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ウインドトーカーズ

[ウインドトーカーズ]
Windtalkers
2002年上映時間:134分
平均点:4.69 / 10(Review 177人) (点数分布表示)
アクションドラマ戦争もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2019-10-14)【イニシャルK】さん
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監督ジョン・ウー
助監督ブライアン・シュメルツ(第二班監督)
演出ブライアン・シュメルツ(スタント・コーディネーター)
キャストニコラス・ケイジ(男優)ジョー・エンダース
アダム・ビーチ(男優)ベン・ヤージ
クリスチャン・スレーター(男優)オックス・ヘンダーソン
ピーター・ストーメア(男優)イェルムスタッド
ノア・エメリッヒ(男優)チック
マーク・ラファロ(男優)パパス
ブライアン・ヴァン・ホルト(男優)ハリガン
マーティン・ヘンダーソン〔男優・1974年生〕(男優)ネリー
フランシス・オコナー(女優)リタ
ジェイソン・アイザックス(男優)メリッツ少佐
ケヴィン・クーニー〔男優・1945年生〕(男優)軍医
坂本浩一(男優)
大塚明夫ジョー・エンダース(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
森川智之ベン・ヤージ(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
てらそままさきオックス・ヘンダーソン(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
内田直哉イェルムスタッド(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
佐々木優子リタ(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
江原正士パパス(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
楠大典チック(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
星野充昭ハリガン(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
佐々木敏メリッツ少佐(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
楠見尚己チャーリー・ホワイトホース(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
大川透(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
飯島肇(日本語吹き替え版【VHS/DVD】)
小山力也ジョー・エンダース(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂詰貴之ベン・ヤージ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
家中宏オックス・ヘンダーソン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中正彦パパス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
桐本琢也ハリガン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
後藤哲夫チック(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村治学ネリー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
安藤麻吹リタ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大黒和広(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小島敏彦(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
脚本ジョー・バッティア
ジョン・ライス〔脚本〕
音楽ジェームズ・ホーナー
編曲ジェームズ・ホーナー
J・A・C・レッドフォード
撮影ジェフリー・L・キンボール
ブライアン・シュメルツ(第二班撮影監督)
製作ジョン・ウー
テレンス・チャン
リチャード・ステンタ〔製作〕(ライン・プロデューサー)
製作総指揮C・O・エリクソン
配給20世紀フォックス
特殊メイクケヴィン・イエーガー
特撮シネサイト社(視覚効果)
美術ケヴィン・イシオカ(美術監督)
リチャード・C・ゴダード(セット)
編集トム・ロルフ
字幕翻訳松浦美奈
スタントジョン・コヤマ
ツヨシ・アベ[スタント]
ジョーイ・ボックス
ジョニー・マーティン
坂本浩一
その他ジェームズ・ホーナー(指揮)
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177.どうしてもジョン・ウーの雑な作りに馴染めない私だけど、この作品のベタベタな友情の美しさにはうっかりハマりました。ベタもここまでやると芸になるんですね。部下を死なせたトラウマに悩むニコラス・ケイジが、ナバホ人通信兵を「捕虜に獲られる前に殺せ」という条件つきで護衛するハメになる。このジレンマと戦うニコラス・ケイジの苦悩する姿を楽しむのが本来の鑑賞方法なんでしょうが、私としてはアダム・ビーチのピュアな魅力にメロメロ。さらにお情けでジョン・ウーからお仕事をもらい続けているクリスチャン・スレイターの、あわよくば復活を賭けた大芝居にも目が離せず、個人的には本題と関係ないところでうっかり評価が上がってしまったという感じ。やっぱりニコラス・ケイジは上手いです。特に好きでも嫌いでもないですが、この人のどんな作品でも真剣勝負な力一杯の演技には誠実さを感じます。たまに無駄に熱演しすぎて空回ってますけど、マジメな人なんでしょうね。そういう主役だから比較的安心してわき道に逸れられるというところも確かにあって、アダム・ビーチも新人ながら非常にマジメに一生懸命やっているしクリスチャン・スレイターもそろそろ1作1作が真剣勝負。みんなが真剣に一生懸命やった結果、ベタでクサい映画が誠意あふれるマジメな作品になり得たわけです。アメリカはネイティブ・アメリカンを迫害したのね、その上でここまで利用したのね、ってマイノリティの立場からこういう話をきちんと映画化したのは偉いです。ナバホは中西部の比較的温暖な地域で一大勢力を誇っていましたが、白人によってユタやコロラドの豪雪地帯に追いやられた不幸な民族です。でも暗号にキミたちの言葉が必要なんだ、と言われれば、アメリカ国民として必死に義務をまっとうしようとするマジメな人たちでもあります。必死で頑張るアダム・ビーチの姿に、普段あまり脚光を浴びることのないネイティブ・アメリカンの将来を背負った若者を観てしまうと号泣できます。アメリカが抱えている人種問題の中で、ネイティブ・アメリカンへの差別は見落とされていることが多いです。アダム・ビーチは将来政界入りしてネイティブ・アメリカンのために働きたいそうです。頑張ってもらいたいと思います。
anemoneさん 8点(2003-12-07 15:07:35)(良:3票)
176.ジョン・ウーがついに戦争映画を撮る!2002年は戦争映画が多数製作されましたが、製作段階において特に注目度の高かったのが本作でした。しかし、蓋を開けると戦争映画としては史上最低クラスの出来。世間一般からは一瞬にして忘れ去られ、ウーファンにとっては触れてはならない過去となったのでした。超人的な主人公が華麗にアクションを決めるジョン・ウーのスタイルは、大人数が泥にまみれながら命をかける戦争映画とは水と油。前半はニコラス刑事が棒立ちでマシンガンを乱射してるだけで見せ場として全然面白くないし、ジョン・ウーがガマンできなくなったのか、とうとうマシンガンをピストルに持ちかえてしまった後半は、もはや戦争映画のルックスではなくなっています。ジョン・ウーの映画なのに、戦争映画なのに、見せ場がつまらないという致命的な欠点を本作は抱えているのです。また、「プラトーン」以降の戦争映画には、史実に基づいてリアルに作るという条件が課せられるようになりましたが、本作は時代錯誤なまでに適当。サイパン島と言えば年平均気温が27度という高温多湿の熱帯気候なのに、まったくそのような風土に見えないという圧巻のロケーションには驚きました。妙に乾燥している地域があったり、日本の秋口のような風情ある風景があったり、そもそも俳優達が暑さの演技をしていなかったり、こだわって作っていないことが丸出しになっています。また、日本人住民の集団自決のあった悲劇の島でもありますが、本作に登場する住民達は実にのどかなもので、アメリカ兵にいとも簡単に懐いてしまいます。ニコラス刑事の常備薬を一錠飲ませてもらったり、チョコレートをひとかけ食べただけでアメリカさん大好きになってしまうという激安野郎ばかりで、本当に何も調べずに撮ったんだなぁと呆れてしまいました。これに追い打ちをかけるのがニコラス刑事の妙な熱演で、この人が演技を頑張れば頑張るほど映画がおかしくなっていきます。酔っぱらった演技などは加藤茶のレベルに達しており、「リービング・ラスベガス」のアル中演技でオスカーをもらったのと同一人物とは思えません。ハゲヅラのお巡りさんと若ハゲのケイジさんが共演すれば面白いのではないでしょうか。また、「ホリョダ!」「ド~シタノ?」「ベイコクキライ!ニホンダイジ!(ダイスキの間違い?)」等を、恐ろしく気合いの入った顔でやられても困ってしまいます。
ザ・チャンバラさん [DVD(字幕)] 2点(2010-01-22 20:36:34)(良:1票)(笑:1票)
175.ニコラス・ケイジ演じる主人公は、かつて部下を失い、心も体も「壊れかけた」男。これを強調するように、耳の負傷が何度も何度もカメラに捉えられます。一方、日本軍にまだ破られていない暗号を駆使するナバホ族出身の通信兵。こちらは若く溌剌としていて、主人公と対照的。この二人の交流が描かれる訳ですが、通信兵の方は、いわば暗号通信のための「道具」に過ぎない面を持っている。というところで、若き通信兵とつかず離れず、ヨレヨレでダメダメで何やら訳アリの過去を持ってそうな影を見せるのが、ニコラス・ケイジの持ち味。突然妙なニホンゴを使って見せるのが、いかにも訳アリ感を感じさせますな。・・・というあたりまでは、結構なのですが、・・・本作、どうもピンと来ないのです。敵である日本兵との戦いの描写、爆発をひたすら炎で表現するのは安いアクション映画でアリガチですが、ここまで徹底すると確かに壮観、ただしその戦いにあまりドラマが無い。で、その結果どうなるかというと、主人公と通信兵の間に亀裂が入った時、ジョン・ウーは「待ってました」とばかり、そこに「男と男の対決」を描こうとするんですね。しかし本当に二人が対決するようなオハナシには脚本が書かれていないので、一瞬の場違いな盛り上がり、に終わってしまう。結局、背景に追いやられてしまう日本兵こそ哀れ。妙な作品でした。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-07-23 23:48:37)(良:1票)
174.クリスチャンスレーター・・・あなたはそれで不満はないのですか?
ゲソさん 5点(2004-06-02 01:39:39)(笑:1票)
173.「ホリョダ!ホリョダ!」って普通にバレるって(笑)
飛ばねぇ豚は、ただの豚ださん 2点(2003-12-20 12:09:01)(笑:1票)
172.映画の7割は爆発シーンだったような気がする。爆発音がやたら耳に残って映画館から出たらパチンコ屋から出てきたような感覚に襲われた。話は忘れた。
ぱぴんぐさん 3点(2003-07-29 18:57:24)(笑:1票)
171. 日本軍4万の将兵が玉砕したサイパン島での戦闘である。どれくらい正確なのか知らないが、おそらく史実に沿ってはいるのだろう。昔の戦争映画を見ると、ちょくちょく、満足に日本語が話せない中国系俳優を日本軍の兵隊に当てていることがある。今の時代、それだけはやめてほしいと願っていたら、そこだけは大丈夫だった。ただ、戦闘シーンで、日本兵が何でもかんでも万歳突撃をやってバタバタ撃ち殺されているというのはまったくいただけない。あれは、追い詰められ、援軍も補給もなくなった最後に玉砕覚悟でやったもので、この映画の舞台である海兵隊の上陸当初、まだ4万という堂々たる戦陣を張って待ち受けている軍のすることではないと思うのだ。延々と同じ戦闘シーンを見続けたら、何か疲れてしまった。 どうも気になるのは、ジョン・ウーが、太平洋戦争中の日本兵に対するイメージを焼き直し、未だアメリカ人の根底にあるであろう白人優越主義をくすぐって客を呼ぼうとしている(ように見える)という点で、この映画に関しては、彼が、大作映画使って客をヨイショする「太鼓持ち」のように思えてしかたない。 あと、最後に言っておきたいのだが、ニコラス・ケイジが傷ついた日本人の少年に薬を与える場面がある。日本人と心通わせるほっとするようなシーンなのだが、しかし、実際にはこの戦闘で在留邦人に8千人という被害が出ており、戦闘の狭間で逃げ惑う民間人は家族で自決したり、母親がわが子を抱いて崖から飛び降りるような悲劇(バンザイクリフという観光名所になっている)に投げ込まれた。だから、あんなおだやかな状況であったはずがないのだ。「友情物語としていい作品」という批評もわかるけれど、それはそれとして、史実も忘れてもらいたくない気がする。私は戦争映画は好きだが、ミリタリーだけのファンでもない。だから良い点はあげられない。
おじさんゴジラファンさん 2点(2003-05-09 00:42:36)(良:1票)
170.みなさんの批評、かなり厳しいですね。わたしは、なかなか面白いと思いました。ちなみに、戦争映画は好きなジャンルではなく、映画館で2回「地獄の黙示録」(10点)を観た後、久しぶりに観た戦争映画が「ブラックホークダウン」(9点)でした。ニコラス・ケイジはあまり好きなタイプじゃないです。ジョン・ウーは「男たちの挽歌」(9点は大好き)ですが、それ以外はいまいち。この作品、最初の展開がだるいです。わたしは、反戦、反米感情がとても強いですが、日本人が火炎放射器で焼き殺されているのを見て、「日本人だから気分悪い。」とは少しも思いませんでした。子供の頃から、そういうドキュメンタリー映像を観たり、書籍は読んでいたので、事実を映像化しただけという風に思います。それよりも、日米ともに、ばたばたと人が死んでいく様が「戦争は嫌だな。」と感じさせ、戦争映画として正しいと思いました。ジョン・ウーの2丁拳銃で鳩が飛ぶような洒落た(?)シーンはなく、普通の戦争映画と思いました。音楽がいいわけじゃないし。でも、「カーボーイとインディアンが仲良くするとは、何か裏がある。」みたいな台詞があらわすストーリーは割といいと「思いました。戦争も醜いけれど、人種差別もみにくい。大嫌いです。人種差別が沢山ある米国は大嫌いです。でも、そんな人種の壁を越えた友情に、いかにものドラマとはいえ素直に感動できました。そんな友情物語の周辺で、理不尽に人が次から次へと死んでいき、これもお偉方の命令に従ったまでというのが悲しいです。悲しいですが、戦争映画らしくていいなと思いました。特に光るものはないけれど、十分、いい作品だと思いました。色々と考えさせられました。
ピータンさん 7点(2003-04-26 03:37:57)(良:1票)
169.数百年に一度生まれるかどうかの名作。こういう映画が日本で公開されるなんて素晴らしいねえ。戦争を経験したじいさんばあさん達には死んでもみせられない数百年に一度生まれるかどうかの名作。
aaaさん 0点(2003-04-18 17:42:49)(笑:1票)
168.良かったです(ニコラスケイジのファンだってのもあるだろうってのは自分でもわかってるんですが)。日本軍の(日本人の)描写は今まで見たハリウッド映画の中で一番マシ。JAPという言葉は聴いていて切ないというかフクザツというか気分良くは無いですが、日本人も「鬼畜米英」とかフツウに言ってましたしね、戦時中は。向こうもフツウにそういう発言してたでしょう。そういう意味で許容範囲。視点がアメリカなんで主人公達の行く末に気を取られて「早くやっつけなきゃ!!」って思う一方で相手は日本兵なんで、(しかもよく勉強した第二次世界大戦)ああ、簡単に死んでくこの人たちにも家族いるんだよな本当ならって考えたら、何だか気分が急下降(悪い意味ではなく)。日本人だから日本人を必要以上に悪く書いてるのは激怒ですけど、これは逆に相手が日本人だったからこそ痛かったって感じです(他の国の人が見たらホントにただのお涙頂戴になるかも)。結構ここのレビュでけちょんけちょんに言われてますし個人的にも突っ込みどころは満載だと思いますが、最後泣けました。映画ですから最終的にはやはり個人の好みでしょうか。俺は好きです。
佑。さん 9点(2002-10-03 06:32:47)(良:1票)
167.久々に見てつまらない・・というか腹が立った作品に巡り合いました。アメリカ中心主義とはまさにこれ。日本軍がとてつもなく野蛮に書かれています。見るんじゃなかった。最悪です。5,6人で見に行って、見終わった後、しらけムード満載でした。(汗)「ジャップをぶっ殺せ」だのといった言葉で喜ぶ日本人の観客っているの?配給会社ってどういう神経してんのいったい?金払って嫌な気分にさせられた映画はこれがはじめて。つか、ストーリーも単純すぎて、戦争という舞台をアクションにしただけのもの。ジョンウーってインディアンとか仏教使った儀式のシーン好きだねぇ(苦笑)つまんね~。金返せってかんじです。とにかくこれを日本に輸入する神経っていったい???
アイーンさん 0点(2002-09-08 17:40:13)(良:1票)
166.ジョン・ウーにアクションは撮れても、スペクタクルは撮れないことが判明。ましてや人間ドラマは無理。爆発をバックに吹き飛ばされる人のスローモーションの多用も、良く言えばジョン・ウーらしさ。が、悪く言えば馬鹿の一つ覚え。ニコラス・ケイジも「ザ・ロック」の時と見紛うばかり(唐突に日本語を喋る場面では隣の女が笑い出してた。やっぱりパチンコのCMで憶えたのでしょうか? 因みに日本軍の描写は「パール・ハーバー」の何倍もマシです)。とにかく登場人物の苦悩が全然伝わってこない映画でしたが、つまらなくは無かったので5点献上。
sayzinさん 5点(2002-07-27 17:22:40)(良:1票)
165.《ネタバレ》 まー、その、なんと言うか、ジョン・ウーに戦争映画を撮らしたのがそもそも間違いだったという事だけは判りました。ジョン・ウー印ともいうべき派手な爆発は嫌というぐらい見せられました、でもスローモーションは意外と控えめでしたね。そう言えばワンカットだけ彼の大好きな鳥のスローモーション飛翔もありましたね、もっともこれは定番の鳩じゃなくてカモメでしたが。戦闘シーンは意外と武器などの考証はしっかりしていた印象ですけど、日本軍が使っていた擲弾筒(米軍呼称ニー・モーター)の着弾・爆発シーンはいくら何でも派手すぎです、あれじゃまるで155ミリ榴弾ですよ。まるで虫けらのごくバッタバッタと殺されてゆく日本兵の姿は見るに堪えないものですが、まあ史実でもこんな感じだったみたいです。でも海兵隊もけっこう討取られているのでそこは耐えねばなりません。私はサイパンに渡航したことはないので推測ですが、あの島はガダルカナル島のような密林ジャングルの植生ではなく戦前から日本が統治していてけっこう開発されていたので、地勢的にはあんなもんじゃないですかね(ロケ地はハワイだったみたいです)。あとこの映画でほんとに鬱陶しかったのはニコジーの陰鬱な演技で、冒頭で部下を全滅させた負い目ずっと引きずっているで、途中からは完全に死亡フラグが立ちっぱなしでした。でもその負傷で聴力半減して平衡感覚までおかしくなっているのに、普通に動き回ってガンガン撃ちまくっているのはどういうもんでしょうかね。 この映画のプロットは考えてみれば『プライベート・ライアン』とは真逆なんですね。トム・ハンクスは自身や部下を犠牲にしてでもライアン一等兵を生還させるのが任務だったのに、ニコジーは敵に利用されそうになったらコードトーカーを殺すことが使命なんですから。でもこれは史実通りだったらしくて、米国という国家の有色人種に対する非情さには慄然とさせられます。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2023-04-07 23:20:08)
164.《ネタバレ》 これはね、戦争のそれも前線という狂気の現場に、体育祭レベルの友情テイストを持ち込むからオカシなことになってるんだよ。「二人には色々あったけど、ジョー君は足を怪我したベン君を背負ってゴールしました。先生は感動しました!」か。砲弾の衝撃や、負傷し死んでゆく兵士らをなまじリアルに描写するから、その現実感にそぐわないヘンテコ演出が目立つ。
「顔が日本人に似てるから」変装してたった二人で敵陣に乗り込む。そして無線を奪って大成功、って曲がりなりにも“反戦”の筋を通したいのならこんな驚天動地かつ荒唐無稽な脚本にしちゃいけません。捕虜田くんか。誰だ。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-10-07 00:37:23)
163.まあ、ストーリーその他は別に特筆することはありませんが戦争がイカンってことはよくわかりますね。日本兵が掃いて捨てるように殺されてますが出征の時はみんな千人針を持って涙で送り出されてきた人達ばかりなんですよねぇ…多くの大切な命がいとも簡単に失われる戦争…やっぱりいけません。
イサオマンさん [地上波(吹替)] 5点(2012-05-19 16:29:10)
162.《ネタバレ》 なんだかなぁ ナバホの言葉が暗号に使われてたというのは勉強になったけど 全体的な中途半端感がありますね(お金は相当掛ってるのは半端ないが)  途中で出てきた女の人は後半出番なし?  「ホリョダ」のシーンは  …あんまりでしょ  日本人の殺され方の描写はすごかった 戦争の悲惨さを訴えるとすれば 妥当な内容であったと解釈イタシマス
Kanameさん [DVD(字幕)] 3点(2011-06-06 07:07:07)
161.J・ウーのよさが消滅した駄作戦争映画。この人の演出は絶対集団戦には向かない。それ以前に脚本がどうしようもないわけだが。
j-hitchさん [DVD(字幕)] 3点(2010-08-20 14:51:13)
160.色々と「無い無いそれは無いわーw」という部分も有りますが、
トータル的に良かったと思います。
通信機を奪うために南米系の人を日本兵に見立てて捕虜の振りして、「イケル!!」って白人はマジ思ってんのか、と思うとかなり笑えますが、
この映画のテーマである国境を越えた友情は素直に胸を打ちました。
我がジャップはガンガン殺されますし、村?の設定も、なめてんのかと思うような感じで胸糞悪い所もありますが、
一番悪いのは戦争なんだ!本当にクタバレは戦争なんだ!というメッセージがしっかり描かれていた分、何故か感情移入してしまいましたね。
バニーボーイさん [DVD(字幕)] 6点(2009-10-11 20:04:17)
159.昨夜本当に何年かぶりで「フェイス・オフ」を観た流れでジョン・ウー作品の一覧を見ていて思い出しました。
一回観ただけだけど、つまらなかったです。ニコラス・ケイジはどの作品を観ても、パチンコのCMでさえもいつも全力だ。その必死の演技も救いにならないの。
ジョン・ウーはギャングVS警察、ギャング同士の派手なアクションが売りの娯楽作品じゃないとダメなのかも。
例えば「フェイス・オフ」の有り得ない設定は気になりません、しかし本作はどう説明していいのかわからないけど、その有り得ない強引な設定が気になるを通り越してシラけてしまうんです。
そしてアクションシーンもとうとう「バカの一つ覚え」と感じてしまったのでした。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2009-08-26 12:12:01)
158.ホリョダアー?その瞬間に撃たれますよほんと。
ととさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-05-04 02:31:44)
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【点数情報】

Review人数 177人
平均点数 4.69点
063.39%
163.39%
2179.60%
32614.69%
42614.69%
53218.08%
62514.12%
72212.43%
8116.21%
942.26%
1021.13%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.66点 Review3人
2 ストーリー評価 4.66点 Review6人
3 鑑賞後の後味 3.25点 Review4人
4 音楽評価 5.00点 Review4人
5 感泣評価 4.66点 Review3人
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