17.なんと豪華な! 心躍る、おとぎ話絵巻。 ドヌーブさんのお姫さま、その美しさとドレスの豪華さに息を呑みました。 カラフルで少女趣味とも言える世界観、ミッシェル・ルグランさんの軽やかな音楽に、大人の私もしばし少女の気分に(笑) ここまで本格的な作りですと監督の意気込みと情熱を感じます。 良い時代だったのですね。 「ロシュフォールの恋人たち」と本作は、繰り返し観たいです。 【たんぽぽ】さん [映画館(字幕)] 10点(2006-05-11 19:32:28) (良:1票) |
16.《ネタバレ》 絢爛豪華でシュールな70年代おフランス・ファンタジー映画。ディズニー同様に原作とは違い『幸せに暮らしましたとさ』なハッピーエンド。ヘリコプターとか現実味ある歌詞とかシュールな部分も多数あれど、カトリーヌの美貌と綺麗な衣装やセットは、ファンタジー好きにはたまりません! 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-09-02 16:01:13) |
15.「シェルブールの雨傘」「ロシュフォールの恋人たち」とくれば、次はこの映画「ロバと王女」、カトリーヌ・ドヌーヴ主演のミュージカルで監督はジャック・ドゥミだ。ところが映画が始まってしばらくしたら、えっ近親相姦という意外な展開、ミュージカル部分もぐっと控えめ。だけどリラの妖精や魔法が出てきてやっと童話の世界だということがわかる。原作はペローの童話だけど、お姫様に王子様が出てきたり、結婚問題に難題を出したりするところは他の童話にも似ている。ということで、物語のあらすじはほぼ見えてくるのだが、まあ悪くはないだろう。大きく期待をせず、深くつっこまないで見るとなかなか良し。それにしても魔法とは便利、最後は未来の国からヘリコプターまで調達してくるのだから驚き。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-09-29 05:49:20) |
14.ヘリコプターの意図を、じっくり聞いてみたいものだ。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-12-24 13:41:13) |
13.美しい色彩感覚にあふれた画を撮らせたら天下一品のジャック・ドゥミ監督。これまでの作品でも見せてきた色や音楽に対するこだわりが細部にまで感じられるメルヘンの世界。このジャック・ドゥミの創り出す美しい世界にミシェル・ルグランの美しい音楽が流れている。そこに美しいカトリーヌ・ドヌーブがいる。僕にとってはこれだけでもう十分なのです。この3人による「シェルブール」や「ロシュフォール」と比べると特に前半から中盤はミュージカルの要素が控えめになっていますが、挿入される歌がどれも素敵でいいアクセントになっており、これもフレンチ・ミュージカルの傑作をこれまでにも撮ってきたジャック・ドゥミ監督のこだわりだったのでしょう。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-07-07 22:55:08) |
12.《ネタバレ》 デジタル・リマスター版で見ました。CGなどない時代に、童話の世界をみごとに再現していて、冒頭のお城の場面から圧倒されます。ただ、原色を使った濃い画面は、好みが分かれるかも。お話の方は童話らしく常識では量れないところがあるのですが、映像がリアルすぎてちぐはぐに感じました。そのアンバランスさがこの映画の見どころかもしれませんが。やはり王様役のジャン・マレエが重要で、王様がいなくなると魅力半減です。ロバの皮をかぶって水汲みに励むドヌーヴは、シュールでいい感じ。なぜかミュージカル風でところどころ歌が出てくるのですが、扱いが中途半端。もっとも、お菓子を焼く歌は楽しかったです。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-09-17 14:25:56) |
11.《ネタバレ》 メルヘン。童話として面白いのだが、ヘリコプターが出てきたりとかは少し興ざめ。ロバの皮の話は知らなかった。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-07-20 16:46:15) |
10.本当にいろいろと細かいところまでこだわっていると感じた。 音楽は良いし、世界観も新鮮。 カトリーヌ・ドヌーヴは「美」そのもので、多分彼女が延々とつったってる映画でも満足できたかもしれない。 とにかく、監督のセンスをとても感じる映画だった。 それと、妖精が何気に妖艶なところが好き。 【タックスマン4】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-04 14:25:32) |
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9.《ネタバレ》 とても美しく夢のある映画ですが、あくまでこの映画のミソは、亡くなった奥さん以上に美しいからって実の娘を後添いにしたいなどと言い出すちょっと異常な父王様にあると思います (それに少しフラっとしちゃう王女様のいい加減さも笑えるけど)。だからお城を抜け出してからの「ロバの皮」になってからのストーリーは正直やや退屈でした。恋の相手の王子様もいまひとつインパクトないしね。そりゃきれいな昔話絵巻やシュールな演出(ヘリコプターでの登場など)がスクリーンに展開されていきますが、それだけだったら絵本で読んでおのおのが頭の中で想像する世界のほうが上なわけで、わざわざ映画として作り上げるならもう一味工夫が欲しいところ。もちろん1970年という公開年を考慮に入れるなら、このぐらいでも十分冒険はしているとは思うんですけどね。 【ぞふぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-10-15 17:17:50) |
8.これはいかにも女の子向きな内容であることは認めつつ、いい歳した男の私が観ても楽しめる作品になっている。話としてはかなりお馬鹿な内容である。しかしながらこの美しい映像と音楽、そして、カトリーヌ・ドヌーブの美しさの前にはどんなお馬鹿な話だろうが、吹っ飛んでしまうぐらいの本当に何もかもが美しい。もう、その美しさだけで何もかも許せてしまうのだ! 【青観】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-22 21:42:12) |
7.小学生の娘とうっとりと見ました。セットと衣装が最初はものすごくゴージャスで芸術的なのに終わりに近づくにつれだんだん学芸会っぽくなるのもかわいいかも。ジャン・マレーの王様がすてきで娘のドヌーブがよろめきそうになるのも分かる。 【はるこり】さん [DVD(吹替)] 8点(2007-01-02 23:11:35) |
6.ジャック・ドゥミの脳内妄想大爆発な、まさに「恋のおとぎ話」。美しいお姫様と美男子の王子様、華やかな衣装と宮殿を始めとする荘厳な雰囲気の屋外セット(赤、青、白と原色を多用した人物の描写も含め)ここまで徹底してやってくれると恥ずかしさを通り越して賞賛の域まで来てしまう。余計な描写を廃した、上映時間の短さも潔さを感じて好感が持てる(ある意味豪華すぎて予算が回らなかったのかもしれないが)。 【Nbu2】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-09-17 18:19:00) |
5.シャルル・ペローの寓話がミシェル・ルグランの音楽にのせて色鮮やかに綴られるドゥミの映画。青い色調で整えられた王様の国、赤い色調で整えられた隣家の王子の国、そして森へ逃げ込んだドヌーヴは緑色の色彩に彩られます。青、赤、緑・・・これは光の三原色であり、この三色を混ぜ合わせると白くなります。カメラのホワイトバランスは白さえ表現できればすべての色が表現可能であるとの光の原理であり、注目すべきは“白”となります。ペランとドヌーヴが現実から抜け出しランデヴーする丘のシーンは、白い衣装を纏った二人がオールマイティの夢幻を表現します。そしてラストの白で統一された衣装に、愛の普遍性が突き抜けていくのでありました。 【彦馬】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-06-23 22:55:26) |
4.《ネタバレ》 美しさと胡散臭さが共存している様はまさにおとぎ話。ドヌーブの美貌と豪華な衣装は見ものでした。二人のラブシーンもかなり面白かった。すべては妖精の思惑通り、というラストに苦笑いしました。音楽や歌うオウムもよかったです。 【トマトマート】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-04-05 23:26:23) |
3.これは女の子のための映画ですね。衣装の豪華さは今まで見た映画の中ではナンバーワンです。それがまたドヌーヴに似合ってましてとっても美しい。美術の色遣いも虹色のきらめきでございました。この豪華な映像というのも映画ならではの楽しみです。たっぷり堪能させていただきました。エピローグで「子ども、母、祖母が居る限り語り継がれる話だろう」という語りがありましたが、もう仰るとおりスタンダードなお伽噺です。でも女の子はこんなのに弱いんですよね、だから語り継がれちゃうのよね。 【のはら】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-31 21:03:48) |
2.冒頭の、本の表紙をめくるところから始まる通り、まさに御伽噺。完全に絵本の中の世界です。何のひねりもないストレートな物語なので、煌びやかな映像と美しい歌声を堪能することに専念しましょう。 ドヌーヴの美しさは今まで観てきた映画でわかっていましたが、相も変わらず美しいドヌーヴの、あの長くて綺麗な髪の毛は恐らく彼女自身のものに違いない、と勝手に信じ込んでいます。 【もっつぁれら】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-18 17:30:28) |
1.聡明かつしたたかなドヌーヴ王女様が美し~い!おとぎの国の鮮やかな映像とルグランの音楽にうっとり♪極上の『飛び出す絵本』です。プリンセスウェディングは少女永遠の憧れ。 【mimi】さん 8点(2005-01-30 18:41:52) |