1245.《ネタバレ》 これが映画史上最高傑作だなんて過大評価もいいところですし、こんな展開リアリティがないじゃないか、結局勝ち組のエリート銀行員が刑務所の負け組の中で上手くやったってだけじゃないか、と正直いろいろ文句も言いたくなります。一番の欠点は劇中での時間経過がほとんど感じられないところですね。とてもじゃないですが20年間ものスパンの物語には見えません。それでも細かい瑕瑾を無視してでも突っ切る終盤のカタルシスは確かに他の映画ではなかなか味わえないものだと思います。たぶんそれはアンディとレッドのみが救われるというだけでなく報われることのなかった他の囚人たちの分の人生をアンディとレッドが代わりに背負うような作りになっているからですね。初めは個々のエピソードがバラバラにしか思えなかったのに、それらが全部クライマックスで回収されていくところが気持ちいいんですよね。まあそれでも所詮内容は勧善懲悪でしかないのでそれほど深みはないのですが、エンターテインメントとしては上出来でしょう。冒頭の刑務所の空撮はおっと思いました、この頃は普通のドラマ映画にCGが使われることもないから全部本物を撮影してるんだなあという感動もあります。 |
【Yoshi】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2023-03-13 00:17:08) |
1243.何度目かの鑑賞。何度観ても感動する。マイベスト映画。 【こたろう】さん [インターネット(字幕)] 10点(2023-02-08 07:10:02) (良:1票) |
1242.ためらうことなく、人に勧める映画の一つです。 練って練って練りつくされた脚本と無駄のないプロット。 何度も観ています。 どんなに好きな映画も、何度か見ていると不満(ひっかかる部分)が出てくるものですが、これはまったくありません。 ラストの清々しさがたまらない。見なきゃ損。 ※ここで知って見たはじめての映画がこれなんです。以来ここの評価を頼りにしています。 【めたもん】さん [DVD(字幕)] 10点(2022-09-08 08:22:03) |
1241.《ネタバレ》 最初に見たときは、ナレーションがしつこいとかところどころやたら都合が良いとかいう点が気になっていました。しかし、この映画ってキリスト作品なんだな、と分かってからは、気にならなくなりました。レッドは福音者の立場なのですから、語り続けないといけないのですね。また、理不尽な目に遭わされ続けながら最後に理想郷に到達するアンディは、神の子だというわけです。●と思っていたのですが、さらに再見して、もしかしてアンディってイエスではなく、むしろユダの隠喩では?と思うようになりました。冒頭で所長は自身が神の使いであるかのごとき宣言をし、所長室にも聖書の言葉を飾っていますが、主人公は(中身や行動は悪徳とはいえ)その所長に報復し、聖書をくり抜いて脱獄用具も隠しています。屋上のシーンは、囚人の数は12人であり、それに含まれるアンディはイエスではありえません。そしてアンディは会計が職業ですが、ユダは12使徒の中で金入れを預かる会計担当でした。●そして、そんなこととは別次元で、作品を美しくまとめているのが撮影と美術の腕であり、特に、役者の表情や人物配置や全体光景まできっちり撮りきっているカメラの技術は特筆すべきといえます。また、何気ないシーンでのエキストラの動きが美しく、そこだけでぞくぞくします。 【Olias】さん [映画館(字幕)] 7点(2022-08-07 15:47:19) (良:2票)(笑:1票) |
1240.期待値が大きかったせいか、評判ほどではなかった。 長いのが気になった。最後の方はもっとカットしてほしい。 【ほとはら】さん [DVD(吹替)] 5点(2022-03-21 16:27:33) |
1239.《ネタバレ》 魂の熱い友人(恋愛体質)がオススメしてくれた映画でした、僕の中では掘り出し物的な面白さでした。 スティーブンキングの作品は、すっぽりと何かが抜け落ちてる所があるんだけど、本作は不思議と気にならない。 当時のみんなのシネマレビューでは、1位だったけどいつの間にか3位になってますね。 最近になって投稿数がぶっちぎり1位と知って驚いています。。。僕の様に口コミで観たんですかね? 【ないとれいん】さん [DVD(字幕)] 9点(2021-06-15 17:10:32) |
1238.《ネタバレ》 刑務所の話だけどものすごく爽やかな映画だった。三時間という長さも感じない。 何だろう、綺麗な空が記憶に残っている。刑務所の映画なのに爽やかな印象が強く、暗さがない。 【ブリーバンデカンプ】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-03-07 08:46:28) |
1237.《ネタバレ》 ~The Shawshank Redemption~『ショーシャンク(刑務所)の債務返済』で良いだろう。銀行員のアンディはショーシャンクでやるだけのことをやったんだから。 ジメジメした雰囲気、雑な扱い、怖い刑務官、もっと怖い囚人たち、泣き出す新人…ここが丁寧に描かれているから、アンディと一緒に投獄され、刑務所生活に慣れていく感が味わえる。 食堂での談話、運び屋への依頼、シスターとの戦い…囚人生活を一つ一つクリアしていき、勇気を出してハドリーへの脱税の提案。喉を通るビールの美味さが伝わって来る。 映画を通して刑務所の生活が染み込むから、出所したブルックスの孤独がとても良く理解できて、人が求める自由って何だろうなと考えさせられる。 希望が消えた刑務所生活から、突然アンディが消える展開も見事。脱獄なんて考えがあったとは思わなかったから、何ともスカッとさせられる。 ダラボン監督は原作のラストにひと手間加えるのが好きなのかな?原作『刑務所のリタ・ヘイワーズ』では、最後レッドがアンディに会う為に旅立ち、目的地に着くところで終わる。実際アンディはいるのか?自分自身これからどんな生活が待っているのか?そんな希望やワクワク感に満ちた終わり方だった。 一方映画では再会までが描かれる。好き好きなんだけど、私は原作の終わり方が好きかも。 【K&K】さん [映画館(字幕)] 9点(2021-02-13 21:25:27) (良:1票) |
1236.《ネタバレ》 久しぶりに良い映画を見せてもらいました。暖かみがあり、感動的な氣持ちです。 いや、内容は誤認逮捕で刑務所送りになった男が、非人道的な扱いを受け、またそれを見せられた19年間の顛末なんです。 そんな題材の映画のどこが良くて暖かいかというとこの映画、終始鑑賞者の心に語り続けているんです。ゆっくり、穏やかに。 刑務所が舞台とくれば当然イジメも、事故に偽装したリンチ殺人もあるんですが、それらさえ不思議なほど自然に鑑賞者の心に入ってくる。でもこの映画は観る側に強制しないんですよ。恐怖も嫌悪感も、それに感動も。描いているものが現実から遊離していない、誰にでも起こるかも知れない出来事だからか。それにおそらく、登場人物みんなが自分の役割を理解してたり悟ったりした様子が描かれているからか。 暴力や爆発で恐怖を、願望や祈りで涙を、登場人物の絶叫でそれら両方を観客に強要してくる映画が乱発する昨今で、昔ながらの味の良さを嚙み締めさせてもらいました。主人公の教養と潔白さが親友を作り、知識と忍耐が権力を笠に着た卑劣な奴らを奈落に叩き落す逆転劇は痛快でした。残された囚人たちと一緒に私も喝采しました(笑)。極上の救済も待っているし。 モーガンフリーマンさんは【良き理解者】の役が多いのが頷ける名優ぶりです。 【役者の魂】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-01-23 21:14:34) |
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1235.《ネタバレ》 無実の罪で刑務所に服役させられたエリート銀行家が刑務所内で己の才覚で様々な改革をし、最後は脱獄をして、別人として生きるというある意味ファンタジー的な映画。映画の肝は刑務所内での人間関係と様々な事件。ストーリはよく練られており、エンターテイメント作品としては申し分ないとは思う。ただやはり脱獄とレッドとの最後の再会が都合よすぎて減点2。まずアンディが汚水管をくぐって脱獄したのに翌日はスーツを着て別人然としていられるのがおかしい。また仮釈放中のレッドが簡単に国境を越えられるのもおかしい。この2点の傷以外はエンディングも含めてケチの付ける点はない。グリーンマイルよりはこっちの方が個人的には好き。 【エリア加算】さん [地上波(字幕)] 7点(2020-12-29 23:03:17) |
1234.《ネタバレ》 ラストシーンは清々しく心地よい。しかしながら主人公は無実を晴らしたわけではなく、真犯人に罰も与えられていない。結局無実の罪で一生逃げ続けなくてはならないのか。塀の中で過ごした時間は取り返しがつかない。その辺りが個人的には腑に落ちない。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-31 21:05:47) |
1233.ラストシーンの爽快感は一級品。 観る人を引き込む展開と、感動的な物語。 この映画を越える映画はおろか、 この映画に並ぶ映画にすら未だに出会っていない。 数ある映画の中から1つだけ選ぶとしたら、 迷うことなくこの映画を選ぶだろう。 [2019/12/27]追記【午前十時の映画祭10】にて。 この映画をスクリーンで観ることが出来る日がくるとは…感無量! 何度見ても、文句の付けどころが見当たらない。100点満点の作品。 人に生きる「希望」を与えてくれる素晴らしい作品。墓場まで持っていきたい。 【愛野弾丸】さん [DVD(字幕)] 10点(2019-12-27 15:17:57) (良:2票) |
1232.《ネタバレ》 人生は時として悲劇的で、醜く、哀れなものに為り得る。だがそれでも、人生には常に希望があり、そして必ず美しいのだ、という映画。ラストシーンに全てが凝縮されているように思う。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(字幕)] 9点(2019-11-21 21:24:47) |
1231.《ネタバレ》 いや、いい映画でした。 このレビューでの、評価の高さが理解できました。 暗く重苦しいストーリーが続きますが、最後の最後、一気に喜びに変わりましたね。 やはり、ラストシーンはスッキリした終わり方が個人的に好みです。 架空の人物の口座を作り、囚人の労務費をピンハネするなど私利私欲に走る所長 その所長と結託し、主人公の無実の証拠を握る囚人を殺害する看守 無実の罪で投獄され、幾度も懲罰を受け、心が折れそうに見えた主人公でした。 しかし、彼の心には、まだ希望の光があった。 脱獄し、所長の不正を暴くことだけが、彼の生きるための糧になっていたのでしょう。 なぜ、主人公の妻は浮気に走ったのか‥‥その理由付けがハッキリしなかったことと、真犯人に罰を与えられなかったのが残念でした。 それにしても、モーガン・フリーマンはいいですね。 「セブン」での渋い刑事、「最高の人生の見つけ方」の人生に疲れた老人、「ディープ・インパクト」での威厳高き大統領、そして本作の服役囚役まで、彼の幅広く安定した演技は観る者の心を掴みます。 【TerenParen】さん [インターネット(字幕)] 9点(2019-09-15 10:30:03) |
1230.《ネタバレ》 住めば都、だなんて易しい言葉ではなく、 まさに住んでしまうと出られなくなる、 監獄というのはそういう場所。 エリートから一転、「無実の罪」で投獄されたデュフレーン。 長年の監獄暮らしによって、監獄の外の社会が怖いと感じる周囲の人々を目の当たりにしながら、 それでもまっすぐ、自分を保って獄中生活を続ける。 なんといっても描かれる人間の多様性と、「ここにいる奴らはみんな無実さ」というセリフのどことない滑稽さ、 社会に復帰して自死を選ぶという悲しさがある中で、 20年間希望をもって穴を掘り続けたデュフレーンの生き様はグッとくる。 そして友人というたった一つのの希望を与え、ブルックスとは違うシャバになったレッドとの再会。 この映画を見た後、空の青さ、木々の緑が濃く見える。 【元祖】さん [インターネット(字幕)] 9点(2019-03-03 09:17:50) |
1229.《ネタバレ》 人生に希望をくれる名作。最期のシーンは何度見ても感泣もの。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 10点(2019-01-10 21:13:29) |
1228.《ネタバレ》 かなり前に一度観ましたが、会社で勧められ改めて観賞。 そこまでに至る伏線は、???的な部分はあったにせよ、ラストは葛藤の末生きることを選んだモーガン・フリーマン演じるレッドに少しウルウル。 自分がこの映画を勧められた理由をよく考えてみましたが、キーワードは「希望とリーダーシップ」なのかなと。 無実の罪で投獄され劣悪な環境に置かれながらも、そこで状況を変えるべく自ら様々なことに取り組み、周りに希望を与えて味方に付けていく行動力、望むものを手に入れるために必要なしたたかさ、そういうものを学べということだったのかなと解釈しました。 それにしても主演の二人は深みのある渋い演技で惚れ惚れします。 見直して良かったです。 【きーやん】さん [DVD(字幕)] 8点(2019-01-06 04:16:03) |
1227.《ネタバレ》 超高評価が全く理解できない映画でした。この主人公は元から「頭脳明晰で、体力も忍耐力も備わった特別な人」です。冤罪がなければ超エリートだったわけで、そんな高レベルの人間が正しい手順で努力し、そしてその結果、さらに柵ボタ形式で素晴らしい結果がやってきたという超ラッキーな寓話です。(ま、ラッキーだとはいえない時間が長すぎますが) 正直、ご都合主義が過ぎるという印象しか残りませんでした。そもそも主人公はコレで自分の人生に納得したんでしょうかね?冤罪なのに脱獄するのが正義だったのか?プリズンブレイクと同じようにしか見えません。。真面目な話、そんなに良いですかね、この映画?? 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 2点(2018-11-15 18:09:39) (良:1票) |
1226.《ネタバレ》 言わすと知れた名作。ラストの爽快感は忘れられません。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 10点(2018-04-30 09:59:04) |