23.そういえばこの頃ロイシャイダーは旬だったなぁ。 2001年とはまったく別のわかりやすい娯楽映画。 あまりにも哲学的思弁的芸術的すぎる故に傑作の誉れ高い「2001年」だが、 それ故逆に、一般興行用映画としては「正直どうよ?」と思ってしまう微妙な映画。 今回のこの方向転換はアリでしょ。とはいえこの映画、「娯楽作としてこの方向転換はありでしょ」と語るほどそんなに面白かというと...そうでもないのがつらいところな2010年なわけですが.. 2010年ってもうあと6年なんだなぁ。 【あばれて万歳】さん 6点(2004-03-08 15:50:13) |
22.見る前は、2001年の続編として期待しましたが、全く別物ですね。NASAのお偉いさんが、ロイ・シャイダーにかわっているところでまず、びっくり。あと話しが、、、ちゃっちい。別に2001年の謎解きをしてくれなくっても、良かったのに。。。ま、SFとしては楽しめますが。 【あまね】さん 4点(2004-02-09 10:59:01) |
21.『2001年宇宙の旅』を起点とする娯楽映画で、全くの別物ではありますが、見せ場の連続で楽しめる映画でした。実のところ大したコトは起こらない物語を、飽きる事のない映画にまとめ上げたのは見事。ロイ・シャイダー、ジョン・リスゴウという私のツボな俳優が人間臭い魅力を見せてくれるので好印象。まあ、もちろんこの映画の解釈で『2001年』を納得しろ、と言われたら「ヤダ」って答えますけど。個性的な登場人物、セリフたっぷり、オプチカル合成丸出しのお安いSFX、判り易い物語。何から何まで『2001年』の逆をやってみせてるような映画ですしね。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-12-14 23:56:31) |
20.何がダメかって、折角2001年で無音の宇宙にしたのに、なんでスターウォーズばりに音入れちゃうのさ 【ロイ・ニアリー】さん 6点(2003-12-12 15:48:32) |
19.私のパソコン”HAL9000"が言ってます。「何か素晴らしいことが・・・」って。SFとして観た場合、やたらに哲学的な「2001年宇宙の旅」に比べて、非常にわかりやすい作品で好感が持てます。やたらに白い印象があった前作に比べ、随所にリアルな描写を持ち込んだのは、「カプリコン1」の作り手としての意気込みでしょうか。 【オオカミ】さん 8点(2003-12-02 10:31:05) |
18.前作でまったくわからなかったので、(一部でも)解消できてよかったです。内容的にもエンターテイメント性を高めていて、一般にも見やすいんじゃないでしょうか? 【ディーゼル】さん 8点(2003-10-21 21:33:52) |
17.《ネタバレ》 HALとチャンドラ博士の最後の会話にものすごくドキドキしました。2001年ではHALが暴走した理由があまりわからなかったのですっきりしました(原作を読んでないので・・・)。サルがモノリスに触れ進化を遂げたようにHALもモノリスに近づいたために独自の知能を持ち始めたのかと思ってました。しかし、結局は勝手な人間のウソのために生じたトラブルだったのですね。2001年のようになんとも言えない映画全体の雰囲気はなかったものの十分に楽しめた良い作品でした。 |
16.名作の続編としては、かなりよい出来だと思います。前作での謎や、また名前しか出てこなかった方々も出てきて、逆に前作より手に汗握って見ました。最近見たSF映画の中ではトップ。モノリスが群がってるシーンは確かに安っぽく見えないこともなかったけど。 |
15.傑作SFだと思う。2001は映画史上に君臨する最高作品だと思うけれど、小説を読まずに見たらどれだけ理解できただろう?2010を見れば分かる。イオからの硫黄で汚れたディスカバリー号への空中遊泳、ハルとチャンドラ博士の別れのシーン、そして何よりも最後の木星着火シーンは圧巻、映画館の大スクリーンで見たときの迫力を覚えている。TVの画面じゃ...大画面プロジェクターが欲しい今日この頃。 【おでっせい】さん 9点(2003-08-09 21:50:39) |
14.2001年宇宙の旅の続編ってことで、ずいぶん期待したんだけど。期待しすぎた。 【MORI】さん 6点(2003-08-07 15:12:15) |
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13.この作品を、SF映画史上、最高の名画である「2001 年宇宙の旅」の続編とか姉妹編として見ること自体に意味がない。「2001年」はキューブリック作品の中でも傑作の部類に入り、永遠性を追求した哲学的な芸術作品。原作者が同じでも、完全に切り離して見るべきでしょう。 本作は、役者陣の顔ぶれを見ればわかるが、親しみやすいエンターテイメントというのがコンセプト。HALの反乱、モノリスの正体・・・等々。それらが解き明かされる過程をわかり易く、ドラマチックに描いている。とくに、チャンドラ博士とHALの緊張感溢れるやりとりは圧巻だった。しかしながら、旧ソ連の崩壊という歴史的事実は、この作品にとってあまりにも痛い・・・。 P・ハイアムズとしてはよく健闘しており、見応え十分のSF映画にはなっていた。 【光りやまねこ】さん 7点(2003-07-27 14:23:07) |
12.アーサー・C・クラークの原作に忠実な映像化。キューブリック好きには物足りないが、クラーク好きには見ごたえ十分。ただエウロパの生命発見のシーンが簡略化されているのは残念(当時の技術では不可能か?)。余談だが、個人的にキューブリックは2001年より、時計仕掛けのオレンジのほうが… 【3001】さん 7点(2003-06-15 00:34:31) |
11.酷評の人多いけど自分などは前作より面白いと思います。だって2001年は抽象的描写が多くて単純な人にはさっぱり???(ちなみに原作は読んでません。)それに続編がなかったら映画だけしか見ていない人は前作の謎は解けないのでは・・・?一作目で人間の「嘘」により暴走してしまったHAL。しかし、今作では例え相手が機械であろうと真実を打ち明けたチャンドラとそれに応えたHAL。設定は陳腐なのに演出は最高!中学生のとき初めて見て泣いたのを憶えてます。次作はHALがボーマンみたいに出てくるんでしょうか?(やだな)フロイド、HALのチェスの相手ぐらいしてやれよ! 【1754】さん 9点(2003-05-31 01:55:13) |
10.2001が好きで堪らないので拍子抜けした感じだった。01とはもう別物ですね。(それだけにキューブリックが更に凄く見えてしまう)壮大なストーリーにはやはり圧倒されます。駄目だな!とは想わないけど「すっげぇ!」とも想いませんがおもしろかったです。 【しゃぶ】さん 5点(2003-03-15 15:05:16) |
9.ま、2001年とは別物の映画と考えましょうか。モノリスは友情出演です。小説をそのまま映像化して欲しかった。小説では、レオーノフ号より一足早く中国のチェン号がエウロパに到着し、未知の生物に襲われるんですが、そのチェン号の乗り組み員の「エウロパには生命が存在する」というセリフに感動しました。そしたら2061年も3001年も映画化してほしいですね。3001年なんか小説のページ数のわりに内容は薄かったので、ぜひ映像で観てみたいです。どうしても、ロイ・シャイダーは宇宙にいても、「署長」に見えてまう・・・ 【テリー】さん 9点(2002-11-07 20:24:39) |
★8.HAL9000とチャンドラ博士の最後のやりとりが、すごくいいですね。「私は夢を?」「・・・それはわからない」。胸に迫るいい台詞です。ピーター・ハイアムズはやっぱり70年代の脚本家です。映画的につまらないシーンほどキチンと書いてある。ロイ・シャイダーが奥さんと食事をするシーンや、スタジアムのマスタードは茶色が黄色か、なんてくだりは現代の若い脚本家は書かないですね。そんな視点がドラマにないんだと思う。ハイアムズ監督としては、自作の脚本で撮った最後の作品だったと思います。もっと脚本を自分で書くべきです、ハイアムズ監督! 【1984】さん 7点(2002-10-31 17:01:01) |
7. この映画単体で考えると特撮技術といいストーリーといい、非常によくできていると思うが2001年宇宙の旅を見た後、この映画を見ると「現実」に引き戻された様な気がした。本作品単体で評価すると10点。2001年~の続編として評価すると0点 |
6.「2001年宇宙の旅」の偉大さに全く注目されることの無い本作ですが、決してつまらない映画ではありません。前作の謎が次々と解明されるのはスッキリするし、木星がモノリスの増殖で爆発し、第二の太陽になるとことなんか鳥肌モノでした。「2061年宇宙の旅」と「3001年終局への旅」も是非映画化してほしいです! 【終末婚】さん 7点(2002-06-29 16:38:30) |
5.2001があまりにも偉大な映画すぎで、続編と言うにはねぇ・・・。まっ、特撮面ではまぁまぁかな。 どこか「アウトランド」と混同するのは小生だけでしょうか、ねぇ、ハイアムズさん!! |
4.あくまでも虚構の世界を、一種の科学ドキュメンタリーでも観ているかようなそのリアルさと壮大さに、当時驚嘆したものだった。その前作に比べてNASAの全面的協力で本物志向を目指した本作は、例えばCGで再現した木星や、この頃の人気俳優であるR・シャイダーを起用するといったように、全体の創りが余りにもウソっぽいという皮肉な結果を生じたようだ。「2001年宇宙の旅」が今尚、色褪せず輝き続けているの対して、その続編とでも言うべき本作が後年ほとんど語られることがないのは何故か。世界映画史を飾る名作と比較するのは酷というものだし、独立した一本のSF映画として観た場合、テクノロジーに頼り過ぎたきらいはあるものの、良く出来ているほうだとも思うのだが・・・。ただ大きなリスクを負ってまで果敢に挑戦したP・ハイアムスには拍手をしておきたい。 【ドラえもん】さん 6点(2001-11-25 11:43:42) |