネタバレ》 物件4が酷すぎる。もうコントみたいで全然怖くないんですよね。それまでは決してクソ映画とまでは呼ばれない出来だと思いますが、最後がね…。亀梨くんが太って、一瞬山田孝之かと思いました。 【はりねずみ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2021-06-14 00:12:08) |
7.《ネタバレ》 映画として事故物件ですが、奈緒さん、江口のりこさんに免じて許してやろうw 中田秀夫監督は自己物件としてお持ち帰りください。 亀梨くん、瀬戸さんは可もなく不可もなく。 それにしてもどーゆー意図で作られた作品なのかなぁ。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2021-06-12 21:39:16) |
6.《ネタバレ》 本作のジャンルは,コメディですよね? いくら事故物件でも,血が付いた畳などを放置しておくわけないでしょ・・・ しかし,烏枢沙摩明王の真言を唱えていたのはなぜなのだろう? 普通であれば,不動明王の真言じゃない? (一般論で言えば,烏枢沙摩明王はトイレの神様,不動明王は大日如来の化身で五大明王の中心) 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 4点(2021-06-05 23:43:10) |
★5.《ネタバレ》 CG全開で思いっ切り出てくるオバケ、なんてのからして私の好みからは完全に外れるが、特に前半は全く何にも怖くない、というワケでもない。そして、お話の進め方も面白みが皆無、というホド酷くはない。題材も、物珍しいと言えば物珍しいので、丸っきり内容に興味が持てない、というコトでもない。諸々、最低限のクオリティとゆーのは有ると言ってよいのではないだろうか。
ただ、あくまで最低限、というコトなのですよね。まずはやはり、あまり、とゆーか殆ど怖くない、とゆーのが痛恨なのですよ。個人的な見解として、やっぱお笑い芸人が出てくるホラーとゆーのは一定以上に怖くはならない、つーことかとも思いますし(お話自体にもなんかチョイチョイ笑かしにかかってる場面があったりで、怖がらせようとするには一貫性を欠くとゆーか)、そして、主役の亀梨クン自体がこの事故物件の心霊現象を全く怖がってない(そーいう素振りが微塵も無い)とゆーのも一因かとも(怖くて恐ろしくてしょーがないケド売れるために仕方なく…的な葛藤とゆーのもほぼ無かったりで)。あとは、根本的にオムニバスホラーであるが故にエピソードごとに状況がリセットされて、全体を通しての「怖さの盛り上がり」とゆーものもやや欠いていた、のではないかと思ったりも(それでもラストはだいぶん派手にオバケ出しまくったりしてましたが、あのね、こーいうのはまず「数」でナントカなるもんじゃねーのですよ、というコトだけは、私は例えソレを理由に死刑になったとしても最後まで主張し続けますですよ)。
もう一点、多少は物珍しいと言ってはみたものの、発生する事象にせよ事故物件の内容(間取り)にせよ驚くほどに在り来りですよね。「畳に血痕が残ってる」「風呂場の鏡が不自然に外されてる」なんて誰でも想像する内容じゃねーかと思いますし、あとは基本オバケの所為で体調が悪くなったりかんたり…程度でしょ。原作がそれなりに売れた本だとすると、もうちょっと奇抜なエピソードや風変わりな事故物件とゆーのは無いもんなのでしょーか?ホラーとしては大して怖くねえ、とゆーのなら、コッチの方面の面白さとゆーのがも少し有れば…という感じでもありますね。
ヒロインの奈緒ちゃんは可愛かったすね(若かりし日の池脇千鶴に少し似てる)。ただ、恐怖の表情が最初(だけ)は結構真に迫ってるなあ、と思ったのですが、それ以降はちょいオーバーリアクション気味でこれもイマイチに思いました。残念。 【Yuki2Invy】さん [ブルーレイ(邦画)] 4点(2021-04-23 01:17:57) |
4.《ネタバレ》 皆さん同じ事を考えながら本作を鑑賞された様で、 他レビュアー諸氏の文章を読んで思わずニヤリとしてしまいました。 少し趣向を変えて以下の様にレビューしてみます。 ・前半の主人公が事故物件に住まわざるを得なくなる迄の描写は売れない若手芸人の悲哀と併せて上手く綴れていた +5点 ・物件3迄の怖がらせ方、特に2人同時に車に轢かれる描写は中々怖かった +3点 ・物件4、主役男女2人が死んでしまうラストだったなら、広げた風呂敷を全く畳まない、後味は最悪だけど大胆な興味深い作品になっていた筈 +5点 ・同じく物件4、何ですかあの軽〜いラストバトルは? 他に収拾のさせ方が無かったのかも知れないけれど、あの様な洋画チックな終わらせ方はないでしょう。軽すぎる −100点 ・その後の主役男女2人を安易に幸せにさせなかった幕引き、中田秀夫らしさはこの位か +50点 ・嬉しい発見、ヒロインを演じた女優の奈緒さん(何故か名字無し)。 私は例えるならタチアナ・マズラニーの様な、絶世の美女では無いああいったタイプに弱い様です +42点 と言う事で+5点、以上! 【たくわん】さん [映画館(邦画)] 5点(2020-10-10 09:02:20) 《更新》 |
3.中田監督、無念すぎる。あなたは「終わった人」なのか。リングは、たまたまうまくいってしまった奇跡の一本だったのか。奈緒ちゃんに免じて一点加算。コロナだけど、見なくて良いかも。 【センブリーヌ】さん [映画館(邦画)] 4点(2020-09-05 22:58:37) |
2.《ネタバレ》 ただでさえ新型コロナで見る本数減ってるんだから、本来ならスルーしちゃう、あ~んまり興味ないタイプの映画なのだけど、メールで友達(大阪人、今は埼玉住まい、お寺の跡取り)がコロナで映画なんか見に行けないから代わりに見てきてくれ~、って。当然貯めたポイント使ってタダ見だわね。 冒頭、とてもホラーとは思えない青春映画ノリで始まって、そこはなんか雰囲気良かったわ。なのでこのままの調子で続いてくれないかしら?って思ったのだけど、そうはいかない、怖がらせてナンボな映画だものね。 ところがいざ本題に入ると、これが全然怖くないの。出てくるのがCGCGしたモヤモヤしたモノと、無名の俳優さんが幽霊メイクして頑張って怖いカオ演技してまーす、って状態で、いや、なんか具体的な、即物的な映像過ぎちゃってむしろ笑えてしまうんですが?みたいな。あんなハッキリクッキリした幽霊を見せられたらお化け屋敷みたいな作り物感が出ちゃうわよねぇ。 で、ボスキャラみたいなのが大体CGなのだけど、『ハリー・ポッター』のディメンターだわね、アレ。クライマックスでコミカルな(いや、映画上では一応シリアスな)バトルになるのだけど、弱いのよ、『来る』のぼぎわんさんの百万分の1程度の弱さ。っていうかアイツ、果たして題材に合った存在だったかしら? だけどアタシがこの映画で最も不満に思ったのは、事故物件に現れる幽霊が、ただのバケモノとして扱われていた点ね。殺人事件の加害者も被害者もバケモノ。自殺や無理心中した人もバケモノ。その背景にあった、人として生きていた部分というのは死に至る映像以外は描かれず、そこにあったハズの悲劇は全くのスルー。多くのゾンビ映画のゾンビと同じような扱いね。だけど幽霊を扱う以上、アタシとしてはそこに目を向けて欲しかったな。 余計なコトかもしれないけれど、舞台の大半が大阪で、大阪のテレビ局の姿が描かれて、あのノリは独特よねぇ、って。たまに関西に行ってホテルで見るテレビ番組のあの空気は東京の人間にはちょっとついてゆけないカンジがあって。府民性、みたいなモノ? 維新はそういうところにつけ込んだのかしらねぇ?とか映画見ながら考えちゃった。 で、映画見終って友達に感想メールしたら、これから見に行くからあんまりネタバレしないで、って。なんやそれ。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 4点(2020-08-30 11:25:54) (良:1票) |
1.これ観て怖くて家に帰れなくなったらどうしようと心配したが全くの杞憂に終わった。 前半は結構怖かったんだよ。まだ恐怖の煽り方がさりげないというか、ジワジワ来る感じが。 しかし、後半、かなり盛り上げに走っちゃった感があってもうポカーンとするしかなかった。ていうかこれはコメディなのか?(笑)やっぱりこういうのはやり過ぎちゃったら駄目だね。原作は読んでないけど、もしあんな体験談が綴られてるんだとしたら、「嘘つけ!」と叫んでしまうだろう。 事故物件を楽しそうに紹介してくれる江口のりこがいい味だしてた。 あと、ヒロインがいい子。めっちゃ優しい。けど、あれはフィクションだろうねぇ。 【ヴレア】さん [映画館(邦画)] 3点(2020-08-28 21:13:51) |