8.《ネタバレ》 障害…と言っていいものだか。。。とにかくそんな子供を持ったある家庭の日常。もちろん大江健三郎氏の原作なので氏の家族が題材にはなっているんだろう。
劇中まーちゃんが言うセリフ『もし彼が障害を持って生まれてこなかったら…とは考えないんです、うちの家では』ってのが非常に印象的でした。
無垢な存在の彼らと現代人のわたしたちは、どこか恥ずかしくて向き合えない部分があるのかもしれません。
しかしそうだからといって差別的な言動は厳に慎むべきだと再認識しました。
わたしが通っていた中学は養護学級がありましたが、みんなイイ奴らばかりでした。
しかしそれは傍(はた)から見てるだけの人間の見解であって担任の先生方は大変なことも多々あったと思います。
やっぱりどんなに優しい気持ちで接しようと思っていても、疲弊しますからね。
お互い穏やかで静かな生活をおくることができればいいですね。