トレインスポッティングのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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トレインスポッティング

[トレインスポッティング]
Trainspotting
1996年上映時間:93分
平均点:6.83 / 10(Review 330人) (点数分布表示)
ドラマシリーズもの犯罪もの青春もの小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-01-26)【イニシャルK】さん
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監督ダニー・ボイル
キャストユアン・マクレガー(男優)レントン
ユエン・ブレムナー(男優)スパッド
ジョニー・リー・ミラー(男優)シック・ボーイ
ケヴィン・マクキッド(男優)トミー
ロバート・カーライル(男優)ベグビー
ケリー・マクドナルド(女優)ダイアン
ピーター・ミュラン(男優)スワニー修道院長
アーヴィン・ウェルシュ(男優)マイキー
ジェームズ・コスモ(男優)レントンの父
キース・アレン〔男優・1953年生〕(男優)麻薬ディーラー
シャーリー・ヘンダーソン(女優)ゲイル
ケヴィン・アレン[男優](男優)アンドレアス
ジョン・ホッジ(男優)(クレジットなし)
アンドリュー・マクドナルド〔製作〕(男優)(クレジットなし)
平田広明レントン(日本語吹き替え版)
篠原恵美ダイアン(日本語吹き替え版)
森川智之シック・ボーイ(日本語吹き替え版)
小形満スパッド(日本語吹き替え版)
檀臣幸ベグビー(日本語吹き替え版)
石塚運昇スワニー修道院長(日本語吹き替え版)
大川透マイキー(日本語吹き替え版)
中庸助レントンの父(日本語吹き替え版)
原作アーヴィン・ウェルシュ
脚本ジョン・ホッジ
作曲ヨハン・セバスチャン・バッハ"Hertzlich Tut Mich Verlangen"
挿入曲デヴィッド・ボウイ"Lust For Life" and "Nightclubbing"
ブライアン・イーノ"Deep Blue Day"
デボラ・ハリー"Atomic"
イギー・ポップ"Nightclubbing"
ルー・リード"Perfect Day"
撮影ブライアン・テュファーノ
製作アンドリュー・マクドナルド〔製作〕
配給アスミック・エース
パルコ
編集マサヒロ・ヒラクボ
字幕翻訳石田泰子
あらすじ
スコットランド。ヘロイン中毒のレントンはドラッグ断ちを決意。必死の麻薬治療を受けた彼は、ひと旗揚げようとロンドンで仕事を見つけ真っ当な生活を目指すが....。 イギーポップのナンバーに乗せて、一気走り出す軽快なオープニングから興奮!
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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330.《ネタバレ》 格好良く言えば「刹那的」、悪く言えば「単なるアホ」な若者たちの物語。息苦しい現実から逃避するためにドラッグに明け暮れる日々。彼らの主張は単純明快です。ヨボヨボの爺さんになって何になる。今のこの快楽に意味があるという理屈です。そういう人生観もアリだと思います。明日交通事故で死ぬかもしれないし。ただ、彼らは経験していない。想像の中の漠然とした不安をかき消したいだけ。酸いも甘いも噛み分けた人生の達人が辿り着いた結論とは訳が違います。だから揺れる。ブレブレです。禁ヤク生活を始めてみたり、諦めてみたり。無茶苦茶カッコ悪い。それは主人公自身が一番よく知っていることです。ただ彼は運が良かった。ヤク漬けの生活から足を洗えたことも、一度は就職できたことも。ほぼ奇跡といっていい。でも今までのツケが全部払えたわけじゃない。悪友に巻き込まれて、再びかつての生活に逆戻りかけます。そして最後の主人公の決断。この後味が絶妙でした。軽やかな音楽と相まって、まず先に来るのが爽快感。散々悪友にタカられた主人公の逆襲の一手は気持ちいい。希望もあります。彼は大金を元手に真っ当な人生を目指すという。清涼飲料水の如きノド越しの結末。だのに苦いものが舌に残る。多分アイツはまたドラッグに手を出すだろうなという確信があるから。象徴的なのは、主人公が単語を羅列するところ。ドラッグの名称、不動産屋の仕事、そしてこれから彼が目指す人生について。都合3回同じような言い回しの台詞が出てきます。つまり、ヤク中の時も、就職していても、大金を手にしても、彼は何も変わっていないということ。物語の大半ヤク中だった彼の未来が明るいとは思えない。更に観客も問いかけられます。世間一般で言う“好ましい人生”を表すワードたち。それを耳にして心がザワつきます。こいつらの生活は間違いなくクソだけど、自分の生活はクソじゃないのか。価値観を揺さぶられます。ストーリーは最悪。メッセージには棘がある。でも観客を魅了する技術は相当なものだと思う。こういう映画もキライじゃありません。
目隠シストさん [DVD(字幕)] 8点(2007-11-09 18:25:53)(良:3票)
329.これ見てよくわかった。やっぱ俺はストーリーテリングの妙とか派手な爆破映像とかを一番に映画に求めてるのであって、こういうオサレ系とか雰囲気系ってのに属する映画は好みじゃない。んじゃオサレ系が嫌いかって言えばそうでもなく、何らかの見所を見出すことができればその作品を評価するし、ツボにはまればけっこうな爆発力を有することも事実です。けどトレインスポッティングはそういう面白さを感じれなかったのが残念。クスリ漬けのグダグダ青年達のグダグダ生活を見せられても何も共感しませんわ。要は受け手の性格として、彼らの行動やスタイルの波に乗ってしまえるかどうかがキーなんでしょうけど、俺はダメだったな。それは多分俺がクスリってもんに無縁の生活を送っていて、かつクスリに対する一種の憧憬の様な感覚も抱いていないことが原因なんだと思います。当然それが多くの日本人にとっては普通なんだろうけど、クスリという文化を真っ向から否定するでもなく憧れるでもなく、ただ無関心に通り過ぎている自分にちょっとした歯痒さを覚えたんだよな。以前裁判の見学をしたことあるんだけど、被告の罪状は麻薬取締法違反。しかも再犯で、以前もクスリ絡みで半年ほど刑務所にブチ込まれてた人だったんですが、そりゃもう悲惨でしたよ。40過ぎのいい歳した男性がワッパはめられて泣きながら「今は反省している」とか言ってんだぜ。被告の両親も見に来てて「どうしてこんな風に育ってしまったんだろう」的な目で息子を凝視してるんですよ。そんな状況になるリスクを負ってまでクスリをやり続けるんだから、そりゃもうクスリの誘惑ってのは想像もつかないくらい強烈な世界だということだけは想像できます。以前の俺ならそんな凄まじい体験をしないまま人生を終えるのは勿体無いって感覚もちょっとは持ったはずなのに、この映画を見ても何も感じないなんて、俺の脳みそはいつの間にか凝り固まってきているのかも知れません。だから俺は考えをあらためました。50年後、もし自分の余命がわずかだと悟る機会があったらその時はクスリを求めて街に出ようと思います。一体どんな世界が待っているんだろう。今から楽しみだ。そして再びこの映画を見て10点をつける日が待ちどおしい。
コバ香具師さん 4点(2004-08-13 00:35:42)(良:3票)
328.皆さん、この映画を「スタイリッシュ」とか「おしゃれ」のキーワードでくくってるようですが、果たしてそうでしょうか?
ダニー・ボイル監督は単に「パンク」な映画を作りたかっただけなんじゃないですか?
この映画を指して「スタイリッシュ」だの「おしゃれ」だの言ってる方々って、映画配給会社の戦略にまんまと乗せられてるだけじゃあないかって思うんです。
要するにパンクは、スタイリッシュでもおしゃれでもないっつーことです。
プラネットさん [DVD(字幕)] 8点(2017-12-24 17:56:10)(良:1票)
327.《ネタバレ》 勢いのある映像と音楽。これを見て脳内麻薬が噴き出す人もいるのでしょうね。「trainspotting」は、電車が好きでたむろする人達。転じて、行くあて無くさまよう人達。ヘロイン中毒の暗喩でしょう。主人公の部屋の壁紙が電車だったのが暗示しています。というか一種のユーモア。ディスコで出会った女の子の部屋の壁紙はアンティ・ウォーホール風。ただ顔はモンローじゃなくて、その女の子の顔。これも一種の遊び心。ミゲルのシュートネタとか笑える。こういった小ネタが沢山ある。コメディに分類してもよさそう。うまいと思ったのは、麻薬中毒患者の視点から見た映像で、便器に入り込む場面、床と一緒に沈んでゆく場面、死んだ赤ん坊が天井を這う場面など。日常世界から突如シュールな場面に切り替わるので、強く印象に残るのだ。麻薬を賛美するような表現もあれば、辛く厳しい現実も描いている。一人は脳をやられて死に、一人は強盗で指名手配、父親の不明な赤ん坊は死に、その母親は半狂乱。それなりにバランスが取れている。主人公達は社会から疎外されていると感じており、刹那的な生き方しか出来ない。快楽を得るためのセックスと麻薬。金が必要なのでかっぱらいや強盗もやる。所詮は現実逃避。社会のクズだが、クズなりの生き方もある。主人公は比較的恵まれている。両親がいて、愛されているし、麻薬をやめるとき(意外にも)友達は応援してくれた。かわいい恋人も出来た。麻薬をやめ、不動産会社に勤め、仕事はうまくいっていた。が、ほんのちょっとしたことからまた逆戻り。守るべきものがなかったんですね。部屋は友達に占有され、生活環境は最悪に。最後は、麻薬密売で得たお金を持ってトンズラするわけですが、それで終るはずがない。麻薬に溺れるか、仲間に見つかるか、警察に見つかるか。いずれにせよ、ノーフューチャー、行くあてのない旅。それを見越してのエンディング。さほど暗さを感じさせないのは、彼らが愛されるべき若者としての一面を持つから。怒り狂って部屋を破壊していたベグビーは、やってきた警察に捕まったのかも知れませんね。スパッドは分け前もらったけど、すぐ使ちゃうでしょうね。結論は言わず、観客に想像させる。観客は目の前を通りすぎる電車をただ眺めているような映画。新鮮ですが好みではありません。注射が苦手なんで。それにしてもあの赤ん坊、あの環境で育っていたらどんな若者に成長したことか。
よしのぶさん [DVD(吹替)] 4点(2009-05-05 09:30:59)(良:1票)
326.この映画を違う物で表現するなら、犬のフンをオシャレな構図で写真におさめ、しぶいロゴとかいれて、めちゃかっこいーポスターにしてみましたって感じの映画かな。とにかく登場する奴らほとんどが、最低ヤロー。しかも、普通こういったジャンキーの映画ってどっかダラダラして悲壮感がただよってるんやけど、なんか元気で勢いがある。グズグズな奴らをかっこいい疾走感で見せるミスマッチ、なんでもありのそれでいてオシャレな演出、あのトイレなんて普通はありえへんからね。そういった今までにない感じが、俺は観てておもしろかった。おまけに麻薬やってる感覚なんかも観てる俺らに伝わる映像表現で一種のバーチャルジャンキー体験ができたりもする。ただ、どーしようもない彼らを、ちょっとよく見えたりするあたり、俺のダークな部分が浮き彫りにされた感じで、ダメ人間リトマス紙で試されたみたい。だからある意味、毒のある映画やね。ま、でも↓のROMYさんのおっしゃる通り、普通は観た後、何も残らないんやと思う。普通の平均的な日本人の感覚では、かっこよくても、共感はあんましないんちゃうかな。現実にジャンキーな生活おくりたいとは思わんしね。人それぞれやと思うけど。
なにわ君さん 7点(2004-07-13 10:23:58)(笑:1票)
325.思ったより汚くなくてよかった。…というのがいちばんの感想。全体的に曲もカッコいいしスタイリッシュによくまとまった映画だと思います。でもなんかそれだけなんだよな…。思ったより何も残らない映画でした。あ、あとロバート・カーライルがリトル・ストライカーの哀愁漂う元エースストライカーを演じていたときとは別人みたいでビックリした。キレっぷりがすごい迫力ですね。
ROMYさん 5点(2004-07-10 14:08:53)(良:1票)
324.汚いトイレ、汚い部屋、毎日同じシャツ、タバコの臭いと嫌いなものばかり出てくるので見終わったあと歪んだ顔がしばらく戻らなくて困った。薬物に肯定的な表現が多く賛成できないが、トリップ状態の幻覚ではなくて禁断症状に苦しむ主人公の幻覚の方だけを凝った映像で表現したのは正しい判断だと思う。やっと更正できたのに手に入れた麻薬の質を調べるためにまた以前のヤク漬けの状態に戻ってしまうが、これではこの映画の趣旨すらわからなくなる。仲間の中ではまだまともな考えを持っていると思われた主人公のレントンがなぜ金を1人で持ち逃げしてそこで終わるのか解からない。
WEB職人さん 3点(2004-04-11 15:41:12)(良:1票)
323.《ネタバレ》 取り立てて触れられることはあまりないけれど、イギリスというのは基本的に差別の国だ。先進国で、世界で指折りの発達した国でありながらもやはり、根深い階級制度が社会の根底にある国なのだ。現在でも。極端に言ってしまうと、労働者階級の子供は労働者階級。ペンキ屋の子供はペンキ屋。そこから抜け出すにはよっぽどサッカーが上手くないとな、というような。そういう社会的閉塞感を若者たちはよく理解っている。いつの時代もそういう空気を1番敏感に感じ取るのは若者たちだ。社会を内包するこの閉塞感から抜け出したくても出来ないことを予め達観し、慢性的な諦念を抱いてしまっている。この映画は、そんな若者の諦観を見事に描いた秀作だと思う。へろへろで、めちゃめちゃな、陽気で悲惨な青春。《いつかは何とかしなくちゃな、でも多分10年後もこのまま》的に。ラスト、閉塞性の中でのそれなりの精一杯の選択。しかし観客が感じとるのはノー・フューチャー。この映画が日本の若者に受けたというのは、イギリス社会のそんな閉塞感と、日本のそれがシンクロしたからではないかと思う。何にせよ、「ありえねーよ!」的どんでん返しハッピーエンドを得意とするアメリカ映画のような欺瞞性は感じない。そういうところは実にイギリス映画らしい。人生の辛酸を訳の分からない欺瞞とごまかしのオブラートで包まず、直接的に真摯にありのままに描いている。人生なんてこんなもん、人生なんてクソまみれさ、と。
ひのとさん 9点(2003-12-25 22:20:41)(良:1票)
322.この映画を観るたびにある親友を思い出す。いや,親友のことを考えるたびにこの映画を思い出す…(別にヤク中ではないけど)。そんな親友も,社会人生活を2年半も耐えている。本気ですごいことだと思う(全然レビューになっていない)。
ロウルさん 7点(2003-11-18 20:16:27)(良:1票)
321.まだ私が10代だったころ仲間内にいた奴。いつもラリッてててうざい奴で、そいつとの約束なんてみんな無視してた。金は貸したら返さないし、人の女にゃすぐ手を出す。あんなやつと付き合わなきゃいいじゃん。なんて声はたくさんあったのに誰も友達やめなかった。「しょうがないよな、友達だもん。」理由はそれだけ。そんなしょうもないけど友達だった奴のことを思い出してしまいました。この作品では媒介がヤクだったというだけで、こういう奴らは案外たくさんいるのでは。こういう刹那的友情は裏切ってなんぼのものでしょう。それさえも「選び取る」事のひとつだし。音楽性、ファッション性とかっこいいところはたくさんありますがそれだけじゃない。リアリスティックなこのキャラクター達こそ本当の魅力。
彩犬さん 10点(2003-11-06 03:25:05)(良:1票)
320.この映画が好きと軽々しく言うと顰蹙を買うかもしれないけれど、でも好きです。但し、この映画を私なりに的確に評しようとすると、難しいなあ。時代の閉塞感にフィットした、「旬」を感じる作品だったと思うので、あっという間に色あせた感は、残念ながらあるし。時折ミュージック・クリップ的に使用される冒頭シーンをチラッと見ると、そんな気がします。ただ、見直そうにも、二度目が見られない。あのシーンで、自分も吸い込まれていきそうで。コワイよおー。<追記:これを観てクスリを始めた若者も多いのではないか、という批判も知っています。もしほんとにそうであったら、とても残念。「現実」というものの救いようのなさ・・だけどそんな中でも我々はどうして生き続けていくんだろう・・映画を教訓にするかしないかは自由ですけれど、でもね、そういうことを考える映画であってほしい、強くそう思います。とはいえ、それとは別にこの映画は「切な・カッコいい」のも事実。冷静に受け止めてほしいです。まあたいていの人はそうだろうと思うので、こういうのをロウバ心というんでしょうけど。>
おばちゃんさん 9点(2003-07-10 22:33:07)(良:1票)
319.《ネタバレ》 ~Trainspotting~鉄道マニア(Trainspotter)が自分が観察した車両を記録すること≒些細なことに夢中になること≒ドラッグだけでなく女、007、サッカー、ケンカなんかも。またスコットランドではドラッガーが廃鉄道基地を溜まり場にしていたことから付いた隠語。

'90年代当時“クール・ブリタニア”ってムーブメントがあって、古くてカビ臭いイメージのイギリスから、若くて才能ある人々が台頭して、クールなイギリスを世界にアピールしてきた。ブレアは若干43歳で首相になり、オアシスやブラーがブリット・ポップとして音楽業界を席巻。映画界ではドラッグと向き合ったこのトレイン・スポッティングが、不活性な映画業界を引っ張った。
余談の余談だけど、このムーブメントに影響を受けたクール・ジャパンに足りなかったものって、客観的な視点と正しい自虐感だと思った。

快楽のためには座薬ドラッグをケツに入れて、汚い便所に手を突っ込む。社会に出ないでダラダラ・ズブズブとドラッグにハマるレントンを、ブリット・ポップに乗せて、奇妙な友人たちと共に描いている。ドラッグの禁断症状シーンの表現がまた素晴らしいんだ。どう考えても汚らしく格好悪いこんな所まで、スタイリッシュに描けるセンス。

仲間内ではマトモだったトミーは(セックスを自撮りする時点でマトモではないが)ドラッグにハマり、猫のバイ菌で死ぬ。カッコイイ大人の女ダイアンが、まだ学生だった制服姿のショック。育児放棄の犠牲になる赤ちゃんなんて、誰の子か解らないグチャグチャな状況。
レントンはドラッグを断って真面目に働く矢先、悪友に付きまとわれてドラッグの取引に手を染める。最後はその金を独り占めして悪友との縁を断つ。これで良いのか解らない結末。でもあくまで明るく、辛くても楽しげに、その日その場を生きる若者たち。イギリスが内側から壊れていく様子を、自虐的とも開き直りとも取れる魅せ方で表現したところがこの映画の格好良さだと思う。

初見時は私も20代前半だったか。あぁもっと若い時に、多感な時期にレビューしたかったな。この映画を初めて観た、あの当時の衝撃ときたら…手近にドラッグとかがなくて、本当に良かったと思う。
K&Kさん [ビデオ(字幕)] 7点(2021-10-28 12:37:38)
318.《ネタバレ》 ドラッグものはあんまり見ないがタイトルは知ってたので初鑑賞。
中弛みをさして感じないまま最後まで突っ走るのは良かった。
面白いかと言われても困るが、好きかと言われれば即答で好きだと答えられる、そんな映画。
あぁこれが中毒なのか。
禁断症状の表現は良かったし、ダイアンは可愛かった(特に制服)。
犯罪だって良いじゃない純愛なんだもの。
悲喜こもごもさん [インターネット(字幕)] 7点(2021-07-03 01:13:01)
317.ユアン・マクレガーの魅力と、若者の勢いが感じられる映画。冒頭のセリフが印象的。全編通して音楽が良かった。
たけたんさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2019-10-21 21:45:31)
316.ドラッグ中毒モノとしてなら「レクイエム・フォー・ドリーム」の方がずっとインパクトはある。でもこの堕落したどうしようもない雰囲気は嫌いじゃない。ストーリーは全然記憶に残らないけど。
nojiさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-04-08 21:47:26)
315.これはヘロインの宣伝映画か?
つまらなくは無いがストーリー性は皆無。
始まりから終わりまで腐った怠惰生活を見せられヘロイン同様まるで幻覚の中にいるようだ。むしろ誘発されているような不思議な感覚。
この映画が好きな人はこれもまた一種の中毒だね。
mighty guardさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-02-27 00:44:01)
314.なんか雰囲気だけの作品だなって感じでした。
へまちさん [インターネット(字幕)] 4点(2018-02-19 22:02:57)
313.何となく「時計じかけのオレンジ」を意識したのかな?という世界観(雰囲気)を感じました。面白くないしスタイリッシュとも感じませんでしたが、不思議なことに最後まで完走してしまいました。
なぜパート2が出来たのか理解に苦しみますが、一定数のファンがいるということでしょう。好きな方、、どうぞご自由にといった感じ。ただ、途中の麻薬中毒を脱する時の映像表現は素晴らしいと思いました。
アラジン2014さん [インターネット(字幕)] 3点(2017-10-10 16:10:17)
312.《ネタバレ》 スタイリッシュとかオシャレとかそういう類の作品になるのでしょう。映画をファッションとして捉えたとすれば評価も良いのかもしれません。が、個人的には映画はファッションではないと思ってますので、淡々とした物語の作品という感じです。
いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-09-27 00:42:40)
311.《ネタバレ》 うーーーん、、、あんましこういうのは好きじゃないな~。出てくる奴出てくる奴全部クズ人間ばっかりで誰一人共感できんし。更生するって全然してないし。これがスタイリッシュか~~~?ただただ汚らしいだけや。若きユアン・マクレガーが観れるということに2点
Kanameさん [インターネット(字幕)] 2点(2017-04-15 12:25:13)
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【点数情報】

Review人数 330人
平均点数 6.83点
000.00%
141.21%
241.21%
3164.85%
4298.79%
5319.39%
64714.24%
76319.09%
86419.39%
93310.00%
103911.82%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.07点 Review13人
2 ストーリー評価 5.45点 Review20人
3 鑑賞後の後味 6.57点 Review21人
4 音楽評価 8.65点 Review26人
5 感泣評価 2.75点 Review12人
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【アカデミー賞 情報】

1996年 69回
脚色賞ジョン・ホッジ候補(ノミネート) 

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