29.子供達のあどけなさが胸に沁みる作品。白黒なのに色々感じる事の多い映像だった。 【はむじん】さん 6点(2003-09-09 06:31:02) |
28.素晴らしいメロディーにのせて、描かれる戦争下の小さな小さな悲劇。これほど静かな映画が、この上なく強烈に反戦を訴えかけている。小学生の頃、親と一緒にこの映画を観たが、どうして十字架を持ってきてお墓をつくることがいけないのかよく分からなかった。冒頭に戦争の場面(両親が殺される場面)を見ても、それが少年と少女に何をもたらしたのか理解できなかったからだ。ポーレットとミシェルも理解できなかったに違いないと思う。 |
27.悲しい話なんだけど、ポーレットの無邪気さがそれを忘れさせてくれました。でもやっぱり最後は悲しかった。こんな小さい子を悲しませる戦争は反対です。とても印象的な映画で一つ一つのシーンがよみがえってきます。 【ザーボン42】さん 8点(2003-07-13 01:52:38) |
26.小さな映画館で見ました。ナルシソ・イエペスのギターがジーンときますが、いくら好きな人を喜ばすためだとはいえ動物を殺しちゃうなんて、と些細なことだけど気になってしまいました。綿国の諏訪野チビ猫とブチ猫のシーンの原点はここだったんだなあと気がつきました。 【omut】さん 7点(2003-07-08 12:59:49) |
25.15歳のとき観ました。滂沱っていうか、一晩中鼻水だしまくりの涙目状態。反戦映画の最高傑作でもあるし、恋愛映画デモアル。最後のミシェルの場面で・・・感極まって慟哭して号泣。小説版の最後とは相当違ってて・・・よかった。小説の最後は・・・別の意味で残酷。 【ゆり子】さん 10点(2003-06-02 14:52:43) |
【アンリ】さん 6点(2003-05-27 17:00:48) |
【t、k】さん 10点(2003-05-26 21:19:42) |
【BB】さん 6点(2003-05-26 13:41:46) |
21.子供二人が拾い集めたり、盗んだ十字架を水車小屋にたてるシーンがただ繰り返される、いたってシンプルな話なんだけど、それが余計子供の純粋さが強調され泣けてくる。そして最後の少年の名前を連呼するシーン、印象的な音楽とともに深く心に染みる。 【ゆたKING】さん 7点(2003-04-21 22:56:28) |
【ピルグリム】さん 5点(2003-04-13 22:24:45) |
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19.女の子が両親が死んだっていうのにあまり悲しんでいる様子が見られないのが怖い。あと、最後の「ミシェール!ミシェール!」って叫んでるとこ、「ちょっと今までの演技は何だったの?」っていうくらい感情がこもってなく聞こえるのはなぜ?あまりに間を空けずに連呼しすぎだからかな。 【kett】さん 8点(2003-04-02 01:43:06) |
18.派手な戦闘シーンこそありませんが、切々と訴える見事な反戦映画です。冒頭、ドイツ軍戦闘機の攻撃により両親を失い孤児となる少女ポーレット。少年ミシェルと出会い、のどかな農村にある彼の家屋で束の間の一時を過ごす。しかしここでも大人達は、隣家なのに憎しみ合い小さな戦争をしている。子供達が出来るのは、十字架を立て死んだものへお祈りを捧げるという“禁じられた遊び”だけ。やがて引き裂かれる身となる二人。出会いと別れ。視点を変えて見ると、切ない初恋の映画ともいえます。そして、涙なしでは見られない有名なラストシーン。ナルシソ・イエペスの哀切溢れるギターと共に、ポーレットの悲しい運命をも想像させてしまう。“戦争”という二文字が罪のない人間の命を奪うだけではなく、残された子供達の人生をも奪ってしまう。一度起こしたら最後、取り返しのつかない結果をもたらすということを名匠ルネ・クレマンは見事描き切っている。文句なしの10点満点。 【光りやまねこ】さん 10点(2003-03-07 18:33:09) (良:1票) |
17. 子役をアクセントに使う映画は多いが、完全にメインに据えてココまで重い主題を展開する映画はチョット他に類を見ない。しょーもないキッズ・ムービーとかなら山のようにあるけどね。名匠ルネ・クレマンの冴え渡るディレクションは1940~50年代では無敵モードといった感じの天衣無縫さで殆ど反則!!戦争をダイレクトに描いているのは序盤の機銃掃射シーンのみ。後は南仏の農村を舞台に幼い少女ポーレットと少年ミシェルの無邪気な、それでいて戦慄を禁じ得ない”十字架遊び”が淡々と綴られるだけなんだが、「死」というモノを特異な形でココまで活写するとは…。フランソワ・ボワイエの原作小説に忠実に映画化したから原作のお陰なのかというと、決してそうでは無い。映像の持つ迫力を活かし切ったクレマン演出なくして名画のステイタスは獲得できなかったであろうし、何より子役二人が巧まざる上手さ!!加えて名手ナルシソ・イエペスの奏でるギターの哀愁を帯びた旋律が観る者の涙腺を無節操に刺激してくる。特にラストシーンは明らかにやり過ぎ!!「ミシェル、ミシェル!」「ママ、ママ!!」雑踏に消えるポーレットの姿にいつしか滂沱の涙、涙…。クッ、しまった!クレマン監督に見事してやられたぜ。滅多に泣かない天邪鬼な私を泣かせるとは…天晴れな僅か87分の珠玉の反戦映画に9点。ちょっと悔しいので、イエペスに逆恨みして1点マイナス! 【へちょちょ】さん 9点(2003-03-06 12:47:07) (良:2票) |
16.戦闘場面は全く描いてないのに、深く戦争の悲しみを感じる。いつでも真っ先に犠牲になるのは子供をはじめ弱いもの。静かに無言で抗議する監督の声なき声が聞こえてくるような気がする。戦争孤児になってしまった子供たちの哀れを一層誘うのが繰り返し流れる「禁じられた遊び」のイエペスのギター。あのメロディを聴くたびに条件反射で泣けてしまう。ラストの雑踏で迷子になって「ミッシェール、ミシェール・・」と呼ぶ女の子の姿がかわいそうでまた涙。 【キリコ】さん 10点(2003-02-27 23:54:53) (良:2票) |
15.終わり方がとても悲しい。なんか考えさせられる映画でした。 【バカ王子】さん 8点(2003-02-03 12:30:42) |
14. 禁じられた遊びは、世の中の不条理を描いた作品の中で最もドキュメント性が高いと思います。一人を殺せば犯罪人、多くを殺せば英雄、どちらも最後に十字を切ってノーサイド、これって命の尊厳はどこに有るのかということを問い掛ける映画ですね。最近はこういう映画は無いですね,今の若い世代の人に観ていただきたい映画ですね平和ボケした日本に生きる若い世代に。 |
13.ラストシーンがあまりにも切なく、ストーリーを見事に総括しているように思える。涙ものです。 【ケララの狸】さん 9点(2002-12-19 19:29:16) |
12.すごいインパクトのある映画でした。多分所々一生忘れられないシーンが出来ると思います。「ほたるの墓」といいこの手の子供使う戦争映画は無理やり泣かされますね・・・。かなり悲しい映画でした。 【恥部@研】さん 8点(2002-12-11 11:19:39) |
11.美しい音楽と、悲しくも印象的なラスト。現在も、世界の各地で戦災孤児が増え続けている実情を思えば・・・。今、私たちには何が出来るのでしょう。 【トリスタン】さん 7点(2002-11-14 09:52:58) |
10.スペイン内乱ですよね。スツーカの爆撃シーンが出てきます。「スターリングラード」よりも不気味さを感じるのは、実写フィルムだから?この映画の評価の大半は、あの音楽に尽きますね。 【オオカミ】さん 7点(2002-07-19 17:30:26) |