41.《ネタバレ》 さらりと見られる青春ストーリー。スポーツ。友情。恩師。ライバル。淡い恋愛。家族愛。青春映画に必要な要素はあますところなくほぼ網羅。そしてセオリー通りの展開。だからこその良さがあり、だからこその物足りなさも感じる作品です。 原田巧役、弟の青波役の子役はあまり演技がうまいとは思えなかったです。でも二人のビジュアルは最高だし、巧のクールなキャラは好き。巧の『孤独な野球』の背景にぴったり。で、周囲の友人達、これが良かった。豪ちゃん、寺の息子、すし屋の息子。脇役ながら結構な出番数で、個性もばっちし。それでいて自然体な演技なので感心します。更には岸谷五朗や萩原聖人などのベテラン俳優陣を父親、監督役に据えたことで、映画のクオリティが一段上がっているように感じます。 キャスティングは◎。ストーリーは△といったところでしょうか。 ストーリーに関しては、原作が小説や漫画の場合の製作の難しさを露呈する結果になったように思えます。 『どこを取捨選択するのか』は、原作者が映画製作に加わるとより難しくなるのかもしれません。個人的にはチームやバッテリーの練習シーン、ライバル校以外の他チームとの遠征試合などを盛り込んでほしかった気がします。少年漫画の影響で、『無名の天才ピッチャーの投球で会場がどよめく』というお決まりのシーンがどうしても見たくなっちゃうのです。本作には残念ながらありませんでしたね。 同級生の繭なんかは後半全然出てきません。巧ともからまなくなります。だったら淡い恋愛要素なんてまとめて削除してその分を野球にまわせば良いと思うのですが、そばに原作者がいるとなかなかそうもいかないのかもしれません。 こーゆー映画によくあるスローモーションがほとんどなかったのは大変良い。子役達の野球シーンも、素人目に見ても全く違和感なく感心です。 【たきたて】さん [DVD(邦画)] 7点(2019-07-11 15:05:05) (良:1票) |
40.《ネタバレ》 子供たちが素晴らしく特に捕手の子は演技も笑顔もダントツに輝いていた。対戦相手は得てしてステロタイプに悪役として描きがちだがそれがなかった。それから病弱な弟を最後に死なせなかったのも評価できるポイント。残念な点を挙げるとすれば母親の天海祐希がやたらとクドいのと主役の林遣都は主役としての存在感はあるが演技面で今ひとつと感じたこと。見る前はあまり期待してなかったが直球勝負なストーリーは意外に心地よかった。 【時計仕掛けの俺んち】さん [地上波(邦画)] 7点(2011-11-24 03:47:23) (良:1票) |
39.《ネタバレ》 原作未読。主人公は僅か小6~中1なのに色々、背負いこみ過ぎで可哀そうだけど天才だからしょうがないのか・・・。しかし今作にしろ「メジャー」(野球アニメ)にしろ天才が出てくる方が盛り上がるし泣けますね・・・。みんな、いい子ばかりで爽やかな映画でした。(せいは君が死なんでホッとした~)。 【より】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-09-24 21:20:26) (良:1票) |
38.少年野球を題材にした作品で、子役たちもいい(特に主人公の弟役の笑顔が最高。)のだが、もともと岡山に住んでいる設定の子をはじめとして方言がポジティブすぎで、中学生なのに一人称ワシだったり、なんか話し方が年寄り臭すぎでどうも若々しさというものが感じられず、また顧問の先生が生徒に話しかける際も方言であるなどということは絶対になくかなりの違和感を感じた。このおかげで(まあ、狙ったのかもしれないが。)相当に田舎臭い映画になってしまっているのが地元の人間としてひいてしまう。また、思ったとおりドラマが浅く、母親との関係などじっくりと描くべきところがあっさりとしていたり、その他いろんなエピソードを詰め込みすぎていて長い原作(未読)を無理矢理2時間におさめようとした感がある。終盤重体になった弟が瀕死の状態で兄に話しかけるシーンはいかにもここで泣けという感じで冷めてしまったし、ラストの母親の応援シーンは皆さん書かれているとおりやりすぎだと思う。見ていなかったが、これだと今年NHKで放送されていた連続ドラマの方がよさそうだ。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-09-27 12:56:19) (良:1票) |
37.私にとっては甘酸っぱすぎる作品。坊主君と弟君の演技というか存在感はなかなか。シナリオはありきたりなんでどうってことはないけど、ロケーションや演出は評価できる。普通の野球映画ドラマだとバカにしてんのかの野球部の演出になるけどこの作品は結構選手のフォームを含め本格的な動きでとても好感が持てる。その中でも主人公の林君の投球フォームはかなりいいぞ。特筆できる。がんばった。野球少年の笑顔にはたまらないものがあるな。この作品はとても好感が持てるが、やっぱり評価は評価で厳しくしたい。 【タッチッチ】さん [地上波(邦画)] 5点(2008-08-27 17:30:21) (良:1票) |
36.・バッテリーの信頼をテーマに描く青春映画ってことで展開はありきたり。・しかし俳優たちの丁寧な演技で見ごたえはある。主人公には孤高のエースの雰囲気がある。・方言に何となく癒された。・何より主だった選手たちのフォームがちゃんと野球らしいのが良かった。最近人気になった某野球ドラマはあれだったから。 【次郎丸三郎】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-08-27 15:16:40) (良:1票) |
35.最初のチームメイト達の登場シーンで、一瞬、バカ映画かと思ったが、なかなか真面目な映画で面白かった。主人公の異常なまでの反骨心にドキドキでした。 【真尋】さん [地上波(邦画)] 8点(2008-08-12 03:17:21) (良:1票) |
34.なかなか良かった。この作品はスポコン物ではなくて、野球を通じて結びつく人間関係を描いている。天才ピッチャー“巧”とその球を受けるキャッチャー“豪”との関係が中心にあるものの、家族間での孤立や友情など、実に上手く描かれていると思う。展開にやや強引な部分も見られたが、そこは時間との関係が有るかと思うので目をつむることにしよう。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-06-20 10:56:53) (良:1票) |
33.《ネタバレ》 投票数が少ないのと評価が低いのが意外でした。私は、最近になくよくできた作品だと思います。なによりも主人公の少年のもつ雰囲気がよい。とかくスポーツ物では、スキルが追いつかなくてしらけてしまうものですが、この主人公のフォームは本物ですね。これは野球をやっていただけによくわかる。それに、弟君。かわいいよね。死んでしまうのかと思いきや、元気に野球を続けてるラストシーンは感動物ですね。人気漫画をベースに映画化されたものはテレビに限らず最近多いのだが、人物描写がしっかりしているように思えます。まあ、天海ゆきの母親は少しいただけなかったけどね。 【ジブラルタの星】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2008-02-28 14:27:33) (良:1票) |
32.岸谷五朗と天海祐希の親二人のリアクションがいちいちクサくて冒頭からひきっぱなし。お話自体もかなりクサイんだけど、こういうのもたまにはいいかとギリギリ思わせてくれたのは、たぶん主人公の王子様ルックな顔立ち(両親のどちらにも似てなさすぎ)と汗臭いイメージの野球との実に魅力的なアンバランスさに意識がいってたってのもあるだろう。ど田舎の風景にも不似合いなこのキレイな顔の少年の、一人だけ浮いてる(馴染まない)存在は、偶然にも(?)主人公の劇中の浮いた存在にもリンクするのだが、そのことを度外視しても、この浮きっぷりはちょいと面白い。と、思って見てたのに、大人が出てくるとやっぱり異常にクサくなる。最後はそこまでクサくしますか!寒すぎる。原作未読です。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-02-07 12:54:23) (良:1票) |
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31.《ネタバレ》 原作は未読です。 映画を見て原作が読みたくなりました。 出演者の演技も良く、最後まで惹きつけられて見てしまいました。 それぞれのキャラクターの気持ちが良く表現されていたと思います。 巧の自分を受け入れてもらえない苛立ち。 豪の信用してもらえなかった不満。 母親の子を守る気持ち。 父親の子を見る気持ち。 祖父の孫を見守る気持ち。 すべて、良く表現されていたと思います。 【ぴろしき】さん [DVD(字幕)] 9点(2007-09-18 13:51:04) (良:1票) |
30.《ネタバレ》 青春っていいなぁって素直に思えた作品。腐女子なので、たくみとごうちゃんのずぶ濡れいちゃいちゃシーンに萌えてしまったであります! 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(吹替)] 7点(2007-08-20 20:58:29) (笑:1票) |
【ローリング@ストーン】さん [映画館(邦画)] 3点(2007-04-26 19:23:27) (良:1票) |
28.《ネタバレ》 原作かなり概読です。なのでどうしても比較してしまってますので正直私の評価は当てにならないです。 映画館には自分と家族が一組。もう少しで夢の貸切りが出来るところでした。 青波役の男の子はポスト神木隆之介君の如く可愛さ満点でした。 巧と豪役の男の子はかなりの野球経験者のようで、意外とフォームがしっかりしてます。投球時に肘がちゃんと伸びてましたし。 それはともかく内容ですが、まぁまぁって感じです。 よくある話ですが原作を知っていなければ、、、もっと楽しめたと思います。 原作にあるテーマが結構無理に詰め込まれてるんですけど、 あれは原作の長さと登場人物達のそれぞれの思いが描かれて成立つもんかと。 変に欲しがり過ぎて最終的にボヤけて終わった感があります。 特に青波の死にかけシーンはいらないです。盛り上がりの為の見せ場なんでしょうが、かえって話が安っぽくなりました。 【ひで太郎】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-04-14 01:23:40) (良:1票) |
27.《ネタバレ》 観終えた後すぐは、それなりの満足感があった。でも、数時間と経ち冷静になると、「この満足感は映画の内容ではなく、エンディング曲が凄く良かったからではないか」と思えてきた。演出の古臭さが目立つけど、それも観ているうちに慣れて、気にならなくなる。限りなく「普通目線」から「天才」を眺めている。そんな感じが良かった。でも全体的には、円く納まりすぎていて軽い。特に巧の母がグラウンドで、「ふれ~ふれ~た・く・み」ってやるシーン。あれはやりすぎ。興ざめ。 【Syuhei】さん [映画館(邦画)] 4点(2007-04-05 16:10:44) (良:1票) |
26.小学生~中学生くらいで登場人物たちと同年代の子供たちにはとても楽しめる映画ではないかと思います。主役二人もぴたっと役にはまっていて良かったですよ。『ぼくらの七日間戦争』ばりに大人たちが悪役風情なのはおもしろかったです。野球を「心を伝えるスポーツ」と表現していたのは野球をほとんどしらない自分としては新鮮でした。たしかにバッテリーはおたがいを信頼していないと成立しませんもの。はっとさせられました。 主演の林遣都は大津市在住の高校生でこれが初映画のようですがスッと正中線の通った立ち姿に白いユニフォームがとても似合っていました。演技力もなかなかで原田巧の個性をうまく表現していたと思うので次回作でどう変わるか楽しみです。 【トト】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-03-20 01:21:05) (良:1票) |
25.《ネタバレ》 感動・感涙場面ほとんど無し。 主人公「巧」はいつも不機嫌、何があってもダンマリの連続、こんなにセリフの少ない主人公も珍しい。 エピソードのブツ切りが目立つ。 特に終盤、横手二中との試合途中で同校監督が乱入し中止になるがなぜ再試合できたのか。 なにより「バッテリー」というタイトルだが巧と豪のぶつかり合い、解り合いの細かな描写が希薄。 【yoroshiku】さん [DVD(邦画)] 1点(2024-02-10 18:26:26) |
24.冒頭からいい感じで進むが、途中ちょっとダレてくる。 好感は持てるが、程々の作品ではある。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-09-23 22:32:10) |
23.基本的に、ほとんどすべての登場人物の台詞が、頭が悪そうであるか、内心をそのまま言葉にしているだけかのどちらかなので、ドラマの広がりようがありません。主人公にとっての野球が結局何だったのかも不明。ただし、競技としての野球をできるだけ忠実に美しく撮ろうという最低限の意思は見受けられるので、点数はそこに対して。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2022-08-08 01:39:06) |
【バッジョ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2018-06-12 16:34:47) |