王立宇宙軍 オネアミスの翼のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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王立宇宙軍 オネアミスの翼

[オウリツウチュウグンオネアミスノツバサ]
ROYAL SPACE FORCE
1987年上映時間:119分
平均点:7.24 / 10(Review 121人) (点数分布表示)
SFアニメ
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-01-03)【イニシャルK】さん
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監督山賀博之
助監督樋口真嗣
赤井孝美
増尾昭一
森本レオシロツグ・ラーダット
鈴置洋孝ドムロッド
戸谷公次チャリチャンミ
安原義人ネカラウト
島田敏ヤナラン
大塚周夫グノォム博士
小林優子娼婦
飯塚昭三指揮官
納谷悟朗貴族A
寺島幹夫貴族B
熊倉一雄トネス殿下
曽我部和恭マティ
平野正人カロック
伊沢弘ダリガン
安西正弘マジャホ
槐柳二ロンタ
及川ヒロオデクロ
沢りつお空軍パイロット
石井隆夫管制官
山下啓介空軍士官B
林一夫空軍士官C
後藤敦酒場の男
勝生真沙子酒場の女/記者/オペレーター
内田稔カイデン・ル・マシーレ
弥生みつきリイクニ・ノンデライコ
村越伊知郎空軍士官/男性記者
原作山賀博之(原案)
脚本山賀博之
大野木寛(脚本協力)
音楽坂本龍一(音楽監督/音楽)
野見祐二
上野耕路
製作バンダイ
企画渡辺繁
岡田斗司夫
プロデューサー山科誠(エクゼクティブ・プロデューサー)
制作GAINAX
配給東宝東和
特撮庵野秀明(スペシャルエフェクト)
作画庵野秀明(作画監督)
貞本義行(作画監督/キャラクターデザイン)
江川達也(原画)
前田真宏(絵コンテ/レイアウト/デザイン/原画)
井上俊之(原画)
松原秀典(動画)
渡部隆(レイアウト)
高坂希太郎(原画)
摩砂雪(原画)
窪岡俊之(作画監督補佐/原画)
美術小倉宏昌(美術監督)
庵野秀明
貞本義行
樋口真嗣
武重洋二
渡部隆(プロダクションデザイン)
高屋法子(ハーモニー処理)
編集尾形治敏
録音林昌平
あらすじ
無気力な青年シロツグは王立宇宙軍に入った。そこで密かに開発されていたロケットは使い物にならない代物だった。ある日リイクニという少女と知り合ったシロツグは、彼女のことばに動かされ、情熱を持って有人宇宙飛行計画を推進することになる。開発が進み打ち上げが間近になるにしたがって、隣国にとって軍事的な脅威と受けとめられ、ロケット奪取のための戦争が起こってしまう。果たしてロケットはどうなってしまうのか?そして、シロツグ達の運命はいかに!
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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121.《ネタバレ》 子供(当時、小学4年生)の頃、CMを見て、とても見に行きたかった映画でした。
初めてCMを見た時は、リイクニがオネアミスの運命を背負ってるすごい力を持った少女で敵と戦う冒険もの・・・みたいに思っていました。何せ、CMのナレーションが『愛と祈りを武器に聖少女リイクニは今、旅立つ』でしたから。で、結局、劇場では見られず、しかも公開から数年経ってからビデオで見ました。想像していた内容とは違って、要約するとロケット飛ばして宇宙へ行こう、というだけのものでしたが、とても印象に残りました。
内容は先述した通り、大筋は「ロケットで宇宙へ行こう」という至極単純なものです。
でも、そこに至るまでの経緯(主人公シロツグとヒロインのリイクニの何だか互いの傷をなめ合うような、一種の倦怠感すら漂わせる描写とか、日に日に立場が大きくなっていくシロツグの自身に対する戸惑いとか、暗殺者に狙われて、仕方ない事とはいえ、その相手の命を奪ってしまったシロツグの『ここまでしなくてはいけないのか?』『自分はそんなに大した人間なのか?』という内面の葛藤・・・etc)がとても良く描けていたと思います。音楽も非常に作品世界に合っていたと思います。(特にオープニングの曲。ただしイメージソングは例外。作詞者は映画の内容を知らずに作ったのか?とツッコミたくなるほど、歌詞と作品の乖離があります)。
個人的には10点つけてもいい位、好きな作品ですが、ただどうしても見る人を選ぶ作品だと思います。特にシロツグのやや厭世的で無気力な性格(それは彼自身の人生の挫折から来るものではあるのですが)と、リイクニが時折見せる一定の宗教を信仰し、それを自分の心のバックボーンとするが故の社会的な無知、自分と同じ宗教を信仰していない者に対する無意識の傲慢さが受け入れられないと、序盤で『面白くない』と投げてしまう人が多いのでは、と思ったので、2点差し引いてこの点数です。
ダイスさん [ビデオ(邦画)] 8点(2008-11-25 14:10:42)(良:2票)
120.これはつまらない。本当につまらない映画です。当時見て最高につまらんと思ってたけど、意外と話題になっていたのでもう一度見てみたけど今見てもやはりつまらん。なぜこれが意外と評価高いのか不思議な映画です。
とんとん大好きさん 1点(2004-02-07 00:02:30)(良:1票)(笑:1票)
119.SF『蒲田行進曲』。ただ、この計画の背後にあると思われる何万人のスタッフそれに莫大な国家予算等については言及ほとんどナシ。あの男の子たちはただの乗員に技術者でしかないのに、自分達がゼロから作ったんだといわんばかりのオチには今思うと閉口する。それに、あの女の子はいかにも青春期の男の子が夢想しそうなイメージで、私には付き合いきれなかった。当時24歳だったという監督の山賀を始め、自分達のことしか見えなかった男の子たちの若気と情熱の至りというところだろうか。採点ちょっときつめの3点。
ymlさん 3点(2003-07-29 04:19:25)(良:1票)(笑:1票)
118.《ネタバレ》 ライトスタッフに不器用なロマンスを絡めたようなお話、地味と言えばこの上なく地味なんですが、えてしてそういう映画は映像がスゴかったりする訳で、アニメーションのこの見事さには驚き、呆れ、圧倒されます。
この、立体感。一部のシーンではCGを援用したらしきメカニックな動きも見られますが、手描きでこそ感じられる、立体感の危うさ、みたいなものも多分にあったりして。
緻密さと誇張との、せめぎ合い。
で、まあ、最後は宇宙に行って、人間なんてちっぽけだよねえ、と。
そうなんです。我々も日常生活にクサクサしたら、つい宇宙のことを考え、つくづく、自分たちがちっぽけな存在であることを意識するんです。
さらに、そんなこと考えても何の解決にもなってないことも意識するんだけど。。。
何にせよ、この作品も、ついに宇宙に到達して、達観したように幕を閉じる。なんとも感慨深いものが確かにあるんだけど、そりゃ、「宇宙」と言われりゃ自然に感慨深くなるもんであって、この感慨が、この作品の映像から来ているのかというと、よくわからない。打ち上げの素晴らしい映像、その後でそれを上回る「宇宙を感じさせる映像」を見せてくれたらもう納得せざるを得ないんだけど、正直、あれ、こんなもんか、と思っちゃいました。
とかいうのは、贅沢ですかねえ。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2023-01-23 22:05:18)(良:1票)
117.《ネタバレ》 何度も観ている作品です。「ライトスタッフ」をモチーフとした青春アニメ。1950年代の技術水準をベースに、架空国家の有人ロケット計画が描かれる。
単純な切っ掛けから盛り上がった主人公のモチベーションが原動力となり、国家間情勢の大きなうねりを縫ってプロジェクトを成功へ導く。でも、主人公はヒーローでは無い。進行する大事業に揉まれる中で、若者らしく戸惑い、疑問を覚え、異性に欲情もする。テーマはあくまで主人公の成長にある。
とは言え、ラストのロケット打ち上げシーンは、作画力でクライマックスを演出する。上昇して行くロケットに見惚れてしまう。棒状のコインとか、縦にスクロールする新聞とか、端々に窺われる文化習慣の小味アレンジも上手いと思う。日本のアニメ技術はこの時点でひとつのピークを迎えていたのだと思わせる。
アポロ11号のアームストロング船長は、個人的な1歩と月面着陸の意義を対比させた。本作の主人公は人類が初めて飛行した衛星軌道上から、プロジェクトの意義ではなく、自身の想いを語る。大掛かりなプロジェクトを個人の内的な世界観の変化に帰結させるあたりが、60年代・70年代の青春映画を引きずっているような趣きです。それはおそらく制作者たちのルーツであり、私が本作を好きな理由なんだと思うこの頃です。
アンドレ・タカシさん [ビデオ(邦画)] 9点(2013-01-05 03:47:14)(良:1票)
116.宇宙軍は気がはえーよ。
Yoshiさん [DVD(邦画)] 6点(2009-05-20 05:16:08)(笑:1票)
115.ストーリーに破綻をきたしている部分があったり、登場人物の反応に納得のいかない部分があったり、なにかと引っかかるところは多いです。それでもこの作品に対しては10点しか付けられない。誰もがひとつぐらいはそんな映画をもっているんじゃないでしょうか。僕にとってこの作品が「それ」です。
映画の中にまるまる作り込まれたオネアミス王国の文化は、それだけで感動的だったし、細かなエピソードに愛がある。当時20代前半の若いスタッフが作り出した、「稚拙なところはあるけどこれ以上ないくらいに熱い作品」を、彼らよりも若かった自分は一身に受け止め、ストーリーとは別次元のところで心を振るわせていました。大人になる前に観れて、本当に良かった。
zinny07さん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-03 03:23:42)(良:1票)
114.高い評価ばかりを目にしていたので期待してたんだが自分にはそれほど良い作品でもなかった。まず主人公がどうしてやる気になったのかがよく分からない。女の人に言われたぐらいでやる気になったのだとしたら主体性が無さすぎ。それにあの宇宙軍ってのは主人公がやる気を出さなかったらそのままダラダラな軍なんだろうか?逆に一人がやる気を出したからって総力挙げてプロジェクト進行って・・・単純すぎです。やる気を出したあとの主人公もやる気あるんだか無いんだかハッキリしない奴で、どうも好きになれません。エンディングあたりでは意味ありげな絵を短いカットで次々流してますが、それほど深い意味もないでしょう?エヴァもそうだったけど、結局ガイナックスはああいった流れのアニメしか作れないって事なんでしょうか・・。今までうすうす感じてはいましたが、この作品で「ガイナックスアニメの印象は主人公がハッキリしない最後がグダグダ」というのが私の中で確信しました。アニメなのに、という事で高い評価ばかりに繋がっていると思います。「一つの映画」としてみれば私は6点です。公開当時は今までに無かったタイプの新しいアニメだった事は確かだと思います。
べんちゃんずさん 6点(2004-12-31 13:26:45)(笑:1票)
113.リアルな人間=つまらない人間、ではない筈なんですけどねぇ。主人公のリアクションの薄さが、なんとも退屈過ぎ。延々ぼ~っとしててボソボソ喋って、時々発作的にアクティブになる、と。ちいとも感情移入できませんわ。一生懸命優等生ぶってる物語とメッセージ(最初のモノローグからして全身痒くなります)、そしてこれ見よがしのデザインに抵抗を感じます(細かいコト言うと、シロツグが使ってた、あのカミソリのデザインは人間工学から離れすぎててリアリティのかけらもありません。そりゃ出血もするって)。そこに無理した背伸びが感じられて、拒絶反応を示しちゃう私。作画は非常に高水準で、音楽もいいだけに勿体ない・・・。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 4点(2003-11-28 23:13:06)(良:1票)
112.東洋でも西洋でもなく、過去でも現在でもない、あの独特な世界観の構築に高いセンスを感じる。この後、「ナディア」「エヴァ」とヒットを飛ばす、庵野秀明×貞本義行コンビの才能が発揮された初期の傑作。

当時の若いスタッフのアニメにかける情熱が、そのまま作中の登場人物達に重なるものがあり、「何かを成し遂げたい」という気持ちを持った事のある人なら、誰もが共感できるはず。まだアニメに元気があった頃の「熱」を感じる。

テーマが分かりにくいと言われているが、個人的にはそうは思わなかった。「夢を諦めない」、「今の自分を変えたい」、「人間の可能性」、「科学の功罪」、「友情と恋愛」と要素は複数あるものの、むしろテーマとしてはベタで分かりやすいくらいで、決して小難しさなどは無い。見る人がそれぞれに感情移入できる部分を見つけつつ、考える余地がある。そういう意味で、感動の押し付けがましさが無いのも好感。音楽のオリジナリティと完成度の高さもさすが坂本龍一氏といった印象。

評価としては賛否あるようだが、この作品も見る人の年齢や時期などによって評価は変わっていくタイプのものかも知れない。
FSSさん [ビデオ(邦画)] 9点(2003-11-12 18:06:01)(良:1票)
111.当時のメイキング秘話等にも載ってましたがこの作品は会社側と製作者側がバチバチにぶつかり合って作ったそうで脚本等もパイロットフィルムから何度も議論葛藤しながら変更して作り直したりしたそうです。それが随所に現れていてなんでもそうですが今規格化されて作られつつ有る現代アニメーションとは一線を帰す非常に新鮮な感覚の有る作品でした。ある意味「金字塔的な」と、言っても良いとも思います。しかしなぜかアニメ業界を中心にして評判が悪く、当時の興行成績も余り振るわなかったそうですが私はあの「カリオストロの城」の様に歴史に残る名作だと思います。
一般人さん 10点(2003-05-24 22:16:54)(良:1票)
110.青春映画。大学卒業してから気が付いた。なにかに熱中できるっていいことだ。つうか、あの頃にもどりてー。
ああああさん 10点(2003-04-05 01:02:38)(笑:1票)
109.僕は小学生の時になにげなく見ました。大きくなるにつれてこのアニメが気になりだし、題名をなんとか思いだして再び見ました。すばらしかったです(これしか言えない自分が情けない・・・)。感想は人それぞれでしょうが、僕の中では最高のアニメの一つです。
ららさん 10点(2001-05-26 22:52:41)(良:1票)
108.物語の起伏が少ないように感じたが、打ち上げ前の戦闘と、打ち上げシーンはカッコよかった。
哲学、宗教的なセリフが多く、大人向けな作品。
主人公の声が森本レオなのがすぐに分かり、森本レオの顔が頭から離れず、そこは残念でした。
へまちさん [インターネット(邦画)] 6点(2023-01-03 13:07:16)
107.《ネタバレ》 100点満点でレビューします。

■画質 95点
単純な絵としてはやっぱりほとんどアマチュアの人たちが描いてるので荒い部分もあるが、
通貨から文化から一から作ってあるだけあってビジュアルは非常に良い。
惜しむらくは、キャラデザをしてた人がもうこの絵を描けないってことくらいか。

■音楽 100点
確かサントラを持っていたと思いますが、半数くらいは上野さんで、坂本さんはメインテーマだけかもう一曲かそのくらい。
これもまた異世界を強く意識づけるものが多く名曲揃い。

あとは、出会いですかね。
少なくともリアルタイムではなく、最初はDVDあたりだったと思うんで20年前後くらい前ですかね。
ガイナックスアニメでいうとカレカノやフリクリと同時期に見たんじゃないかなぁと。
最初はそこまで好きにならなかったんですが、数年置きに見てたらいつのまにか家にBDが。。。

内容は、誰も宇宙を目指してなかった頃にギリギリ宇宙空間に行けるか行けないか
程度の技術力で宇宙を目指す人たち、といった感じですかね。
情熱を持っているのはごくごく一部でほとんどの人は本気ではない、主人公もそんな一人。
ある日主人公は宗教家の少女に出会って、、、という。

あー、そういえば、見てて気まずくなるシーンがあるんですが、それの作画が確か江川達也さんでしたね。
それは本当にどうでもいいですが、宇宙ものとかSFものとか異世界ものとか考えずに
青春もの、として見ていただくのがいいんじゃないかと。
にしても80年代は本当、冒険してるアニメが多かったなぁ。
にんじんさん [ブルーレイ(字幕なし「原語」)] 9点(2019-10-09 23:19:50)
106.7, 8才の頃にテレビで見て、幼心に衝撃を覚えた。その後、どのアニメを見ても、あの時ほど興奮できず、アレは果たして夢だったのかと思っていたのだが、高校の時分にようやく再開できた。得てして、幼少の記憶は誇張されがちだが、この作品は記憶を大いに上回ってきた。BSアニメ夜話で岡田斗司夫が言っていたが、「現実世界のモノって、いろんなデザイナーがそれぞれのセンスでデザインしてるわけですよね。この作品でも、デザイナー10人ぐらいでみんなに思い思いにモノをデザインしてもらって、それがこの作品の世界観に寄与している」的なことを言っていて、更に、坂本龍一も「どこでもない、しかし、どこかの国の音楽を意識して作った」ようなことを言ってたり、とにかく、我々の知っているどこかな気がするけど、地球上のどこにもない異世界の話をうまく描いた作品なのだ。森本レオの声優も素晴らしい。幻想快楽主義者はツボを突かれまくると良い。
よこやまゆうきさん [ビデオ(邦画)] 10点(2017-05-26 03:11:37)
105.《ネタバレ》 信仰心に目覚めたという背景は有るとしても、あれだけの苦労と努力をして周回軌道に乗ったのだから、
作品の中で一言でも構わないので計画が成功した喜びを爆発させる場面を観たかった。
エンドロールで主人公が帰還後に笑っているかの様な挿絵を見ることは出来るが、どうにも物足りない。
満点で無いのはそれが理由。 アンタバライ!!
たくわんさん [DVD(字幕)] 8点(2016-07-05 13:34:34)
104.《ネタバレ》 シロツグや仲間たちが
成り行きのように始めたはずの宇宙開発へ情熱を傾けたように
未知のものに挑み、新しいものを生み出すことは人の本能のようなもの
そして、その本能こそが
原始人の時代から、今の世界へと変化させた最大の力

ですが、より良い進歩を求める探求心や情熱が
利害や貧富や憎悪や格差を生み出してきたことも事実

進歩を求め続ける人類にとって
その二律背反は、永遠に終わることはないでしょう

それは人類の業であり、哀しさ
その中で私たちは何を思い生きていくのか

美しい透明感と力強さがありながら
何かが心に引っ掛かって残るような坂本龍一の音楽だけでも珠玉の映画です
こっちゃんさん [ビデオ(邦画)] 10点(2016-05-21 01:06:16)
103.《ネタバレ》 精緻に作り込まれた世界観は素晴らしい。年月を経ても古びない名作といっても良いと思います。ただし、脚本は別。世界観とは裏腹にこなれていない脚本のせいで微妙な出来になってしまいました。まるで脚本の初心者用のテンプレートを使って作ったような出来。-どこか映研の素人が作ったように感じられるのはこの辺のせいでしょうか。脚本がもっと凝縮していれば文句のつけようがない名作映画だったと思うのですが。
kirieさん [DVD(邦画)] 6点(2015-02-15 21:44:03)
102.《ネタバレ》 この映画は庵野の作品で最も退屈であり、最もワクワク興奮する最高のアニメの一つだ。
自暴自棄になり女の子を襲いそうになる主人公、だが女はそんな男を許し、新しい道を示してしまう。

主人公は宇宙に自分の道を見つける。あのロケットを空にぶち上げる瞬間を待ちわびる時の興奮!淡々とした言葉と空気が緊張を盛り上げ、凄まじい噴射煙がもうもうと画面を包み込み、ロケットが天高く空に上がっていく瞬間!!製作サイドと劇中ストーリーのシンクロが、そのまま作品の凄味になっているんだ。
森本レオも声を演じるという意味では“素人”同然。ナレーションに反して、シロツグの口調は不安が混じったような声だった。
その瞬間までをメチャクチャ盛り上げる坂本龍一の音楽よ!

この作品を見た後に、庵野の大阪芸術大学時代の創作の数々も見て欲しい。アマチュアとは一体・・・あんたすげえよ庵野。
すかあふえいすさん [DVD(邦画)] 9点(2014-12-26 22:14:23)
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【点数情報】

Review人数 121人
平均点数 7.24点
010.83%
110.83%
210.83%
375.79%
486.61%
5119.09%
61411.57%
71310.74%
82117.36%
91814.88%
102621.49%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.25点 Review8人
2 ストーリー評価 7.00点 Review13人
3 鑑賞後の後味 7.35点 Review14人
4 音楽評価 8.23点 Review13人
5 感泣評価 5.83点 Review12人
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