16.ありそうで案外作られてなかったネタ・・・って感じの展開で、設定にはかなりの無理があるけど、それなりに観ることのできる作品だった。どうもこの機体がSFチック過ぎるのでもう少し現実的な形状・性能にデチューンしてあれば、むしろキナ臭くリアルで良かったように思う。個人的に、イーストウッドが最新鋭機のパイロット役として少々ハマってない感じがした。どうもフライトスーツ姿が貧相に思えてなりませんわ。脱出(逃走?)するシーンでは、「ダーティーハリー」の中で、ハイジャックされた飛行機に機長を装って乗り込んだキャラハン刑事が、コーパイから「失礼ですが、飛行機の操縦の経験は?」って聞かれて「いんや」みたいに答える場面が思い浮かんでちょっと笑えた。 |
15.イーストウッド映画としては珍しい手の込んだCGを使った映画。ロシアでイーストウッドを手助けした人がみんな死んじゃうって結構ひどいよね(笑) |
14.やっぱし前半でしょうね、この映画は。冷戦後に生まれた子供たちはどんな感想を持つのかなぁ。 |
13.随分子供の頃に観た映画だったけど、子供ながらに結構楽しめたと思う。ところで追撃してきたもう一機のファイヤーフォックスとのドッグファイトの場面、パニック状態で正しいロシア語が頭に浮かばなかったら大変だろうなあ。俺だったら思わず「オーチンハラショー」とか叫んじゃいそうだよ(意味不明)。 |
12.私は戦闘機が好きなので、この作品はいいと思います。Mig-31にはちゃんとフォックスハウンドという名前があるらしい・・・。戦闘シーンは結構おもしろかったですが、マッハ5の飛び方ではなかったし、映像もショボかったので、この位の点数。作品としては最高です。(ファイヤーフォックスの黒い塗装も最高です。) 【鬼面双怒】さん 7点(2003-05-02 23:34:50) |
11.上映当時、映画館に5回も見に行きました。様々な人たちの協力と犠牲の上、滑走路からファイヤーフォックスが離陸する場面は、何度見ても鳥肌が立ちます。主人公ガントを手助けする協力者のひとりが、傷を負いながら逃げる途中に、頭上をファイヤーフォックスが飛び去っていく瞬間と、それを見送った後、自決(しようと)する姿が泣けて仕方ありません。命を賭けて協力した人たちの思いが、全てこの場面に集約されている感じがします。ラブストーリーは一切無い硬派な作品です。 |
10.これも原作がイイのですが、あの時代としてはよくできています。戦闘機を奪取するまでを映画でどう見せるのかというのがポイントでしたが、このストーリーなら現在なら「売れ」狙いで安直な活劇的な脚本にしてしまうところを暗い雰囲気で通したところはほぼ満点でしょう。下手にテクニカルな映像技術がなかった時代だけに結果的にはよかったと思います。イーストウッドがどうしたとか、監督やキャストで見てはいけません。キャストは変わってもいいですから「ファイアフォックス・ダウン」を映画化してほしいです。日本語タイトルは「ファイヤー」ではなく「ファイア」としてほしいです。 【HNR32】さん 9点(2002-08-19 18:44:29) |
★9.前半のサスペンスと後半のSFアクション、二つの要素が交じり合わずにきっぱりと分かれている。前半のサスペンスシーンにおける、緊張感を持続させる演出手腕はお見事だが、後半の特撮シーンは、模型が空を飛んでいるのが丸分かりで、少々キツイ。絶命寸前のユダヤ人科学者の眼前に現われた、黒装束のような飛行服に頭からつま先まですっぽりと身を包んだイーストウッドの姿は、この映画がまぎれもなく『荒野のストレンジャー』や『ペイルライダー』の系譜に連なる作品であることを意味している…というか、そんなことは、イーストウッドファンは先刻承知?今回、ビデオで観直してみて、はじめて気がつきました…。 【しっと】さん 6点(2002-08-16 05:09:28) |
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8.ムチャクチャ好きです。前半のスパイ活劇部分の方が断然オモシロイけど。記憶が定かじゃないけど、ただの一度も拳銃で発砲してないような気がするなぁ、イーストウッド。超レアでしょう(笑) |
7.今考えると非常にふざけた映画だったんだけど、燃えましたねぇ。クリント・イーストウッドの演技に変な違和感があるのだけど、あれってなんだったのかなぁ。あたしだけかな、そう感じたのは? 【奥州亭三景】さん 6点(2002-01-07 18:09:01) |
6.マッハ5・・・って、すごい。前半のスリリングなスパイ活動は、本当にワクワクドキドキでした。後半になって、黒い戦闘服に身をつつみ、黒いヘルメットを被り、戦闘機ファイヤーフォックスに乗りこむシーン、好きです。それで、海の上を低空飛行で飛ぶと、衝撃波で水柱が出来るシーンは、最高ですね。ロシア語で考え、発言しながら標的を撃ち落すシーンも、最高!ロシアの軍部の方々が、英語で打ち合わせするシーンは、気にしないでいましょう(笑) ファイヤーフォックス2号機の戦闘機乗りと、戦闘中、敵が一瞬、挨拶するような、相手の実力を認めたようなロシア人のパイロット、なかなかいい味出してます。そう言えば、この「ファイヤーフォックス」のマッハで飛ぶ時の後から来る衝撃波のシーンは、いろいろと他でも引用されていますね。映画、アニメーション、いろいろ。すごい映画ですね。 |
5.クリント・イーストウッドならではって感じですかね。もっと大作になっても良いと思うのですが、この人が監督ならこう言った路線でしょう。あとやっぱ今観ると空中戦はちょっときついかなって。でもいつもの如くアイデアは素晴らしいし、前半の緊迫感など十分楽しめる作品でした。 【イマジン】さん 7点(2001-09-11 12:23:09) |
4.ソ連潜入の緊迫感あふれる前半と空中戦の後半のコントラストは鮮やか。荒唐無稽極まりないストーリーは悪くないとは思うが,さすがに20年を経て空戦シーンの特撮は時代を感じざるを得ない。しかし,前半の息苦しいほどの暗い映像,「ペイルライダー」もそうだったがイーストウッドって暗い性格?とついつい思ってしまう。M・ジャールの音楽はここでも素晴らしい。飛沫が飛び散るような弦楽の速いパッセージに輝かしいブラスが乗るマーチは実にカッコイイ。 【koshi】さん 7点(2001-08-04 01:48:02) |
【トミー・リー】さん 5点(2001-05-12 11:18:26) |
2.音響、映像ともに迫力があって申し分ないのだが、それだけだったように思える。あまりに中身がなさすぎだと思う。イーストウッドのプロデューサーとしての手腕からいって例え初期の作品であると言っても、もう少しドラマ性を強くすることはできたと思う。そうすれば「ライトスタッフ」とかに並ぶ名作になり得ただろう。 【チャーリー】さん 5点(2001-04-29 11:40:23) |
1.ソ連に潜入して開発中の最新鋭戦闘機を奪い去るという作戦の元、スパイ映画として描かれる前半と戦闘機による空中戦の後半でがらっと趣きが変わる作品。個人的には息苦しいまでの緊迫感に満ちた前半が好き。 【BOBA】さん 8点(2001-04-05 19:02:19) |