フォードvsフェラーリのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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フォードvsフェラーリ

[フォードバーサスフェラーリ]
Ford v. Ferrari
2019年上映時間:153分
平均点:6.84 / 10(Review 37人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-01-10)
公開終了日(2020-05-02)
ドラマ
新規登録(2019-11-28)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2022-07-24)【Olias】さん
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監督ジェームズ・マンゴールド
演出鍛治谷功(日本語吹き替え版)
キャストマット・デイモン(男優)キャロル・シェルビー
クリスチャン・ベール(男優)ケン・マイルズ
ジョン・バーンサル(男優)リー・アイアコッカ
カトリーナ・バルフ(女優)モリー・マイルズ
トレイシー・レッツ(男優)ヘンリー・フォード
ジョシュ・ルーカス(男優)レオ・ビーブ
レモ・ジローネ(男優)エンゾ・フェラーリ
レイ・マッキノン(男優)フィル・レミントン
ノア・ジュープ(男優)ピーター・マイルズ
平田広明キャロル・シェルビー(日本語吹き替え版)
宮内敦士ケン・マイルズ(日本語吹き替え版)
坂詰貴之リー・アイアコッカ(日本語吹き替え版)
恒松あゆみモリー・マイルズ(日本語吹き替え版)
廣田行生ヘンリー・フォード(日本語吹き替え版)
木下浩之レオ・ビーブ(日本語吹き替え版)
脚本ジェズ・バターワース
音楽マルコ・ベルトラミ
撮影フェドン・パパマイケル
製作ジェームズ・マンゴールド
ピーター・チャーニン
ジェンノ・トッピング
製作総指揮マイケル・マン
アレックス・ヤング〔製作〕
配給20世紀フォックス
衣装ダニエル・オーランディ
編集マイケル・マッカスカー
アンドリュー・バックランド〔編集〕
録音ポール・マッシー[録音]
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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12
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37.《ネタバレ》  判るわー、ル・マンはしばらく走ってないけれど、ミュルサンヌコーナーでのブレーキングはかなり勇気が試されるわよねー(もちろんゲームでのハナシ)とか、そんなに回転数を上げたいならHONDAのVTECエンジンを使えばいいじゃない、9000回転なんか楽勝よ(登場はこれより25年くらい先のハナシだわ)とか、アホなコト考えながら楽しんでたけれど、でも楽しめたけど色々ひっかかった、みたいな映画だったわ。

 まずいちばんひっかかったのがフェラーリがただのマヌケな悪役。あんた、フォードなんてマスタングとフェスティバくらいしか知らないわよ、ってゆーかフェスティバ作ってたのはマツダだわよ、フェラーリなんかテスタロッサとかF40とかF355とかエンツォとか名車いっぱいあるのに、そのフェラーリをバカにしてるの?みたいな。まあ、市販車じゃなくてレースでのハナシだし、フォードも企業としては悪として描かれてたのだけどもね。
 でもフェラーリのピットクルーのバカっぷりは、デイモンがいちいちやらかす小賢しいマネ(ストップウォッチとかナットとか)も含めて見ていて決していいキモチはしないわ。
 この映画はそういうノイズがいっぱいあって、ストイックなベールと対比させ存在を浮き上がらせるための手段ではあるのだけど、あくまで雑音は雑音なので鬱陶しいのよね。
 それは彼を取り巻くもの総て、そう、フォードの姿勢やフェラーリの在り方、デイモンのキャラだけじゃなくて、彼の奥さんや子供の存在にまで及ぶわ。夕暮れの親子のシーンなんて素晴らしい空気感だったりするのだけど、基本は彼の周囲がいちいちしゃしゃり出てきてノイズとなって翻弄されてるの。なんだか気の毒だわ。
 そういうゴタゴタしたシーンを置くのなら、一方でもっともっとベールとマシンが対話するシーンに拘りまくって欲しかったわ。
 エグゾーストノートとロードノイズに包まれたコクピットで感じる高速の世界、それは音響過剰気味な109二子玉川のIMAXでも満足できるレベルではなくて。彼が独り解放される世界の美しさ、それをキッチリ対比できていたら、って。もっとフェティッシュで良かったと思うの。

 CGであり得ない走り方してまーす、って状態ではなくて、キチンと路面を捉えて走行してる画です、って、そういうのはとても良かったのだけど、全体的には「会社の意向」で娯楽映画としての作りを求められてるようなカンジがして、まあ及第点的実話映画でしたわね。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2020-01-23 20:11:35)(良:2票)
36.《ネタバレ》 俳優の熱演とレースの迫力で面白かった、のだけれど、終わってみたらたくさんのモヤモヤが・・・。まず、レースシーン。たしかに迫力十分でこの映画の一番の見所だとは思うのですが、「見せ方」がNASCAR的なアメリカン・モータースポーツの見せ方を踏襲してて、ちょっと「ルマン」とは違うような。要するに、ギリギリに接近してのオーバーテイクとクラッシュのシーンが見せ場の中心で、24時間「耐久」レースであるルマンの戦略性やメカニックの重要性は軽視されてしまっている。実は優勝したマクラーレンはちゃんと24時間耐久レースをしていたのに、フォードだけが違うレースをしていて、だから結果がああなった、ようにも見えてしまうのだ。その考えでいけば、あのブレーキを交換してしまうという戦略はやっぱり論外。限界があるブレーキで24時間どう走りきるのかの戦略なのに(実は、あれでレース後失格になるという結末だと思っていたけど、違っていて驚いた)。これって、要するに実はモータースポーツに対する敬意にも欠いていて、アメリカ的な論理を押し切ってしまうのが、あまり愉快ではない。それから、ドラマ部分。主人公2人のあいだの論理の対立や葛藤のようなものはほとんどなく、唯一ぶつかった最初のレース遠征の件も、予定調和過ぎる「殴り合い」で解決・・って。結局、2人のあいだに「生き方」の違いが見られないから、レースカーの開発や出場に向けてのドラマ部分が全く盛り上がらない。ここで盛り上げ役になったのは、いかにも悪役の副社長なんだろうけど、組織の論理というよりはケンへの私怨で動いているように見えて、残念さを増幅させる。じゃあ、ドラマ軽視、レース文化軽視でも主人公2人のレース映画としての爽快さを優先させたのかと思えば、ルマン以後の顛末があまりにバタバタと進んで感情移入する間もなく終わってしまう。これだったら、レースで終幕して、その後は実話ものにありがちな字幕で説明でもよかったような。全体として、マンゴールドの演出は冴えていたと思うけど、脚本が稚拙で映画全体としてもったいないという、よくあるマンゴールド映画のかたちに落ち着いてしまったのが残念。
ころりさんさん [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2020-02-23 23:14:42)(良:1票)
35.《ネタバレ》 作品の中身云々の前に、まずはこの様なマニアック極まりない題材がこれだけの大作映画となり、こうして劇場公開された事に感謝したい。
私の様なモータースポーツ好き達に取って、ルマン24時間耐久レースに於けるドラマは数多く有り各年代毎にそれぞれ話題に事欠かないのだが、
中でも本作で取り上げられた1960年代後半のまさしく「フォード対フェラーリ」の物語は、
カリスマ性充分な絶対王者たるフェラーリに挑むその姿、なかでも当時のアメ車らしからぬモダンなデザインのフォードGT40の姿とあいまって、
リアルタイムで体験していない年代でも伝説の如く常に語られている。
これを映画館の大スクリーンで観賞出来るとは、車好き・モータースポーツ好きに取ってこれ以上の幸せがあるだろうか?
一般受けが難しい事は判りきっている筈なのに、本作の制作にGOを出した人達には感謝しか無い。
肝心の映画の中身そのものは、残念ながら10点満点ではない。
8点の中身は主演陣の熱い演技と、クリスチャン・ベイル演じるケン・マイルズと言う、今迄あまり日の当らない
どちらかと言うと不遇の扱い・日陰者的存在だった稀代のレーサーの一人にスポットライトを当てた事に関して。
この手の物語りには主人公と相対する強力なライバルの存在が不可欠だが、本作の場合は題名の通り
フェラーリが本来その役目を担うべき所だが、フォード経営陣が主人公達の直接のライバルの様な位置付けであり、
肝心のフェラーリは下手したらイタリア政府から訴えられるんじゃないかと思える位に良い所無しのケチョンケチョンな扱い。
なので物語の構造としては及第点しか与えられない。
おりしも、日本時間2/10に発表されるアカデミー賞作品賞に本作がノミネートされた、
欧州列強にアメリカ企業が挑む姿がアカデミー会員の心の琴線に触れたのだろうか。
作品賞獲得は正直難しいと思うが、受賞の有無に関わらず私はIMAXの大スクリーンでもう一度、
フォ-ドとフェラーリのユノディエール(ルマン・ブガッティサーキットの数kmに渡る直線)での
チキンレースを堪能しようと思っている。
たくわんさん [映画館(字幕)] 8点(2020-01-27 13:31:27)(良:1票)
34.《ネタバレ》  私は仕事がら、中間管理職であるシェルビー(マット・デイモン)に感情移入して観たのですが、そうすると、この映画ってタイトルに偽りあり! で、フォードvsフェラーリというのはフレーバーに過ぎなくて、本当はフォード vs クリスチャン・ベイル&マット・デイモンなんじゃないかと思いました。

 なので、レースの話はおまけで、メインはフォードという、どうしようもなく腐敗した巨大組織の話という認識(レースに勝つ・名誉を得る、という観点で)。

 ぶっちゃけ、あのさんざん嫌がらせをしてくるレオ・ビーブって、現代の価値観で言えばパワハラ上司以外の何者でもないのですが、いちおう映画上の言い訳は、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)が技術は素晴らしいがとても独断的で合わない人にはとことん合わない性格で、加えて、レオ・ビーブとの最初の遭遇が最悪の印象になってしまったのを引きずって、あの映画中のような対応ばかりになってしまったのは、巡り合わせと人の相性の問題で仕方ない、という見せ方になってて、今だと明らかにパワハラで労基の監査を入れる案件と思うんですけど(証拠がバリバリあるし)、まあ当時はそういう権力の横暴が放置されてたのでしょうがなかったのかなあと、思えなくはない。

 で、この映画で一番のハイライトと思うのはシェルビー(マット・デイモン)が、上が埒が明かないので、会長のフォード氏に直談判したところと思います。

 これが、普通のエンタメであれば、上の経営者層の人は、人格者で、しかし常に多忙を極めて主人公側に配慮できてなかったが、直訴で状況改善される、とかになると思うんですが、この話では全然そうならない(笑)。上司がろくでもないパワハラする組織で、なんでそんなひどい上司がまかり通るのかといえば、その上の上の経営者層がろくでなしだからである(ただし、人前に立つ関係で、体裁を取り繕って偽装するのだけはうまい)、という現実の腐敗組織のあるあるがまさに体現されていて、それが毒素のようにじわじわ効いてきて、最終的に悲劇的な終わりになる。

 シェルビー(マット・デイモン)も、あまり良い管理者とは言えなくて、自らル・マンに優勝した経験があり、命がけでやる気概のある者でないと勝利できないとわかってるのに、いざ管理職になると、上からの支持を唯々諾々と受け入れて初回のレースではケン・マイルズを外し、最後のレースではやっとケンが仕事に専念できるよう防波堤の役割をするよう、かなり改善するんですけど、最後のいざという決断の時に、自分では何も決断をせずに、上からの支持をケンにすべて伝えた上で、最終決断をケンに丸投げする。

 いちおう

「担当者に決断を任せる、という決断をする」

という言い訳をしていて、以前の、担当者に話を聞きもせず決定するのよりは改善しましたが、本来、管理者のやるべき仕事って何かっていうと「決断すること」であり、担当者はその決断に従って全力で問題解決するという役割分担があり、それができない場合はせめて担当者と話し合うべき(特にシェルビーは、どうするのが良いと思うという意見を述べるべき)……ということを何もせずに結局決断を担当に丸投げしていて、現代の価値観だとそういう一番やるべき仕事の決断をせず、丸投げする、仕事しない管理者のことを「土管(俗語)」とか言うんですが、まさに仕事しない無能な上司をやってる。

 ただ、当時だとあそこまでの譲歩が限界だったのかな、というのはわからなくもないです(一応後で悔いてはいるし)。

 その腐敗しきった組織の中で、記録に残らない最大の功労者のケンの話を掘り起こしたのは、すごいと思って、終わりもあれ以上ないかっちょいい終わりで、良かったです。

 いろいろグダグダ書きましたが、組織の話として非常に面白かったということです。
simさん [映画館(字幕)] 8点(2020-01-25 05:39:57)(良:1票)
33.レースにかける男の戦いが熱い。
TERUさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-03-10 19:26:47)
32.《ネタバレ》 ”ル・マン耐久レース”を舞台にした、「お仕事映画」に感じました。組織で仕事することの困難さ・厄介なことエピソードが個人的にはレースより印象的でした。
フォードのような巨大企業だと、上下どちらからの報告もたどり着くまでに何人ものデスクに書類が行き来するわけで。劇中でも「赤いファイル」が組織の硬直っぷりを揶揄するアイテムとして登場しますね。あるあるです。”フォード社のイメージ”を堅持するよう現場に口出しする幹部と闘うキャロル・シェルビー。ああー心労のほどお察しするよ・・。フォード三台で同時ゴールだなんて自己演出があったんですねえ。酷いなあ。ケン・マイルズが優勝を逃すなんて。
心理描写にも時間かけてるしレース場面も臨場感があって良い映画だとは思うけど。でもマット・デイモンとクリスチャン・ベールって逆の配役の方が彼らも演じやすかったのでは、と思っちゃった。ベールは相変わらずの作り込み執念を思わせるマイルズそっくりさんになってはいるけどさ。副社長にうるさく言われてキレ散らかすキャラはベールの方がハマるし、苦虫を噛みしめて速度を落とすマイルズには、忍の一字が似合うデイモンの方がしっくりくるんだけどな。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-01-13 17:29:24)
31.クリスチャン・ベールにこういう不良中年をやらせたら、もうその時点で品質は保証されてるんだけど、結局、制作側がそれに寄りかかってしまってるかな・・・。筋立ては初期設定から予想される一直線そのものだし、マット・デイモンの役も、何か立ち位置がふらふらしていてはっきりしない(というか、演技的にはベールに置いていかれている。デイモンがこうなるのは珍しいと思う)。洪水のようなレース画面の連続はそれはそれで迫力はありますけど、やっぱり「それはそれ」なのです。
Oliasさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2022-07-27 01:12:46)
30.《ネタバレ》 面白かった!今年見た映画No.1です。レースシーンの迫力も素晴らしいのですが、物語が骨太で見入ってしまいました。デイトナ、ルマンのレースシーンはどうやって撮ったの?という映像の連続。最後のレースでスピードを緩めるシーンは、それまでのマイルズの行動・性格とは異なる選択で感動してしまう…。はぁ、鑑賞後は無性に車走らせたくなりますね、でもスピードの出し過ぎには注意が必要です。
はりねずみさん [CS・衛星(吹替)] 7点(2021-08-22 13:41:19)
29.vsフェラーリの話、かと思いきや…
どっちかというとフォードの内なる敵との戦い
車というより、男たちの熱い人間ドラマでした
あんまり車に興味ない自分でも楽しめました
レースシーンの迫力もスゴい

フェラーリは添える程度の存在
逆に、添える程度の奥さんの存在がデカかった
愛野弾丸さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-06-27 17:16:10)
28.《ネタバレ》 長さを感じさせずに最後まで楽しめました。フェラーリが退場するのが少し早くてどうなるかと思いましたが、その後もしっかりと魅せてくれました。作り話みたいな事実に基づいたお話。
いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-05-08 14:05:01)
27.カーレースどころか車にも全く興味がありません。それでも男臭い今作のストーリーは楽しめました。あと、あんな奥さんがいたらいいなーと思いましたが、実際にあんな気性の激しい奥さんなら私には持たないだろうな、とも思いました。
木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-05-02 21:13:48)
26.フォードとフェラーリの因縁の対決を実写化したということですが、フェラーリ視点が皆無なので、史実かどうかは分かりません。
その後、フォードはWRC、フェラーリはF1と棲み分けているところが面白いですね。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(吹替)] 6点(2021-01-03 00:47:38)
25.《ネタバレ》 確かにこの映画は『フォードvsフェラーリ』というタイトルにしてはフェラーリ側からの視点は無いに等しい、しいて言えば『フォードvsシェルビー&マイルズ』とするのが正しいんじゃないでしょうか。アメリカ人ならともかく、普通はカネは唸るほどある大資本フォードじゃなく、職人気質に徹して高級車一本路線のフェラーリの方を応援するでしょう。それではストーリーの前提からして成り立たないので、やはり職人とレース馬鹿のシェルビーとマイルズとフォードのエスタブリッシュメントとの対立という構図の脚本というありふれたストーリーラインになってしまったのはやむを得なかったかもしれません。この映画での66年のル・マンは主題ではなくいわば舞台装置なので、ル・マンの持つ独特の雰囲気を味わいたいのなら、やはりマックイーンの『栄光のル・マン』がお奨めです。 それにしてもクリスチャン・ベイルの役作りと演技は相変わらず凄いですね。『バイス』のチェイニー副大統領と同一人物とはとても信じられません。ケン・マイルズに成りきるためにまたまたデ・ニーロ・アプローチでなんと30キロ減量したそうです。あんたねえ、『バイス』できつい思いして「肉体改造はもうやめると」言ってたのに、こんなこと続けたら寿命がすり減りますよ…
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-09 22:15:02)
24.《ネタバレ》 まあ フォードvsフェラーリですから、タイトルからすでにネタバレしている映画です。
そう、シンプルにカーレースのお話。あれこれあって苦戦して、やったーっ!ってなるのが見る前から分かります。
見てみましたけど、思った通りでした。けど、最後のシーンはよかったな。男くさくて。
ひかなきゃいけない状況。慰めの言葉なんていらない男同士の関係。わかるわぁ・・・
映像もそれほどド派手ではないし、演技も控えめな気がするし、ドラマチックでもないけど、男がみれますw
Keytusさん [インターネット(吹替)] 6点(2020-11-07 01:39:33)
23.車、特にレース鑑賞が趣味の旦那に誘われ鑑賞。
実話に基づく系が苦手な私ですが、レース結果は事実なので楽しく観られました。

詳細も旦那に聞いたらほぼ事実との事で、旦那は非常に満足していました。
ただひとつエンツォ・フェラーリの役の人をもっと似てる人にして欲しかったらしい。

事を何も知らない私の感想は、男のロマンと友情を描いたとても良作だと思いました。
シェルビーのレース中のイタズラも本当にしたのかな?
フィクションであって欲しいけど、映画の中では面白かった。

フォードの当時の副社長がかなりクソ野郎に描かれていましたが、
これもリアルかな、映画の中では良い悪役でした。
movie海馬さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-11-06 22:21:21)
22.《ネタバレ》 良作。2時間半という長さだけれど、最後までダレることなく見られる内容だった。
【ネタバレ注意】史実を知らなかったので、そもそもフォードがやられる側(ジャイアントキリング)の話かと思ったら、逆だった。そもそもタイトルとは裏腹に、フォードとフェラーリが競うというより、ほとんどはフォード内部の話だった。それにしても、これだけの当時のクルマをよく再現したものだと思う。(CGがどこまで使われているか分からないが) そのリアリティの追及に敬服。
mohnoさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-11-02 19:08:10)
21.実話ベースの、これだけの内容を2時間半にまとめるのは大変だし、レースシーンなど含めて当時を再現力は凄いです。俳優たちの演技力も最高で熱いです。でも、クリスチャン・ベールが主演ということで期待が高かったせいか、ちょっぴり期待はずれでした。主役のケンのキャラクターがあまり好きなタイプの人物ではなかったので、感情移入しづらかったのかもしれません。レースシーンは迫力ありましたが、レースの状況がちょっとわかりにくかったように思います。まあ、でもまあ普通に面白かったです。
ぽじっこさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-10-17 11:17:42)
20.《ネタバレ》 1960年代、ル・マン24時間耐久レースに挑んだフォード・モーターのレーサーやエンジニアたちの悪戦苦闘を実話を基に描いたヒューマン・ドラマ。主演を務めるのは、実力派のマッド・デイモンやクリスチャン・ベール。監督はエンタメ映画職人、ジェームズ・マンゴールド。いやー、もう車好きの車好きによる車好きのための映画でしたね、これ。車好き――特にアメ車好きには堪らないであろう描写のてんこ盛り。んでも演出的には手堅く纏められており、車にそんなに興味のない自分でもそこそこ楽しんで観ることが出来ました。子供のために危険を顧みずに頑張る父親というのはベタですけどやぱ燃えますね~。あくまで裏方に徹したマッド・デイモンもいい味出してました。ただ、明らかに長ーい!もう少し短くスリムに纏めてくれても良かったのでは。そこまで車好きではない自分は中盤から延々と続くレースシーンにちょっとダレちゃいました。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2020-09-28 14:02:09)
19.タイトルは『フォードvsフェラーリ』であって、実際に題材もそうなんですけれども、でも何かちょっと違う。
高級車フェラーリに大衆車フォードが挑む、という図式だけど、では一種の「下克上」かというと、むしろ正反対。資本力ではフォードの方が圧倒的で、金に飽かせてル・マンに乗り込んでくる。
主人公のひとりであるマット・デイモンはまだしも、もうひとりの主人公であるクリスチャン・ベールはカツカツの生活を送っていて、このフォードとフェラーリとの対決の物語において、当然、中心的な存在になるのであろうとは予想されるものの、いくら物語が進めども、いつまで経っても蚊帳の外。本人が偏屈なこともあって、なかなかこの対決に絡めず、見てる我々もヤキモキする。
だから、これは、クリスチャン・ベール演じるケン・マイルズにとっての、「下克上」の物語。
いくつかのレースを経て、クライマックスである本番のル・マンが近づいてきても、「さあ、いよいよ!」などと煽るような演出も無く、むしろ淡々と開始しちゃうのですが、それは逆に言うと、迫真のレースシーンの演出に自信があってこそ、とも言えるでしょう。いざレースが始まったら、その緊迫感に、目が釘付け。
レース会場でもヘリで移動したりと、何かと派手なフォード2世。打倒フェラーリに向け、フォード側のチームとしてレースを戦う主人公ふたりだけど、本当に彼らを理解する者は、本当にレースを愛する者は、一体誰なのか。
この映画には、夕日や夕暮れのシーンが、再三登場します。もともと“黄昏”の映画なんですね。で、ラストはケン・マイルズの家の前。そういやこの芝生の前でかつて、ふたりは取っ組み合いしたんだっけ、などと思うと、観ている我々もどこか、懐かしさのようなものを感じてしまう。
夕日。
鱗歌さん [DVD(字幕)] 7点(2020-08-24 20:38:37)
18.《ネタバレ》 2時間半が苦もなく、すんなり観られた。
男くさい話で、苦いラストにもじんわり来た。

レース上のライバルは、フェラーリなのだが、敵はあっさり途中で全車リタイア。
どっちかというと、フォードの会社内部の男たちの軋轢という内容だった。

クリスチャンベールが渋い。
この渋さ、「ライトスタッフ」のサムシェパードを思い出した。
孤高のヒーローといった感じで、カッコいい。
トントさん [DVD(字幕)] 7点(2020-08-22 20:00:19)
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【点数情報】

Review人数 37人
平均点数 6.84点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
525.41%
6924.32%
71951.35%
8718.92%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 7.66点 Review3人
4 音楽評価 6.50点 Review2人
5 感泣評価 7.00点 Review2人
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【アカデミー賞 情報】

2019年 92回
作品賞 候補(ノミネート) 
音響効果賞 受賞音響編集賞
音響賞ポール・マッシー[録音]候補(ノミネート) 
編集賞アンドリュー・バックランド〔編集〕受賞 
編集賞マイケル・マッカスカー受賞 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2019年 77回
主演男優賞(ドラマ部門)クリスチャン・ベール候補(ノミネート) 

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