【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-19 10:34:23) (笑:1票) |
141.気味が悪くも美しい映像を撮らせたら天下一品、本来悪趣味だと思われるティム・バートンが久しぶりに趣味に走った一本。歌って踊りまくるミュージカルならともかく、独り言を自然に言わせたいが故なのか、セリフの代わりにただ歌うミュージカルってのはただ間延びするだけであまり好きではありません。 A級の美術でおりなす、ジョニデ目当ての女子が目を覆う(ザマミロ)B級ホラーコメディーミュージカルといったところか。好き嫌いはともかく、なかなかこういう映画は貴重かと。食うか食われるかの使い方に笑った。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-06-16 23:28:12) (良:1票) |
140.好き?嫌い?と聞かれれば、迷い無く「好き!」な映画。じゃぁ、人にお薦めする?と聞かれれば、うーんと悩んで「・・・薦めない。」ティム・バートンとジョニー・デップ、そしてヘレナとくれば、そうでしょう!? |
139.《ネタバレ》 ヘアスプレーを鑑賞して、あらためてミュージカルの良さを感じこの作品を見るにいたった。監督がティム・バートンということで悪趣味なんだろうな、とは思いつつ予告編にかなり惹かれてしまったので見に行ったのですが・・・『うゎー悪趣味すぎる』というのが私の感想です。ラストは救いも何もあったもんじゃない後味悪すぎです。あとカミソリでの首切りがリアル過ぎだし血が噴き出し過ぎ・・・何もそこまでしなくても。私の隣で(おそらくジョニー・デップ目当てで)見に来ていた女の子2人組はエンドロール後、A『ごめんね、私が見に行きたいって言ったばっかりに・・こんなに気持ち悪いなんて』B『ううん・・私も何も調べてなかったのが悪いし・・』ってめっちゃ気まずくなってたし。ホント罪な映画だ・・。 【はりねずみ】さん [映画館(字幕)] 3点(2008-01-24 20:25:14) (笑:1票) |
138.《ネタバレ》 バートンらしいダークな映像満載の王道的な悲劇と血まみれミュージカル。今までのバートン作品やデップが好きだから、というだけの人は止めた方が正解かもしれませんので注意。ちなみに私が観に行ったトコでは、予告が始まっても大きな声で普通にお喋りしていた若干お年を召したご婦人方が数十人いらっしゃいましたが、上映後は皆さん足どり重く無口になっていましたね。 髭剃りでどれくらい稼いでいたのか分かりませんが、喉を掻っ捌いた後のトドメの脳天逆落としは合理的だなぁと感心してしまいました。悪趣味というかさすがバートン!みたいな。殺して落としたら後処理(肉の処理)担当のラベットが大変なんだけど血糊は別として殺しは妙にリアルだった。ラスト、知らずに殺めてしまった嫁を抱きかかえ「斬れ」とばかりに首をもたげ、嫁を包み込むように崩れていったトッドには哀愁を感じたな。ミュージカルとしては皆さん高音も十分に出ていて上手かった。 【ロカホリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-01-22 20:51:43) (良:1票) |
137.暗黒のロンドンで暗躍する理髪師の殺人鬼“スウィーニー・トッド”を、ティム・バートン+ジョニー・デップの盟友コンビで、「ミュージカル」というスパイスをドギツク加えて相変わらずの“特異世界”の中に息づかせた。 鑑賞後まで“スウィーニー・トッド”というキャラクターを知らず、今作はティム・バートンの完全オリジナル作品かと思っていた。 実は創作の殺人鬼キャラクターとしてかなり有名で幾度も舞台化、映画化されていることを知り、ティム・バートンらしからぬ最後まで深い闇を秘めたラストにも頷けた。 全編通して悪趣味かつクオリティの高いビジュアルは、ティム・バートン監督ならではで、そこで惜しげもなく歌声を披露しながら、またもやアクの強いキャラクターを体現してみせたジョニー・デップと合わせて、作品から醸し出される雰囲気に反して安心して観られた。 ティム・バートン監督のパートナーでもあるヘレナ・ボナム・カーターも内にまがまがしい狂気を秘めたパイ屋の女主人を、妖しい魅力で表現してみせたと思う。 狂気に溢れた殺人鬼の物語をミュージカル調で映像化してみせたティム・バートンの力量にはもはや隙はなく、ジョニー・デップの魅力も合わせて概ね満足度は高い映画であると言える。 ただ、今作で6作目の監督&主演コンビとなる彼らの化学反応に、安心感を覚えつつもそろそろ新たな“爆発”を見せてほしいというのも映画ファンとしては正直な心情だったりする。 そういう意味では、題材の強烈さに反して今ひとつ“驚き”はない映画だったかもしれない。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-01-19 21:25:42) (良:1票) |
136.『スウィーニー・トッド』をティム・バートンが監督したらこんな映画、ってイメージそのままなので、迫害された者の復讐の物語という、ティム・バートン向き過ぎな状態も手伝って、当たり前の映画を見てるなぁ、って感じてしまいました。『スウィーニー・トッド』を素材に『バットマン』『チャリチョコ』『スリーピー・ホロウ』『コープスブライド』あたりのエッセンスを混ぜて、ついでに香る『ハリー・ポッター』臭(キャスト3人カブってますからねぇ)。血まみれなのは舞台版を踏襲して、あとはおなじみのキャスト、おなじみのセンス。撮り方がミュージカルのそれではないのがねぇ、残念だなぁ、と。演技のメリハリを、演出がきっちりとフォローしてないように思えて、いつものティム・バートンカラーが逆に全体の印象を薄くしてしまった感がなきにしもあらずです。ティム・バートンがミュージカルを撮ったらこうだ!っていう押しがね、まるでないんですよ。いつもの調子で撮ったのがたまたまミュージカルでした、みたいな感じ。せめてリズムに合わせた細かい編集をしてくれてればねぇ・・・。それにしてもホラーは苦手なものの、グロ耐性はそれなりにあるつもりですが、結構キツかったですねぇ。歳をとるとまた段々ダメになってゆくのかな。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-01-19 17:32:23) (良:1票) |
【TERU】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-11-27 22:00:28) |
134.主人公の正体は悪魔で、人間世界でちょこっと悪さをするダークホラーコメディーと勝手に想像していましたが、全然違いました。顔色の悪い生身の男の地味な復讐劇でした。途中から雑なスプラッターホラーでした。なぜあんなに人を殺すのか、さっぱりわかりません。 【次郎丸三郎】さん [DVD(字幕)] 5点(2022-09-02 20:15:20) |
133.《ネタバレ》 誰一人として感情移入できない。自分たち家族を陥れた判事への憎悪故に罪のない客をも手をかけていく主人公に、主人公を自分のものにしようと邪魔な妻を彼に知られぬまま殺させる下種な女主人、そして人肉ミートパイ・・・。視覚的にも精神的にもグロテスクな物語を、ティム・バートンならではのゴシックな美術とダークファンタジーなガジェットを詰め込んだミュージカルとして見せるため、辟易の一歩手前で復讐の果ての悲劇を際立たせる手腕は彼の真骨頂だろう。浜辺の妄想シーンで主人公の笑ってない表情がなかなか面白い。救いのない結末の中、残された娘と青年のその後を一切描いていない分、微かな希望は持てる。 |
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132."量産"し始めたところからドン引き・・・残虐とかグロ以前の問題。 【午の若丸】さん [DVD(字幕)] 3点(2015-04-04 17:47:45) |
131.俳優陣の皆様は、「歌の練習」と、「歌いながら演技をする練習」と、「振付の練習」をもう少しするべきでした。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-11-03 01:05:00) |
130.《ネタバレ》 虫けらの棲家、醜いロンドンでは詩はユーモアに満ちて高らかに?歌声は美しく響く。 芸術とはこういうものなのだと思う。 分かりやすいほどに暗く幻想的な世界観。 ティムバートン監督はこの手のファンタジーの職人といえる。 この作品もまたブラックユーモアに満ちている。 殺人、地下室、拷問器具(のような椅子と精肉器)、ミートパイのネタ、精神病院、 魔女、悲劇、これらはダークファンタジーの極み。 怪奇映画は歪んだ愛というものが大体を支配している。 この映画もそんな感じだけど、 愛の歪み方がユーモラスで面白い。 歪みは大体が悲劇しか生まないようだ。 それを体現するような映画だった。 スプラッタ映画としてのレベルも高く、 ”スパッと切れる”のと”グチャってなるの”との両方が繰り返されるところに 変態じみたものを感じる。 スウィーニートッドはブラックジャックみたいだ。 またスウィーニートッドはその髪型がⅩ麺のウルヴァリンみたいだ。 これでシザーハンズみたいに剃刀を鉤爪みたいにつければ完璧にウルヴァリンだったのに、惜しい。 突拍子もないこと言ってスミマセン。 幽閉されたヒロインの少女はラプンツェルがモデルだろうか? この薄気味悪いロンドンで杖を鞭打ちみたいにしている役人の光景はジキルとハイドを思い出す。 ティムバートンの映画は魔女とか悪女がけっこう出てくるの特徴がある。 青年の愛多きゆえの失態がウザい。 あまりにも憎ったらしい判事への復讐が失敗に終わった瞬間、気が変になりそうだ。 暗く悲しい終わりが美しくて、スリーピーホロウの頃のティムバートンのダークファンタジー復活を思わせる。 ミュージカルの歌が良かった。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-11-26 23:37:03) |
129.《ネタバレ》 ◇先日、舞台版のスウィニートッド<市村正親・大竹しのぶ>を鑑賞した後、改めて借りてきました。◇舞台版とストーリーはほとんど同じで、なるほどー、映画だとこうなるのね、と比較しながら楽しんでみました。◇しかしながら、映画版でわざわざ「ザックリ剃刀&血しぶき」を何度も見せるところは無駄と感じた。もっと比喩的に演出してほしかったので、マイナス1点。◇海辺のシーンが一番お気に入りでした♡ 【ハクリキコ】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-08-03 10:57:22) |
128.《ネタバレ》 こんな床屋は嫌だ!店のオヤジが殺人鬼。これはヤですねー。こういう一発ネタでも映画になるんですねー。・・・・・・予備知識無く見ていましたが、中盤でようやく「原作は舞台か何かかな?」と気づけました。実際そうなんですね。ティムバートンってのはつくづく個性的な題材を見つけてくるなあと感心します。子供の頃観た怪奇映画を「シザー・ハンズ」などの作品へと昇華させたり、近年ではアリスを映画化したり。皆がよく知っている、けれど漠然として忘れかけていた物語を復活させるのが上手いですね。そういうところはタランティーノと似てるところがあるなあ。おとぎ話を現代風にリメイクする映画はまだまだ流行っているし、その流行の先陣を切っているという意味でも、クリエーターとして衰えてない感じがします。物語の幕引きは絶妙なところで終わっているので、残された人々のその後を想像させられました。そういう部分を映像で観てみたい気もするけれど、描いたら描いたで蛇足になっちゃうのかな。そのへんのモヤモヤで6点。 殺人理容室の真下が人肉パイ屋。この組み合わせもヤですねー。 【ゆうろう】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-04-25 03:04:06) |
127.《ネタバレ》 すみません私こういうのだめだってことがよくわかりました。 床屋行くの怖くなりませんか? 【ぺーこ】さん [DVD(字幕)] 2点(2013-03-03 14:30:46) |
126.ティム・バートンらしいダークホラーですが、思っていた以上にグロいです。ていうかエグいです。そして、ティム・バートン作品に珍しく(と私は思うのですが)、登場人物に魅力が感じられません。ティム・バートン作品は、魅力あふれる独特のキャラクターによってブラックな世界をダークファンタジーへと押し上げているのが売りだと思うのですが、今回はそれがないのでエグさがダイレクトに伝わってきます。とはいえ、人間ドラマ自体は悲しく見ごたえありますし、ミュージカル風に仕立ててみたりと娯楽性も多少は演出されていますので、ティム・バートンファンは一見の価値ありではないでしょうか。 【デルモゾールG軟膏】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-10-09 23:52:35) |
125.ジョニーではなく、個人的にはヘレナにもうお腹いっぱい感がのある大好きなティム作品ですが、久々のダーク作品でなかなか良かったです。 【movie海馬】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-09-09 01:28:44) |
124.《ネタバレ》 舞台は19世紀末、硬い石畳に覆われまるで陰鬱とした空気をどんよりと閉じ込めてしまったかのような街、ロンドン。悪徳判事に妻と娘を奪われ、絶海に追放されてしまったスウィーニー・トッドが、血塗られた復讐を果たすために地獄の底からこの街に帰ってきた…。一時期、低迷していたティム・バートンが見事な復活を遂げた前作から、もう自分の進むべき道を見出したかのように作り上げた、ダークホラー&ファンタジー。監督の本当に自分がやりたかったことを体現するかのように、ひたすら人を殺しまくる(間に歌も唄う)ジョニー・デップの怪演は見ていて爽快感すら感じられて良い。途中から、もう復讐なんか忘れてしまったんじゃないかってくらい、なんの罪もない人々の喉を掻っ切る(飛び散る鮮血がとても美しい)彼の店の下で、彼が開業してから何故か急に美味しくなったミートパイをひたすら売りまくるヘレナ・ボナム・カーター…。ちっぽけなモラルや常識を軽く笑い飛ばすような、そんな二人の活躍に僕は心底痺れてしまいました。ティム・バートン&ジョニー・デップ、僕は何処までも付いてゆくので、これからもずっとブレずに我が道を突き進んでもらいたい。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-05-01 12:23:10) |
123.うわあぁ こりゃマジ怖じゃないですか。ティム・バートンちょっと線引き間違えてませんか。ぞくぞくする怖さではなく嫌悪感がつのって単に観てるのが苦痛になってくる。ユーモアないんだもん。それにしても海辺の似合わないことNo・1のカップルだったなあ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-02-11 01:43:03) |