25.むごかった。自分を捨てても守るべきものはある。 【高山】さん 6点(2002-08-27 03:05:44) |
24.監督は、ただ単に、その時あの戦いで兵士たちがどう行動していたかを描きたかっただけで、戦意高揚だとかプロパガンダだとかの意図はなかったと思います(ブラッカイマーはそのつもりだったかもしれないけれど)。マークボウデンの原作と読み比べてみても、実際の戦いをとても忠実に再現していて、今まで映画の中でリアルさを追及してきたリドリースコット監督ならではの、反戦映画だと思います。あの悲惨な戦い(アメリカ兵にとっても、もちろんソマリア人にとっても)を見て、まだ戦意高揚できるとしたら、ちょっとおかしいと思います。最後の字幕でアメリカの 者数だけでなく、ソマリア側の 者数もちゃんと出している所は、他の戦争映画にはなかったと思います。アメリカ兵の名前しか出てないのは不公平だという意見がありますが、当時のソマリアは政府も警察も無く、完全に荒廃していて、のんきに戸籍をつけられるような状態ではなかったし、亡くなった人の数(民兵、一般人も含めて)も桁外れで、実際のところ、分からなかったんだと思います。 【反戦映画】さん 10点(2002-08-09 16:10:27) (良:1票) |
23.戦争ものはもうたくさんって感じ。アメリカ人の旦那は夢中になって見てたけど。生々しさだけは伝わりました。 【ビビンバ】さん 5点(2002-07-27 23:00:43) |
22.スモークが大好きなリドリースコット監督が、久々に本領発揮という感じで、いろんなシーンに“スモーク”たっぷり。タバコの煙、タイヤを燃やす煙、砂ぼこり、RPGの煙、爆発の煙、硝煙、兵士を包む霧など、たっぷりです。アメリカからの一方的な映画なんて言われてますが、一方的という事じゃなくて、アメリカ兵の視点から見た映画という事だと思います。それに、ソマリア人の描き方も、プライベートライアンでのソ連兵や、フルメタルジャケット、プラトーン、地獄の黙示録でのベトナム人よりも、よっぽど状況とか考えがちゃんと出されていると思います。 【にくまん】さん 10点(2002-07-11 12:04:11) |
★21.ソマリア民兵がゾンビみたいで怖いなどと言っている人がいますが、この映画の原作者に言わせますと、実際の民兵はもっと怖かったそうです。 【KO】さん 10点(2002-05-20 12:42:32) |
20.“戦場映画”という触れ込みだけあって、それはそれは視覚的に良く出来ている作品で、その臨場感たるや、我々観客ともども戦地に放り込まれたような感覚に陥るほど。しかし要はそれだけのこと。ブラック・ホークが撃墜されたあと市民が次々と襲いかかるシーンなどは、「アラモの砦」でのインディアンのそれと酷似していて、アメリカ映画お得意の伝統ともとれるが、それら全編に渡る戦闘シーンは、凄まじさを通り越して滑稽ですらあるのは、そもそもわざわざ敵陣にやってきて絶望的な戦いを強いられる破目になったのも、相手を見くびった事に拠る米軍の傲慢さに他ならないからだ。「俺が死んだら妻や子に、勇敢に戦ったということを伝えてくれ・・・」「自分で言えばいいだろぅ」という戦争映画お定まりのセリフを用意するあたり、本作を見る限り被害者意識だけは十分だが、作戦の失敗の本質がなんら見えてこない。 【ドラえもん】さん 6点(2002-05-19 16:30:15) (良:1票) |
19.えーと、少し考えて思ったのは、意外にみんな”他人事”なんだね。「パール・ハーバー」に対して大きく評価が割れたけどこれについてはそうでもないよね。でもこれもよくよく見てみると、なんか腹立たしい。まず1点、アメリカ側の視点でしか捉えられてない事。アメリカ「兵」の視点でということで、国家的な視点じゃ無くて個人的な視点が出来てると言う人がいますが、それ以前になんでアメリカが軍事介入してるの?って言う事については一切触れてないよね、(正確には冒頭でちょこっと出てくるけど、それだけ)ただあそこでアメリカ兵が交戦した訳じゃなくて、やはり理由があるんですよ。でもそれには殆ど触れずアメリカ兵の視点でと言われても説得力は無いです。それから2点目、1点目の裏返しになるけど、ソマリアの民兵がまるでエイリアンかゾンビの様にしか映像的に見えない事、あたしが見ているとどうしてもソマリア民兵がおぞましくしか見えない。出鼻でいきなり民兵がブラックホークを撃つ仕草するでしょ。隊長みたいな人がサングラスかけていかにも凶悪そうにしか見えないでしょ。死んだデルタフォース隊員を禿げ鷲が群がるように取り囲むでしょ。どう見たってソマリア民兵が悪者だよね。それをアメリカ兵がバンバン撃ち殺していく。この論理って良くあるアクション物の凶悪殺人犯グループとか巨大麻薬組織相手に戦ってるようにしか見えないんですよ。それを現実描写にわかりやすく戦争映画にしてるように思えて仕方が無かったです。そして3点目、この映画に主張がない事。1、2点目で挙げたように映像は基本的に一方的、それが普通のスペクタクルとしての戦争映画なら別にどうって事はないです。でもこれは普通のスペクタクルとしての戦争映画で無くなっている事は明白なんです。普通に戦争映画つくるならわざわざこんなに意味がたっぷり含まれた事件である必要性は絶対に無いです。それをぬけぬけとリドリー・スコットは「見た人に考えて欲しい云々~」・・・あれだけ誘導性の高い映像表現で自己主張をせずに見た人に考えて欲しいと言ったって、出て来る答えは良くて兵士の心情が読み取れるとか、この作戦は失敗だったとか、最悪なのだと「ジョッシュがカッコイイ」とかでしょ。あの軍事介入が正しかったか、間違っていたのかをリドリー・スコットはハッキリさせるべきだったと思う。CNNで裸にされたアメリカ兵がソマリアの民間人に引きずりまわされた映像は本当に見るに耐えない映像だったが、個人的にはソマリアの人を非難する気は無いし、アメリカのソマリア軍事介入は絶対に間違っていたと思っている。あの戦闘で19名の兵士の命が失われたと最後にでるが、どうせならあの戦闘で死傷したソマリア人の推定数も出さなきゃ公平じゃないよな。リドリー・スコットって監督は大きく評価される前だったらこういう映画でもスパッと応えを見せたと思うけど、どうも最近、評価されすぎて駄目になったかな?映像はそういった主張を抜きにすれば悪くない。むしろ出来は良い映画だ。しかしそれだけにこの映画の主張部分が無い事が大きな欠点になっている。映像の出来の良さだけで1点献上。 【奥州亭三景】さん 1点(2002-05-15 15:25:23) (良:3票) |
18.平和万歳!!と思わせてくれた映画でした。生々しすぎてあまり戦争ものが得意でない私にはキツかったです。ユアンよりトム・サイズモアの方が目立ってたような・・・ 【雅】さん 4点(2002-05-11 23:57:46) |
17.正直期待してたものと大きく異なり、少し落胆させられました。上映時間2時間25分、4分の3は市街地を中心にしたリアルな戦闘シーンです。しかし残りの4分の1は無理矢理ドラマ性を出そうとしているように感じてしまい、残念ながらダラダラ、ダラダラした妙な不満が残りました。この辺はブラッカイマーお得意のスタイルである程度、予想済みって感じでしたが、やはり物語の4分の3くらいがブラッカイマー印にしては珍しく硬派な内容なので、ここはリド・スコに最後まで頑張ってもらいたかったです。セミ・ドキュメンタリーも悪くない手法なだけに、無駄なエピソードは必要なかったです。驚くべきほどクールな視点、もう少し頑張れば私の中では「フレンチ・コネクション」並みのクールさを誇ったことだろう。 【チャーリー】さん 6点(2002-05-11 23:50:25) |
16.女性にはキツイ映画だと思いました。好きな俳優が主演しないと見ないでしょう・・・・私はオーランドが見たかった。とっても考えさせられる映画でした。つい最近の出来事なのにイマイチ印象に残っていない戦争です。ソマリア人は1000人以上亡くなりアメリカ兵は19名です。ノンフェクションなので特に今後も心に残る(残さないといけない)作品になると思います。戦闘シーンや町並みのカメラワークはとても良かったと思います。仲間を思う気持ちが強いアメリカ兵だからこそ時間をかけても人物描写には力を入れて欲しかったです。 【エルフ☆彡】さん 7点(2002-05-11 16:24:32) |
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15.見終わって色々と考えさせられる映画だなぁと思います。でも戦闘シーンが多いからジョシュ探しに集中しちゃった。ジョシュは相変わらずヨカッタです。 【のの】さん 8点(2002-05-07 10:43:46) |
14.頭悪くて分からなかったけどあのアメリカ人捕虜はどうなったの?それ以外は良かったけどあの手術は痛そうだ。でもちょっと期待はずれだったな~。 【クラーク】さん 7点(2002-05-03 14:26:13) |
13.原作読まないとキャスティングはおろか、時間の経過や位置関係すらも把握できないが、その混乱もリアリティなのか?久々に2回目にいくことにした。 【大沢君】さん 9点(2002-04-30 17:01:44) |
12.戦闘がよかったです。ストーリーとなるとプライベート・ライアンのほうが断然良い。ジョシュがかっこよかったぁ~~~~~!!! 【モグ】さん 8点(2002-04-19 18:26:26) |
11.映画というよりドキュメンタリーですね・・・。ストーリー重視じゃなくて戦争の現場の状況。本当にリアル。リアル。 【こゆ】さん 7点(2002-04-19 00:39:28) |
10.リドリー・スコット監督だったので期待し過ぎちゃいました。つまらなくは無いけど特に面白くも...。ユアン・マクレーガー途中でどこに行ったのか分からなくなるし。戦争物は基本的に好きなのでOK!...かな? 【あっちゃん】さん 6点(2002-04-14 23:46:50) |
9.う~ん(`ヘ´)悩むなぁ。予告編でアメリカ万歳的な映画じゃないかと心配したんですが、そういうワケでもないですね。焦点を「兵士」に絞ったからかな。「命令されて戦う人間」のことが描かれていて、命令を下す(政治?戦略?的)側のことは将軍とつかまった財人との会話にあるだけだった。不満か?といわれるとNoでこれはコレでひとつの答えかなと。でも、正直この映画をみてもアメリカっていう絶大な軍事力を持った国家がやったことは怖いなと。真に求めたことはどうあれ、結局そこで何をしたんだろう…と最近の中東情勢を考え併せても思いました。あぁぁ戦争映画のれびうはれびうにならないなぁ。あ!!レゴラスさまぁ(T^T)。エルフはヘリコプターから墜落なんてかっちょわりーことしないでぇぇっ。 【ちっちゃいこ】さん 7点(2002-04-14 23:16:02) |
8.巷で評されているアメリカの視点と言うよりもアメリカ「兵」の視点で描かれており、決してアメリカの「論理」で描かれてはいないと感じました。P.K.O.や対テロ作戦等と呼び名を変えてもこれらは明らかな戦争であり、兵士が派遣される場所は戦場そのもの。リドリー・スコットは物語を描かずリアルな「戦場」を再現することで最前線の疑似体験をさせ、そこに何を感じ取るかを観客に任せています。地獄の一夜が明け、ようやく到着した国連(パキスタン)軍救援部隊の車輌に乗り切れないアメリカ兵達が交戦地帯から、正に走って逃げ帰ってくるシーンにアメリカの無力感と後の撤退が暗示され非常に印象的でした。「ビューティフル・マインド」と迷っている方、是非こちらをお薦めします。7点献上。 【sayzin】さん 7点(2002-04-13 14:25:52) |
7.これは劇場で見るべき。凄い、凄すぎる。ダダダダダダ!!!「RPG!!」ドカァァァァン!!バンバンバン!!チャリンチャリン・・・迫力ありすぎ。でも子供が銃持ってるシーンはいくら現実にあろうとも撮ってはいけないと思う。戦争ってのはホント醜い。 |
6.基地内では、自由方便=デルタフォース、規律重視=海兵レンジャー。しかし、一旦戦場に出ると、淡々と自律的に任務を果たして死んで逝くデルタフォース隊員に感動。こういう鋭利なナイフの切先の如き生き方に憧れつつも、大地に根をおろした生き方を望む自分は、戦争に対して所詮は傍観者。リアル戦場に生まれなかった事を感謝しつつ、せめて身の回りの諸問題とは、より良く戦おう。 【愛しのレイラ】さん 8点(2002-04-13 10:55:31) |