22.《ネタバレ》 ダービー馬主と言えばアイネスフウジンを思い出し、自殺して腎臓譲るのかなと思ったがそうはならずでなんだか拍子抜け。内容的にはたいしたことはないんだが、緒形親子共演とか斉藤由貴の初々しさは悪くはなかった。 |
★21.《ネタバレ》 -oración- 「スペイン語でね、“祈り”っていう意味なの。そう、祈りよ。(私が付けたんじゃないけどね)」和具社長を裏切ることになる多田は、どんな気持ちでオラシオンと名付けたんだろう・・・ 競馬よく解らないけど、ゴドルフィンの血を引き継ぐって、なんか一子相伝みたいで凄い血統だなぁ。って思ったけど、今のサラブレッドは全部、ゴドルフィン含む3大始祖のどれかに辿り着くそうな。JRAのサイトを見ると、90%以上がダーレー(エクリプス系)とのことで、それ以外の血統から、優秀そうな馬が誕生したって意味では、凄いんだろうきっと。博正もハナカゲ親子の特殊性というより、サラブレッドの血統の奥深さ、おとぎ話のような風の王の物語を、サラブレッド素人の久美子に伝えたかったんだろうきっと。
北海道のハナカゲ親子のシーンや、朝もやの中先頭で掛けて行くオラシオンの勇姿(&車内の3人)は、綺麗だなぁって思えた。競馬好きな人は私以上に(色んな意味で)楽しめると思うけど、思いのほか競馬シーンが少なく感じたなぁ。 『サラ系3歳・新馬戦』の扱いがアッサリ。あれデビュー戦でしょ?レース前の緊張感とか勝った後の余韻とか、登場人物それぞれの感情とか、そういうのに触れずにオラシオン連戦連勝を新聞記事で見せて、やっと競馬と登場人物の絡みなんけど、久美子の後ろ姿と心配そうに祈る博正→アクシデントへ。 最後のダービー。歓声を抜いた静かなゲートインとか、競争中の騎手の声とか、臨場感が感じられていい場面。オラシオンの骨の軋む音に『あぁ~っ…』って思ったけど、最後まで誰も足の事に触れないの。オラシオンを心配してるのって映画観てる人だけ?奈良騎手が「下手な乗り方をして、申し訳ありませんでした」って言ってたから、オラシオンはあれで引退なんだろうなきっと。 でもそこで映画は終わるから、なんかオラシオンの走る喜び<<ダービー勝利に思えてしまう。何やかや言って勝ってナンボの世界かぁって思えてしまう。 そんなオラシオンの競走馬人生とは関係あるのか無いのか、登場人物も馬も死んでいく。オラシオンの活躍よりスポットが当たる悲しい死別の数々。序盤のオラシオン出産シーンから出荷(でいいのか?)以降、悲しいシーンが多くて辛い。 誠の最後もあのタイミングなら、尚の事デビュー戦は、人も馬ももっとしっかり描くべきだったかと。
当時19歳の斉藤由貴。この映画は彼女のアイドル時代の代表作の一つだけど、まず仲代達矢との階段のシーンが親子に観えない。仲代の膝に手を置き、甘えるように上目遣いして寄り添う斉藤由貴と、両手で肩を抱く仲代の姿は、まるでシャネルのハンドバッグをねだる嬢とパパ。「しょ~がないなぁ~まったく」しょうがないのはこのシーンの方だろう。 緒形直人に押し倒されるシーンも、あの流れであぁなる意味が伝わらない。馬好きならあんな場所で押し倒さないでしょ。あの流れだとムシャクシャした怒りをぶつける場面、格闘技で言うマウントポジションでしか無いだろうに、押し倒された斉藤由貴も言い争いの延長で強がるなら解るけど、性的に襲われてるみたいな声出してるのが謎。多田と久美子の会話のシーンに襲われてる回想シーン挟むのも謎。 あまりに不自然な流れから、もしかしたら、意図的に女優に細かい指示や了承を得ないで撮影するアレだろうか?なんて思ってしまう。 最後緒形直人とハグして(わかる。)関係者とは握手、俳優でない根本騎手とはハグしない(うんうん。)田中邦衛ともハグ(うん?)。ガバぁと行かない田中に『おぢさまありがとう』ってクラリスみたいなセリフ被せる。こんなところに当時の日本映画界とアイドルの力関係を感じてしまうのは、私の考えすぎかな。 だからかどうか、アイドル時代の斉藤由貴って、あんまりコレって言う映画に出てない気がする。なんか、イヤだったのかな。 【K&K】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2022-09-25 13:45:51) |
20.2012.05/22 鑑賞。感動溢れる作品と期待も何にも無し。豪華俳優陣にしてはダラダラ感一杯。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-05-22 20:44:10) |
19.《ネタバレ》 もっと躍動感と爽快感あふれるような雰囲気を勝手に頭の中で作りあげていたので、ほとんどのシーンが予想外に地味で陰鬱な感じだったのにびっくり、そしてがっかり。それ以前にまずいのは、主役の斉藤由貴の役柄について、立ち位置も方向性もはっきりしないこと。単にまわりで騒いでいるだけにしか見えないし、馬というものに対する何の感情も感じられない。周辺人物の処理も雑。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2012-05-09 00:46:56) |
18.《ネタバレ》 ずっと観たかったんですが、なかなかお目にかかる事が出来なかった作品。オラシオン。22年の歳月を経過してようやく観れたという感動の思いも束の間だったか まあ こんなもんだろなってのが正直な感想。出演陣に至っては、斉藤由貴と緒方直人とオラシオンという情報しか知らなかったのでアレなんですが、緒形親子が揃って出演、しかも親子役。ほんでもって北の国からニセ親子の参戦。(田中邦衛と吉岡秀隆) ならば、なんで蛍だけ中途半端にいないんだ? あ~ん?!ってのが正直な感想。なんかちょっとチグハグだ。そして、まあ、なんとなく予測は出来ていたが、その予測どおりに次々と人が死に、馬が死に、ついでにまた人が死に。 ヤだね こんな展開、飽き飽きだ。そんなこんなで、別に悲しいシーンの多さにご立腹という訳ではないんだが、 誠クン死んだというのに、その後は、あまり話に絡んでこないのはなぜなんだ? もひとつ言わせてもらえば、オラシオンのダービー出走に関してさんざん脚部不安を心配してたのに、ぶっちぎりで帰って来たオラシオンの脚元を誰も心配している様子がなかったっていうのはどうゆうことなんだ? 結局は勝敗云々だけに拘っていたように見えた緒形君と斉藤君。もっとすぐにでもオラシオンに駆け寄ってってあげなよ。鼻づら撫でてあげなよ。脚元心配してあげなさいよってさ、その辺りに人間様のご都合主義が伺えて単に哀しくなったさ。いただけない。少なくとも、自分としては 部外者でありながらも、まずはオラシオンの脚は大丈夫なのかと心配だったさ。 あと、いただけないといえば、レース映像なんですが、例の出遅れ:空馬追走のシーンなんですが、なんでゼッケンくらい上手く編集処理やらなかったのでしょうか あれってホント、メリーナイスのままですやんか ドン引きだがね ええ加減なお仕事してますな~って感じでしたね。大減点確定。それに痛々しくってかわいそうだったサクラスターオーをいちいち映しなさんなってば。関係者の気持ちも察してあげなさいってば。そんないたらぬ点にも大減点大減点。総じて【優駿 ORACION 】に感動シーンなんて求めてはイケナイ。そんなシーンは一切存在しない。こんなもんなら走れマキバオーのほうがよっぽど感動できます。ホントだってば。アニメに負けてますよってんだ。(≧σ≦)... 【3737】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2011-01-04 22:53:26) |
17.まあ、こんなんだろうなぁ・・・と思ってた通りの感じだった。「シービスケット」はどうなんでしょうね?競馬はもっと泥臭いものであってほしいと思う俺には爽やか過ぎたかな? 【ディーゼル】さん 4点(2004-01-02 00:43:03) |
16.メリーナイスって母父シャトーゲイに父コリムスキー、ダビスタオタクも配合しないような血統。栗毛に四白流星でハデな馬でした。有馬は菊、JCでお世話になったザッツザプレンティから逝きます。・・・すっかり本命やられましたが保険でチャラでした。 【亜流派 十五郎】さん 2点(2003-12-23 14:47:54) |
15.まあまあ面白かった。・・競馬はもっと面白いドラマできると思うなー・・おれは89年かな?忘れもしない、清里特別。馬場はドロドロの道悪。13頭立て11番人気だったと思うギンジロウから流して買って・・・倍率316倍。儲けたなー・・あ、これはドラマじゃなくて、自慢話だ(笑) 【ウメキチ】さん 4点(2003-11-30 17:54:33) |
14.なんでよりによってメリーナイスなんかを追いかけたのかがわからないのですが、フジテレビならではの映画って事でしょうね(苦笑)。あのメリーナイスが落馬した有馬記念は大荒れだったし、骨折したサクラスターオーもいるので、可哀想だったね。映画のストーリーは、いかにも泣かせましょうという意図が見え見えで、これでは逆に感動できない感じです。原作の方が綺麗なイメージがあっていいね。 【オオカミ】さん 5点(2003-11-30 16:29:34) (良:1票) |
13.うーん、私は映画→原作の順だったので、「原作と違って……」にはなりませんでしたが、映画自体が「うーん」でした。確かに競馬をちょっと知っているから、実際と比べてしまってという点も大きいですが……。この際、原作はさておくべきでしょうが、「原作→映画でなくてよかった」と、やっぱり思ってしまったことは事実です。印象深いのは“主役級”の根本康弘騎手と、ラストの検量室で「おめでとう」と声をかける加藤和宏騎手。それと主題歌は映画のイメージに合っていると思いましたね。 【まつもとしんや】さん 4点(2003-11-24 17:05:35) |
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12.これはすごいよ。競馬良く知ってる人と、知らない人とではかなり印象違うよね。内容はまあベタな感動ものなんだけど、競馬知ってる人が見ると突っ込むとこばっかり目に付いちゃう。ピュアな気持ちで観て、ピュアに感動してね。根本の怪演に1ポイント。それと、落馬のシーンをスローでよく見ると、ゼッケンに「メリーナイス」って読めるよ。87年の有馬記念かな。 【ぽんぽん】さん 7点(2003-06-09 23:19:37) (良:1票) |
11.>SHOOTさん エクリプスじゃなくてゴドルフィン・アラビアンね。 ちなみにゴドルフィン・アラビアンから派生したマッチェム系でかろうじて残っているのはマンノウォー系ぐらいで他はほとんど衰退してしまっています。 もう少し勉強してから書き込んでね。 まあ作品自体が面白くないと言う点では同意 【SS】さん 5点(2003-03-05 05:07:38) |
10.競馬知ってるものから見たら、失笑の連続。見るべきものは仲代達也の演技だけ。原作が良いだけに残念です。 【いかりや800】さん 5点(2003-02-22 02:41:37) |
9.「オラシオンはあの伝説の名馬エクリプスの血を引いてるのよ!」全世界のサラブレッドの約9割がそうです。おんま達に3点献上。 【C-14219】さん 3点(2002-07-11 01:44:58) |
8.原作が大好きなのでかなりがっくり。私は原作の多田の役どころが渋くて好きだったのですが、映画では全然魅力なし。とにかく人間で見れたものが何もなかったので馬で目の保養をしておりました。 【なな】さん 5点(2002-02-21 22:48:36) |
7.当時人気の斎藤由貴が主演だったためか、毛嫌いする人も多いんですが、内容はそうではないと思っています。当時ビデオで見て、またDVDで見たんですが、私にとっては緒形直人の映画に見えます。オラシオンに賭けたような夢は、馬産地の人がみんな持っているだろうなぁー。牡馬が生まれたら、ダービーを夢見るんだろうなぁー。そんな牧場の人達の想いを込めた映画だと思います。(でも実は斎藤由貴ファン..^^;) 【fragile】さん 7点(2001-12-11 23:35:08) |
6.私もあんな大自然の中で、走ったり遊んだりしてみたい。オラシオンたちが自然と一体化するように走っていたところと、オープニングが特に好きで印象に残った。あと、誠がとてもかわいそうだったです。 【オラシオン】さん 8点(2001-09-29 14:33:00) |
5.この映画は原作のいいところが全く活かされてなかった。まあ、それだけ原作が良すぎて映画では表現力がたりんかったと言うことであろう。時間も短いし。 |
【久美子】さん 10点(2001-09-11 17:30:21) |
3.うーん、宮本輝の本は面白かったんだけどねぇ。映画にしたら”やっちゃった”って感じだね。競馬のシーンのが一番映画の中では出来が良かったですね。 【奥州亭三景】さん 6点(2001-08-10 18:45:26) |