32.確かに田舎じゃ「ランボー」と同時上映でしたね。暗い「ランボー」の後でこれ観たら画面がすっきり明るくて嬉しかった記憶があります。もちろん「ナイル」の面白さには及ばないけど、自分には生涯味わえないであろう高級リゾートでのリッチな気分、コール・ポーターの曲が何気に流れていたりして楽しめました。今はもうこういう毛色の変わった二本立ての妙は味わえないですよね。何だか寂しいなあ・・・。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-05-05 11:02:39) (笑:1票) |
31.《ネタバレ》 ナイル殺人事件と比較すると話のスケール、キャストなどでどうしても見劣りしてしまう。 魅力的な登場人物がいないのもマイナス点。二人もキャストがナイルと被ってるし。 原作は未読だが納得いかない点が一つ。被害者が死んでいるのを目撃されるシーンで、その場にいたガードナー夫人が全く確認していないで去ってしまう。 見ればそれが別人だと明らかなわけで、普通あり得ない程無理があると思われるが。 ただし、孤島のリゾートホテルという場所に限定された殺人劇は、充分ゴージャスな時間を楽しめた。 【とれびやん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-03-05 17:23:49) |
30.ミステリー好きなら簡単に犯人がわかってしまう。映画好きにはこれと言って見どころのない映画。女優さんたちはそれなりにきれいだし演技が下手なわけではなく、海も美しいのでそれなりに暇はつぶせると思う。それだけの映画 【ブッキングパパ】さん [インターネット(字幕)] 4点(2020-09-19 12:24:39) |
29.ジェームズ・メイソンの着こなしと立居振舞に、プライベートでの本作のような貴族的な暮らしを思い巡らしてウットリしただけの作品。何の見せ場もない平板な役柄で腕の見せようがありません。謎解きが無理筋なのがいけません。犯行動機がお粗末なのが一番いけません。目を見張ったジェーン・バーキンの変身ぶりに+2点。 |
28.全員のアリバイがあるにもかかわらず、ちょっとしたことや矛盾点をついてひとつの推理を作りあげるのは見事。だけど推理は推理、証拠はないじゃないかと犯人から開き直られる始末、最後に出てきた証拠もちょっと偶然すぎか。最初のうちは人物関係がつかめず苦労したが、映画としてはおもしろく良かった。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 7点(2015-06-23 15:48:46) |
27.《ネタバレ》 全員に動機がある中、ポアロがそれぞれの証言を検証していくのだが、ナゾ解きがあまり面白くなかった。犯行が偶然に頼った印象でスッキリできず。時計を細工されたリンダは、クリスティンと別れた後にレックスにも会っているのだから、体感での時間差でも違和感を感じそうなものだけど。アリーナの絞殺体にはクリスティンに殴られた跡がはっきりとあったはずだが、ポアロらがすぐに気がつかなかったのもおかしい。犯行動機もドラマ性が薄く、その点でも『オリエンタル殺人事件』や『ナイル川殺人事件』のほうが出来栄えは上。 【飛鳥】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-06-20 00:11:59) |
26.原作を映画向きにわかりやすく変えてある、地中海ということで見栄え良く、可も不可もなく軽く観られたミステリーだった。 【min】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-27 22:36:42) |
25.《ネタバレ》 やっぱポワロはこの人だよな~この独特の雰囲気がいいんだよね~。アガサのミステリーものの毎度なことだけど、あのジワジワと険悪な状況が出来上がっていく感じがいいよね。でも何本かアガサをみるとちっとワンパターンかな?って思っちゃうのも正直なところかも。全体的に小粒な印象ではありますが、やっぱり最後の謎ときは面白いね~、でも宝石をあんなとこに隠さないっしょ(苦笑)+最初の死体が動いたように見えた(別の意味でビックリしたw)のは気のせいではナイハズでゴザイマス 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-09-28 10:11:56) |
24.地中海の孤島で起きた殺人事件に、名探偵ポアロが挑むミステリー映画。 島がリゾート地ということで映像的な見栄えはいいのだが、映画作品としてはやや小粒な印象。 キャスティングが地味ということもあるんだけど、登場人物たちの人間関係や設定が、 少し複雑でややわかりづらい。謎解きのシーンは相変わらず面白いので、 ミステリー好きの人ならとりあえず満足できるのではないかと思う。 【MAHITO】さん [地上波(吹替)] 5点(2011-08-13 11:11:10) |
23.今までに読んだクリスティ作品(決して多くはないですが)の中では、この『白昼の悪魔』は結構、気持ちよく読めた部類に入る作品です。トリックがなかなか気が効いており、それなりに妥当な解決であり、そして何より、万人にお馴染みの作品ではないという点で「事前の期待が特に高くはなかった」という点が挙げられるのですが(最後の点が皮肉にも実は、ミステリを味わうのに重要だったりするので、もし上記を読んで本作に期待してしまった人がいたら、誠に申し訳ないです。ははは)。で、映画版の本作ですが、これもまた気が効いてると思います。この軽いノリ。これこそクリスティのノリじゃないですか。いやまあ、あの読みやすさってのは「会話の多さ」であって、これをそのまま「会話の多い映画」として作っても面白くない訳で。要するに、原作の軽さを、映画らしいユーモア感覚に置き換えているところが、本作の魅力ですね。気負いの無さがかえって成功している、さすがガイ・ハミルトン。・・・それにしても映画開始早々に死体が登場、これはなかなかにショッキングでした、だって、死体が呼吸してるんだもん(ワタシにはそう見えたのだが・・・) 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-07-18 03:50:38) |
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22.やはり、「オリエント急行殺人事件」「ナイル殺人事件」に比べると、内容的に薄い感じはしますが、でもそこそこ面白く、悪い作品ではないと思います。 【ramo】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2011-07-10 00:04:10) |
21.《ネタバレ》 トリックは偶然頼みのトリックともいえないような代物だし、そもそもそう考えても矛盾はないという程度であって、積極的な根拠なり伏線は何もありません。また、それを措いたとしても、謎の描き方自体が弱すぎです。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-01-27 01:20:15) |
20.全員に動機とアリバイがあるのになんかあっさりしてるけど、悪くは無い。ナイルやオリエントは未見なのが良かったのかも。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-01-25 11:59:50) |
19.小学生くらいの頃から何度も見ています。小さい頃はあんまり推理については分からなかったけど、物語の舞台である地中海の孤島の風景と、役者の演技とかを楽しんでいました。今回衛星放送で再度観てみて、入念に練られた推理に感心しました。つっこみどころはあることはあるけど、映画としてはかなり完成された良質な物語だと思います。 【珈琲時間】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-01-25 10:18:12) |
18.《ネタバレ》 いろいろな点で『ナイル殺人事件』の二番煎じという感が否めません。動機も不明確だし(ほかの容疑者の方がよほどしっかりしている)、最後の“証拠”も取って付けたような感じ。証拠として弱いのでは。コール・ポーターの音楽はご陽気で楽しいですが、殺人事件の直前までその調子なのはいかがなものでしょう。緊張感がなさすぎ。トリックも懲りすぎて、トリックのためのトリックではないかと思えます。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-09-28 20:23:44) |
17.'10.9/13 2回目鑑賞?。前3作と比し少し小粒な俳優陣も、気楽に楽しめた。最初の場面も最後で納得。でもポアロの完璧主義者のイメージがかなり崩れ、少し頼りない、だらしない感じがするのは私だけだろうか・・・。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-09-13 12:09:44) |
16.ああ!結うがなバカンス!ポアロにしたら一挙両得、もっと?!な旅。リゾートだけはうらやましい、でもそこにうごめく欲望などはそこしれなくて恐ろしい。クリスティらしい一作ですが、他のものと比較してしまいがちですね。6点で。。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-09-11 17:34:17) |
15.中高生の頃からだったかなあ、クリスティと横溝正史が次々映画になったのは。 あの頃ミステリーが流行ってました。でもね、こういうシリーズって回を追うごとにパワーダウンしていくんです、なぜか。観るほうが飽きてきちゃうのかな? 本作も当時は「もうクリスティはいいよ」って印象でしたけど、何年かぶりに再見しました。悪趣味スレスレの衣装がいいです、クリスティは時代設定と登場人物それぞれの人となりと絡み具合がいいです。そしてあの優雅さね。 ただ、ピーター・ユスティノフのポアロはなんかちょっと違う感じ、デヴィッド・スーシェがハマリすぎだからかな? 殺人事件はイヤだけど、あんな静かできれいな所にバカンスで行きたいものですね。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-09-09 01:23:24) |
14.《ネタバレ》 ピーター・ユスティノフのポワロ物。クリスティー物らしく全員に動機があるが、それらを説明した直後に容疑が晴れていく感じで溜めがなく、あまり犯人探しは楽しめない。真犯人もいつもの感じで、この点芸がなく直ぐに判ってしまった。「ナイル」でもそうだが、あれだけ距離を移動してしまうとその間に目撃者が出ても不思議ではない。寧ろ出ない方が不思議だ。それが犯罪者の緻密に見えて穴のある思考を表現したというのなら成る程だが、そういう訳でもないだろう。そして論証は前にも増して状況証拠のみで物証ゼロ。作中でポワロ自身も認めるほどだ。殆どポワロの妄想の産物として片付けられかねない。犯人もそうやって跳ね除けてとぼければ良いものを、何故か怪しげに開き直って墓穴を掘るとは、まったく低脳に過ぎる。作品として、ちょっと軽すぎる面もちらちら。 【MARK25】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-04-06 20:14:24) |
13.《ネタバレ》 原作は未読。これ単独で見たらそこそこ面白いと思うが、ナイル殺人事件とどうしても比較してしまうので、そうなるとキャスト・設定・演出・トリックすべてにおいて劣化コピーの印象は否めない。ナイルがあたったから見たような話を原作に選んだのかな?キャストも豪華といえば豪華なんだけど、オリエント急行、ナイル殺人事件とだんだん微妙になってきているしなあ。ナイル殺人事件ではあんまり目立たなかったジェーンバーキンやマギースミスの出番が多いのでその辺は良いかもしれない。特にジェーンバーキンは病的な弱弱しい美しさを終始かもしだしていたが、それだけに最後の豹変した姿がなかなかりりしい。まあ、全体的に人間ドラマが希薄な印象で犯人に対しても怒りも哀れみもまったく感じないのは映画としては痛いか。ナイル殺人事件にしてもオリエント急行殺人事件にしてもトリックの面白さだけではなく登場人物にドラマがあったからな。 【陽炎】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-01-15 19:25:29) |