ザ・マミー(2017)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ザ・マミー(2017)

[ザマミー]
TIGERS ARE NOT AFRAID
(Vuelven)
2017年メキシコ上映時間:83分
平均点:6.50 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-01-25)
ホラーファンタジーミステリー
新規登録(2019-07-10)【かたゆき】さん
タイトル情報更新(2022-11-17)【タコ太(ぺいぺい)】さん
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あらすじ
麻薬戦争によって荒れるメキシコ。そんな中でも母と二人で仲睦まじく暮らす少女エストレヤ。しかし、ある日突然最愛の母が行方不明となってしまう。直後から周囲で奇妙な現象も起きるようになり、いたたまれなくなった彼女は母を捜しに家を出る。彼女はスラムに暮らす孤児グループを頼り生活するようになるが、孤児たちを付け狙うギャングのメンバー殺害事件をきっかけに逃亡生活に追い込まれてしまう。そんな彼女の耳には時折り母の声が… 母は一体どこに?そして何を求めているのか? 世界各地の映画祭で受賞したメキシコ発ダークファンタジー。
ネタバレは禁止していませんので
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【クチコミ・感想】

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4.《ネタバレ》 宣伝文句に、ギレルモ・デル・トロ監督絶賛と書いてあったんですが、
本作を鑑賞していてギレルモ監督の「パンズ・ラビリンス」を思い出しました。
あの作品も、主人公の女の子が辛い現実から逃れるために空想の世界に思いを馳せていたと思うのですが、
本作もそのストーリーラインだなと。麻薬戦争なんてものが繰り広げられるメキシコの厳しい現実の前に、
女の子は空想の世界以外に逃げ込むしかなかったのでしょう。
子供達が暮らす廃墟みたいなところは不思議と美しさも感じられ、燃えるグランドピアノであったり
水の溜まり場にいる色とりどりの魚たちであったりと退廃の美みたいなものを演出してましたね。
小さい子供が銃をぶちかましてたり、その犠牲になったりする様は観ていて辛いものがありますね。
あろえりーなさん [インターネット(字幕)] 6点(2024-09-06 16:45:18)
3.子供達は絶望的な生活をしているが、明るく振る舞ってるのが心に刺さる。
センブリーヌさん [インターネット(字幕)] 6点(2023-03-07 15:07:00)
2.《ネタバレ》 全編を彩るモノクロと見紛う様な暗い色調。登場人物の表情に差す暗い影。実際にヒロインに見えているのかいないのか、ある時は彼女を追うように、またある時は彼女を導くかのように縦横無尽に走る血の筋と蝙蝠のような小さな生き物。そして、壁から動き出す絵や縫いぐるみのトラ。

主要な画面の殆どを個性豊かな子どもたちだけで演じていて、劣悪な環境・状況の中、明るく逞しく生きている姿が等身大にリアルに描かれています。

舞台は揃った、あとは肝心のストーリーをどう展開していくか?といったところですね。

比較的短い尺の中、描き切れていない部分(例えば母娘の暮らしぶりや少年とギャングとの関係性など)もあるように思えますが、逆にあまり丁寧に描いてしまって長尺になるのもいかがかな?とも思えます。個人的には適度に省かれていた方がファンタジー的には良かったのかなと。

ラスト、細やかな幸せを奪った憎きギャングを母の元に連れて来た愛娘に、一人でも生きていける強い子になったねとの思いを告げるかのように、大きくなったらあげると約束していた鳥のブレスレットが母の手首からエストレヤの手首に飛び立ちます。

救いようのないような暗く悲しい物語に一筋の光を与え、扉を開けた少女の行く先には緑に輝く草原が広がる。ホラー転じてヒューマンドラマとしての締めくくりは美しいものでした。

ちなみに、邦題は少々ホラーを意識し過ぎているかのように思え、ストレートに母親を持ち出さなくてもいいように思えます。さりとてスペイン語の原題は少々分かりづらく、少々思わせぶりな感はありますが英題が一番しっくりと来ました。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-11-17 11:08:54)
1.《ネタバレ》 2006年、麻薬戦争が激化し始めたメキシコ。十数万人規模の死者と行方不明者を出し、さらには残されたその子供たちも孤児となって過酷な生活を強いられたのだった。母とともに平凡に暮らしていた11歳の少女エストレアもその一人。ある日突然居なくなってしまった母を捜して街のストリート・チルドレンと行動を共にするようになった彼女は、生きるためにスラムの劣悪な環境で暮らし始める。すると、何処からともなく自分のことを呼ぶ母の声が聞こえるようになり、さらには現実とも幻想ともつかない不可解な現象を垣間見るようになる。だが、子供たちのリーダー格だった少年シャイネが街のギャングからピストルとスマホを盗んだことから、彼女の身に容赦のない現実が襲い掛かってくるのだった…。麻薬戦争で荒廃したメキシコのスラム街を舞台に、そんな過酷な運命に翻弄される少年少女たちを幻想的な映像で描いたダーク・ホラー。第三世界でたくましく生きるストリート・チルドレンたちを主人公にしたホラー作品という珍しい設定に惹かれて今回鑑賞してみました。冒頭、壁に描かれた落書きのトラがいきなり動き出し、夜の街を疾走し始めるという幻想的な映像から摑みはばっちりでした。主人公エストレアの周りで繰り返されるホラー描写もなかなかエッジが効いていて大変グッド。エストレアをはじめとする孤児たちもみな個性豊かで魅力的なのも良かったですね。メキシコの苛烈な麻薬戦争と幻想的なホラーを融合させるというそのアイデアも新しい。ただ、それが巧く行っているかというとそうでもないのが本作の欠点。ところどころその二つが有機的にうまく絡み合ってないように感じてしまいました。あと、失踪前のお母さんの描写がほとんどないため、主人公の哀しみが今一つ伝わってこないのも残念な点の一つ。水溜りに泳ぐカラフルな魚や突然動き出す落書き、主人公を付け狙うように動く血痕など映像的にはけっこうセンスを感じただけに惜しい。この監督の次回作に期待ってことで。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2019-07-10 20:01:11)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 6.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6375.00%
700.00%
8125.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.00点 Review1人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 Review0人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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