15.《ネタバレ》 キャラクター設定は物語を紡ぐ最初の一歩。彼にはこう動いてもらおう。彼女にはこんな役目を。登場人物に役を担わせる“構想”が必要だと思います。山口紗弥加の荒い性格、ケンカばかりしている親父、恋愛真っ只中の先生、ばあちゃん幽霊。物語に有機的に絡んできません。賑やかしならゴリ一人で十分です。全然童貞に見えない主役も含めて、展望のないキャラクター設定に疑問を感じました。モテたくてラップ。甘い考えが打ち砕かれて挫折。ここまではイイです。でもその後がいけません。ライブ失敗は“ハートの問題”と玉山から指摘されます。でも本当は違う。基本的な演奏技術が未熟だったことが原因。単純に準備不足でした。そこを曖昧にしたらダメ。もっとも、もう一度練習し直して挑戦するほど、彼らは音楽に情熱を抱いていない。汗をかかない解決策としてサンプリングマシンが、手っ取り早い自己表現法としてラップが選ばれたように見えます。出だしは“モテたくて”でもいい。でも音楽への愛が感じられないと悲しいです。ラップに対しても失礼だと思う。リベンジライブの観客は身内主体。今回はホームゲーム。成功のハードルが下がっています。暴風雨は困難な状況に見せかけるための苦肉の策。これではスカッとしない。人の恋愛に割って入って爆発させた、高校生の机上の恋愛理論が通ってしまうのも何だかなあと思う。青春スポーツ感動作の王道プロットを利用しながら、爽快さが足りないのは、大切なポイントを幾つも省いたからだと思います。軽いノリだけで乗り切るのは厳しいです。 【目隠シスト】さん [DVD(邦画)] 4点(2007-12-20 18:26:07) (良:2票) |
14.《ネタバレ》 しなやかな色香をまとう伊藤歩の白い水着がかなり良い具合です。私が高校生でもきっと憧れます。人工呼吸なんてしてもらったら尚更です。年上の女性の気を引くために背伸びする気持ちも分かります。しかし、その後の方法論と映画としての締め方が遠浅の海みたいでした。口当たりは悪くないけど、どこまで行っても深度がない。沖縄の海がそうだからって、赦されるものでもない。私が学生の頃はラップが今ほど一般的ではなかった為なのか、なかなか馴染めません。メロディや演奏というより、歌詞(台詞?)とパフォーマンスとファッションにポイントが置かれていて、シンクロできない中年には遠いジャンルです。この映画がイマイチだった事とも無関係じゃない。若向きの映画かもしれませんね。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2010-09-14 21:31:17) (良:1票) |
13.《ネタバレ》 若い連中がバカをやらかす映画は嫌いなので、これもその類かと思って期待度が低かったが、実際見れば男どものバカさ加減も適度で心地いい。女子が暴力的で男子が抑制気味というあたりでバランスが取れていた気もする。けっこう笑える場面も多く、自分としては教員が生徒に「恋は遊びですか」と聞かれて否定できない構図が面白かった。 全体としては若年者の成長物語の形になっていたようだが、個人的にはたまたま最近見た「ウォーターボーイズ」(2001)と同様に、努力の部分はほどほどにして根性モノの印象をなくしておいて、専らラストで盛り上げるパターンかという気もした。ただ終盤の盛り上がりもほどほどだったため、最終的にもほどほどに心地いい映画という印象にとどまっている。娯楽としての基本は押さえてあるように思ったが、TVでいいだろうと言われればそれまでである。 それより自分としては登場人物のうち、すらりとした体形のキレイなおねえさんを見るのがそもそもの目的だったため、その点で満足できればほかは実際どうでもよかったというのが本心である。また年少のヒロインは対照的な役柄で美少女的な印象はないが、劇中人物のキャラクターに即した愛嬌があって可愛らしい。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 5点(2016-01-26 00:17:00) |
12.《ネタバレ》 ありきたりすぎる内容だけど曙が意外だったし、彼の存在でなんとか持っている。井上真央はかわいくなく伊藤歩の美しさがより目立つだけであった。 【カップリ】さん [DVD(字幕)] 2点(2010-08-24 02:27:26) |
11.嫌いじゃないけど、ありきたりかな。でも、「勉強バカ、格闘技バカ、ただのバカ」は、よかった。それと、伊藤歩が見られてうれしかった。 【フラミンゴ】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-02-09 20:39:40) |
10.とにかくすべてにおいて恥ずかしい映画。映画館で観た自分も恥ずかしい。上映前騒いでいた市原クンファン3人の女子高生も、上映後はまぁ~静かなもの。彼女達とはある意味戦友となりました。ベスト・オブ・恥ずかしい映画。恥ずかしくなりたい人にはお勧め。 【オニール大佐】さん [映画館(邦画)] 2点(2008-07-23 20:41:20) |
9.青臭い青春を正攻法でまとめ上げているのは脚本が秀逸だからとおもう。展開が先読み通りにすすみ、それでいて飽きさせないのは移り行く未熟な恋愛が本筋であったがためともいえる。 音楽、沖縄ゆえにそれらに目がいってしまい本筋がぼけてしまうのは仕方がないところ。 でもこれほどの力量があれば普通の高校生で音楽抜きでいけたのではないかと思えて少し残念。 心に残るすばらしい台詞がところどころにあり他のくだらない恋愛ドラマ映画と一緒に消えていってしまうには惜しい。 【Jane.Y】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-04-27 08:15:59) |
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8.《ネタバレ》 この映画、最初はラップが下手な主人公たちが成長してゆくさまを描いた青春映画、なのかと思い、その手の映画の好きな私としては期待して観たんだけど、見事に裏切られました。主人公たちが頑張ったのはラストのイベントの準備だけで、最後までラップや演奏の練習をまともにやらない始末。「成長してゆくさま」などかけらもありませんでした。それでも最後はかっこいい演奏で締めて何となく感動させてくるかなーと思ったら、それすらショボいし。映画としてのパンチに欠ける感じでした。 【クレイバード】さん [DVD(邦画)] 4点(2008-03-09 14:58:10) |
7.《ネタバレ》 何もかもが中途半端感があるけど、気楽で楽しめる映画です♪井上真央や伊藤歩、山口紗弥加など女性陣が良かった気がします(*^_^*)音楽が結構良かったなぁ~ラップ練習してるのが恥ずかしかったけど(笑) 【うさぎ大福】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-05-31 16:16:54) |
6. 確かに甘い映画だと思いますが、それなりに楽しめました。市原隼人や井上真央他、若手の活躍もなかなかなものだと思います。川田の先生役も案外良かったと思います。ただ樹木希林のシーンは必要なのかどうか・・。その点、ちょっと脚本の段階でユルユルだったのかもしれません。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-04-14 17:09:27) |
5.沖縄の海を出しときゃOKでしょ、というスタンスは、確かにうすっぺらい。だけど、歳とると、そして加えて、仕事に疲れて帰ってくると、このくらいのあまーいお話に、ホッとするんです。音も絵もわるくないですよ。ヘンな価値観を押し付けられるような重厚?な邦画と比べ、私は「買い」ですね。昔、「私をスキーに連れてって」を見たときに「こういうのもありじゃん!」と思った感覚に近いなあ。 【おばちゃん】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-04-08 22:50:25) |
4.《ネタバレ》 僕が日本語ラップの曲が好きなだけに、もう見ていて恥ずかしくなるシーンが多すぎた。○○だYO!○○だYO!ってのが、もう本当に恥ずかしい。前半踊りだすシーンも拍車をかけて恥ずかしい。恥ずかし映画だった。話の流れとしても、ライブを見て感銘→憧れて練習→挫折→もう一度挑戦しようとする。ってとこまでは良かったけど、そのあとの練習シーンが、ラップの練習ではなく大道具(舞台制作)の練習になってしまっていた。最後のライブシーンも一曲だけしか歌わないし、もっとも盛り上げる所が盛り上がらなかった。んで、全体的に薄っぺらい印象だった。 【六爺】さん [DVD(邦画)] 3点(2006-12-19 22:01:12) |
3.コケタ! 予告編にダマされた! 監督のセンスの無さに..お手上げ... 【コナンが一番】さん [DVD(邦画)] 2点(2006-11-16 12:59:20) |
2.若手のキャストが良かったですねー。平岡祐太くんや柄本佑くんが見れて。しかも玉山鉄二さんまで。井上真央さんはとてもお似合いの役だったと思います。でもストーリーとかは… 青春物にしてもテーマがラップということで、映画ストーリーという感じではなかったように思います。前座でブーイングくらったときには『8mile』思い出しました。KONISHIKIさんのラップのシーンだけ変わっててというのもおもしろかったです。山口紗弥加さんの役もおもしろくて印象に残りましたねー。でも全体的にはちょっと… という感じです。 【mako】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-15 00:38:10) |
1.話はうすっぺらいし、意味なんかもないけど個人的には好きな部類の映画だ。青春の意味はないけど倒れるなら前のめりっていう姿勢は、ほんまに共感できるし美しいものやと思う。あと、久しぶりに伊藤歩を見てビックリするくらいきれいになってて驚いた。 【アフロ】さん [DVD(吹替)] 6点(2006-11-05 05:14:30) |