19.ロバート・アルトマンという監督は、とても玄人向けの作品を撮る監督だと思う。私のように頭の回転が鈍い人間には、彼の得意とする独特な群像劇は辛いものがある。映画の内容云々以前の問題だけれど、登場人物全部憶える前に映画が終わるのですよ(涙1粒)。この映画は観る前に人物関係を予習したのに、それでも駄目だった(涙2粒)。ひどいものです。この点数は、作品の点というより、自分の至らなさに起因するものです(涙3粒)。 【ひのと】さん 4点(2003-12-31 20:00:30) |
18.何組かの夫婦の日常を淡々と描いているわけですが、それを飽きさせず、どうなっていくんだろうと思わせてくれるアルトマン。下品になることなくシニカルに見せてくれるのがよいです。ジェニファー・ジェイソン・リーのテレフォン・セックスのシーンは現実的で笑いました、その仕事ぶりを見ているクリス・ペンの表情がまた良いのです。「マグノリア」?んー このスタイルを引用したってだけで視点、焦点がまったく違うと感じる。イっちゃってる人も結構出てはくるけど、こっちにはユーモアがあり登場人物たちの性質ね、ここが違うのよ。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2003-12-01 12:26:44) |
17.もう一つ、アルトマンの世界には馴染めずにいる私だがこれはそこそこ楽しめた。これが売り物の豪華な顔ぶれも、豪華すぎずでマル。それぞれの個性が微妙に絡み合って、独特の雰囲気をかもし出している。全体の雰囲気もウェルカムなムードで誰にでも入り込みやすい仕掛けになっているし、いろんな意味で楽しい映画だったと素直に思う。何か痛烈なメッセージとか感動を期待するのは難しいが、ひまつぶしにはお勧めの一作。 【anemone】さん 7点(2003-11-29 17:21:12) |
16.大好きです。日々淡々と生きてる中で無意識の内にも交差する人と感情をドライに写し撮った傑作!基本的には人間賛歌なのですが、超変化球なのがいい。この頃アルトマン復活で昔の作品が上映されていて足繁く通いました。 【けせる】さん 9点(2003-11-16 20:48:02) |
15.ちょっとした事で突然昨日までの自分には戻れなくなり喪失感を感じる。そんなお話が多いレイモンド・カーヴァーの原作の世界をとっても良く表現していると思う。手順をすっとばしていきなり心の中のデリケートな部分に触れてくるような映画だと思います。但し結論が無い話しが苦手な方には退屈かも。 【黒猫クロマティ】さん 8点(2003-11-14 17:18:56) |
14.《ネタバレ》 ジェニファー・ジェイソン・リー。ラストが良い。 【つちのこ】さん 7点(2003-10-30 11:12:48) |
13.いろいろな人間が勝手に動いていて、それが世の中なんだなあと思ってしまう映画でした。昨日まで笑っていて明日は三面記事の主役になっているかもしれない、そんな現実を感じさせます。アルトマンの群像劇はどれも大好きですが、これも良かったです。 【omut】さん 8点(2003-07-27 03:16:25) |
【代打、八木!!】さん 5点(2003-06-29 08:42:03) |
11.結局よく分からない作品だったんですけど。長いから「いつ終わるんだよ~」と思いながら見てたら、変なところで終了しちゃって「えっこれで終わりかよ!」と不満だらけでした。テレビでは前編・後編に分かれたし。まぁ確かなことはもう一度見ようなんて絶対思いません! 【西川家】さん 2点(2003-06-05 13:19:02) |
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10.「マグノリア」なんかと一緒にしないでほしい。作者は常に「冷静な観察者」の視点で世界を描かなきゃ。ま、アルトマンの場合、「シニカルな覗き魔」って感じだけれども・・・。というわけで、肌に合わないという人が多いのは理解できますが、私的には現時点でのベストワンです。早くDVD化してくれよ。 【じゅんのすけ】さん 10点(2003-06-01 18:33:14) |
9.カナシミさんと同様にマグノリアとは比較しましたね、もちろん蛙の負けであることは言うまでもない!大変長い映画でありアクションでもない淡々とした映画ながら、全く飽きない、登場人物の深層心理にぐいぐいと引き込まれる。現代社会の甘い部分、そして病んだ部分がこの群像劇により明らかに!!私の生涯の一作。 【トモ】さん 10点(2003-04-20 21:25:51) |
8.アルトマンさんの映画もいいですね。これが一番好きかな。マッシュもよかったけど忘れてしまって・・マグノリアと見比べてこっちの方がだいぶ優れてるかなって・・マグノリアの監督さん、これと同じようなものを作りたかったんでしょうけど、ほんとよく似ていますね。ラストの地震と蛙の雨比べたら・・・蛙の雨の負け!ですか^^ 【カナシミ】さん 9点(2003-02-10 21:55:27) |
★7.無理矢理全員こじつけようとしたのではないだろうかという強引さがなければキャスティング的には面白いと思うんだが、後、さすがにこの内容でこの尺はきつい・・・正直あまり面白くなかった。好きな俳優が出てればそれなりに観れるかもしれないが、あくまで登場人物の一人なのであしからず。 【恥部@研】さん 3点(2002-12-24 17:50:10) |
6.まさに、アルトマンの真骨頂。ロビンス、ダウニー、ペン、ギャラガー、ジェニファー、リリー…最高の俳優陣。群像劇とはこういうものをいうのですよ、PTAさん! 愚物のベストワン。 【愚物】さん 10点(2002-11-06 05:13:22) |
5.まァ好みの別れる監督だっていうのはわかりますけど、好きな人間にはたまらんのです。とにかく。 【グッバイワーク】さん 10点(2002-06-10 22:44:06) |
4.テクニックがしょぼい!でもみるべきところはある。 【K造】さん 3点(2002-02-12 00:06:11) |
3.一流の俳優を起用し、一流の監督の作品みたいだけど、個人的にはちょっとついて行くの辛かったような。だって長いしねえ。因みにビデオのパッケージの意味深な悩殺ポーズに騙された訳ではないので悪しからず・・・・・ 【イマジン】さん 5点(2001-10-09 12:42:14) |
2.こういう淡々としたストーリーに欠かせないのが人物描写の厚み。いい俳優を揃えたもんだ。全員が関係の糸で繋がっているという展開は、「マグノリア」に通じるものがある(でも○○○は降らないわよ)。でさ、なんでJ.レモンが「あの写真」持ってたの? 【ぶんばぐん】さん 8点(2001-07-23 04:31:47) |
1.ロサンゼルス郊外の中流住宅街での人間模様。R・アルトマンはこういう群像劇を撮らせるとやはり巧い。その群像一人ひとりに分け入って、個々の人生や生活感を丁寧にリアリティをもって描くことで、アメリカの現代を我々に示してくれる。3時間を越える長尺でありながら、多彩な俳優陣のいずれ劣らぬ好演もあって、最後まで一気に見せきってしまう手腕はさすがだと思う。 【ドラえもん】さん 8点(2001-07-22 17:48:23) |