4.深夜にやっていたものを視聴。
あまりの面白さにレビュー投稿をしようと思うも、ここに登録されておらず、登録要望を初めて必死に書いたものを、誰かに先を越されていて苦労を水の泡にされた、私にとっては微妙なエピソードのある作品。
■■■序盤10分ほどは主要負け犬三人組がいかに負け犬であるかの特に面白くない展開で、視聴を断念しようかと思ったが、ある出来事をを境に面白さが一転。
そこからはもはやこの映画の虜。
主要三人組のどこか間抜けな雰囲気や、テンポのいい会話が面白い。
何よりこの映画を見ていない人に伝えたいのは後半の見せ場である、20分ほどの画面から目を離せない緊張感。
そのシーンが終わったときは、目が疲れ肩はこり、20分間息を殺していたので、呼吸が荒くなっている自分に驚いた。
もうそのシーンでは誰かがミスをしたときも、普段から感情移入をほとんどしない私も「あちゃー何やってんだよ!気付かれるなよぉ」と我が身のように焦ってしまっていた。
ここまでの緊張感は近年他の映画では久しく味わっておらずとても新鮮だった。
さらに、今までの展開を覆さないにもかかわらず、とても驚きのあるオチはよく出来ていて、それがその三人のその後にも綺麗に繋がっているもので、これには一発屋のシャラマン監督もびっくりなんじゃないかと思う。
劇場公開されなかった映画のようだが、とても面白く、是非是非是非見て欲しい作品。
psこの映画の投稿第一番になれたこともちょっとうれしい。