17.登場人物に魅力がないし、目を見張るような見せ場もない。本作は完全な失敗作だと思います。才能あるリチャード・リンクレーターが監督を引き受けながら、メジャースタジオとの初仕事にあたってその個性を封印し、普通の映画作りをしたことが敗因だったと思います。それなりのキャストは揃っていたのだから、監督が腹を据えていればそれなりの映画にはなったはずです。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 3点(2012-06-10 02:22:52) (良:1票) |
16.《ネタバレ》 はっきり言って微妙です。エンターテイメント作品としては盛り上がりに欠けるし、パンチも弱い。テンポが悪いわけではないのに、なんか退屈です。爽快感だってないし、感動したり考えさせられたりっていうドラマもないです。 そもそも主人公たちが『思いつき+成り行き任せ』で行動しているように見えてしまって、全然魅力がないんです。たとえ犯罪者であっても、犯罪者には犯罪者の美学や、ポリシーや、崇高なる目的が欲しいです。 『油田の採掘に失敗した。酒と遊びに使い切った。だから今度は列車強盗をやろう。』いやいや。それではただの犯罪記録を見せられているだけじゃないですか。しかもトロントでも、列車強盗でも、なんか終始ぐだぐだ。せめてプロっぽい、美しい犯罪の手口を見せてほしいものです。『見事な手口?』全然伝わってこないです。警察関係者の言葉ではなく、映像・演出・脚本でその見事さを伝えてほしいです。言葉だけで伝えるのであれば小説でもできます。ノンフィクションに多少のフィクションを盛っちゃってもいいから、『映画でしか表現できないもの』を見せてほしいです。 題材そのものは大変興味深いものでした。ラストのジョー・ニュートンと、ウィリス・ニュートン本人のインタビューも面白かったです。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-02-09 04:03:47) |
【マーガレット81】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-05-01 20:24:51) |
14.《ネタバレ》 「ボニーとクロイド」のような話を期待していましたが、緊張感のないチンピラギャングの話で、がっかりでした。米国では銀行ギャングがカッコいいみたいに描かれている映画が結構あるのですが、やはり犯罪は犯罪で、義賊などということはあまりないものと考えています。日本の場合には、悪代官と悪徳商人がつるんでいるので、義賊もなりたっているのでしょう。「ロードトウパーティション」みたいに、悪玉だけの銀行預金を狙うといった方が私は好きです。 【亜酒藍】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-11-04 17:43:22) |
13.《ネタバレ》 エンドロールで実話を基にしていると知り驚きでした、ただ殺人を犯していないとはいえ強盗そのものが許される行為ではないので、どうかと思います。 【ないとれいん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-12-02 10:18:45) |
12.ポールニューマン?STING?って思った!それも外面だけ!内容はけっこー退屈!キャストはいいのに!実際の話しだから上手く脚色出来てない?本人が出るのはおぉ~って思ったけど…退屈な映画でした! |
11.誤って撃った仲間を皆で助けようとするシーンがよかった。それにしてもいくら昔の事とはいえ、世紀の大悪党をトークショーに呼んで当時の話をするあたり、いかにも米国だな、て思った。 【あろえりーな】さん 5点(2004-07-14 02:05:22) |
10.《ネタバレ》 もうちょっと面白くできた気がします。マシューマコノヒーとイーサンホークはミスキャストじゃないかなぁ?個人的な見解ですがイーサンはやっぱりシャイで優しい感じの役の方がハマると思います。主人公の個性をマシューマコノヒーが出し切れてないような。まあ、良くも悪くもいい時代だったのでしょうかねぇ。 憎まれっ子世にはばかるで、皆さん長生き。 【ぷー太。】さん 4点(2004-04-30 12:06:04) |
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9.スケールのでかいノンフィクションってことで楽しみにしてたんですが、普通でした。当時最高の列車強盗事件!なんでしょうけど、あんな甘さなら俺でもできるって思ってしまう作りでなんかショックでした。でもイーサン・ホークはいい感じでした。 【モチキチ】さん 3点(2004-03-29 05:28:32) |
8.お話は普通だったのですが、最後に実在の人と知ってビックリしました。。。という話とかよりも、出てる人たちが豪華ということで見ました^^; やっぱりイーサンホークさんはかっこよくて素敵でした☆ 【mako】さん 6点(2004-03-09 19:26:55) |
7.《ネタバレ》 派手な罪を犯した人って余生はあまり良い人生を送れないという印象がありますが、この4兄弟は割と良い余生を送り、皆が長寿をまっとうしたのが興味深いです。一人も殺さず、沢山の銀行を襲撃したのも驚きですが、仲間内のミスで長男が45口径の銃で数発撃たれたのにもかかわらず、命拾いしたという実話にも驚きです。エンドロールで実物の末っ子がそのことを面白可笑しくコメントしていたのには笑ってしまいました。 【はっぴ~】さん 6点(2004-02-16 16:58:09) |
6.《ネタバレ》 こーゆーの弱いんです。何人かの男の友情話みたいの。今回は兄弟だったけど。しかも実話らしいし。こんな感じのはホントは何人か死んでしまってもう二度と会えないというようなアンハッピーエンドが好きだけどこれはこれで良かったです!古い映画のようなオープニングも良かったしエンディングで本人登場ってのも良かったなぁ。楽しい人生だっただろうなぁ。 |
5.本作で最大の”謎”は、インディペンデントでアバンギャルドなリンクレーター監督が、何故こんな題材で、それもイケメンなスター俳優を揃えて作ったのかということか…。とにかく、純粋なエンタテインメントとしてはいささかユル~イ出来映えだし(もっとも、そのズレた調子こそが面白いと言えるのかもしれないんだけど…)、一度も殺人を犯さなかった強盗一味の「伝記(?)」自体が、そんなに映画的だとは思えないし。ただ、20世紀初頭にもこんな”まったり’と生きていた野郎たちがいたこと、そんな面々への親近感を隠さない眼差しは、常に「悲劇」へと突っ走っていった1970年代前後のアメリカン・ニューシネマへの「反歌」と受け取れなくもない。どなたかも書かれていたように、ここでのマシュー・マコノヒーは『明日に向かって撃て』のポール・ニューマンこそを意識したものだろうと、ぼくも思いましたし。そんな角度から見たなら、なかなかに興味深い作品ではありますよ。エンドタイトルの”趣向”も、ゴキゲンだし。 【やましんの巻】さん 7点(2003-11-17 14:26:20) |
4.これぞアメリカって感じの映画。全体に「スティング」を意識した作り方かなあ、なんて思いました。マコノヒーってちょっとポール・ニューマンの雰囲気に似てるし。意識して似させてたのかも。でもそのわりに、テンポに一貫性がなくて、かといって緩急という感じでもなくて、ちょっとリズムがわるいかな? 本人が最後に顔を出すシーンはけっこう面白かったけど、タイトルロールのあいだエンエンとしゃべってるのが、ちょっとダレる。ああいうのは、気のきいたセリフだけチョコッと出て来ると小粋だと思うんですが。でも、やったことがそうそうほめられることではないから、単にヒーローみたいな扱いにさせないためには、あれで適切なのかな。演出って、考えだすと、けっこうむずかしいもんですね。 【おばちゃん】さん 6点(2003-05-13 14:36:26) |
3.米国史上最大の列車強盗という「偉業」を成した四兄弟を憎めないのは、誰も殺さなかったということと、やっている本人たちに後ろめたさがないというか、妙に堂々としているからかね。しかし、世に免罪の多いことを考えると、これは不公平だよなあと感じなくもない。マコノヘー、あんまりかっくいい役より、これくらいの方が好き。おお、それからイーサン・ホーク、楽しそう!案外お笑いもいけるんではないかい。 【ぶんばぐん】さん 7点(2001-05-28 05:01:22) |
2.俺もびびった!最後じじーが出てくるんだもの。出なければ5点くらいだった。つまり最後まで実在のって気付かなかった。このマシューってあんまり好きじゃないな。 【あまぬま】さん 7点(2000-11-06 22:31:59) |
1.思ってたよりもコミカルでテンポがいい。強盗の美学もかいまのぞけた気がした。四兄弟はあまり似てないけど、やたらテンションが高いE・ホークが不気味(笑)。「ER」のJ・マルグリースは意外としっとりした演技で好感。ラストの兄弟本人の映像にはビックリさせられた。 【びでおや】さん 7点(2000-08-25 03:25:21) |