ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス

[ドクターストレンジマルチバースオブマッドネス]
Doctor Strange in the Multiverse of Madness
2022年上映時間:126分
平均点:6.60 / 10(Review 25人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-05-04)
アクションSFアドベンチャーファンタジーシリーズもの漫画の映画化
新規登録(2022-03-05)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2023-06-13)【イニシャルK】さん
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監督サム・ライミ
キャストベネディクト・カンバーバッチ(男優)スティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジ
エリザベス・オルセン(女優)ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ
キウェテル・イジョフォー(男優)モルド
ベネディクト・ウォン(男優)ウォン
マイケル・スタールバーグ(男優)ニコデマス・ウエスト
レイチェル・マクアダムス(女優)クリスティーン・パーマー
ブルース・キャンベル(男優)
パトリック・スチュワート(男優)プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア
ジョン・クラシンスキー(男優)リード・リチャーズ / ミスター・ファンタスティック
三上哲[声優]スティーヴン・ストレンジ/ドクター・ストレンジ(日本語吹き替え版)
行成とあワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ(日本語吹き替え版)
小野大輔モルド(日本語吹き替え版)
松下奈緒クリスティーン・パーマー(日本語吹き替え版)
鬼頭明里アメリカ・チャベス(日本語吹き替え版)
志村知幸ニコデマス・ウエスト(日本語吹き替え版)
江原正士(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子(日本語吹き替え版)
麦人プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア(日本語吹き替え版)
園崎未恵(日本語吹き替え版)
星野貴紀リード・リチャーズ / ミスター・ファンタスティック(日本語吹き替え版)
音楽ダニー・エルフマン
製作ケヴィン・ファイギ
マーベル・スタジオ
制作東北新社(日本語吹き替え版)
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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25.《ネタバレ》 本作については、この映画を見るうえで押さえておかなければならない前提条件に「ディズニープラス限定のものを押さえておかなければならない」というやり方について、かなりの批判が発生している。
MCUのファンであれば「押さえておいて当然、何を言ってんだ?」という話になるが、MCUファンではないがマーベル映画を楽しみにしていた「映画ファン」としては、ディズニー専門のサブスクに加入する気はないけど映画は劇場で全て見たいという人も一定数いるだろう。そうした人らは、冒頭でなぜワンダがいきなりキレまくってんのか、子供に固執してるのかわけがわからないだろう。
映画館だけで映画を楽しむ人もいるだろうし、映画という形態では追う事ができても、ドラマとなるとどうしても途中でだれてしまって見なくなる体質の人もいるだろう。私は後者の人間である。
既にアマプラに入っており、一時期ネトフリにも加入しているが、そもそも両者ともほぼ活用していなかった。映画館には積極的に通えるが、サブスクには金を払ってもほぼ見ない(他の趣味で忙しい)。
よって、ディズニープラスという限定的な作品しか見れないサブスクにわざわざ金を払うことは無いのである。
それでも、これまではそういうドラマの設定や展開などは「イースターエッグ」として楽しめるレベルであった。
映画だけを追っかけていても問題なかったのである。
それがここにきて、ついにディズニープラスを追いかけていないと映画を理解する権利無しという状況に追い込まれてきた。
この「振るい」が今後のビジネスとにどう影響するか。ディズニープラスの加入者が増えてディズニーがウハウハと思うなら、今後もこの流れが続くだろう。
そして映画館の顔を立てるべく、金の掛けた映画は劇場公開する。映画館側は怒らないし、ディズニープラス加入者が増えるしで両者WINWINの状態になるのだろう。なるのかな?
この商法にキレて「もうMCUを追うのは止める」という人は自分の周りにもまあまあいるし、他にもたくさんいるのではないか。
個人的にはこの商法は悪手だったんじゃないかなと思う。
今後、どのような商法を続けるのかは興味がある。

さて、そんな感じでドラマ「ワンダビジョン」を見ていないと話がわけわからんということで、自分の場合は「シナリオのネタバレ解説サイト」を読んで予習することで乗り切った。
今後も加入する気はないが映画は追いたいのでこのスタンスを続けるつもりだが、今回のドクターストレンジ2に関してはこの手法でも問題なかった。
映画自体はまあまあの出来で、そんなにベタ褒めする程でもないけど最近の量産型ディズニーヒーロー物に比べると楽しめたのは事実だ。
サムライミの映画にはそれほど思い入れがないので、サムライミ演出がめちゃくちゃ楽しめたかというと別にそうでもないなぁという感じだが、新鮮味があったのは事実。ただ思っていたより怖くなかったしグロくもなかった。
冒頭から大暴れするスカーレットウィッチに「どうすんねんこれ」と驚愕しつつ、別次元でのイルミナティの連中の無能っぷりに笑いつつ、なんだかんだ一番楽しかったアクションが別次元のキャプテンマーベルとスカーレットの戦いだったなぁという感じ。
今回特に残念だったのが、前作での万華鏡の中で戦っているような独自のバトル演出がほぼ無くて、手をかざしたらなんか飛んで行ってぶつけ合うバトルに、ストレンジらしさが消えていたのが非常に残念。
音符バトルは確かに新鮮なんだけど、別に音符である必要は無いよね?って思っちゃったら最後、あまり面白みがないバトルだなと感じてしまった。
ゾンビストレンジも最初の登場シーンは面白かったけど・・・
ゾンビストレンジに対して「アメリカの力を使うしかない!」って言われたときは、ちょっとあまりにもベタ展開すぎませんかね?ってなっちゃった。

なんか批判だらけになっちゃったけど、割と楽しかったのは事実です。
十分楽しめたが、どうしても映画の評価に商法の批判が入ってきて素直に楽しめなかったのも事実なので、この点数。
今後のファンタスティックフォーやX-MENの動向も気になるし、期待感を持たせてくれましたので、今後の展開も楽しみにしてはいます。
なのでMCUの映画自体は追いかけるつもりですが、あこぎな商売に付き合う気はないので、ネタバレサイトをうまく活用しながら自分なりのスタンスで楽しんでいこうと思います。ネタバレサイトが規制されてしまったら、どうすっかなぁ・・・
みーちゃんさん [映画館(字幕)] 5点(2022-05-10 14:01:54)(良:2票)
24.《ネタバレ》 予告編を観た時に抱いていた展開と違っていた!まさかワンダが敵になるとは!それもめっちゃつぇー!!闇の力を得たことでスカレート・ウィッチになり、別宇宙のヒーローチーム、イルミナティを一人で壊滅させてしまう。サノスを倒したチームをだ。ハンパねぇ~。強すぎる~。正直スカーレット・ウィッチ一人でサノス倒せるんじゃね?て思えちゃった。まあ別宇宙のサノスがどの程度の強さだったかは計りかねるけど。で、そんなめちゃんこ強いスカーレット・ウィッチをどうやって倒すのかがこの映画最大の見せ場となるのですが、サノス同様に直接的な倒し方でなく、スカーレット・ウィッチことワンダ自身の良心によって解決させるていう結末は、人によっては物足りなさを感じてしまうかもしれないが、元々根底はそこまで非道なわけでもないから、あの決着のつけ方は非常に素晴らしかったと思いました。ワンダを最終的に良識人に戻してくれて。てかこの映画、ストレンジのタイトル名だけど、なんかワンダの物語の方がメインみたいじゃないか!はは。

予告編でX-MENのプロフェッサーXが登場してたから、てっきりウルヴァリンとかがエンドロールでひょっこり顔出ししてくれるのかと期待しちゃってました。お楽しみはまだ先!なんですね。

MCUのフェーズ4もいよいよ佳境に入ってきましたね。先の展開が楽しみすぎます。健康であらねば!

あ!満足のいく出来ではあったのですが「6点」は有料配信サイトのオリジナル作品を見なければいけいなのと、ややストレンジの人間味感が薄く感じられちゃった点ですかね。てかやっぱワンダがストレンジを食いすぎちゃってるんですw
Dream kerokeroさん [映画館(字幕)] 6点(2022-05-06 16:04:21)(良:1票)
23.《ネタバレ》  予習として『ワンダヴィジョン』と『ホワット・イフ...?』と『ロキ』を見とけ、ってなハナシだったので見たのだけどなんだか余計にワケ判んなくなっちゃって。この人誰?この人どこに出てたっけ?この人死んだんだっけ?ってのが続出して更に前の映画を見直さなくちゃダメ?みたいな。『ワンダ』のダーシーがステキって思ったのだけど、それがアタマの中で『ソー』でステキだったダーシーと繋がるのは『ホワット』を見てから、って有り様。まあ『ワンダヴィジョン』は見ておいた方が吉、ってカンジ。ワンダがああなっていった経緯や二人の息子の事なんかが描かれているから。『ホワット・イフ...?』と『ロキ』はマルチバース的なアレって事でそんなには。

 っていうか、予告編で思わせてた良いストレンジVS悪いストレンジっていうのを期待してしまうと思いきり肩透かし、それはもうごくごく一部分でしかなくて。むしろこれって『ワンダヴィジョン』の完結編的なカンジね。ストレンジ&未来のミズ・アメリカ(よね?)VSワンダ、って状態でワンダが徹底的にヴィランになっていて、あー、ワンダ、戻れないところまで来ちゃったのねぇ、って。なんか随分と可哀想な扱いになっちゃってない?

 ストレンジの映画としては魔法ワールドの神秘!みたいな前作の方が面白かったかしらねぇ。今回は監督のカラーに合わせたってワケじゃないのでしょうけれど・・・いや、合わせてるかしらねぇ、とてもホラー色強いわ。サム・ライミ監督のテンション高めなホラー映像続出、かなりグロよ。特にキツかったのがヒーロー達が次々と惨殺される展開。容赦無し、お子様にトラウマ植え付けそうな感じでディズニーはアレでよくOK出したわね。見てて『X-MEN:フューチャー&パスト』でドン引きしたことを思い出したけどヒーローが惨殺される展開ってホント苦手。そしてそういうのが好きな人たちっていうのが確実に存在してるのよねぇ・・・。あと監督的&音楽的に『オズ はじまりの戦い』感も。ワンダがエヴァノラみたい。
 アタシとしてはもっと“ストレンジ自身”が活躍する映画が見たかったわ。ストレンジおじさん、せっかくいいオトコなのに悪かったりゾンビだったり色々ヘン。

 それにしてもマルチバースって概念はあまりよろしくないわね(『スパイダーバース』や『ノー・ウェイ・ホーム』は名作だったけれど)。色々なコトが出来ちゃうのでなんでもアリになっちゃって幾らでも広げられちゃう。ぶくぶくと肥大化して受け手は追い切れなくなっちゃうし製作側も制御も出来なくなるんじゃない? 映画だけならともかく「ドラマも見ないと完璧とは言えません、そのためにサブスクに契約して月額料金払いましょう」って、なんか・・・ねぇ?
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2022-05-05 16:35:19)(良:1票)
22.《ネタバレ》 原作未読。MCUの配信ドラマも一切見ておりません。配信の『ワンダヴィジョン』を見ないとどうかなと思いましたが見なくても十分理解できました。理想の家庭を夢見るも叶わず闇落ちしたワンダの狂気の大暴れっぷりとライミのホラーテイストがなかなかハマってました。別世界のストレンジの死体をしまったところで「あとでコレ使うのかな」と思いましたが、最終的にゾンビvs魔女になるとは思いませんでしたね。さすがライミ手慣れたものでした。ワンダも顔中血まみれでズンズンと追いかけてくるさまはまさにホラーでキャリーのようでした。超能力や不幸な育ちと最後というのも同じだな。予告でチラ見せし予想されてたプロフェッサーとイルミナティの登場は「おおっ」と思いましたが、凶悪なヴィランと化したワンダを見せつける生贄として圧倒的な力で皆殺しにしたのは良かったです(ぶっちゃけ、もっとヤれと思いました)。しかしまあ、生い立ちや両親や弟やヴィジョンを失うなど辛い目に合いまくってたワンダも不憫なキャラだったけど救済されることなく封印。最後にヴィランとしてとんでもない爆発振りを見せましたがファンも多いだろうに残念な終わり方でしたね。今後再登場はあるんでしょうかねえ。 ストレンジはダーク・ホールドを利用した影響で第三の眼が開いてしまうが、エンドロール中では使いこなしてるかのように装ってるのが引っかかったな。呪いで苦しむのかと思ったらただのパワーアップイベントになってますね。まあライミお馴染みのブルール・キャンベルも出てるし楽しめましたけど、そろそろマルチバースはお腹いっぱいかな。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 7点(2022-05-04 23:12:17)(良:1票)
21.《ネタバレ》 面白かったよ、うん。でもね…
ワンダ好きだったんだよなぁ…アベンジャーズで一番好きだったかも。キャプテン・アメリカと同じくらい。なんでこんな最凶の魔女になってしまったんだ。残念。
にしきのさん [インターネット(吹替)] 7点(2023-11-08 05:21:05)
20.アメリカって誰なのよ?なんでスカーレットはあんなに感じ悪くなってるの?家族がどうしたの…?
エンドゲームまで何となく観てたけどもう無理みたい。お話自体は面白かった(と思う)けど訳わからん人間関係とか専門用語が多過ぎてイマイチ集中出来ませんでした。
Xメンのあの人はちょい役かと思ったら結構出番が多くてビックリしました。イルミナティって何よ?
Kの紅茶さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-08-15 16:15:48)
19.《ネタバレ》 思っていた以上にホラーテイストでダークな雰囲気。唐突に現れたとてつもない能力を持つ少女だが、ワンダの物語的要素が強く彼女の存在感は置物程度に思えたり。それにしてもワンダにとっては悲しい話だね。イルミナティとか言う偉そうな連中が登場し、そこにXメンのおっちゃんまで登場したが、呆気なさ過ぎて苦笑もの。自分の顔を殴らされ続けたピザ屋のおっちゃんはちょっと可哀想すぎない?まぁ最後には余裕の感じではあったが(笑)。
スワローマンさん [インターネット(字幕)] 6点(2022-08-14 20:23:01)
18.《ネタバレ》 ワンダビジョンはまだ観てないので、ワンダがどないな状態になってるかは知らずに観ましたが、まさかスカーレットウィッチとドクターストレンジが戦う映画だったなんて。戦い方も魔法使いVS魔女とゆうことで、悪霊やゾンビ化も出てきて、サムライミ監督のハチャメチャホラーさも加わり、奇想天外な展開もあり、だいぶ楽しめました。Xメンやファンタスティックフォーの登場もビックリ。ちなみに最後出てきたキャラ、クレアやって。知らんから、思わず調べてもーたわ。
なにわ君さん [インターネット(吹替)] 7点(2022-06-24 11:07:04)
17.マルチバースとか、もうネタがないとしか思えない。Xメンのあの人は何のために出てきたのか。
TERUさん [映画館(字幕)] 6点(2022-06-12 21:22:17)
16.今回、観たのは…ドクター・ストレンジの続編で「マルチバース・オブ・マッドネス」だ。

ぶっちゃけ、観てないんだけど…あの「エターナルズ」ってどうだったんだろ?
なんか壮大な感じがしてるし、ブランドイメージ的に面白いんだろうなーとは思うんだけど…雰囲気的に(見た目の)楽しそう感があまり漂ってなかった。
なので、まだ観てないんで、あれはBlu-rayで観る感じかな。

んで、今回の「マルチバース・オブ・マッドネス」は…結論から言うと、やっぱ監督のサム・ライミ。

死霊のはらわたでホラーに新風を吹かせたサム・ライミ。
スパイダーマンで最高に湧き立ててくれたサム・ライミ。
そして、3作目で可哀想な目に遭ってたサム・ライミ。

基本的に大好きで、個性が際立ってる監督だけど、ライミがどんな風にドクター・ストレンジを彩るのか?
また、「マルチバース」という新機軸をどんなふうに見せてくれるのか?
更にはライミがライミらしく、ちゃんとサム・ライミしてるのだろうか?
その辺に興味が湧きたって、観てきたんだけど……ってかネタバレはナッシングなんだよね、今のタイミングじゃ。

その上で言うなら…めっちゃライミの映画になってましたわ。
例えるなら「前作のドクター・ストレンジ(5点)」「死霊のはらわた(3点)」そして「スペル(2点)」で、合計した感じが「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」だと思う。
分かり難いかもだけど、上記の映画を知ってるなら、共感はして貰えると思うんだけど……どうやろ?
俺はワクワクしながら観てたけど「これ、MARVELで大丈夫なんかな?」と、勝手に心配になったくらい自由な作品だった。

ううーん、書きたい事満載だけど…うん。
ただ、今回のような個性的な作品にしてくれた方が「これ…誰が造ったん?」的な映画より、絶対に嬉しいと思う。

いやー、作家の魂を前面に出した監督サム・ライミ監督。
そろそろ…スパイダーマンも復活して欲しいと思うんだけど、どうやろ?
思うに「マルチバース」って映画の世界観だけじゃなく、作る作家陣のバリエーションを広げるために使えると思うんだけども…それが狙いだよね。
だったらいいなぁ…マジで。

実はサム・ライミのスパイダーマンとか観たいし…何よりもヴェノムって、絶対にライミが監督して欲しいんだよなぁ…マジで。

いや、書きたい事は幾らでもあるし、想いも沢山あるんだけど…アレだ。
めっちゃ眠いんで…寝ます。

ライミの映画、最高だわ。
これから観直そうかな…色々と。
.
映画の奴隷さん [映画館(字幕)] 8点(2022-06-02 10:24:02)
15.《ネタバレ》  あの、マーベル系ではレアものの「シュマ=ゴラス」が出るってことで観てきました(そこかよ)(カプコンの格ゲーでしか観測したことがなかった)。シュマ=ゴラスがドクター・ストレンジの敵役の一体とは知らなかったですが、序盤のアクションでグリグリ動きまわってなかなか楽しく観られました。作品全体がとにかく「魔法」で何でもかんでも捻じ曲げてグリグリ動かせるアトラクション的作品なので、なぜかホラー表現も多数あり、面白かったです。

 あと、前提条件としてあれこれ見てないと難しい、という件については、いちおう「マルチバース」の設定を生かして、マルチバース表現では、回想シーンが「たまたま紛れ込んでしまった時系列の違った平行世界になるんだ!」というのが演出として面白く、うまく各キャラクターの背景説明として機能しており、またそれぞれの動機付けもごく単純化されてたので、本作だけを観る上では問題なくそれなりに感情移入しつつ観られました。

 ただ、ドクター・ストレンジって、そもそも都合のいい強力な呪物さえ手に入れればなんでも魔法で可能になってしまうキャラクターである上に、「マルチバース」設定で時系列や空間を好き勝手超越できるし、平行世界の自分を使って足りない細かい部分まで補えてしまうので、物語的カタルシスが得にくいというか、障害が障害として機能しなくなってしまってて、何か難しいことがあってもなんで難しいのか視聴者にはよくわからなくて、登場人物がなんか苦しそうな表情をしてるから大変なのかなあと思うしかなく、そこが苦しい所でしたかね。その辺は、比較的共感しやすいわかりやすいオチにすることでごまかしてるみたいな。
 特に、メインの話のオチは、昔ながらの王道的なオチで私は好きな展開だったんですけど(私がパッと思ったのは「オペラ座の怪人」で「愛」の設定が変わっただけかなあという)、ただ、このオチって、マルチ・バース的世界観を最初に提示してきたのは「スパイダー・バース」と思うんですが、あれって「平行世界を自由自在に行き来できることでほとんど何でもありになっちゃうけど、それでもどうしても変えられない運命がある。運命は変えられないが、平行世界の自分同士共感して慰め合うことは可能」という結論がスパイダーマンのヒーロー性の根拠になって説得力が出てたと思うのですが、本作のオチは、その前作の前提をすべてちゃぶ台返ししちゃうオチになってるので、

 おいおい

と思ってしまった感じでしょうか。良い話だと思うけど、前提条件変えちゃったら、もう全然別世界の話になっちゃうじゃんみたいな、前に苦労してたのは何だったのかみたいな。スターウォーズで言うとエピソード8の衝撃みたいなそんな感じでしょうか(私はSW-EP8好きですけど)。

 というわけで、映像表現として非常に面白くそれなりにいい話で楽しく観られましたが、もうこのマルチバース設定は何でもありになりすぎてカタルシスは得難いなあ、と思ってしまった作品でありました。

 そんなところです。
simさん [映画館(字幕)] 7点(2022-05-27 16:05:29)
14.アベンジャーズと派生作品は半分も観ていないのですが、だいたい話はわかります。
凝ったCGの背景がグリグリ回転して視覚的にとても楽しい映画です。
異次元空間に浮かぶ中空の小島みたいな場所に飛び降りるシーンで、昔遊んだディスオナードというゲームを思い出しました。
自分はどこに降りれば良いかわからずに、30分くらい謎空間に転落を繰り返しましたが、さすがスーパーヒーローは初見でもジャンプをミスりませんね。
どうでも良いシーンで自分ひとりハラハラしてしまいました。
4吉さん [映画館(字幕)] 8点(2022-05-25 21:21:45)
13.《ネタバレ》 Disney +で色々観てないとダメというのが賛否両論ですが、個人的にはどうでも良いかな。観てないですけど、観たとしても覚えてないので!前作(ドクター・ストレンジ)の内容も覚えてないですし。単純に生身で戦うヒーローがいる中で何でもありの世界観がやっぱり素直に受け止められないです。
いっちぃさん [映画館(字幕)] 4点(2022-05-20 21:18:03)
12.本当はすごく複雑な物語を、割と簡潔にまとめて見せてくれています。「スパイダーマン」の3作目で、マルチバースという考え方を観客に刷り込んでおいての本作ですから、違和感なく見ることができます。複雑な物語に対しての映像がすごいです。物語自体はあまり好みではないのですが、この映像を見るために、映画館へ足を運ぶのも悪くないと思います。あまり馴染みのはいヒーローも出てきて、マーベル映画が総力を挙げていると感じました。
shoukanさん [映画館(字幕)] 8点(2022-05-20 19:43:04)
11.《ネタバレ》 どうやら、事前にweb配信ドラマを観ておかねばならない、とのことですが、当方そういうものにはお金は払っていないので、最初から「ストーリーはわかんなくても仕方なし。しかし、監督がサム・ライミとくれば、観逃すのはちょっと惜しい。」くらいの気持ちで観ました。まあ、ワンダの闇落ちについては、ちょっと想像力を働かせれば、補完はできましたよ。
ただね、魔法使いと超能力者の戦いでは、何ができて何ができないか、どんな方法で問題を解決しようとしているか、っていうのがほとんど想像できず、目の前をすごい勢いで通り過ぎていくにぎやかな映像を、ただ見ていただけのような感じになっちゃって、終わった直後にはもうストーリーを思い出せない状態。そもそも最初の目玉のお化けって、なんで出てきたんだっけ?
サム・ライミのホラー演出は、さすがに上手ですね。死霊のはらわたのエッセンスを、ディズニー映画としてのぎりぎりのラインで表現する神業を見せてくれています。
プロフェッサーの登場など、ニヤリとするところはありましたが、どうせ異世界に行くのなら、ワンダがマグニートーとフェニックスがいる世界に飛んで行ったのなら、それこそとんでもない戦いになったんだろうに、と思いました。
Northwoodさん [映画館(字幕)] 6点(2022-05-20 00:37:00)
10.《ネタバレ》 サム・ライミ監督作品と言う事も有り鑑賞。
お約束のブルース兄貴登場、やはりおいしい所を持って行く。

GODZILLAの頃から可愛い女優さんだなとAvengers~TVシリーズ含め注目していたエリザベス・オルセン。
真の主役は私だと言わんばかりの大活躍。ライミ監督らしいホラー味の演出も有りほぼ出ずっぱりで眼福。
それにしても全く救い様のない幕の引き方はかなり不憫。
兄貴は短命、愛する人の命を自ら奪い天涯孤独の身。
そりゃあ直接の原因を作ったストレンジを敵視するのも無理は無いが・・・
マルチバースの設定を上手く活用して復活出来ないものか? 本人が幕引きを希望したのなら止むを得ないが。

それにしても、際限なく風呂敷を拡げ続ける本作関係者の貪欲さ・情熱には恐れ入る。
これで次作以降は今迄「諸般の事情」で関係性を持たせられなかった例の四人組や、
鉤爪お兄さん達の登場も有り得る展開になってきた。
と言う事は、「俺ちゃん」との繋がりも充分考えられる訳で、果たして本シリーズ完結(するのかな?)まで
果たして私は生きているだろうか?などと余計な心配までする始末。

勿論私は気力と財力の追いつく範囲でフォローし続けますよ。
たくわんさん [映画館(字幕)] 7点(2022-05-09 09:38:01)
9.《ネタバレ》 湧いて出て来た謎の女の子。狙われるならばどんな奴でも守らねば。誰でもない正義の心がそうさせる!相手はあの盟友ワンダ。しかし心はすでに壊れてしまった。やらねばやられる。どうするストレンジ!

いやいや、完全にワンダ闇堕ちしたんかい!
ワンダヴィジョンでこれからどうなるかと思ったらまさか魂を売り渡していたとは…。
それに巻き込まれるのは同じ魔法使いでも強さは正直微妙なストレンジさん。開幕から一部で有名なシュマ…ガルガントスさんの大活躍も見れて満足。しかしまぁワンダの襲撃以降ホラー描写が強いのもわかりますが、とにかく死の描写やらが多くてエグ味は他のMCUに比べると強く、ワンダが取り返しのつかない所にまで来てしまった悲しさで以降のマルチバースの旅がワクワク見れないのが辛かったです。

まぁそのマルチバースの旅も意外と映像的に面白くなるかと思ったらそんなことも無いので肩透かし。その代わり出て来たのが謎アベンジャーズ ことイルミナティ。
まさかの連中大集合で面白かったです。ウルトロンもプロフェッサーXも宇宙忍者ゴームズいるよ!
まぁ彼らもワンダの圧倒的パワーに蹂躙されちゃって今お会いしたのに即お別れなのでかなりツラい。あとファンタスティック4なんだから4人出してやれよ!あとその殺し方は普通にエグい!
そんな訳で楽しいけど心がツラいの方が本音なストレンジとの地獄旅。
…って突然音楽バトル始まったんですがどう言うことなんですか?

ホラー描写に関しては監督サム・ライミのホラー映画オマージュなシーンもたまりませんし、誰も歯が立たない力を持つワンダのモンスターっぷりもたまりません。
しかしインフィニティウォーから本作に至るまでワンダがとにかく可哀想な本作。
制作の誰かワンダに恨みでもあんのかというレベルでイジメられまくってるのが本当にツラい。
救いがあるとしたら他の宇宙のワンダが幸せなくらいだ。しかし今まで戦いを共にして来たウチのワンダはこんなに苦しんでるんですよ!あーもう!

終盤の死者ストレンジを使ったあたりはギャグとしても面白いですが、もうちょい面白いリアクションしてくれる人がいても良かったかもしれませんね。そんな訳でヤバい書を開いてしまったおかげで第三の目を開眼してしまったストレンジ。これからどうなってしまうのか気になりますが、とりあえず今はカミナリ様に期待したいと思います。
えすえふさん [映画館(吹替)] 7点(2022-05-08 17:51:54)
8.《ネタバレ》  ストレンジの続編というより「スカーレット・ウィッチ」の映画でしたね。
 いつにないワンダの無双ぶりが気持ち良い。急に出てきたイルミナティの面々、原作に設定あるのかも知れんが、バッタもん感があるまま呆気なくやられるのが、なんか痛快だった。ゴム人間とか、エクゼビア教授とか出てきて、おっ!と思ったけど、弱過ぎる。
 他人(今回は別の宇宙の自分)の幸せ奪ってでも満たされたいという欲求、あの時ああしてれば別の人生があったかもなあという後悔、分かりますとも。自分にとっては、今いるこの世界が「ユニバース」なのだから。
 でも、別の宇宙の自分は過去の自分の選択後の結果と考えると、自分がどうしようと勝手じゃない?とか考えたりして。
 別の宇宙の家族や親しい人には親近感を覚えるけど、いざ「自分」と対面すると戸惑うんだろうし、なんかそこには新しい哲学が生まれそうだな、とか考えてしまった。
 しかしまあワンダさん、あんなに人殺しちゃって、最後は正気に戻るんだろけど、また償いが大変じゃない?と思っていたら、あの最期。仕方ないんだろけど切ないね、どこかで復活することを祈って止まない。
 ストレンジは個人的に、「邪眼の力」より、悪霊を従えた千手観音みたいなモードが好きだった。
 シャーリーズ・セロンが最後に全部持ってった感じ。ワイスピでもそうだったけど、この人が出てくると目が覚めるというか、不思議な貫禄が出てきましたな。
ノンさん [映画館(字幕)] 6点(2022-05-08 16:19:09)
7.《ネタバレ》 ある程度「覚悟」はしていたつもりだったけれど、想像を越えた“狂気のるつぼ”を目の当たりにして、正直面食らってしまった。
タイトルが指し示していた通り、“マルチバース”の多層世界が折り重なると同時に、あらゆる表現で具現化された狂気性そのものが入り混じり、特異な映画世界を構築していた。

一瞬、これが“MCU”の最新作であることを見失ってしまうくらいに、この映画における狂気と怪奇、そして恐怖は振り切っていたと思える。
そこには、これまた予想以上に、監督を務めたサム・ライミの“風味”が充満していた。
先日、サム・ライミ版「スパイダーマン2」を再鑑賞した時も感じたが、やはり芸術的なまでにおぞましい恐怖描写こそがこの名匠の真骨頂であり、どんなシリーズ映画であろうともその“サム・ライ味”が抑えられることはないのだろう。

シーン的に白眉だったのは、やはりダークサイドに完堕ちしてしまったワンダことスカーレット・ウィッチの恐怖シーン。
満を持して特別出演した“イルミナティ”の面々を一蹴(惨殺)した挙げ句、逃亡するストレンジたちを執拗に追走してくるシーンは、まさにホラー映画そのものだった。

その他にも、古楽器から奏でられる音楽を具現化したストレンジ同士のバトルシーンや、ゾンビストレンジによる“死霊のはらわた”全開の怨霊大作戦、全編に渡ってゴシックホラー感満載のヴィンテージライクなカメラワークなど、やっぱりこの映画は、MCU映画である以上に、「ドクター・ストレンジ」の続編である以上に、“サム・ライミの映画”だった。

一方、個人的には、「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」以来のエリザベス・オルセン演じるワンダのファンなので、スカーレット・ウィッチとして完全に暗黒世界に陥ってしまった彼女の姿は悲しすぎて見てられなかった部分はある。
そして、こうなってしまった経緯を描いているらしいドラマシリーズの「ワンダヴィジョン」はやっぱり観ておくべきだったなと後悔は否定できない。

ただ、この映画の混沌は、そんな個人的趣向や、ストーリー上の不理解なんてどうでも良くなるくらいに常軌を逸している。
本作によって強引なまでにこじ開けられた世界観の拡大によって、今後のMCU作品が益々“マルチバース化”そして“マッドネス化”していくことは明らかだろう。

お決まりのエンドクレジットでは、まさかのあのトップ女優のMCU初参戦確定!
リアルに多層構造化し巨大化していくディズニーのビジネス戦略にまんまと取り込まれることも覚悟して、改めて“Disny+”の契約も検討せねば……。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 7点(2022-05-07 18:54:44)
6.サム・ライミ監督らしさが全面に出ていました。
戦いの見せ方など存分に楽しむことが出来、満足満足。

カンバーバッチさんとオルセンさんの存在感と演技力、さすがですね!
ウォンさんもいい味出していました。

配信されたら観返したい秀作。
たんぽぽさん [映画館(字幕)] 8点(2022-05-07 16:48:58)
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【点数情報】

Review人数 25人
平均点数 6.60点
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414.00%
528.00%
6832.00%
7936.00%
8520.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 5.50点 Review4人
3 鑑賞後の後味 6.80点 Review5人
4 音楽評価 6.00点 Review3人
5 感泣評価 7.50点 Review2人
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