61.《ネタバレ》 絶望感しか覚えなかった「3」、そしてやはり失笑することしか出来なかった先だって放送された「THE LAST TV」を観て、決して“希望”なんて持たずに“事故り”に行ったのだから、怒りなんかしない。 ただただ、面白くなかった。それだけのこと。 と、このシリーズのファンでなければ端的に割り切れられるのだけれど、やっぱりそうもいかない……。 冷静に振り返ろうとすればするほど、あまりのお粗末さに怒りと呆れを禁じ得ない。 シリーズを通じて15年の長きに渡り、同じ俳優が同じキャラクターを演じ続けているのに、「3」も含め、揃いも揃ったキャラクター達に、かつてあった「魅力」を微塵も感じることが出来なかった。 シリーズが長い年月に渡った故の、俳優達の必然的な老いや喪失が、影響していることは仕方が無い。 ただ問題はそういうレベルのことではない。キャラクターに魅力が無いのは、俳優達のせいではない。 間違いなく、監督と脚本家とプロデューサー、この3人のせいだと断じてしまって構わないと思う。 「3」の時にも大いに感じたことだが、このシリーズを生み出したのはこの3人であり、このシリーズを味がなくなるまで噛んで吐き捨てたのもこの3人である。残ったのは、悲劇的に無惨な食べカスだった。 少し踏み込んで言及するならば、“犯人”となる3人のキャラクターが可哀想なくらいに祖末過ぎる。 犯人役を演じたこの3人に限ったことではないが、演じた俳優が可哀想に思える程に見せ場が無く、薄っぺらなキャラクター描写が、この映画における最大の「敗因」であり、それを通したシリーズの“創造者”たちが諸悪の根源であることは間違いない。 ああ、ほんとうにきりがない。 ラストの阿呆みたいな仰天シーンや、室井にギャグ的台詞を連発させる愚かさ等、他にも言いたいことは尽きないけれど、そろそろ終えて、この最後の2作品の存在を忘れて、15年前のテレビシリーズから今一度見直したい。 今作における唯一のハイライトは、過去作のシーンを羅列したオープニングタイトルの高揚感のみだ。 「踊る大捜査線」の大ファンだからこそ敢えてはっきり言う。 きっぱり「駄作」、「希望」はない。 【鉄腕麗人】さん [映画館(邦画)] 0点(2012-09-11 00:46:39) (良:3票) |
【小星】さん [地上波(邦画)] 2点(2013-10-06 16:04:45) (笑:2票) |
59.《ネタバレ》 スカラ座の初日舞台あいさつに行き、さらにその日の最終回も観てきました。つまり二回wwwとてもよかったです。個人的には3より好きかも。もうこれでファイナルって言ってますが、ファイナルなんて言わずに何作でも作って欲しいです。それが本音ですね。今回は一つの事件だけに焦点を絞ってるので、わかりやすくてよかったです。毎度、踊るは何件もの事件を同時進行で走らせてましたからね。そして青島君とすみれさん。いや~~~良かった良かった。もう最初の夫婦のシーンからもう嬉しくて嬉しくて。この二人には幸せになって欲しかったですからね。当然、あの抱っこシーンはツボでした。女子的には、胸キュンですよ。和久君の「え~?」には笑ったけど。このまま付き合っちゃえ~~結婚しちゃえ~~って思いました。真下と雪乃ばっかりずるいよね。青島君と室井さんのコンビ復活も萌えましたねぇ。所轄と本店の刑事が一緒に捜査。個人の判断に任せる。責任は俺が取る。俺はあんたを信じる。あんたも俺を信じてくれ。いや~~ん。思い出しても泣けます。さ、明日も観に行きますよ~(たぶん5回は見るなこりゃ) 【ゆみっきぃ♪】さん [映画館(邦画)] 10点(2012-09-08 03:00:36) (良:2票) |
58.《ネタバレ》 TVシリーズの最初から順番に鑑賞。 前作よりはマシだったが、イマイチ感が否めない。 前半はそこそこだったけれど、後半の展開が強引だったりで、 尻すぼみだった。 青島刑事と恩田刑事の関係、室井さんの出世など、 「THE FINAL」と銘打った限りは一定の区切りをつけて欲しかった。 これでは、世間の反応次第で「THE FINAL 2」を作ろうとしていたのではないか、と思えてしまう。 【2年で12キロ】さん [インターネット(邦画)] 4点(2022-08-14 20:55:21) (良:1票) |
57.《ネタバレ》 相変わらず組織上層部は腐り果て、現場最前線だけが正しい。こうした描き方はこのシリーズが流行らせ、警察だけではなく会社やら学校やら何やら、各映画ドラマ小説に於いてよく使われるようになった。それの是非をどうこういうつもりはないが、こういう内容で警察から抗議は来ないのか?と思ってしまった。派手な内部犯行…しかも動機不鮮明なシリアルテロリスト的な人たちが騒いでいて、上層部は抜群の無能ばかりで、私は警察関係者ではないが、そういう方々が見たら怒るかなあと感じた。 それはそうと内容だが、これまでのシリーズ要素を叩き込んで祭りに仕上げたのは悪くない。いつものようにストーリーは無茶苦茶だが(でも前作よりはだいぶマシ)、いちいち突っ込んでいては身が持たない。安心できるキャスト、訴求力のある音楽、上滑り気味のギャグ、大物俳優のチョイ出演などを楽しめればストーリーなんてどうでも…良くはないが、もういいやという気にさせられる。これがシリーズ初見の方は少ないだろうし、これまで支持してくれたファンの皆さんありがとう!あれもこれも出すよ!セットや撮影はお金かけましたよ!最後はバスが突っ込むよ!いいセリフもあるよ!だからストーリーは大目に見てね!というフェスティバル映画ということでもういいんじゃないでしょうか。 しかしファイナルという割りには人間関係を根本から動かすような大ネタはなかったので、興行収入さえ良ければまたやる気満々だったのではないかと思う。良くなかったようなのでどうなるか。 【カツルギ】さん [映画館(邦画)] 6点(2014-09-28 17:49:14) (良:1票) |
56.《ネタバレ》 犯人の動機やバスの場面など不可解な点が多い。シリーズの雰囲気はある程度継承しているが・・・ しかし、刑事ドラマの常識を破った歴史的なシリーズのLASTとして、大人の事情で水野美紀がメジャー作品に出ていない時期にあえて出演させた事が唯一の希望であり、日本の芸能界の悪しき風習に挑戦した事は常識破りの刑事ドラマの面目を守ったと言えると思う。それだけが救いであるし、それが最大の魅力。関係者の勇気ある配役に敬意を表して3点とします。 【NAONAO】さん [映画館(邦画)] 3点(2014-09-05 20:28:04) (良:1票) |
55.《ネタバレ》 シリーズ完結編となる劇場版第4作。今までの劇場版では複数の事件が並行して描かれていたのだが、今回描かれる事件は一つだけであまりゴチャゴチャしておらず、わかりやすいし、作り手も最後というのを意識してか、けっこう気合が入っているように感じる。しかし、途中までは面白く見れたのだが、青島が犯人(香取慎吾)の居場所を見つけ出すくだりが滅茶苦茶(バナナって。)だし、その後、体調不良のために刑事を辞めて故郷に帰るために夜行バスに乗っていたすみれがそのバスで倉庫に突撃するのももうどうなってるんだという感じしかせず、今までシリアスだった物語がここでいきなり壊れてしまった印象。それでも冒頭から松本晃彦のテーマ曲がかかるのは嬉しい(やっぱりこれがないと「踊る大捜査線」という感じがしない。)し、青島と室井のコンビもこうでなくてはと思わされる。もうこれだけで「踊る大捜査線」らしいと感じることができるし、このあたりは前作よりよっぽどいい。それだけにやはり犯人を逮捕に至る展開の適当さが残念。終わり方も完結編と謳っていながらそれらしい雰囲気がほとんどなく、いつもと同じような感じになってしまっていて、これでこのシリーズすべて見終わったという感慨がなにもない。せめて最後は青島とすみれが刑事を辞めて冒頭の張り込みでやっていた唐揚屋を本当に始めるという結末でよかったのではないかと思ってしまった。(冒頭のシーンを見てラストシーンの伏線だと思った人は多そう。)前作よりは面白く見れたので5点だけど、10年以上続いたシリーズの締めとしてはなんか違うし、投げやりな部分もありすっきりしない。「新たなる希望」というサブタイトルもただ「スター・ウォーズ」にあやかっただけでとくに意味はないような気がした。まさか数年後、「スター・ウォーズ」のように新シリーズぶち上げたりはしないだろうなあ。とりあえず本当に終わらせる気があって作ったのかと、見始めた時とは逆のことを見終わってから思ってしまったのは確か。 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 5点(2013-09-17 02:54:28) (良:1票) |
54.《ネタバレ》 「ファイナル」って印象が無く、「希望」も覚えません。ホントにこれで終わりにするんでしょうか。オープニングよろしく、二人一緒に辞職して唐揚げ屋さんでも開店してくれた方が、まだ納得できます。組織における「現場」と「上」の整合が一貫したテーマだったはずです。そこに決着を付けないまま、小ネタが尽きたから「打ち止め」と受け取れました。大きなムーブメントを起こしたタイトルとしては、残念な中途半端です。それでも、青島を中心にそれぞれのキャラが立っていた前半は楽しく見られたのも事実で、改めて最初のTVシリーズが担保した資産の大きさに感心した次第。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2013-07-23 02:08:13) (良:1票) |
53.《ネタバレ》 劇場を後にし、まず口をついたのが「バスは無いな…」。一緒に劇場鑑賞した妻と一致した感想でした。青島のカンのみに頼った犯人追跡や、香取+バナナの悪ふざけ(スポンサーの意向があったであろう事は想像に難くありませんが、観客にとっては関係ない話です)、予告篇のためのみに撮られた青島の転倒シーン等、後半は難点満載でしたが、あのバス突入がトドメを刺しました。値千金ならぬ値罰金。なんとか踏みとどまっていたシリアス調の物語が一撃でひっくり返りました。確かにフォークリフトじゃなくて、バスの方がインパクトはあります。でも最低限のリアリティを担保しなかったら、コメディになってしまいます。コメディテイストは『踊る』の大きな魅力の一つ。でも完全コメディになったら『踊る』ではありません。超えてはならない一線を越えてしまいました。また久瀬(香取)が本気で真下の子供を殺そうとしていた事にもドン引きしました。単なるキチ○○ですやん。そしてそのテロが警察の組織改革の発端となるという、結果的にテロリストの思惑通りの結末。青島は和久さんに言われたはず。正しいことをしたかったら上に行けと。偉くなって、組織を中から変えろと。青島や室井が矛盾だらけの組織の中でも信念を失わず、正義を心に秘めて戦ってこられたのは、この思いがあったから。テロが引き金となって世界が変わるなんて希望、自分は見たくなかったです。前半の出来が素晴らしかったのとお疲れ様の意味も込めて6点を進呈しますが、後半の展開はいただけません。いくら室井がサル顔だからって「バナナだ」なんて台詞を言わせたらいかんですよ。 【目隠シスト】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-09-27 19:57:52) (笑:1票) |
52.《ネタバレ》 もうファンでもないのに映画館まで観に行った私が悪いということでしょうが、折角1,800円払ったので言いたいことを言おうと思います。最後までテレビドラマの質から脱却できない作品だったなというのが率直な感想です。「海猿」シリーズみたく続編になるに従ってステップアップするならいいですが、「踊る」シリーズはいつまでたっても10年以上前の演出方法を繰り返しているのでホントにルックがショボく感じます。未だに作り手の頭は90年代なんでしょうか。捜査本部の会議室は無駄に暗かったり(明るくしないと目悪くなるよ)、警視以上のお偉方がいる部屋は月明かりの下みたいにメチャ暗い。こんな"暗い部屋にいてしかめ面してたら悪役っぽい"なんて演出しているからバカみたいに見えるんですよ。警察の犯行をもみ消そうとするお偉いさんが全員の前で「さて、臭いものに蓋をしようかな」ってそれ「お主も悪よのう」くらい間抜けな台詞でしょ。なんで声に出して全部説明しちゃうのよ。観客をハラハラさせようとするなら音でビビらせる演出しか出来ない。観客を盛り上げようとするとテーマ曲をうるさい位大音量で流す演出しか出来ない。なんかちょっとでも新しいことしようとか監督は思わないのでしょうか。脚本が崩壊しているのはこのシリーズ毎度のことですから別に期待もしてなかったので気にしていませんが、せめて撮影くらいは真面目にしましょうよ。オープニングから東京スカイツリーを斜めにして撮る!しかもなぜか微妙に斜めに(ピサの斜塔くらい絶妙な傾き加減)。今年完成したばっかりなのに不吉!!最後の初代プレステのムービーみたいなバスのCGには何も言うまい。前作までの様に出オチのようなギャグを後半のシリアスな場面で挟んでこなかったのが本作の唯一の利点だと思います。但しそれ普通の映画だったら普通に出来ていることですからね。やっぱりダメか。スッカスカの内容を適当にでっち上げて昔からのファンから金を吸い上げるのは結構ですが、こんな全体的に古臭い作りの映画が現代の日本のスタンダードとしてヒットしていれば当然邦画のレベルも下がらざるを得ないなと痛感しました。世界よ、これが日本映画の現状だ。最早、邦画界の癌。 【民朗】さん [映画館(邦画)] 2点(2012-09-22 23:56:42) (良:1票) |
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51.最終作なのか、これから新シリーズを始めようというのか、よくわからんタイトルですが、前者だとして(多少、疑心暗鬼)、まあ、有終の美と言ってよいのではないでしょうか。 ビール騒動を始め、細かいギャグがふんだんに盛り込まれて、ちょっと悪乗りし過ぎかとも思うのですが、それでも物語の中心となる事件の魅力で、グイグイ引っ張ります。今回の事件においては、いわばこのシリーズを特徴づける「本庁vs所轄」「会議室vs現場」といったテーマがズバリ、軸となっていて、そういう意味でも、シリーズ総決算、という趣きがあります。ゴタゴタした署内の描写とか、大規模な展示会の描写とか、スケール感には事欠かないし、物語における伏線の数々にも唸らされたり。 しかし最終作の最終作らしさというと、青島クン、ここでも颯爽と走って見せる、のかと思いきや、コケちゃうのよね、腰痛だから。長年の現場生活で、彼もボロボロなら、すみれさんもボロボロ。いや私もボロボロなんですけどね、ははは。 深刻な事件を荒唐無稽な展開でぶった切って見せた後、このラストにはいささかコソバユイものがありますけれど、また新しい一日が始まるんだなあ、という訳で、気持ちよくシリーズを締めくくってくれました。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2020-01-23 21:40:17) |
【すたーちゃいるど】さん [地上波(邦画)] 6点(2017-06-12 15:21:41) |
49.《ネタバレ》 「踊る・・」の大ファンなので点数甘めです。 冒頭のシーンだけで終わって欲しかったなぁって感じ。今回の一連の事件の根幹の原因を作り、movie1の時から感じの悪い嫌な命令を出していた無能な「池上警察庁長官」「安住警察庁次長」が横山人事院執行官から「辞職勧告」を受けたシーンはこれまでの悪政が亡くなり”新たなる希望”が生まれたのかなぁと救われた気持ちになった。 エンディングロールの最後にあった「すみれさんとのツーショット」がこの本編の後のことだといいなぁとつくづく思う。 今更なんだが 低予算で 最初のころの「警察官は公務員、普通のサラリーマンと同じ」というコンセプトに戻ってギャグと小ネタをちりばめ ながらチマチマ所轄の仕事こなしていくTVドラマをずっと続けて欲しかったなぁ 亀P いや社長が恨めしい。 【だだくま】さん [映画館(邦画)] 6点(2015-09-23 12:48:37) |
48.《ネタバレ》 THE FINALと銘打つだけあって、大物俳優をガンガン使い捨てしていました。映画化してからの賛否はいろいろありますが、間違いなく日本の映画史の記録に残るシリーズとなりました。もう観れないとなると少し寂しいですね。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-03-07 17:15:21) |
47.《ネタバレ》 唐揚げ屋さんで始まるオープニングからのあのテーマ曲が流れはとてもいい感じでテンションは上がり気味。だがしかし、中盤からは・・・犯人の動機がいまいち不明瞭、展開的にも盛り上がらない、そして、とどめはバナナ・バス突入への流れ…マジで意味不明や・・・バスが運転できたんだね(大型免許持ち)、でもたまたま轢かなかったけど際どかったよ…。ド派手な演出を優先したと思われる制作側だけの自己満は、まさに観客置いてけぼりの典型的なモノ、てゆうかバナナもったいな…。こんな脚本が通ってしまうなんて信じられない…制作者側が力を持つのも善し悪しということでショウ 【Kaname】さん [CS・衛星(邦画)] 1点(2014-01-23 18:04:11) |
46.《ネタバレ》 この「踊る大捜査線」シリーズはテレビドラマ版は楽しく観ていたのだが、大金つぎ込む映画版から、個人的には非常につまらなく感じている。ドラマ版は警察組織を普通の会社に見立て、サラリーマン警官のようなテイストが新鮮で作品全体に良い味を出していたのだが、それは派手なシーンを控えた演出による効果もあったからだと思う。ところが映画版は派手なシーンが多すぎる。どうでも良い小ネタ的な要素まで大げさに見せようとするので、見ていて白けるのだ。本作品もまた然り。ビールの誤発注も地味な小ネタで見せるなら「もしかしたら有り得るかも」と思わせることが可能なのに、大量に発注したモノをひたすらシートで隠して難を逃れようとする様は、「その後どうする気?」と苦笑するしかない。その為、登場人物全員がバカにしか見えないのだ。シリアス場面も同様。クライマックスで突っ込んでくるバスには呆れ果てた。彼女は一体何がしたかったのか?主人公達を助けるにしても、無謀に突っ込めば誤ってひき殺してしまうのは小学生だって判断出来る。そもそも、何故突っ込む?全く理解不能だ。派手なシーンを作れば面白くなるとは限らない。派手なシーンで面白くするには、それなりのお膳立てがキチンと組み立てられていなければいけないということを制作者達はわかっていない。 【へろへろ】さん [地上波(邦画)] 3点(2013-12-29 14:00:57) |
45.《ネタバレ》 前作よりいいかな オープニングはお祭り感があってなかなかいい おおこれは中々いいじゃんと言う期待させる始まり しかしあいかわらず突っ込みドコロ満載 このシリーズ、もうひとつコメディーとかファンタジーとかに突き抜けてくれれば ご都合主義の違和感が薄れるのだけれど とにかく次々とおこる意味不な事態を一つずつ見なかった事にしないと楽しめない ちょっと上げてみようか 第一の容疑者を警視庁がでっちあげて、その容疑者のアリバイを所轄が証明しているのにもかかわらず無視して逮捕、その誤認逮捕の責任を逮捕した警官(青島)に取らせてくび、しかも暴力で取り調べの嘘条件付き ついでに上司も責任を取らせてくび(室井さん)その不祥事隠蔽工作をたくさん人が居るところで堂々と告知 ありえねー 捜査においても誘拐された子供を探し出すのは何の確証もなく全てが青島の感(笑)途中唐突に古傷が痛んで倒れるがまるで撃たれたかのような泣かせシーン、ここにいたっては本当に笑ってほしいのかとしか思えなかった そもそもきっかけになった6年前の誘拐事件が48時間で交渉係の真下警視が捜査を本庁に移譲した結果、子供が殺された復讐に真下の子供を誘拐したのである ならば犯人が復讐を考えるならば48時間を越えた真下が捜査を移譲したくはないがそうせざるを得ない状況に追い込んでこそ復讐が完逐するのである そこを物語のクライマックスに持ち込むのは素人でも考えつくと思うのだが、そこは完全に投げっぱなしの驚き演出、真下の焦燥とかはまったく描かれない 描かれないのはそもそも6年前の誘拐犯自体がただ死体でしか出てこないので本当に誘拐犯だったのかすら希薄なので復讐自体がピンとこない クライマックスで突然バス乱入(ここまでくるとあまりにもばかばかしいので許す)ラストも犯人達が余りにも偉そうなので誰が逮捕されたのかもよくわからない、なので犯人逮捕のカタルシスがまるでない エンディングはいつもの青島の室井賛美的説教&夕日に向かって走る青島 ここまでくると本当に笑って欲しいんでしょうと思わせる演出 いいところも一つあった深津絵里演じる恩田刑事がやめる時に上司に「お世話になりました」と言うと上司は「世話なんかしてないよ 僕が世話になっただけだ」みたいな事を言う、その時の深津絵里の嬉しそうな悲しそうな横顔がグッと来た この映画で一番良かったと思った場面だった 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2013-12-20 22:36:00) |
44.《ネタバレ》 ドラマの本放送もそんなに熱心に見ていたワケじゃない俺でも“あの曲”をバックに画面に流れる過去映像のコラージュで、もうすっかり胸熱になっちゃうから不思議(笑)。やっぱりこの作品は“あの時代”を象徴する存在だったンだな~(なぜか過去形)と改めて思うワケです。しかし…“大切な命を奪われた”にしても“組織の腐敗許すまじ”にしても、まぁおっしゃるコトは分かるケドさ、子供は殺したらダメだろ~。過去の殺害時間に合わせて、寝顔の写メを捜査本部に送るだけで意図は伝わるべさ。「おいおい!マジで殺す気だったんかーい!」とビックリしちゃいましたよ(苦笑)。 他にも“突然バス”とか“慎吾の無駄遣い”とか“「バナナだ」って指示なんだよ”とか言いたいコトは色々ありますが、エンドクレジットに織田裕二の歌が流れてくれば、これはもう気分は大団円なワケです(笑)コレってやっぱり、なんだかんだで歴史のある作品の強みなんでしょうね。「らぶ、さんばでとぅ~な~い♪」 【幻覚@蛇プニョ】さん [地上波(邦画)] 6点(2013-11-17 07:57:29) |
43.ある意味何も変わっていない登場人物達は見ていて安心感があるものの、演出が過度過ぎて、現実に引き戻される感が強かったです。特に、高速バスが突っ込んで来て、横転するシーン。CG過ぎる絵と、大惨事にならない(上手く、人が死なない)ドラマ的な安さに、かなり興醒めしました… 楽しめる部分もありますが、「最後」という意味では、ガッカリな部分も多々ある映画でした。 【sirou92】さん [インターネット(字幕)] 4点(2013-11-16 19:50:34) |
42.劇場じゃなくテレビで毎週やってくれればいいのに。ドラマ版のおもしろさと劇場版のがっかり度の差が大きすぎる。シナリオに無理があるのは邦画だしこんなもんでしょう。みんな出てたし、最後の祭としてはいいんでは? |