1.《ネタバレ》 シネマヴェーラ渋谷にて、生活弁つき上映で鑑賞しました。
若き頃の原節子出ている、というのがちょっとしたプレミアですが、ほんとチョイ役でした。
でも可愛らしかったですね。
本作は、北方の地で蟹漁を営む会社の、数奇な運命をリアルに追っていきます。
経営者はとても正義感が強い人物なのですが、これがあまりに堅物。
正義感が強いのはいいが、ここまで融通がきかないと、経営者としては失格ですね。
結果として、会社は倒産しましたし。
周りも始めは猛反対していたのに、何故だか経営者のヒューマニズムに巻き込まれ、一緒に倒産。
こりゃダメだ。
都合がよすぎる。
お誂え向きのストーリー展開は、少し嫌気がさした。