アルカトラズからの脱出のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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アルカトラズからの脱出

[アルカトラズカラノダッシュツ]
Escape From Alcatraz
1979年上映時間:112分
平均点:7.51 / 10(Review 153人) (点数分布表示)
公開開始日(1979-12-15)
ドラマサスペンス刑務所もの実話もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-03-15)【TOSHI】さん
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監督ドン・シーゲル
助監督マーク・ジョンソン(第二助監督)
キャストクリント・イーストウッド(男優)フランク・モリス
パトリック・マクグーハン(男優)ウォーレン・アーサー・ドリソン刑務所長
ロバーツ・ブロッサム(男優)チェスター‘ドク’ダルトン
フレッド・ウォード(男優)ジョン・アングリン
ポール・ベンジャミン(男優)イングリッシュ
ダニー・グローヴァー(男優)囚人
ジョージ・オリソン(男優)看守
フリッツ・メインズ(男優)看守
ハンク・ブラント(男優)刑務所長助手
レジーナ・バフ(女優)ルーシー
山田康雄フランク・モリス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
納谷悟朗ウォーレン・アーサー・ドリソン刑務所長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
仲木隆司クラレンス・アングリン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
笹岡繁蔵ジョン・アングリン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林清志イングリッシュ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
嶋俊介チャーリー・バッツ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
西尾徳ウルフ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
島宇志夫リトマス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
清川元夢ワグナー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
郷里大輔ジンマーマン看守(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
池田勝クランストン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
幸田直子ルーシー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
有本欽隆副所長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
幹本雄之(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
河合義雄(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山路和弘フランク・モリス(日本語吹き替え版【ネットフリックス】)
西村知道チェスター‘ドク’ダルトン(日本語吹き替え版【ネットフリックス】)
楠大典イングリッシュ(日本語吹き替え版【ネットフリックス】)
後藤哲夫リトマス(日本語吹き替え版【ネットフリックス】)
脚本リチャード・タッグル
音楽ジェリー・フィールディング
編曲レニー・ニーハウス(ノンクレジット)
撮影ブルース・サーティース
製作フリッツ・メインズ(製作補)
ドン・シーゲル
パラマウント・ピクチャーズ
製作総指揮ロバート・デイリー
制作東北新社(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
配給CIC
衣装グレン・ライト〔衣装〕(衣装スーパーバイザー)
編集フェリス・ウェブスター
ジョエル・コックス〔編集〕(編集助手)
録音ジョン・T・ライツ
字幕翻訳金田文夫
その他リンズレイ・パーソンズ・Jr(プロダクション・マネージャー総指揮〔ノンクレジット〕)
ジェリー・フィールディング(指揮)(ノンクレジット)
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【クチコミ・感想】

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153.「脱獄もの」では、脱獄に正当性を感じさせるようなエピソードを付け加えたくなります。何故なら普通は「脱獄=悪いこと」だから。観客が物語に感情移入するためには、脱獄に“納得できる理由”があった方がいい。でも本作にその理由付けはありません。ここで活きてくるのが主演のイーストウッドの存在です。今までの出演作品の役柄から、イーストウッドにはワイルドさと正義のイメージがあります。観客は彼から犯罪者としてのワイルドさを感じると共に、根拠のない“正義”も勝手に感じ取ります。これが“納得できる理由”の代わりに感情移入の手助けになるのです。まさにベストキャスティング。だから脱獄の理由を省略できた。ただ単に脱獄でよかったわけです。そこに山があるから登るがごとく、そこが監獄だから脱獄する。ドラマ性を極力抑えた結果、脱獄そのものに焦点を当てることに成功しています。脱獄までの道程は遠足前の準備の時の気持ちに似ています。さらに脱獄のための準備が進めば進むほど、増して行く緊張感。脱獄ものというジャンルのひとつの完成型が本作だと思います。
目隠シストさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-07-21 18:13:02)(良:3票)
152.《ネタバレ》 この映画の凄い所は話の筋自体は大したアクションもどんでん返しも無く
淡々と進んで行くにも関わらず、逆に緊縛感は映画が進めば進むほど増大し
まったく観客を飽きさせない事です。

シーゲル特有の癖の有るアングルから舐める様に撮られた独房
味気ないコンクリートの壁、冷酷な看守、そして1癖も2癖も有る登場人物。。。

彼等は凶悪な犯罪者では有りますが、ある者は二十日鼠を愛し
自分の食べ物を分け与えて育てていたり また有る者は絵を愛し、描いた自画像に実際には有るはずの無い菊を描いて自分の自由を表現します。

主人公のモリスは聞きます「菊は何処に有るんだ?」
絵描きと呼ばれる囚人は言います。「それは心の中だ。彼等(看守)も私の心の中までは縛る事は出来ない」と。

ともかくこの映画は立場はどうあれ、人間はいつどんな時も自分の持っている自由が
奪われれば奪われるほど、逆に自由を追い求めると言う哲学が根本に敷かれていて

それが全編重厚なイメージと共に観客を引き付けながら
いやが上にも増して行く緊迫感をあえてギュウギュウと押さえ付けながら
クライマックスでは一転、一気呵成に駆け上がって行く。

警報が鳴り響く中、床にコロリと転がったモリスの首人形を見て笑った黒人が
事の全てを凝縮し
痛快にこの作品を表しています。




一般人さん [地上波(吹替)] 10点(2005-08-01 18:39:41)(良:3票)
151.《ネタバレ》 実話を元にした長所と短所が同居しているように感じた。
ドキュメンタリーのようにリアルで実際の逃走劇を想起させる反面、物語としては淡々として盛り上がりに欠ける面も。
余計な演出を極力排した硬派な作りは玄人好みで評価の分かれるところだろうが、自分にとっては地味であっさりしすぎて物足りなかった。
脱獄ものとしては方向性が逆の『大脱走』や『ショーシャンクの空に』『パピヨン』にエンターテイメント性やカタルシスの面で惹かれるし、同じような静かでリアルな緊張感なら『穴』のほうがインパクトがある。
飛鳥さん [DVD(字幕)] 5点(2014-02-17 20:09:37)(良:2票)
150.《ネタバレ》  前半、なんて退屈な映画なんだろうと見ていたのですが、中盤から俄然緊迫感が出てくるのですね。実際の脱走計画を実行に移し始めてからの日々は、高い知能指数を誇るモリスがあの手この手で看守たちの目をあざむくものだから、最早痛快にさえ感じてしまいます。これはもう教育上良くない。「刑務所は脱走するためにある。」みたいな。でも閉じ込められたら脱走したくなっちゃうのは本能なのかもしれませんね。
 ちなみに一人残ったバッツ、ベッドの中で涙しながら、逡巡していたのでしょうか。で、結局逃げることに決めたようですが、時すでに遅し。最後のチャンスを失う瞬間を見てしまうのはなんともつらいです。それにバッツには余命僅かの母親や優しい奥さんがいるわけですから、これはほんとつらかった。
 緊張がピークに達したのは、「モリスを別の場所に移せ。」「では水曜日に」「遅いな。火曜の朝だ。」の所長たちの会話シーン。え?火曜の夜に脱出じゃ間に合わないじゃん!思わず、「いつ脱出するの?」「今でしょ。」ってフレーズが頭に浮かんじゃいましたが、ここはウルフのファインプレーでモリス達は脱出の予定を早めたのでした。でも本当に焦りました。
 この素晴らしい映画、前半が長すぎなければ最高だと思います。
たきたてさん [DVD(字幕)] 6点(2013-11-26 02:23:22)(良:2票)
149.脱獄モノでは1番好きかも。
久々に良い緊張感を味わった。この映画の面白いところは音楽らしい音楽が終始無いこと。それを悪いところと捉える人もいるかもしれないが個人的にはそこが良かった。あれが緊張感をより一層高めたのかなと。
「大脱走」のような派手さは無く、話も淡々と進むけどこっちの方が好き。

前半のキャラ紹介的な話が少々退屈だったけど後半からの緊張感はかなりある。
細かいところを気にせず観れた。単純だけど面白い。

モリスが何故捕まったのかとか脱獄の正当性とかそういう余計な話は省いたも良かったのかな。
ケ66軍曹さん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-21 20:54:03)(良:2票)
148.幼い頃見て、「ぼくも将来刑務所に入りてぇ!」と思い、大人になってからまた見て、どことなく 居心地よさそうに思えてしまった。
アメリカの刑務所は、人間関係さえ良好であれば カプセルホテルみたいなものに見えてしまう。
そんなことはどうでもいいけど、本当に面白い映画。女が出てこない映画はなぜか面白い、の法則。
小さい頃から大好きな映画なので、10点あげちゃいます。みんなも見てください。
STEVE-Oさん [地上波(吹替)] 10点(2006-04-16 09:41:25)(笑:2票)
147.《ネタバレ》 しっかりドキドキする良質のサスペンスでしたが…。
鑑賞後に「ショーシャンク」のような達成感や爽快感が残る作品では無かったです。アルカトラズの非人道的管理体制を描くことがテーマのようで、鑑賞中は脱獄の成功に期待します。でも、さほど熱心に主人公たちを応援していない自分がいました。彼らの入獄理由は語られず、犯罪者としての背景が意図的に省かれていることに欺瞞を覚えたのだと思います。その辺りもしっかり描いたうえで脱獄させれば、さらに複雑な見応えが残ったと思います。
服役者の人権擁護的視点に立つなら、記録映画としての価値は十分に担保していますね。
アンドレ・タカシさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-09-28 02:03:25)(良:1票)
146.《ネタバレ》 演出面で衝突し、ドン・シーゲルが途中降板してしまった、イーストウッドとの最後の作品。偽装のための頭部が見付かりそうになるや実はモリス本人とすげ変わっていたり、所長に殺されたも同然の仲間のために菊の花を残したりと、終盤はいかにもイーストウッドらしい演出がてんこ盛り。入所して所長室に呼び出されるや早々に爪切の奪取に成功したりと、モリスの抜け目なさに感服する事しばしば。実話モノなので成功するのは分かってはいるものの、失敗するのではないかorしかしこの男ならやり遂げるのではないかという鬩ぎ合いが絶妙。脱獄モノの教科書のような映画。自分は決して映画を作る訳ではないが、演出とは何たるやと勉強になる。成功のカタルシスを盛り上げるには、失敗のリスクを極限まで背負わせなければならない。あーこりゃ成功するわーと思わせちゃダメなんだよね。いやぁやはりイーストウッドはカッコいい。アウトローが似合う。吹替はもちろん山田康雄、さらに納谷悟朗と小林清志を共演させるなどなかなかにして心憎い。
にしきのさん [CS・衛星(吹替)] 8点(2017-02-24 01:02:21)(良:1票)
145.《ネタバレ》 言わずと知れた脱獄映画の決定版。とは言ってもこれ、妙な作品でもあって、基本的に監獄の「外の世界」ってのが無いんですよね。ひたすら「中の世界」で脱獄に取り組む姿が、少ないセリフでもって描かれる。「外の世界」ってのが無いから、主人公はどこからともなく現れ、どこへともなく消え去ってしまって、終わり。脱獄の目的は、脱獄そのものにあり。ほとんど無目的とも言える冷えた情熱が、静かに着々と描かれていく。その姿に、そして時に残酷なまでの冷徹な視線に、シビれちゃうんですけれども。ただ、もう少し感情を交えて描いてもよろしかったのでは、という気もしないでもないですが(「静寂」の持つ不気味さの描写、とか)。あと、爪切り盗んだりスプーン盗んだり、ギリギリの綱渡りのような脱獄手段についての綿密な描写がある一方で、後半は何でもかんでも簡単に手に入れちゃう大味な描写になってしまうのも、ちょっと残念。というか、実際に命がけで脱獄算段を練る脱獄者と、その脱獄手段を空想してみる映画製作者との、想像力の差なのかも知れませんが。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-09-18 20:57:06)(良:1票)
144.《ネタバレ》 脱走出来なかった仲間うちの一人の心中を察したならば、かなりツライ。
いざ、行動を起こした時には 時すでに遅し もう天井裏には一人では上がれない。天井を見上げ地団駄踏んでた彼の姿が忘れられない。
なんて憎い脚本。脱獄出来た三人と比較してみたなら、彼こそアルカトラズ島刑務所というところが一番似合わないはずの人間だったのに。 
ところで、1962年の脱獄事件で実際、壁に開けられていた穴と、ベッドに置かれていたダミーの頭なんですが、現在ウィキペで写真が公開されていますね。
ダミーの頭については、『うっわ! なるほどな 』 と唸らされた。壁の穴については、『なんでああなるまで気付かなかったんだよ こら看守! 』 って目を疑ってしまった。
皆さんであれば、あの(本物の? というか )壁の穴について、あの(本物の? というか )ダミーの頭について、どう言ったご感想を持たれるのでしょうか 気になるなぁ。 どうぞ興味持たれた方は、アルカトラズ島で検索してみてください。
3737さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-01-26 21:51:32)(良:1票)
143.《ネタバレ》 実話に基づく映画という事で史実を調べましたが、3人が生きて脱出できたかどうかは結局分からなかったんですね。計画者の一人でありながらアレンが何故脱獄に参加しなかったのかも分からない。実在のアレンについては既に亡くなっているようですが、フランク・モリスとエングリン兄弟は脱出に成功したとすれば老齢ながらまだ生きていても不思議ではない年齢なので、今もどこかで生きているのかも知れないとか。もし生きているなら亡くなる前に数奇な人生の自伝を著して欲しいものです。
TAKIさん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-22 22:46:51)(良:1票)
142.《ネタバレ》 イーストウッドのカッコ良さをあらためて実感。パトリック・マッグーハン演じる所長の冷酷さや、イーストウッド演じるモリスが親しくしていた、リトマスやドクといった人のいい大人しい囚人が所長のせいで悲惨な目にあう事もあり、そんな所長に反抗しながら脱獄を企てるモリスが罪人でありながら正義の人のように見えてしまいます。こんな反骨心あふれる役がイーストウッドには良く似合いますね。脱獄前の最後の夜、モリスとイングリッシュが鉄格子を挟んで交わす別れの挨拶が素敵でした。
とらやさん [地上波(吹替)] 8点(2009-01-26 20:47:54)(良:1票)
141.初めて見たのは、20年前、アメリカに2週間ほど遊びに行った時に字幕なしのレンタルビデオでだった。もちろん、字幕なくては何を言っているのかゼンゼン分からない英語力だったのだが、字幕がなくても内容が分かってしまう、というのがこの映画であった。つまりセリフでストーリーが転がっていくわけではなく、いかに脱走を実現させるかまでが微に入り細に入り描かれる。その過程に手に汗握りドキドキしながら見入ってしまったのだ。見終わった後、感動とは異なる、何とも形容しがたい感慨を覚えたものだった。その後、何度も日本でTVオンエアを見たけれど、最初のイメージはやはり変わることなく、何度見てもついつい最後まで見てしまうのだ。渋く冷静な、それでいて仲間には義理人情に厚い男と、イーストウッドの持つアウトローな正義漢(ダーティハリーのまんまだね)のイメージが符合し、彼の魅力が存分に引き出されていると思う。この頃の彼が、やっぱり一番渋くてカッコイイ。数ある脱獄モノ映画の中で、随一の名作だと思う。
すねこすりさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-07-10 15:58:46)(良:1票)
140.《ネタバレ》 監督、ドン・シーゲル、主演にクリント・イーストウッドの「ダーティ・ハリー」コンビによる脱出劇!しかも、作り物ではなくて、実話を元に描かれている。その画き方が何とも丁寧にじっくりと描かれているから凄い。絶対に脱走不可能と言われている刑務所の中でのドラマにじわりじわりと張り詰めた緊迫感、緊張感漂う作品になってます。クリント・イーストウッド演じる主人公と親しくなった絵を書くことの好きな囚人が冷酷な所長の手によって、書いた絵を取られておかしくなる姿が何とも痛ましい。刑務所の中でたった一つの楽しみであるはずの絵を書くことへの自由を奪われた彼のあの変貌振りは人間の狂気、やるせなさを描いているし、また人の自由を奪う冷酷な人間の姿がじっくりと描かれていて感心させられる。物凄いアクションや凄いCGなどを駆使して、驚かせようとする近年のハリウッド映画のようなものなど一切、無い。しかし、だからと言ってつまらなくはないし、むしろ、そういう凄い映像だらけの大作よりもずっとずっと見ていて楽しめるし、緊張感も持続しつづけている。冷酷極まりない所長への警告のようなあの囚人達の脱走への計画、それを夜中に張り詰めた空気の中で実行に移す彼ら、その模様がじっくりと描かれていて面白い。クリント・イーストウッド演じる主人公が脱走しようとしている所をバレタのかと思わせておいて、一旦は何もなかったかのように見せる演出、上手い演出だ!そして、再び行なわれる真夜中の脱走劇、脱走に成功し、海の中、島から去っていく男達、脱走後、ここであの例の人形を見回りに来た所長に見せて、あっと言わせる。上手い。上手すぎる。クリント・イーストウッドが悪人にしては、やはり正義の男ぽく見えてしまうのはマイナスだが、それでも十分、面白い。下手なアクションものなんか観るよりは絶対にこの映画の方が良い。
青観さん [DVD(字幕)] 8点(2007-12-30 18:08:58)(良:1票)
139.エンターテイメント作品としてなかなか楽しめました。女性が1人も出演しないという潔さも新鮮です(設定上、当然といえば当然ですが)。ただ、「ショーシャンク」でも思ったんですが、米国の刑務所ってけっこう“自由”なんですね。さすがは「自由の国」です。これなら1週間くらい「体験入所」してみてもいいかなと思ってみたり、犯罪者なんだからもっとコキ使って社会貢献させろよと思ってみたり。だから、危険を冒して脱獄を試みるモチベーションがどこから湧いてくるのか、ちょっと不思議でした。少なくとも、こんな刑務所じゃあ犯罪の抑止力にはならないでしょう。「犯罪大国・米国の温床見たり」、という感じです。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-15 00:07:12)(良:1票)
138.あえて囚人のバックボーンを語らず、「脱獄」だけに焦点を絞って見せているのがいい。 人間の尊厳だとか明日への希望だとか、そういうものはこの程度描いてあれば十分。 脱獄の緊迫感は凄まじい。 実話でありながらエンターテインメント^^ ハラハラドキドキ。 面白かった^^
とっすぃさん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-31 19:57:12)(良:1票)
137.よく「大脱走」と比較されるこの作品。私はどちらかと言えば「大脱走」のほうが好きだ。
以前、テレビのドキュメンタリー番組で刑務所から囚人が脱走した時の再現をやっていて、全員が外に出されてバスケをしている最中に看守が牢屋の中をくまなくチェックする、といったことをやっていたので本作品の牢屋の管理の仕方がどうしてもヌルく思えてしまい、素直に楽しめなかった。また、本も読めるし楽器も弾ける、さらには、牢屋の中も完全にマイルームと化してフカフカの布団で寝ているのを見ればこれはもう面白いと思える訳がない(マッチを使っていたのにはビックリ!)。
この映画では脱走の過程を描くことに重点をおいているが、その割には肝腎な場面での緊張感が感じられず、映画としての評価となればどうしても低くなってしまう。これを見るくらいなら上記の「●●アンビリーバボー!」などのドキュメンタリーを見た方がまだマシであろう。
最後のエンドクレジットで出る転がった人形の首のカットは“脱獄は悪”というこの監督の考えが出ているような気がする。つまり、この主人公を悪役として見せたかったのではないか。だとすると、この映画の人物描写を徹底的に排除した淡々としたつくりは間違いであるとは言えず、見る者の主人公への感情移入を拒んだこの監督のやり方は評価に値するかもしれない。
けど、せめて、主人公の投獄理由くらいは出して欲しかったけどなぁ・・・
もっつぁれらさん 5点(2004-08-27 14:44:34)(良:1票)
136.そんなアルカトラズ島も、現在は予約待ちになるほどの超人気観光スポット。
永遠さん 5点(2004-07-22 08:38:33)(笑:1票)
135.《ネタバレ》 実話の脱獄ものってけっこういっぱいあるんですねぇ。緊張感なら断然『穴』。人間ドラマなら『パピヨン』。『アルカトラズからの脱出』が秀でている部分は、映画とは関係の無い「脱獄方法」のような気がする。 ヒーローものにありがちな、魅力的な主人公をひたすらに追うというつくりである一方、強引な展開、前面に出すぎる音楽などの過剰な演出を極力抑えたつくりはいかにもドン・シーゲルらしい作品です。コレが、実話にしてはあまりに劇的な脱獄劇を見事、緊張感と娯楽性を損なわずに作り上げた所以では。  ちなみに、脱獄に成功した3人は溺死したというのが大方の見解だそうです。真相はこの3人にしか判りませんが。
R&Aさん 6点(2004-05-28 14:01:59)(良:1票)
134.《ネタバレ》 以前BSで見た時はイマイチでしたが、今回改めて見て、やっと皆様のような高評価ができそうです。山田イーストウッドだったのが良かったのかも?それ以外でも相棒の囚人の声は小林清志(次元)、所長は納谷悟朗(銭形警部)。別にルパンファンじゃないけど、こんなに贅沢な吹き替えを見れるなんて、再放送してくれてありがとう、フジテレビ!!それにしても逃げて連中はどうなったんだ?
こわだりのインテリアさん 8点(2004-05-22 23:51:19)(笑:1票)
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【点数情報】

Review人数 153人
平均点数 7.51点
000.00%
100.00%
210.65%
310.65%
410.65%
5117.19%
62214.38%
73522.88%
84428.76%
92415.69%
10149.15%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.14点 Review7人
2 ストーリー評価 7.30点 Review10人
3 鑑賞後の後味 7.09点 Review11人
4 音楽評価 4.33点 Review6人
5 感泣評価 2.40点 Review5人
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