2.《ネタバレ》 また借りてしまったマシュー・モディーン出演作・・
若い・・しかしメル・ギブソンも若い!
実は私はアクションスターが苦手でして、
メル・ギブソンも初めて見たのです。
濃い・・です。若いんですけれど、ファンは多いんだろうなぁ・・
ごく薄マシューとごく濃メルが兄弟役とは(違和感)
メル・ギブソンも見方によったら好きなバンデラス(あの方はラテンだから平気)似。
でもやっぱり合わなかったなぁ・・
俳優で選んではいけない(爆)と考え方を変え、
お相手のダイアン・キートンを見れば・・
この人ゴッド・ファーザーのパチーノの嫁でした。
熟年恋愛ものや不倫ものが特に苦手な私にとって、
正当には観られない映画となってしまいました。
特にマシューとダイアンが並ぶと親子に見えてしまう・・
想定年齢は35歳・・には見えない。
よく似たタイプでミシェル・ファイファーだったらどうなんだろう。
ちなみに兄弟のふたりは25歳ですが・・メル・ギブソンは25には見えない。
恋愛ものはストーリー以上に配役で選ぶので難しい。
前に見たジョディ・フォスターとリチャード・ギアの映画は、
ふたりとも大好きなのにまったく違和感があった。
いや、難しいから避けてるジャンルでもあります。
そしてこの作品はというと脱獄の手助けをする所長の妻とメル兄が、
恋に落ち弟マシューと3人で逃亡するお話なんですが、
なんと実話なのです。
脱獄するまでがまどろっこしくていらいらしましたし、
どうしてもこの女性に共感も何も感じられませんでした。
いくら無実の罪で投獄されていた兄弟のためとはいえ、
兄を好きになってしまったとはいえ・・
その無実という事実は語られるだけでサスペンス的な面白さはない。
こういうのをメロドラマというんでしょう。
メロドラマを観ないのはいらいらして周りの迷惑とか感じて苦手。
現実的に見てしまうので違和感があるのです。
本人たちだけ不幸の主人公みたいで好きではないなぁ・・
これが歴史上の人物の話とかかなり魅力のある組み合わせでもない限り・・
後半脱獄してからはロード・ムービーのように都合よくいい人ばかりに恵まれ、
ある種の逃亡劇=冒険ものみたいで楽しめるし、
「俺たちに明日はない」のようなそれからのシチュエーションはよく出来ていた。