★8.《ネタバレ》 私は『食人族』という映画はハッキリ言って生理的に受け付けない。その最大の理由はシンプルに、動物を実際に殺しまくっているからだ。ただ、あの映画は所謂モキュメンタリのはしりというか、意識的になるたけ「つくりもの」感を排除するというコンセプトのもとに纏め上げられている作品で、殺される動物がモノホンなのはその部分に多大な貢献を果たしているのも事実だと思う。だからなんなんだ、と言ってしまえばそれまでなのは確かだけど、そこにはある種の「筋」が通っている映画だとも思えるのだ。
ところがこの『人喰族』というヤツは、恥も外聞も無い『食人族』の丸パクリにしてコンセプトは真逆、つまり質感はつくりものでも何でもよいからグロ描写をよりパワーアップさせてやろう、というあまり志の高くない作品である。なので当然の如く本作でも引き続き動物は(ついでに)殺しまくっているワケなのだが、意外にもその効果は薄い。というか、グロ描写・ストーリーがつくりもの感満載であるが故にキャンプながら気楽な娯楽作品になり得たかもしれないのに、動物は実際に殺されているのでそこだけ無駄に悲痛、という意味では、むしろ逆効果だとも思える。実は個人的にはコッチの方がより許し難いとも感じている(非常に高度な「どっちもどっち」であるのも確かですケド)。
どだいそもそも残虐描写にもやはり「真に迫った」感じが無いので、『食人族』よりグロさを本質的に尖鋭化できてるのかと言われると微妙な気もしている。その意味でも、かの作品の「下」をゆく正真正銘の最低映画と言って過言でないよーに思っている。 【Yuki2Invy】さん [DVD(字幕)] 1点(2021-01-26 00:52:44) |
7.この映画を作る人もひどいんだろうし、それをレンタルするTSUTAYAもひどいんだろうけれど、好奇心で見てしまう俺が一番ひどい。 |
6.3年も制作期間を掛けてこの程度の作品です、音楽も俳優もC級でした。久々にどうしょも無い作品を鑑賞しました。 【SAT】さん [ビデオ(字幕)] 1点(2006-11-28 22:55:02) |
5.《ネタバレ》 ち○こを切り落としてそれを食すシーンが有名な当作品ですが・・・。 本当にしょうもない。稚拙な作りに怒りすら感じます。 この点数はグロだからではなく純粋に内容に対してです。 【_| ̄|○】さん 1点(2004-07-14 00:07:40) |
4.「史上最低の食人映画」と言われてるようですが、元々食人というカテゴリからして最低と見られがちなので、このような銘を打たなくても充分最低として通用したと思いますけどね(笑)ま、自分の世に言う“最低映画”ってのを結構見てきたし、そのカテゴリだけで映画を判断するような事はしないようにしてるんで、ここは普通の作品として評価しますが、とにかく痛い描写が多い。その他は…ストーリーがいちいちいい加減。主人公も4人のうち2人は殺されても当然な事やってるし、人喰族の人々が怒るのも半ば当然と言った感じ。展開にも少し中だるみを感じるし、食人族と比べればそれほど面白いともいえない。 |
3.この映画は友達と酒でも飲みながら、人喰族の不思議な人喰い習慣を見てゲラゲラ笑う為の映画だと思う。例えばある男は、人喰族の少女を銃殺してしまったが故に、木に縛り付けられチ○コをちょん切られる。そのまま朝方まで放置され続け、やっと解放されたかと思ったら頭を鉈でスライスされて脳味噌をモグモグと食される。食うならさっさと食えよ!と突っ込まずにはいられない。 【終末婚】さん 4点(2004-01-31 23:26:52) (笑:1票) |
2.「史上最低の食人映画」として有名なこの作品。いろんな意味でめたくそに痛い。まず題名からして、食人映画の代表格とも言える「食人族」のパクリだ。おそらく「食人族」と間違えてこれを借りてしまった人のレンタル料を糧としているのだろう。そんな卑怯な手を使わざるをえない事実が、この作品の内容のひどさを物語っている。さらに「ひとくい」と読みが変わって、語感まで痛さを増しているように思える…日本語って恐い。 |
【腸炎】さん 0点(2004-01-12 20:01:20) (笑:1票) |