3.《ネタバレ》 この作品はロードムービーであり音楽ものでもあるんだけど、何よりもジェシカタンディのための作品であるように思えた。病を患いながらも活発な演技を見せる彼女の姿に感動さえ覚える。実の夫であるヒュームクローニンとのラブストーリーには見てるこっちも照れてしまうが何とも微笑ましく素敵だ。
ストーリーとしては年の差はあるが2人の似たような女性が互いにシンパシーを感じ心が解れていく様子が淑やかに描かれている。カミーラが打ち明けた時、全く動じず「今が大事なの」と励ましたフリーダには胸が熱くなりました。最後の止まっていた過去を取り戻したところも息子の粋な演出もあって良かったです。