31.おもしろいです。 頭をすっからかんにして、純粋に映像を眺めるには十分に見ごたえがあります。 まあ、細かい部分での「?」は、たくさんあるのですが、そういうのは無視して楽しみましょ。 そういった作品ですね。 【ミスプロ】さん [映画館(字幕)] 7点(2021-06-14 21:03:44) (良:2票) |
30.冴えないオヤジがバリバリ戦いまくる痛快さをたっぷり楽しませてもらって、こんなことを言うのも何なんですが、結構、既視感があるなあ、と。 ノリのいい音楽の中、繰り広げられる殺戮は、キングスマンとか何とか。敵の襲来に備えて様々なトラップを仕込んでおくのも、ランボーがラスト・ブラッドで披露したばかりだし。ジイサンが参戦するような展開もどっかで見た気がしたんだけど、これは例が思い出せないので私の負けですね。すみません。 とにかく、これはユニークな映画なんだ、そのはずだ、と思いながら見ている割には、思ったほどユニークな印象が残らないのですが、「映画よ常に斬新であれ」というのもなかなか酷な話かとは思います。 しかし冒頭、まるで運命の日がやってきたとでも言わんばかりに曜日を表示しつつ、実は平凡な日々の繰り返し、ってのは、これはやたら可笑しかったです。冒頭だけ斬新過ぎてハードル上がっちゃったかも。 ノリのいい音楽で大殺戮、と言いながらも、中盤のバスでの乱闘シーンなどは劇伴無しだったりして、単なるアクションの垂れ流しではなくメリハリもつけられてます。 総じて楽しめたので、まあ、良かったんじゃないかと。 【鱗歌】さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-06-22 08:36:29) (良:1票) |
29.《ネタバレ》 ぱっと見くたびれた親父が実はバリバリの殺し屋でした、ってギャップの妙味がこの手の映画の肝。息の上がってるジョン・ウィック、という画ヅラながらボブ・オデンカークは健闘賞もののアクションをこなしてます。(もっとも、”頭脳派”のソウル・グッドマンの方がハマリ役だったとは思うけど。) 地味なおっさん大暴れカタルシスが、もっと弱者であるはずの老人ホームのじいちゃんまでがキレ良く参加することによって倍になるとは笑。ロイドじいちゃん、ホームに世話にならなくても全然大丈夫そう。 全体としてこちらの期待通りに無双に暴れ散らかしてくれて、さっぱりした気分で観終えることはできました。でも難を言うとこの種の映画作品の型通りでストーリーに意外性が無さすぎな気もします。観たことあるなあと思わせては負けでしょう。 冒頭の「満身創痍で猫にエサ」のシーンの掴みは万全なだけに、展開するにつれ普通になっていくのはちょっと残念でした。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2024-03-20 23:12:45) (良:1票) |
28.退屈な仕事の象徴がエクセルなのには笑いました。見終わってから知ったんですがハードコアの監督だったんですね。前作のように一人称カメラで撮られているわけではないものの、この映画もまた主人公の主観から一方的に語られる一人称的作品で、妻や子供たちの内面を全く描こうともせず主人公のものの見方が相対化されていません。ふつう複数視点で語るか主人公を現実と妄想の境目が曖昧な狂気の人物として描くような内容にするのが常道だと思うのですが、逆に暴力シーンをはじめとしてリアリティが追求されているような演出で違和感が強いです。所詮中年サラリーマンの願望充足映画なのですから、もうちょっと夢のある内容にした方がいいと思います。痛みを強調したリアルな暴力シーンを目指しているのかと思いきや終盤は普通に非現実的で馬鹿馬鹿しい銃撃戦になっちゃいますしこういうのは正直見飽きました。タイトルにも意味があるんだかないんだかという感じです。ハードコアは少なくとも斬新な挑戦を見る楽しさがあったのに、これはありきたりでつまらない内容でしかないです。それにしてもロシア人監督がロシア人を悪役にするのはどういう心境なんでしょうか(笑)。 |
27.《ネタバレ》 普通のおじさんとして始まる序盤から、実はやたらと強いことがわかる中盤、そしてランボー化する終盤まで、 おじさんの見事な変化が楽しめます。そしておじさんのお父さんもいい味出してます。 本作ではいつくかの楽曲が使用されてますが、その使い方がセンスいいですね。 ストーリー自体は見新しくないが、センスの良さで魅せている印象です。 【あろえりーな】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2022-04-28 16:21:42) (良:1票) |
26.《ネタバレ》 只管痛快!平凡なオヤジが実はとんでもない素性の持ち主で、そうとは知らずにかかって来る敵をバッタバッタとなぎ倒す、という設定はとりわけ珍しくもないのだけれど、涼しい顔して汗もかかず血も流さずに戦っていくという無敵のヒーロー像ではなく、殴られるは蹴られるは刺されるはで、満身創痍で戦っていく姿に妙に共感。 みじめに死んでいく敵に対して全く同情することなく、時として大笑いしながら鑑賞しました。よくよく考えてみると、いくら悪党と言えども偶々ヤバいオヤジに出くわしてしまったがために、一夜のうちに人生を終えてしまうという相当被害者的な巻き込まれ損な奴らなんだけどね。 そして、クリストファー・ロイド演じるお父さんがまたいい味出してます。息子の暴走に巻き込まれてしまう可哀そうな老人かと思いきや、嬉々として躊躇いなく至近距離からショットガンをぶっ放す。ある意味主役じゃん、みたいな存在感。 そして、全編通してスピーディーに展開していく物語は、この種の作品としてはちょうどいい尺。続編制作の噂があるみたいだけれど、こりゃあ続編に期待したくなります。 ところで、ロイド父さんはどこに行くのかな?老人ホームには戻れないですものね。もしかして、他の仲間も含めて実は皆ノーバディ? 【タコ太(ぺいぺい)】さん [映画館(字幕)] 9点(2021-07-20 22:31:37) (良:1票) |
25.《ネタバレ》 実に痛快でした。 予告編で、殴られっぱなしの敵のシーンで、イマイチな映画の印象でしたが 実は抵抗できない状態に追い込んでからの、パンチのシーンでした。 予告編の作り方が雑です。 本編はもっと面白い! 10数年振りのガチバトルで、徐々に闘争本能が蘇ってくる感じがいい。 なにしろそれまでのつまらない日常を描くシーンがコンパクトに編集してあり、 サクサク物語が進んでいき、もったりぷらずにバトル突入が、気の短いオイラに親切だ。 ヒューマンドラマの部分は徹底的に短く編集する潔さ、なのに俳優さんの爪痕も物語もしっかり。 で90分で完結。これぞ娯楽映画。 日本の映画監督には絶対に真似できない。 政府の秘密の任務をこなしていた過去の事は、絶対公できない為「ノーバディ」としか言えない。 その秘密を知ろうとする者は、消される危険性から、それに気付いた関係者が次々逃げていくシーンがいい。 しかも、主人公ノーバディの親父(元軍人)も老人ホームから現役復帰で、年寄りパワーが炸裂。 ロシアンマフィアとの全面戦争で、役者が揃って、エキサイトなクライマックスへ。 久々に、見てて拳に力が入る興奮の連続。 これは絶対映画館で見るべきです。 パットベネターのハートブレイカー いい曲使ってます。 追伸・・ エンドロール直後に退席した人、ラストシーンがもう一回ありましたよ? 見逃しましたねえ 【グルコサミンS】さん [映画館(字幕)] 9点(2021-06-26 19:21:56) (良:1票) |
24.《ネタバレ》 92分という尺のせいか、やや説明不足の感は有りました。 しかし、内容は大満足でしたよ。 (ジョン・ウィック+イコライザー)÷2に少し足りない。‥‥といった処ですかね。(まぁ、資金的な問題も有りそうですが) 普段は冴えない中年オヤジ ある出来事から、息子には軽蔑され、妻との関係も上手くいかない。 ムシャクシャしてバスに乗ったところ、バスの中で街の不良グループに絡まれて喧嘩になってしまった。 ところが彼、昔は凄腕の殺し屋(ただし、そこまで圧倒的に強いわけではありません。) その能力が覚醒し、グループを全滅させるのですが、その中の一人が、残忍・冷酷なマフィアのボスの弟だった。 さて、一体どうなることやら‥‥というあらすじです。 軽く観て、楽しむのにはうってつけの作品でした。 主人公の暗い過去の掘り下げ、妻や息子との関係の修復、マフィアのボスから盗んだ絵画のその後‥‥など、あと15分程度有れば描写出来たと思います。 そこは残念 終盤、倉庫内でマフィアを迎え撃つシーンも、もっと「ホーム・アローン」的にいろんなトラップが欲しかった。 主人公の父親役、御年82歳のクリストファー・ロイドもマシンガンを片手に大活躍してくれます。 この手の映画が好きな人は必見です。 スカッとする映画ですよ。 【TerenParen】さん [映画館(字幕)] 8点(2021-06-11 22:58:34) (良:1票) |
23.《ネタバレ》 冴えない日常を過ごしている冴えないおっさんが実は凄腕だった、というのは映画ではよくある話なんですが 本作のおっさんはただ者ではない、凄腕の度合いが半端なかった!これはもう演じるボブ・オデンカークの風貌が絶妙すぎです。 割と早い段階で実はただ者ではない、このおっさん一体何者なんだ?ということになるんですが、 「3文字の政府機関の特別職」だったという過去、そしてオデンカークの醸し出す説得力満点の雰囲気、これだけでもう十分です。 ですが、事の発端が娘の猫のブレスレットを取り返しに行く、というこの男の今を表す極めて家庭的な事情がまたいい。 僕にとってはお久しぶりです、の息子に負けないタフなじいさんを演じるクリストファー・ロイドの健在ぶりも嬉しかった。 音楽、挿入曲の使い方もクール!な痛快バイオレンス・アクションでした。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2024-09-13 15:15:17) |
22.序盤は「フォーリング・ダウン」みたいなのかと思ったが,中盤以降は全く違っていて驚いた! まるで,人が死ぬ「シティ・ハンター」のようでした(けがはするけど). 結構,残虐なシーンも多いですが,クスっと笑えるシーンも多くて,結構好きかも. ハッチ(ボブ・オデンカーク)は,ジェイソン・ステイサムがやりそうな役でした. 音楽の使い方は,クエンティン・タランティーノのように素晴らしかった. 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 8点(2024-08-23 23:02:50) |
|
21.悪への徹底的制裁で正義中毒的な快感にはまってしまうバイオレンス映画。 スーパーマンのような強さもない一見普通で地味な男が殆ど不死身の活躍… このギャップに引き込まれますが、次第にリアリティとのズレに爽快感がグラついてくるのがちょっと残念。 続編に期待してます。 【ProPace】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-10-21 00:15:04) |
20.こういう新たなアクションの王道?(一見普通の主人公がめちゃくちゃヤバいやつ)に浸かってその系統の映画でしたが、そういう映画が好きなら十二分に面白い映画だった でも主人公よりクリストファー・ロイドおじいちゃんのほうがすごいインパクトがあった。どこにでもいる中年xよぼよぼおじいちゃん+αで無双できるわけねーのにw 【ラスウェル】さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-09-10 23:53:56) |
19.《ネタバレ》 面白かった! リーアム・ニーソンがやりそうな役だけど、なんにせようだつの上がらない哀愁のあるおじさんが活躍するのがいいのかもしれない。 ドクっぽいなぁって思いながら見てたけどほんとにドクとは。 バスの中でやられてたけどあれは本気出してないだけだったのか?それとも多勢に無勢なのはやむ無しなのか。 後半ホーム・アローンなのもたまらなかった。 【悲喜こもごも】さん [インターネット(字幕)] 8点(2023-03-11 20:52:58) |
18.《ネタバレ》 面白かったー爽快で痛快。 最初は「わらの犬」とか「フォーリング・ダウン」みたいな感じなのかと思ってたんですが、コメディよりっていうのが 更に面白さが増したと思います。バイオレンスなシーン満載なのに残酷さ痛さや不快感はなく、クスっと笑えるところが散りばめられていて タランティーノとかコーエン兄弟とか、そういう系統でしてかなり好み、大好きですねぇ、こういうの。 普通の生活がしてみたかったけどダメだったていう父と、「今度はしくじらない」という息子。でも地下室は必須ていうのがいいね、しかも奥さんが言うんだもの。笑いでしめてあるのもいいです。 【envy】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-07-19 12:17:20) |
【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-07-12 23:24:03) |
16.《ネタバレ》 おじいちゃん、かっけぇ。「普通の生活に憧れたんだけど、やっぱダメだったわw」みたいな終盤、ぶち上がりました。 【はりねずみ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-05 00:04:44) |
15.《ネタバレ》 彼の名は、Mr.ノーバディ(誰でもない男)。毎日同じ時間に起きて同じ時間にゴミを出し、同じ時間にバスに乗って会社に行き、そして仕事を終えると同じ時間に帰宅してご飯を食べ、同じ時間にベッドに入る。そんな単調で平凡な毎日を過ごす、何処にでもいるような普通の男だ。妻との関係もマンネリ気味で長いこと夜の営みもなく、高校生の一人息子からも疎んじられている。そんな鬱屈した毎日を過ごしていたある日、彼の家に強盗が入る。ゴルフクラブで犯人を倒す機会があったのに、彼は反撃を恐れその場で立ち尽くすのみだった。さすがに息子からも失望のまなざしを向けられる彼。だが、そのことが彼の中に眠っていた過去を目覚めさせるのだった――。そう、彼はアメリカ諜報機関の元凄腕工作員だったのだ!!すぐに強盗の住処を割り出した彼はすぐさま反撃に向かう。そればかりか、彼は偶然バスに乗り合わせたロシアンマフィアのボスの息子を半殺しの目に遭わせるのだった。当然、そのことを知ったマフィアのボスが黙っていない。ぶちギレした平凡な親父と凶悪なマフィアとの血で血を洗う抗争の火蓋が今、切って落とされる……。ごく普通の平凡な中年男のそんな怒りの暴走を終始ハイテンションで描いたエンタメ・アクション。と、もう潔いくらいベッタベタな内容なのですが、その分安定して観てられますね。家族から舐められまくりのお父さんも実はキレたら怖いんだぞ!という世の中年オヤジの皆様の願望をものの見事に叶えてくれる内容でございました。本作のちょっと新しい点は、そんな覚醒したぶちギレ親父が完全無双ってわけではなく、マフィアからけっこう反撃を喰らうところ。バスの中のアクションシーンなんかだいぶボコボコにされた後に、ぎりぎりで勝利するとか今までにない感じでした。クライマックスの畳み掛けるようなアクションシーンもけっこうキレがあって大変グッド。ただ、それに対して脚本がイマイチ。ちょっとこの主人公が行き当たりばったり過ぎて僕はそこまで嵌まれませんでした。肝心のロシアンマフィアとのいざこざに巻き込まれるきっかけが、偶然乗り合わせたボスの息子とトラブったからというのは弱い。やぱ過去の因縁やら現役時代のアレコレが絡んできた方が絶対盛り上がると思うんですけどね。ここらへん、もっと頑張ってほしかったです。あと、冒頭の取り調べのシーンで出てきた猫も何処で登場するんだろうと思ったら、まさかの一番最後にちょこっと出てくるだけって、「ここまで引っ張っといてそれかよ!」と思わずずっこけそうになっちゃいました。うーん、アクションシーンとかは普通に良かっただけに、ストーリーの方でももっとカタルシスが欲しかったです。惜しい! 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 5点(2022-06-22 08:48:29) |
14.よくある、「普通に見えてキレたらすごい奴」なんだけど、このパターン、なんか飽きない。まあ私はキレてもすごくない普通の人な訳だけど、そんな私にも「怒り」はあるわけで、そんな私のようなキレたくてもキレられない大人がストレスを発散するにはちょうどいい感じの映画です。もちろんストーリなんてあってないようなもんです。それでもいいと思います。 【木村一号】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-06-18 23:18:28) |
13.《ネタバレ》 アマプラで点数高いのでポチっと観てみました、全くの予備知識なし、こういうの久しぶりですねw ジョンウィックやイコライザーが引き合いに出てるけど、僕が感じたのは「バカ成分」です、なんというかタンランティーノ、ロドリゲス、マシューボーン、初期のガイリッチーと同じようなものを感じました。 限りに無く猿寄りの知能指数低めの男ばかりのバカ成分が濃い作品が好きなんですよね。 冒頭の変化のない毎日を表現したシーン良くて引き込まれてからの、バカ成分でめっちゃ楽しめました、予備知識があったらここまで楽しめたかどうかは怪しいけどね。 こちらのサイトでは監督、脚本等のスタッフ情報が乏しいので、気になるところです。これ作ったやつ誰なんだ?と名前を憶えておきたいと思わせました。 【ないとれいん】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-05-27 12:28:55) |
12.《ネタバレ》 悪い奴が手をだしたら、メチャ、ヤベー奴で逆にボコボコにされる系の映画。ただ、前半、バスで喧嘩になるんだけど、一方的に敵をやっつけるんじゃなく、主人公も結構、ボコボコにされるってのが、なんか新鮮。後半の銃撃戦は、こっちのテンションもあがりまくりのカッコよい大量のモブキャラ殺しで、スカッと解決。 【なにわ君】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-05-11 11:48:18) |